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黒いシミ
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私……“川崎 レイ”は、華のJKを楽しみ中!
地元で有名な“バカ高”の山川高校の一年生(陰キャ)
教室では目立たないようすみっこで本を読んでいるタイプ。正直高校の授業はつまらない。というか勉強が好きじゃない。
でも、唯一好きなことがある…部活だ。
『研究部』と称されているが、実際は学校や地域で起こるの心霊現象調査…いわゆる『オカルト研究部』である。
そこで同じクラス“滝谷 アンズ”と隣のクラスの男子“水瀬 シュウ”と幽霊部員の2年の先輩とともに部活をしている。
しかし、この部活もほぼ活動していないに等しいので、ついに廃部寸前らしい。
そんな状況を打破すべく、夏休みを返上しひとつの記事に全てを捧げる___
きっかけはコンビニを出てすぐの裏路地だった。
“黒いシミ”
コンビニで買い物を済ませた後、なんとなく気になって裏路地に入った。
おじさんとすれ違い黒猫とすれ違い…生ゴミでもあるのかと思うほど鼻をつんざく異臭。
コンビニの裏だしなーとぼんやり足を進める。
奥まで進むと袋小路でビルの間。
光も届かないこの場所に……“あった”
写真を撮ってすぐに帰った。
……別に追っ手があったわけでもないが、とにかく得体の知れない恐怖に震えた。足を止めれば思考が回ってしまう。とにかく走った。
家についてすぐに寝た。生ゴミの匂いも気にせず、制服のまま。今は自分のことをする余裕もない。寝よう。
次の日。
何気なくニュースをつける。いつもはニューチューブで動画を見るがそれすらダルさを覚えた。
「街の至る所に黒いシミ!?現代科学でも研究できない成分!?今秋山市でいったい何が起こっているのか!…我々は、その真理を探るため………」
昨日見たあの路地裏がうつし出されていた。
あの場所だけでなく、市全体で黒いシミが増えているらしい。
___学校(放課後)
「……っていうことがあったんだ。」
「そっか~実際に見たら確かに怖いね……。写真越しだけどなんだか嫌な感じがする。」
「んー俺もそう思うよ。嫌な気がするな。」
部活の話はこれで持ちきり。気分は高校生探偵。
「確かに実際見たときは怖かったけど、この真相を知りたいのも事実……。調べてみる価値はありそうね!」
「レイが大丈夫なら良いと思うよ。あんまりホラー耐性とかなかったよね?本当に大丈夫?」
アンズは優しいな……!
「大丈夫だよ!それより廃部になる方が嫌だもん!」
「そうだな。あのシミについて何か分かれば良いんだけど。とりあえずネットで調べてみようか。」
シュウとはこの部活で仲良くなった。
家が近いからという理由でここに決めたらしい。
どこかの財閥の息子らしいけど、そんなんで良いのかな?
とりあえず、私たちは手持ちのスマホで『黒いシミ』で検索をかけた。油汚れやペットの泥はねがヒットする中、こんな話題が浮上した。
“異星人?暴食の生命体の正体とは!”
10分ほどの短い動画だ。ニューチューブへと飛んで早速視聴。
そこは真っ白な空間に薄灰色のマウスが一匹。ヒゲを鳴らして嗅ぎ回る様子が映し出される。
そこにもう一匹白いマウスが入る。テーブルいっぱいのガラスケースは上から黒い布で光を遮った。
すると次の瞬間、白マウスが灰マウスに……かぶりついた。
少しおかしな表現だ。もっと正確に言うなら…
中から何かが出てきて、灰マウスを覆った。
捕食というのが正しい日本語かも知れない。
「ね、これ、このシミ……」
撮った写真と見比べて確かに同じようなシミを見て確信した。それは画面をのぞき込む友人も一緒。
「異星人か……宇宙人じゃないんだね?」
「ワードセンスがあるやつなんだろきっと。」
早速見つけた動画のリンクをオカルト研究部連絡用MINE(マイン)に貼り付けた。
「ねえレイ……。この動画見れないよ?」
「本当だ。“再生できません”だって」
もう一度リンクを貼り付けるも結果は同じ。
ニューチューブへもう一度動画を見に行くと
“なくなった”
すでに削除済であった。動画どころかチャンネルすら跡形もなく消えていた。
「なんか……すごいオカルトっぽい!」
「ねえ頭悪いって!」
「とても部活してる感じがして良いね!」
普段クールキャラを演じるシュウもここではただの男子高校生。こういう時間が何気に楽しい。
「こういう文献みたいなのはウチ強いから見に来る?俺ん家」
そうそう。シュウの家は高校近くの豪邸。財閥の息子らしく金持ち。
見せられたスマホの画面は論文?日本語訳してある。内容もタイトルも読みやすそう。何より今は情報が欲しい。
「おじゃまにならないなら行こうかな?ね?アンズ?」
「う、うん……。色々知れるかも知れないし!行かせてもらおうかな?」
___水瀬家、邸宅
「こちらにございます」
水瀬家の執事さんに案内されて、豪邸の書庫についた。まるで外国の図書館みたいでわくわくする…!
「広すぎて緊張しちゃうね」
「そうだね……こんだけあれば図書館って感じするよ」
置いてある本を見ると
“異文化とはどこまでか”
“なぜ同じ国で違う言語が生まれたか(方言編)”
“思考実験についての論文”
全てが英文であろう本が日本語で書かれている。
「お待たせ!」
「ううん、待ってない……え?」
「シュウ君?」
シュウの声がする方を向くと、顔が隠れるほど本を積み上げて運ぶ彼の姿が。これら全て文献や論文らしい。骨が折れるなぁ。
「お話しはシュウおぼっちゃまからうかがいました。私もお手伝いさせていただきたく存じます。」
「ええ?執事さんも?……悪いですよー。そんなの」
「いえいえ、少しばかり本バカでして…。速読には並みの自信はありますゆえ、どうか。」
「大袈裟だなあ。ま、俺達よりもよっぽど気がつくことも多いと思うから仲間に入れてくれないか?」
「もちろん良いですよ!人は多ければいいし!ね?」
「うん……そうだね。」
そうして始まった論文探し。それらしいタイトルはやっぱりたくさんある。
“本当にいるのかエイリアン(宇宙人)”
“地球侵略ってなんのため?”
“世界から見た宇宙人”
“思考実験の結果から考察できること”
“ネコでもわかる、思考実験”
“なぜ人間と植物は細胞が違うのか徹底細胞”
本を久しぶりに読んだけど楽しいんだなー。いつもは教科書の物語を授業で関係ないときに読んだりするけど、読み始めたら止まらなくなっちゃう。
気がつくと別のジャンルまで手を出してしまった。
「レイ……?なに読んでるの?」
「なんか細胞の本。動物細胞と植物細胞の違いについて細かく書かれてる」
「ああ、それは俺が授業の予習で使った本だね…。戻し忘れだ。」
予習…?そんな言葉この高校に入ってから初めて聞いた。
懐かしいな。
ふふ…アンズと目が合った。おんなじこと考えてるなきっと。
(アンズ)
予習か……。昔はよくやってたっけ。今はそんなの必要ないけどね!
と、心の中でアンズは語る。なお、成績は下から2番目のようだ。
「『クトゥルフ神話』……これじゃないか?」
分厚い本を手に持つシュウ。
「えるえー……(えいごよめない)さんが書いたなんかの本?なんかずいぶん厚い本だね。」
「読むの?」
「もちろん。読んだら何か分かるかもしれないし。」
考えられない。いったい何年かかったら全部読めるんだろう。
「ああ、その本は……」
「執事さん、なにか知ってますか?」
「ええ。それはわたくしの本でございますから。」
「「……!」」
おっと予想外。愛読書ってやつなのか…この分厚い本が?
「ふふ。奥さまにお願いされて、わたくしの愛読書をいくつか置かせていただいております。……あそこの本棚とその隣がまさに。」
パッと見えるだけでもびっしり詰まっているぞ。あれ全部か?マジか。
「確か母さんが執事のお部屋を点検する……って入ったときだよね。ほぼ本で埋まってて……ふふ」
「……っ!シュウおぼっちゃま…!」
「はいはい、ごめんね!夜な夜な本棚作ってたんだもんね!」
なにそれかわいい!本好きなんだ!
「いやいや、おぼっちゃまの“イタズラ”にも困らせられたものですよ。」
いいなあこういうのほほんとしたけんか。なんか…すごい平和!
「まあまあ。とりあえず今はその本の内容が知りたいです」
このままのほほんとしていてもいいが、それだと部活が消えてしまうので困る。まずはあのハ○ポタみたいな分厚い本の中身が知りたい。
「ふふ。そうですね。……この本は“異星人”を探す皆様にとって、とても参考になるでしょう。ラヴクラフトを筆頭に継ぎ足しされて形になった小説。オマージュですが、まずはざっくりあらすじを…」
はるか昔。まだ人類が生まれる前。
地上では神が存在したという。見た目はとても言い表しづらく言語も不明である。
ただ、そこには文明があった。
ぼくは亡き父の遺品にあったノートを見てみた。
“いあ!いあ!くとぅるふ ふたぐん!”
最初のページに記される不思議な文字と古代文字の写真が目に止まった。
すぐに知り合いの考古学者に相談し調べてもらった。すると彼は一目見るや否やこう告げた。
「これは遊びで踏み入れてはいけないよ。真実を知りたいなら覚悟して。」
こうしてぼくは父と“クトゥルフ教”について詳しく調べることになる___
「と、いうのがこの小説の始まりです。」
異星人のお話なんだ!ちょっと読んでみたくなったな!
「ありがとうございます!読んでみたくなりました!」
その本、オカ研究が借りることに。
本は好きだから時間はかかるかもしれないけどちょっと楽しみだな…
「「ありがとうございました!」」
一度家に帰って情報収集してみよう。街ではまたシミが増えているみたいだし。
……あれ?そういえば。
シュウが家に誘うとき見せてくれたあの論文っぽいやつ。見てないなぁ。明日聞いてみよっと。
地元で有名な“バカ高”の山川高校の一年生(陰キャ)
教室では目立たないようすみっこで本を読んでいるタイプ。正直高校の授業はつまらない。というか勉強が好きじゃない。
でも、唯一好きなことがある…部活だ。
『研究部』と称されているが、実際は学校や地域で起こるの心霊現象調査…いわゆる『オカルト研究部』である。
そこで同じクラス“滝谷 アンズ”と隣のクラスの男子“水瀬 シュウ”と幽霊部員の2年の先輩とともに部活をしている。
しかし、この部活もほぼ活動していないに等しいので、ついに廃部寸前らしい。
そんな状況を打破すべく、夏休みを返上しひとつの記事に全てを捧げる___
きっかけはコンビニを出てすぐの裏路地だった。
“黒いシミ”
コンビニで買い物を済ませた後、なんとなく気になって裏路地に入った。
おじさんとすれ違い黒猫とすれ違い…生ゴミでもあるのかと思うほど鼻をつんざく異臭。
コンビニの裏だしなーとぼんやり足を進める。
奥まで進むと袋小路でビルの間。
光も届かないこの場所に……“あった”
写真を撮ってすぐに帰った。
……別に追っ手があったわけでもないが、とにかく得体の知れない恐怖に震えた。足を止めれば思考が回ってしまう。とにかく走った。
家についてすぐに寝た。生ゴミの匂いも気にせず、制服のまま。今は自分のことをする余裕もない。寝よう。
次の日。
何気なくニュースをつける。いつもはニューチューブで動画を見るがそれすらダルさを覚えた。
「街の至る所に黒いシミ!?現代科学でも研究できない成分!?今秋山市でいったい何が起こっているのか!…我々は、その真理を探るため………」
昨日見たあの路地裏がうつし出されていた。
あの場所だけでなく、市全体で黒いシミが増えているらしい。
___学校(放課後)
「……っていうことがあったんだ。」
「そっか~実際に見たら確かに怖いね……。写真越しだけどなんだか嫌な感じがする。」
「んー俺もそう思うよ。嫌な気がするな。」
部活の話はこれで持ちきり。気分は高校生探偵。
「確かに実際見たときは怖かったけど、この真相を知りたいのも事実……。調べてみる価値はありそうね!」
「レイが大丈夫なら良いと思うよ。あんまりホラー耐性とかなかったよね?本当に大丈夫?」
アンズは優しいな……!
「大丈夫だよ!それより廃部になる方が嫌だもん!」
「そうだな。あのシミについて何か分かれば良いんだけど。とりあえずネットで調べてみようか。」
シュウとはこの部活で仲良くなった。
家が近いからという理由でここに決めたらしい。
どこかの財閥の息子らしいけど、そんなんで良いのかな?
とりあえず、私たちは手持ちのスマホで『黒いシミ』で検索をかけた。油汚れやペットの泥はねがヒットする中、こんな話題が浮上した。
“異星人?暴食の生命体の正体とは!”
10分ほどの短い動画だ。ニューチューブへと飛んで早速視聴。
そこは真っ白な空間に薄灰色のマウスが一匹。ヒゲを鳴らして嗅ぎ回る様子が映し出される。
そこにもう一匹白いマウスが入る。テーブルいっぱいのガラスケースは上から黒い布で光を遮った。
すると次の瞬間、白マウスが灰マウスに……かぶりついた。
少しおかしな表現だ。もっと正確に言うなら…
中から何かが出てきて、灰マウスを覆った。
捕食というのが正しい日本語かも知れない。
「ね、これ、このシミ……」
撮った写真と見比べて確かに同じようなシミを見て確信した。それは画面をのぞき込む友人も一緒。
「異星人か……宇宙人じゃないんだね?」
「ワードセンスがあるやつなんだろきっと。」
早速見つけた動画のリンクをオカルト研究部連絡用MINE(マイン)に貼り付けた。
「ねえレイ……。この動画見れないよ?」
「本当だ。“再生できません”だって」
もう一度リンクを貼り付けるも結果は同じ。
ニューチューブへもう一度動画を見に行くと
“なくなった”
すでに削除済であった。動画どころかチャンネルすら跡形もなく消えていた。
「なんか……すごいオカルトっぽい!」
「ねえ頭悪いって!」
「とても部活してる感じがして良いね!」
普段クールキャラを演じるシュウもここではただの男子高校生。こういう時間が何気に楽しい。
「こういう文献みたいなのはウチ強いから見に来る?俺ん家」
そうそう。シュウの家は高校近くの豪邸。財閥の息子らしく金持ち。
見せられたスマホの画面は論文?日本語訳してある。内容もタイトルも読みやすそう。何より今は情報が欲しい。
「おじゃまにならないなら行こうかな?ね?アンズ?」
「う、うん……。色々知れるかも知れないし!行かせてもらおうかな?」
___水瀬家、邸宅
「こちらにございます」
水瀬家の執事さんに案内されて、豪邸の書庫についた。まるで外国の図書館みたいでわくわくする…!
「広すぎて緊張しちゃうね」
「そうだね……こんだけあれば図書館って感じするよ」
置いてある本を見ると
“異文化とはどこまでか”
“なぜ同じ国で違う言語が生まれたか(方言編)”
“思考実験についての論文”
全てが英文であろう本が日本語で書かれている。
「お待たせ!」
「ううん、待ってない……え?」
「シュウ君?」
シュウの声がする方を向くと、顔が隠れるほど本を積み上げて運ぶ彼の姿が。これら全て文献や論文らしい。骨が折れるなぁ。
「お話しはシュウおぼっちゃまからうかがいました。私もお手伝いさせていただきたく存じます。」
「ええ?執事さんも?……悪いですよー。そんなの」
「いえいえ、少しばかり本バカでして…。速読には並みの自信はありますゆえ、どうか。」
「大袈裟だなあ。ま、俺達よりもよっぽど気がつくことも多いと思うから仲間に入れてくれないか?」
「もちろん良いですよ!人は多ければいいし!ね?」
「うん……そうだね。」
そうして始まった論文探し。それらしいタイトルはやっぱりたくさんある。
“本当にいるのかエイリアン(宇宙人)”
“地球侵略ってなんのため?”
“世界から見た宇宙人”
“思考実験の結果から考察できること”
“ネコでもわかる、思考実験”
“なぜ人間と植物は細胞が違うのか徹底細胞”
本を久しぶりに読んだけど楽しいんだなー。いつもは教科書の物語を授業で関係ないときに読んだりするけど、読み始めたら止まらなくなっちゃう。
気がつくと別のジャンルまで手を出してしまった。
「レイ……?なに読んでるの?」
「なんか細胞の本。動物細胞と植物細胞の違いについて細かく書かれてる」
「ああ、それは俺が授業の予習で使った本だね…。戻し忘れだ。」
予習…?そんな言葉この高校に入ってから初めて聞いた。
懐かしいな。
ふふ…アンズと目が合った。おんなじこと考えてるなきっと。
(アンズ)
予習か……。昔はよくやってたっけ。今はそんなの必要ないけどね!
と、心の中でアンズは語る。なお、成績は下から2番目のようだ。
「『クトゥルフ神話』……これじゃないか?」
分厚い本を手に持つシュウ。
「えるえー……(えいごよめない)さんが書いたなんかの本?なんかずいぶん厚い本だね。」
「読むの?」
「もちろん。読んだら何か分かるかもしれないし。」
考えられない。いったい何年かかったら全部読めるんだろう。
「ああ、その本は……」
「執事さん、なにか知ってますか?」
「ええ。それはわたくしの本でございますから。」
「「……!」」
おっと予想外。愛読書ってやつなのか…この分厚い本が?
「ふふ。奥さまにお願いされて、わたくしの愛読書をいくつか置かせていただいております。……あそこの本棚とその隣がまさに。」
パッと見えるだけでもびっしり詰まっているぞ。あれ全部か?マジか。
「確か母さんが執事のお部屋を点検する……って入ったときだよね。ほぼ本で埋まってて……ふふ」
「……っ!シュウおぼっちゃま…!」
「はいはい、ごめんね!夜な夜な本棚作ってたんだもんね!」
なにそれかわいい!本好きなんだ!
「いやいや、おぼっちゃまの“イタズラ”にも困らせられたものですよ。」
いいなあこういうのほほんとしたけんか。なんか…すごい平和!
「まあまあ。とりあえず今はその本の内容が知りたいです」
このままのほほんとしていてもいいが、それだと部活が消えてしまうので困る。まずはあのハ○ポタみたいな分厚い本の中身が知りたい。
「ふふ。そうですね。……この本は“異星人”を探す皆様にとって、とても参考になるでしょう。ラヴクラフトを筆頭に継ぎ足しされて形になった小説。オマージュですが、まずはざっくりあらすじを…」
はるか昔。まだ人類が生まれる前。
地上では神が存在したという。見た目はとても言い表しづらく言語も不明である。
ただ、そこには文明があった。
ぼくは亡き父の遺品にあったノートを見てみた。
“いあ!いあ!くとぅるふ ふたぐん!”
最初のページに記される不思議な文字と古代文字の写真が目に止まった。
すぐに知り合いの考古学者に相談し調べてもらった。すると彼は一目見るや否やこう告げた。
「これは遊びで踏み入れてはいけないよ。真実を知りたいなら覚悟して。」
こうしてぼくは父と“クトゥルフ教”について詳しく調べることになる___
「と、いうのがこの小説の始まりです。」
異星人のお話なんだ!ちょっと読んでみたくなったな!
「ありがとうございます!読んでみたくなりました!」
その本、オカ研究が借りることに。
本は好きだから時間はかかるかもしれないけどちょっと楽しみだな…
「「ありがとうございました!」」
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