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第六章 ケモナーと水のクランと風の宮
精霊が忙しい理由
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まぁ、中身がおじいちゃんだとしても俺たちは気にしない…気にしないさ。
「ねぇ、フート。フートの代わりに動物さんは来ないの?」
「動物でござりますか?…はて?何故そのようなことを申されるので?」
ケルンがそっとフートに尋ねる。俺を気にして…ではないな。ケルンも楽しみにしていたんだ。
風の動物はなんだろうかとな。
「あのね、水の精霊様と契約をしたんだけど」
「カワウソが来たんだ。ハードボイルドなカワウソが。だからフートが普通に来たからびっくりしたっていうか…」
本心をいったらさすがに傷つくかもしれないから、オブラートに包み込んだ。
チェンジで!とはケルンの胸に隠れながらいえないしな。
とはいえ、普通は契約をした精霊様が来るのが正しいだろう。ルシーネさんが来ない方が異常であるかもしれなかったのだ。
その考えも間違いではなかった。
「ああ…初級に代行させましたか…許してくだされ。あやつらは今は忙しいのでしょう。我らと違いあやつらは領域を守護する者たちでありまするから」
「忙しい?」
「何かあるのか?…父様?」
フートが水の精霊様が忙しいと口に出すと、父様の気配が一瞬強まったように感じた。魔力の高まりか?でも何で魔力を高めたりするんだろうか。
「その話を私にも聞かせてくれるか?」
「…ふむ。お主は主殿の父御殿か…王の一角と契約しておる…某の好みではござらんが…彼の王の好みの殿方でござりまするな」
「あいつの話は置いておこうか。来そうだから…」
げんなりとした父様なんて初めてみた。よほど契約をしている風の精霊様が…セクハラしてきてんだろうなぁ…風の精霊様だもの。
「せくはーら?」
「セクハラな。それだと呪文みたいだから」
どこかに飛んで行きそうないい方をするから訂正しておく。
「聞いておらぬのか?」
「…中級より上の精霊を捕まえている連中がいるのはわかっている。だが、領域を守護する精霊にも被害が出ているのは知らない…どの属性だ?」
精霊様を捕まえている連中がいる?そんな話は聞いたことがない。だいたい、精霊様は易々と捕まえれる存在ではない。契約をするのも準備が必要だ。
契約に適した場所と契約者の魔力。それと相性もあるし、何より契約は精霊様から破棄だってできるのだ。無理矢理何かしようものなら、それこそ天罰がくだる。
なのに捕まえている?
「…悪い人たちがいるの?」
「ケルン?どうした?」
暖かったケルンの体がすっと冷える。まるで虚空に何かあるのを見ているようににらむ。
まるで俺の知らない表情を浮かべる。その表情が理由もなく嫌だった。
「とりゃ!」
「うきゃっ!あはっ!お兄ちゃん!あはは、くすぐったいよぉ!」
「ケルンは笑ってること。わかったか?」
「え?んー?わかったよ?」
くすぐって笑わせればいつものケルンに戻る。
きっとケルンはどんな表情を浮かべていたかわかっていない。それに表情に伴うはずの感情は俺にすら届いていない。これだけ触れているのに、ケルンがどう思ったか俺に伝わってこなかったのだ。
俺が誘拐されたときにいつもは見せないほど攻撃的になったのを思い出すほど…憎悪のようなものを瞳に宿していたというのに。
何も感じなかった。空虚の二文字が俺の中でざわめきと共に刻まれる。あの瞳を知っているように思うんだが…俺のせいなのだろうな。
ケルンの変化に俺以外は気付いていない。それよりも、顕著にフートの変化の方が出ていたからだ。
「主殿が知りたいなら話すが、某が父御に話さねばならぬ道理はござらん。父御殿は彼の王より聞くがよろしいのでは?」
「…ちっ…やはり風の精霊か」
淡々と感情を消し去って話す姿は、どこか人懐っこいように見えていたフートから想像できない。
それは上に立つ者が話す威厳を醸し出していた。本当に武士というか、武将ののような精霊様だ。
「俺も聞きたいんだがな…ケルンは?」
「僕も聞きたいなー。何のお話しなの?フート教えて?」
「そこからかよ」
誘拐云々どころか難しい話だからと判断して、話を途中からシャットアウトしていたな。悪人が出てくるときだけ考えたんだろうけど、もしかして、何にも考えず条件反射でああなってるのか?可能性がかなり高いかもしれない。
ケルンは好きと嫌いの幅がかなりあるからなぁ…俺もというか、俺の方がひどいけど。
「父御殿が申された通り、精霊を拐う馬鹿がおります。それも水の精霊だけではなく、よりにもよって要である火の精霊や闇の精霊を拐かす馬鹿がでておりまする」
「火と闇だと?…北の結界が…」
北の結界?父様は少し考えてから、人指し指で空中に何か文字を書いているそぶりをする。
「精霊よ、頼む『テレグレム』…魔族がやたらと活発化しているのはそのせいか」
「いかにも。これではそのうち魔物どもを封じる力が弱まりまするからな。しかしながら水が動いておりますれば、じきに始末できましょう」
「だといいが…」
魔族と魔物か…俺たちはミルディは別として…見たことがないのは精霊様の結界のおかげってことなのか?それともたまたま見ていないだけなのだろうか?
「何の話だったのかな?」
「精霊様がいないと大変だってことだ」
「そっか!精霊様がいないと大変だもんね!」
「そう。大変なんだ」
よくわかっていないが、俺もケルン同様にわかっていないから説明をしようがない。
結界とか魔物とか知識にないものは教えれない。サイジャルに戻ったらまた図書館にでも行って調べることにしよう。父様はおそらく、教えてくれない。ティルカなら…あいつも教えてくれそうにないな。
魔族とか聞くだけで顔色が変わる人たちばかりだから、ケルンの面倒をみつつ調べておくか。
おっと。ベルザ司教がこちらにやってきて、おそるおそる話しかけようとしている。そういや、風の精霊様を熱心に信仰していたんだった。
「お話し中に申し訳ありませぬ…その装束は…もしや貴方様は、風将王シルフェニア様に連なるお方でありましょうか?」
風将王シルフェニア?…ケルンに読んでやった絵本にも出ていた精霊様の名前だ。フートと関係しているのか?
「いかにも…今もその名が伝わっておるのか?」
「ええ。ポルト様の伝説と共に」
「…左様か」
寂しそうにフートは微笑んだ。
気にはなったが、フートはベルザ司教と何やら昔に起こった話をし始めた。
「ポルト様って、王様?」
「昔話の王様だ。ですよね、父様?」
ポルト王は昔々の王様だ。そもそもポルティはポルト王の住まいがあった場所にある街なのだ。
このポルト王は天から来たといわれている。偉大なエルフの王にしてこの地を支配しようとした魔王を討伐した英雄でもある。
ポルト王が戦った魔王というのがかなり厄介な魔王で、魔王を殺せば殺したはずの魔王に体を徐々に乗っ取られ、最後は魔王になるという呪われたスキルを持っていた。
スキルの名前は魔王の名前でもある『牛魔王』という。
スキルによって乗っ取られた者の姿は牛の角と人面を持ち、六本の腕と四本の足を持つ異形になり、身体能力は乗っ取られた種族の特性を追加していく。
下手に強者が倒せばその強者の能力を丸々奪う。だからこそ討伐は難しく誰も手出しができなかった。
運の悪いことに魔王と龍が戦い、魔王を倒した龍が体を乗っ取られ新たな魔王となり、人族は滅亡寸前にまで追いやられた。
そこでボージィンの加護と風の精霊王を側近にしたポルト王が天よりこの地へと降り立った。
ポルト王はエルフでありながら魔法が何一つ使えなかった。
代わりにありとあらゆるスキルを使い、その中には『牛魔王』に対応したスキルもあったという。
物語ではそこで終わるが、史実ではまだ続きがある。
ポルト王は魔王を倒して国を起こしたが、ポルト王が亡くなってからは魔族との戦いでも負け越しはじめ、しばらくしてクウリイエンシア国の元となった国と併合して滅亡した。
魔王を倒した呪いを子孫が受けているというような話もあるみたいだが、残念ながらエルフ族はこの地から去ってしまっていて真偽は不明だ。
と、思っていた。
「ん?天より来たりしポルト王か…うちも関係なくはないんだぞ?」
「そうなの?」
「関係あるんですか?」
昔話に出てくる王様とうちが関係あるのか?クウリイエンシアの建国よりもさらに昔の王様だったと思うんだけど。
「トーマお祖父様の父上であるデルクお祖父様。あの奥さんがたくさんいたお祖父様だ。その奥さんの一人がポルト王の子孫だったそうだ。まぁ、トーマお祖父様を産んだのはその方ではないから、私たちとは血の繋りはないんだがな」
「へー」
「なるほど」
ハーレムのご先祖様か。奥さんが多くてももめないとか…俺には無理だな。
ケルンは…たぶんデルクお祖父様の血が出たんだろうな。
男の子も混ざっているけど…兄ちゃんは自主性を尊重するけど…複雑だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セクハーラ=バ〇ルー〇。ドラゴンなんちゃらの三です
「ねぇ、フート。フートの代わりに動物さんは来ないの?」
「動物でござりますか?…はて?何故そのようなことを申されるので?」
ケルンがそっとフートに尋ねる。俺を気にして…ではないな。ケルンも楽しみにしていたんだ。
風の動物はなんだろうかとな。
「あのね、水の精霊様と契約をしたんだけど」
「カワウソが来たんだ。ハードボイルドなカワウソが。だからフートが普通に来たからびっくりしたっていうか…」
本心をいったらさすがに傷つくかもしれないから、オブラートに包み込んだ。
チェンジで!とはケルンの胸に隠れながらいえないしな。
とはいえ、普通は契約をした精霊様が来るのが正しいだろう。ルシーネさんが来ない方が異常であるかもしれなかったのだ。
その考えも間違いではなかった。
「ああ…初級に代行させましたか…許してくだされ。あやつらは今は忙しいのでしょう。我らと違いあやつらは領域を守護する者たちでありまするから」
「忙しい?」
「何かあるのか?…父様?」
フートが水の精霊様が忙しいと口に出すと、父様の気配が一瞬強まったように感じた。魔力の高まりか?でも何で魔力を高めたりするんだろうか。
「その話を私にも聞かせてくれるか?」
「…ふむ。お主は主殿の父御殿か…王の一角と契約しておる…某の好みではござらんが…彼の王の好みの殿方でござりまするな」
「あいつの話は置いておこうか。来そうだから…」
げんなりとした父様なんて初めてみた。よほど契約をしている風の精霊様が…セクハラしてきてんだろうなぁ…風の精霊様だもの。
「せくはーら?」
「セクハラな。それだと呪文みたいだから」
どこかに飛んで行きそうないい方をするから訂正しておく。
「聞いておらぬのか?」
「…中級より上の精霊を捕まえている連中がいるのはわかっている。だが、領域を守護する精霊にも被害が出ているのは知らない…どの属性だ?」
精霊様を捕まえている連中がいる?そんな話は聞いたことがない。だいたい、精霊様は易々と捕まえれる存在ではない。契約をするのも準備が必要だ。
契約に適した場所と契約者の魔力。それと相性もあるし、何より契約は精霊様から破棄だってできるのだ。無理矢理何かしようものなら、それこそ天罰がくだる。
なのに捕まえている?
「…悪い人たちがいるの?」
「ケルン?どうした?」
暖かったケルンの体がすっと冷える。まるで虚空に何かあるのを見ているようににらむ。
まるで俺の知らない表情を浮かべる。その表情が理由もなく嫌だった。
「とりゃ!」
「うきゃっ!あはっ!お兄ちゃん!あはは、くすぐったいよぉ!」
「ケルンは笑ってること。わかったか?」
「え?んー?わかったよ?」
くすぐって笑わせればいつものケルンに戻る。
きっとケルンはどんな表情を浮かべていたかわかっていない。それに表情に伴うはずの感情は俺にすら届いていない。これだけ触れているのに、ケルンがどう思ったか俺に伝わってこなかったのだ。
俺が誘拐されたときにいつもは見せないほど攻撃的になったのを思い出すほど…憎悪のようなものを瞳に宿していたというのに。
何も感じなかった。空虚の二文字が俺の中でざわめきと共に刻まれる。あの瞳を知っているように思うんだが…俺のせいなのだろうな。
ケルンの変化に俺以外は気付いていない。それよりも、顕著にフートの変化の方が出ていたからだ。
「主殿が知りたいなら話すが、某が父御に話さねばならぬ道理はござらん。父御殿は彼の王より聞くがよろしいのでは?」
「…ちっ…やはり風の精霊か」
淡々と感情を消し去って話す姿は、どこか人懐っこいように見えていたフートから想像できない。
それは上に立つ者が話す威厳を醸し出していた。本当に武士というか、武将ののような精霊様だ。
「俺も聞きたいんだがな…ケルンは?」
「僕も聞きたいなー。何のお話しなの?フート教えて?」
「そこからかよ」
誘拐云々どころか難しい話だからと判断して、話を途中からシャットアウトしていたな。悪人が出てくるときだけ考えたんだろうけど、もしかして、何にも考えず条件反射でああなってるのか?可能性がかなり高いかもしれない。
ケルンは好きと嫌いの幅がかなりあるからなぁ…俺もというか、俺の方がひどいけど。
「父御殿が申された通り、精霊を拐う馬鹿がおります。それも水の精霊だけではなく、よりにもよって要である火の精霊や闇の精霊を拐かす馬鹿がでておりまする」
「火と闇だと?…北の結界が…」
北の結界?父様は少し考えてから、人指し指で空中に何か文字を書いているそぶりをする。
「精霊よ、頼む『テレグレム』…魔族がやたらと活発化しているのはそのせいか」
「いかにも。これではそのうち魔物どもを封じる力が弱まりまするからな。しかしながら水が動いておりますれば、じきに始末できましょう」
「だといいが…」
魔族と魔物か…俺たちはミルディは別として…見たことがないのは精霊様の結界のおかげってことなのか?それともたまたま見ていないだけなのだろうか?
「何の話だったのかな?」
「精霊様がいないと大変だってことだ」
「そっか!精霊様がいないと大変だもんね!」
「そう。大変なんだ」
よくわかっていないが、俺もケルン同様にわかっていないから説明をしようがない。
結界とか魔物とか知識にないものは教えれない。サイジャルに戻ったらまた図書館にでも行って調べることにしよう。父様はおそらく、教えてくれない。ティルカなら…あいつも教えてくれそうにないな。
魔族とか聞くだけで顔色が変わる人たちばかりだから、ケルンの面倒をみつつ調べておくか。
おっと。ベルザ司教がこちらにやってきて、おそるおそる話しかけようとしている。そういや、風の精霊様を熱心に信仰していたんだった。
「お話し中に申し訳ありませぬ…その装束は…もしや貴方様は、風将王シルフェニア様に連なるお方でありましょうか?」
風将王シルフェニア?…ケルンに読んでやった絵本にも出ていた精霊様の名前だ。フートと関係しているのか?
「いかにも…今もその名が伝わっておるのか?」
「ええ。ポルト様の伝説と共に」
「…左様か」
寂しそうにフートは微笑んだ。
気にはなったが、フートはベルザ司教と何やら昔に起こった話をし始めた。
「ポルト様って、王様?」
「昔話の王様だ。ですよね、父様?」
ポルト王は昔々の王様だ。そもそもポルティはポルト王の住まいがあった場所にある街なのだ。
このポルト王は天から来たといわれている。偉大なエルフの王にしてこの地を支配しようとした魔王を討伐した英雄でもある。
ポルト王が戦った魔王というのがかなり厄介な魔王で、魔王を殺せば殺したはずの魔王に体を徐々に乗っ取られ、最後は魔王になるという呪われたスキルを持っていた。
スキルの名前は魔王の名前でもある『牛魔王』という。
スキルによって乗っ取られた者の姿は牛の角と人面を持ち、六本の腕と四本の足を持つ異形になり、身体能力は乗っ取られた種族の特性を追加していく。
下手に強者が倒せばその強者の能力を丸々奪う。だからこそ討伐は難しく誰も手出しができなかった。
運の悪いことに魔王と龍が戦い、魔王を倒した龍が体を乗っ取られ新たな魔王となり、人族は滅亡寸前にまで追いやられた。
そこでボージィンの加護と風の精霊王を側近にしたポルト王が天よりこの地へと降り立った。
ポルト王はエルフでありながら魔法が何一つ使えなかった。
代わりにありとあらゆるスキルを使い、その中には『牛魔王』に対応したスキルもあったという。
物語ではそこで終わるが、史実ではまだ続きがある。
ポルト王は魔王を倒して国を起こしたが、ポルト王が亡くなってからは魔族との戦いでも負け越しはじめ、しばらくしてクウリイエンシア国の元となった国と併合して滅亡した。
魔王を倒した呪いを子孫が受けているというような話もあるみたいだが、残念ながらエルフ族はこの地から去ってしまっていて真偽は不明だ。
と、思っていた。
「ん?天より来たりしポルト王か…うちも関係なくはないんだぞ?」
「そうなの?」
「関係あるんですか?」
昔話に出てくる王様とうちが関係あるのか?クウリイエンシアの建国よりもさらに昔の王様だったと思うんだけど。
「トーマお祖父様の父上であるデルクお祖父様。あの奥さんがたくさんいたお祖父様だ。その奥さんの一人がポルト王の子孫だったそうだ。まぁ、トーマお祖父様を産んだのはその方ではないから、私たちとは血の繋りはないんだがな」
「へー」
「なるほど」
ハーレムのご先祖様か。奥さんが多くてももめないとか…俺には無理だな。
ケルンは…たぶんデルクお祖父様の血が出たんだろうな。
男の子も混ざっているけど…兄ちゃんは自主性を尊重するけど…複雑だ。
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