選ばれたのはケモナーでした

竹端景

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第六章 ケモナーと水のクランと風の宮

真夜中の侵入者

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 布団に潜り込んでくるまで気づかなかったとは…戦闘関係のスキルがないのはこういうときに困るな。
 とりあえず、今は目の前の問題を解決するのが先だ。俺に頭を掴まれ水揚げされたばかりの魚のように跳ねている小人。何だ、こいつ。

「ちょっ!待つっす!なんで指がないのに!つかめっ!いたっ!いたたたっす!」

 騒がしい。うるさかったら、ケルンが起きるだろうが。
 第一、俺だってわかんねぇよ。なんで指がないのに掴めてるのかってのはな。
 それよりもだ。

「誰、お前?何?あ?」

 不審者にはきちんとした言葉で聞く必要もない。単語で問いただす。
 寝起きでいつもより声が低く、そこまで思考加速はできていないが、夜中に寝室にくるやつなんて、例え小人でも敵としか思えない。

 小人っていっているが、それも正しいのかはわからない。俺の知らない種族かもしれないからな。
 この世界、モフーナを作ったのは棒神様だから、小人とかいても不思議ではないだろう。妖精っていう存在がいるみたいだから、もしかしたら、妖精かもしれない。

 でも、そんなことはどうでもいい。こいつは俺たちが寝ている部屋に無断で入ってきたってことだ。寮のこの鍵をしている部屋に、ミルデイに気づかれずにだ。
 いたずら好きという妖精の知識もあるが、こいつがいたずらで入ったのかはわからない。

 あの誘拐犯たちの関係者か?まさかケルンをどうにかしようとか考えてたらこのまま潰す。若干、パワーアップした今の俺なら小人の頭ぐらいなら潰せると思う。

「潰さないでっす!誘拐犯の関係者じゃないっす!どうにもしないっすよ!」
「そんなのわか…おい。なんで俺の考えがわかるんだ?」

 俺が潰そうとしたから助けを求めるのはわかる。だが、誘拐犯の関係者とは口にしていない。
 俺の考えがわかるなんて、ケルンか棒神様ぐらいのもんだぞ?

「自分もわかるっすよ!もぅ!ひどいっす!…でも乱暴にされて自分、かなりびびってきたっす!もっとしてっす!激しく!狂おしく!さぁ、来るっす!」
「ドMかよ」

 ぞっとして手を離せば、痛みからなのかなんなのか、鼻息を荒くしている。

 別の意味で身の危険を感じる。本当に、なんだよこいつ。

 改めて侵入者の小人を観察する。
 緑髪の小人は正直なところ恐ろしくきれいな顔をしている。あり得ないことなんだが…母様クラスとはな…少年かと見間違う短髪ではあるが、顔は女性だ。
 かなりの美人なんだが、行動で残念さが際立っている。

「美人だなんて、照れるっすー」
「で?お前なんだよ?」

 くねくねしているのはスルーだ。こういうのを相手にすると疲れる。
 それにしても、読まれてるってのはめんどうだな…俺はケルンの考えしかわからないってのに。

 いや…いるというかあるな…人の考えを読めるなんて…まさかな。

「ほら、もうわかってるっすよね?それとも本当にわからないっすか?」
「わかんねぇ…ことはないけど…まさかっていうか…信じれないというか…」

 人ではないけど、考えを読んで行動している物なら思い浮かぶ。
 机の上に掃除して置きっぱなしにしているあれだ。ケルンが使っている杖。
 あれは俺の考えを読んで動いていた。元々呪われた樹だったからそんなことも可能なんだろうと思っていた。

「誰が呪われた樹っすか!ひどいっす!乙女として傷ついたっす!」
「乙女…」

 見た目は乙女なんだが、ドM。全裸だけど俺みたくつんつる。それで乙女?
 今も軽く罵ったことを考えれば鼻息を荒くしているのに?考えるのをやめよう。襲われそうだ。

「とするなら…樹木…いや、どっちかというと杖の精霊様…ってとこか?」

 自然精霊というよりは、人工精霊ってやつなのだろうか?
 樹木や石なんかに精霊様が宿っていたり、長い年月をかけ家や剣といった物に宿る人工精霊という二つがある。元々精霊様が宿っていた樹木なんかを加工すればそのまま精霊様は加工品に宿ることがある。
 この世界ではどうかは知らないが、俺の知識の中にはそうあるのだ。

「んー…どうなんすかね?」
「いや、聞くなよ。ってか、違うのかよ?」

 俺の推測に微妙な顔をしている。精霊様じゃないっていうのか?

「いや…あのっすね…自分が何だったかっていうのは、うっかり寝過ごして忘れちゃったす!でも覚えてるのはご主人と未来の旦那様が迎えにくるってことっす!だから、聞けばわかると思ったっす!」

 自分が何だったかを忘れるとかポンコツかよ。
 ってか、聞き捨てならない単語が聞こえたような気がする。
 すり寄ってくる体を遠ざけて首をかしげる。

「旦那?」
「んもぅ!エフデのことっすよ!」
「無理」

 痴女はちょっと遠慮したい。美人なんだけどな。痴女とか無理。

「痴女じゃないっす!美人だけでいいっすよ!」
「いや、旦那とかってさ…それ、誰がいったんだよ…」
「ボージィン様っす!」
「棒神様が?」

 棒神様がこいつにいったっていうのか?いつの話だ?魂を送ったあとのことなら…三十年ぐらい前の話になるけど。

「あんまり覚えてないっすけど、そういわれたっす!」

 自信満々の笑顔でいってきて、俺に抱きついて、顔である丸の部分を思いっきりキスされる。

「ふんっ!」
「あぎゃ!」

 痴女られたから右ストレートで吹き飛ばす。あとで拭こう。
 ってか棒神様、何を勝手に決めてるんですか?訴えたいんですけど?

「いたた…愛が痛いっす…でも、感じちゃうっす!」
「うぜぇ。それだけか」
「あとはエフデの助けをしてこいっていわれたっすよ?」
「助け?」
「自分、これでもこの世界の魔法に関する知識をボージィン様から渡されたっす!」

 うぜぇって思ったが、少し訂正だ。
 魔法の知識。すげぇ欲しいもんじゃねぇか!今すぐにも欲しかったからな。助かる。

「でしょでしょ?助かるっすよね?どんな魔法もわかるっす!もちろん、自分を介してくれたら詠唱なしでも使えるっすよ!」
「おー!それは助かるな。俺は魔法の知識はないから、ケルンを助けてやれなくてな…だから補助をつけてくれたのか」

 普通の知識とかならある程度はあるんだが、魔法はほとんどわからないからな。それに、俺の知る魔法は別世界のものだ。モフーナはまた違うからな。

「でも、精霊が拒絶していてほとんど使えないっす…ご主人のために働けないっす…魔力もせっかく倍にしてもだめっす…」
「いや、まぁ…精霊様の考えだから仕方ないぞ。あと倍にするのはやめろ。多いから困ってるんだ」

 棒神様も気づいてくれたんだろうけど、精霊様と話し合ってないのかもしれないな。
 魔法の知識を得ても結局、今は使えないんだよな…精霊様にロックをかけられているから、使えるのは少ない。
 現在は光、火、風、土、無が初級。水が中級までだ。

 それにしても、何で今日までこいつ出てこなかったんだ?もう二樹月近くは経ってるってのに。

「どうして今まで出てこなかったんだ?」
「自分は受肉してないっす。だから今日みたいな特別な日じゃないと出れないっす。せーやく?っす!あと、杖が外にあったから出れたっす!できれば外に出したままがいいっす!」
「そうなのか?」

 誓約か。受肉をしていないってことは、こいつの体は幻なのか?でも触れれるんだけどな。

「今の体は…んー…そう!花粉っす!」
「花粉」

 花粉症になりそうだ。えんがちょだ。空気をきれいにしたい。

「もう!ひどいっす!今日は初花の日っすよ?大樹の花粉は魔力の塊っすよ!それに花は咲けば実をつけるっすから、そのおこぼれでなんとか姿を作ったっす!理を使ってるっす!」

 魔力の塊…大樹の花粉って魔力なのか。理…ってのがわからないが。

「理は理っすよ?形を成す日っすもん。自分みたいな存在はこの日から形を成すっす!それに、大樹の花は初夏を告げるっす。樹木は一番元気なときになるっすよ。そしたら、おこぼれもたくさんっす!」
「もうじき雨季だもんな」

 形を成すか。こいつみたいな存在が、一斉にとか。虫かな?

「虫じゃないっす!失礼しちゃうっす!」
「いや、急に出てくるから」
「急にじゃないっす。自分は一応、今までもエフデとは会話ができてたと思うっすよ?」
「何度かあったあれか」

 俺が思ったことを返事するように、葉っぱを動かしてたりした、謎に動いていたあれ…ホラーだよ。

「気のせいかと思ったんだがな」

 わさわさ動いていたのは意思があったからか…そうだ。意思があったなら、きちんとお礼をいっておかないとな。

「そういや、木片と琥珀みたいたやつありがとうな。助かった」
「そ、そうっすか?や、やだなぁ」
「照れてもいいが、俺の胸をまさぐるな。そこには何もねぇよ」
「あひゃん!」

 左フックを脇にかます。まったく効いてないみたいなのがしゃくだ。お礼をいって損をした。
 どうしてこんなのと意思疏通ができてるんだろうか。

「意思疏通っすか?それはご主人の魔力を通しあってるからかもしれないっすね。ご主人は魔力が多いだけじゃなく、本当の魔法が使える数少ない人族っすから」
「本当の魔法?」
「さっきもいったっすけど、ボージィン様から渡された魔法の知識を自分は持ってるっす!その中にあったんっす。今の魔法は精霊を介して発動してるっす。でも最初は魔力だけで魔法が使えたそうっすよ」
「精霊様を介さない?」

 そういえば誘拐犯を攻撃したときのケルンの魔法は何か違っていた。
 魔力だけで魔法を使っていたように見えたんだが、あれから同じことはできていない。本人も頭に血が上っていたからか覚えてないらしいし。

「原始魔法っす!エフデの体もそうっすよ?」
「龍や純血のエルフが使っているとかいう…俺の体を作ってるのは思念石なんだが、それでも原始魔法なのか?」

 あくまで原始魔法の才能を発見するための素材じゃないのか?

「元々の思念石とは物質が変わってるはずっす。ご主人が願ったから思念石は変わって受肉できるものになってるっす。魂の入れ物を作れるのは本当の魔法を使える者じゃないとできないっすから…今は強化されてるっすけど、自分じゃわかんないっすね」

 魂の入れ物。知識という俺はケルンの魂の欠片だからか。
 確かに魔法ですら人の手で魔石にできるのは初級くらいのものだから納得はできる。
 ってことは、誰でも魂の欠片を俺みたいにできるってことなのか?

「そんなわけないっすよ!ご主人はすごいっす!魂の入れ物を作れる人族なんてそんなにいないっすから!もし人族が同じことをするなら、何万人も犠牲にして成功するかどうかっていう魔法っすからね」
「何万人も犠牲にしないとできないのかよ…」
「理と禁忌に近いっすからね」

 理と禁忌か…どこまでをさすんだろうか。

「そんなやばいもんを龍やエルフってのは簡単に作れるのか」

 ケルンが前に読んだ絵本にあった人形がエルフの男の子になる話。あれもお伽噺と思っていたが…龍の女王の話は本当のことだったのかもしれないな。

「人族と比べたら魔力量が桁違いっす。最低でも万単位からっす」
「そんなに多いのか?」
「らしいっす。自分はあくまで魔法関係のことしかわからないっすけど」

 いや、それだけでもだいぶ助かる。だが、目的は挨拶なのか?

「それでわざわざ出てきたのは何でだ?何か用があんのか?」

 俺の問いにこいつ…馬乗りになってきやがった。

「子作りっす!受粉するっすよ!…でもエフデつんつるだからできないっすね…おしべないっすもんね…生やせるっす?」
「触んな。折るぞ?」

 股間をまさぐるな。巴投げしてもめげずにやってくるので、頭をまた掴めば鼻息を荒くしつつ痛がっている…のか喜んでいるのかわからなくなる。
 あとお前もつんつるだろうか。

「はぁはぁ…あ、あとはエフデにボージィン様からの伝言を伝えようと思ったっす!」
「そっちの方が大事だろ!」

 棒神様とはたくさん話したいことがあるんだが、連絡の手段がないのだ。伝言があるってことは、こいつは棒神様と話をしたってことだ。

 頭から手を話して正座して向き合う。股間に視線を落とすな、痴女るな。
 内心で罵れば喜ぶとか残念すぎるぞ!

「はぁ…棒神様の伝言ってのはいつでも受けれるのか?こちらから話せるのか?」

 ほっておこう。大事なのは棒神様とやりとりができるのかということだ。
 だとしたら俺も棒神様と話したい。どんな風にケルンを導けばいいのかとか相談をしたいんだ。育児書も読んでるけど周りが濃すぎるから意味があるのかどうなのか。

「こちらから話したりは無理っす。それにボージィン様は干渉があまりできないっすから、ボージィン様からも難しいと思うっす」
「どう伝言を受けたんだ?」
「自分の場合は寝ているときに貰ったっす」
「そうか…」

 棒神様と連絡は難しいか。

「ただボージィン様の使いの精霊を通せば少しは話せるかもっす」
「本当か!使いの精霊様ってのは?」
「そいつらも数がいないっすか…その精霊からなら探せば人族でも『神託』とかで受けれると思うっすよ?勇者とかは持ってるっす」
「精霊様なのに『神託』スキルがいるのか」

『神託』スキル持ちってのは数が少ないがいることにはいる。でも、棒神様の使いの精霊様が『神託』スキルじゃないと
 話せないのは変だ。

「ボージィン様の直属は神っすから。精霊神とか属性神って枠っすね。どちらにしてもせーやくとか多いっす。まず常人じゃ、あいつらとは召喚や契約は不可能っす」

 神…召喚や契約はできないのか。

「それは魔法の知識での答えか?」
「そうっす。人が契約なんてしたらすぐ死ぬっす。魂ってのには、契約する用量があるっす。神となんて、どんな人間も用量を越えて魂が壊れるっすから」

 魂が壊れる…あの誘拐犯の男のようになるってことか…ケルンには契約させないようにしよう。

「それが懸命っす。精霊も同じっす。人の用量を越えないようにしないといけないっす。人がばかすか精霊と契約していないのがそのためっす。あの馬鹿は才能がなかったっすけど、才能があれば上位精霊までならなんとかなるっす。けど、上級より上の超越精霊とは絶対無理っすね」
「そうなのか」

 たくさんの精霊様と契約をしている父様とかは特別なんだろうな。思えば特殊な精霊様と契約をしている人は他の精霊様と契約をしていないんじゃないかな?ナザドもそうだしな。

 理解はした。あとは伝言を聞くだけだ。

「それで棒神様は何だって?」
「ボージィン様は『精霊を頼む。新たな魔王から多くを救ってくれ。汝にモフモフが多いことを』っていわれたっす」
「モフモフは多くて楽しくやってるが…精霊様を頼むってのはどういう意味だ?それに新たな魔王ってのは」

 俺がそう聞こうとすると、目の前で正座をしていたやつが薄くなっていく。

「あ…時間がきたっす…」
「おい!えっと」

 そういえば、名前を聞いてなかった。こんだけ話したのに、俺はこいつの名前を呼べない。

「気にすることないっす!名前は忘れちゃったすから!それに杖に…戻っても…少し…なし…きるっす!…ら、さみ…な…っす」

 声が途切れていき、ふっと消えた。そこに誰かいたとは思えないほど、跡形もない。

「消えたか…」

 あいつがいなくなった場所をじっとみつめる。杖の中に戻ったのならまた意思疏通はできるだろう。
 それよりも伝言だ。

 そのことを思考しようとしたが、ぐすぐすという泣き声が聞こえた。

「お兄…ちゃん?どこ…お兄ちゃん…やぁ…」

 寝ぼけているのか、俺を探してぐずりだしている。
 まずいな。急いでケルンのそばにいって声をかける。

「ほら、俺はここだ」
「一人…やぁ…」
「泣くな。俺が一緒だからな」
「一緒…やく…そく…」

 寝ぼけて夜泣をしているケルンに力を込めて引寄せられる。寝巻きが涙で湿ったが、少しの間頭をなでていたら、力が抜けて、胸の前に抱き抱えられる体勢になる。

 落ち着いた寝息を立て始めた。

 棒神様からの伝言はどういう意味なのだろう。新しい魔王…そんなものから多くを救ってくれか…それをケルンがしないといけないのか?
 いや、棒神様は俺にいったんだ。俺が一人でやればいいだろ。

「そんな風に考えたら…また泣かせちまうな…俺にできる範囲でやる…でもそれだけじゃだめだ」

 一人では何もできない。でもたくさんの人とならなんとかなるかもしれない。

 ただ今のままではケルンを守ることは難しい。でも、俺だけじゃない。俺たちなんだ。俺とケルンの二人でどこまでも行くと決めたんだ。

 ケルンを強くするためにも次の精霊様に魔法の許可を貰わないといけない。
 そう思いつつ強いままの不安を見てみぬふりをして、ケルンの胸の中で眠った。
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