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第Ⅰ章
蘭陵君初陣 四
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山上の兵と黒備えの禁軍が唱和した。
「蘭陵君、蘭陵君」
いにしえ、大陸(もろこし)で金輪聖王おわす善見城突率宮が、反臣の軍に囲まれたとき、一軍を率い敵陣を蹴散らした王子がいた。時の聖王が第二子蘭陵君。その容姿は女と見まごうばかり、敵を怖れさせるため鉄の仮面を付けて闘ったという。昔話は、大陸との縁深い柳営の者なら知らぬ者はいない。まだ加冠の儀を済ませたばかり、小柄で色白の少年はなるほどそれに相応しい。
「どうか兜を掲げ、兵達の声にお応えください」
とまどう少年に側に控える小弐が助言した。真宗が細長い金の鍬形を打った兜を高く掲げ、その位置を兵に教えると、唱和する声は波となって峰々をめぐる長城に伝わり、更に山々を震わせる。打ち鳴らされる軍鼓とともに、それはさながら龍の唸りを思わせた。
公子真宗を囲んだ黒母衣衆五百騎は、大路を御所へと向かう。既に、諸門から御所への早馬が味方の勝利を連呼しながら街中を駆け抜け、勝ち戦を知った民が興奮して駆け寄ってきた。
峰々に配された軍鼓の音、敵勢の銅鑼の連打、大鉄炮の音、敵のものとも味方のものともつかない喚声、今までに聞いたことがない音と声が、内外の山野に満ち、嗅ぎなれない硝煙の臭いが街中にも漂う中、柳営の民は不安に支配されていた。残されたのは女子供と老人ばかり。父が、夫が、子が兵にとられていた。
やがて銅鑼と鉄炮の音が絶え、峰々の軍鼓と鉦を叩く音と喚声のみが響く。
黒備え、見慣れた騎馬の一団が、水牛の角を付けた兜首を掲げ、北西の大路を下ってくるのを見て、民の不安は興奮へと取って代わった。歓声を上げる民の群れが、南北の大路を御所へと進む禁軍を包み込み、民の興奮に禁軍の兵も口々に叫ぶ
「御味方勝利」
「将家公子、初陣にて御勝利」
「公子こそ、我らが蘭陵君」
そうだ、蘭陵君だ。群衆も叫ぶ。
「蘭陵君、蘭陵君」
再び、少弐に即され、さらに当惑気味の公子が、自らの兜を掲げる。軍中に公子その人を認めて、群衆の声はさらに大きくなった。
「静まれ。静まれ。これよりは御所なるぞ」
何人かの騎馬が群衆の中に入り、その興奮を収めるよう命じて廻る。
禁軍と群衆が南北の大路と並行する路に入り、御所を囲む笹竹の生け垣に達したところで、少弐は兵達に民の興奮を静めるよう命じた。ここからは、故実の定め通り進めなければならない。
群衆はまだざわついていたが、禁軍五百騎は、御所の前で馬を降りた。
御所の門前に先触れの兵が立ち、やかたうち館内へ叫ぶ。
「公子、禁軍黒母衣衆を率いご帰還にございます。疾く、門を開けられよ」
開いた門から、弓を持った禁軍衛士十人が走り出て、門の両側に並び、片膝をつき首を垂れて迎える。戦場を駆け抜けてきた兵は続々と門をくぐり、厩蕃の下人に乗馬を任せると、侍所を右手に見ながら中門を抜け、白砂を敷き詰めた御殿南庭に座した。
最前列のきざはしした階下に真宗、脇には小弐冬門が控える。禁軍の武者は皆兜を脱いでその後に列座、五百人の脇には、五口からの伝令が居並んでいる。御所の外から、未だに興奮さめやらぬ群衆のざわめきが聞こえていた。
御殿のたかみくら高御座には、既に知らせを聞いて、御所の裏手虎城山寺より還御した将家当主安東将軍欽宗の姿があった。身には戦時の倣い、将家三領の鎧の一つを身に着けている。真宗の着ける鎧“雲竜”に対し、“赤龍”と呼ばれる金小札緋威の大鎧である。
極めて異例のことであるが、欽宗は高御座を降り、南庇まで出御し声を発した。
「真宗、父に代わっての出陣ご苦労。禁軍黒母衣衆、龍口五口守兵の戦働き、報を受けておる。その勇武、古の我らが父祖に勝とも劣らぬものあり」
小弐冬門が応える。
「公方様には、直々の御出御、御言葉、もったいない限りにございます」
「冬門、真宗の介添え相済まなかった。真宗が無事還れたのも、そなたと黒母衣衆の働きあったればこそ。この欽宗、この子の父として礼を申す」
冬門と禁軍五百が平伏する。
「重ねての御嘉賞、もったいなく」
欽宗は列座した武者の右脇に置かれた白絹の包みに目をやる。包みは滴る血で染まっていた。
「ときに、菅家当主大常を討ち取ったと聴いた。大常に会わせてくれぬか」
冬門は躊躇した。当主欽宗は武門の主にありながらも、大の戦嫌いで通っており、これまで数々の戦での首実検も、無用の一言で済ませてきたからだ。
「よろしいので・・・・・・」
「苦しからず・・・・・・」
急遽、白木の書架と白布が用意され、御殿の階下に大常の首と兜が並べられた。
欽宗はきざはし階を降り、大常に語りかける。
「そなたと会うのは、これで三度目よな。一度は予が将軍位を受けた時、二度目は菅家からの卯野の輿入れの時じゃった。良き将、良き領主と聴いていた。乱世とはいえ、かような会い方はしたくなかったのう・・・・・・」
首を前に、欽宗がしばし瞑す。階を降りた欽宗にそこにいる総ての者が平伏している。沈黙が周囲を制した。
「大常の首、その兜と共に菅家に帰してやれ。くれぐれも無礼無きよう・・・・・。
真宗、疲れたであろう。奥で休め。黒母衣衆も侍所にて休むように」
欽宗は奥の書院へ下がった。五口からの伝令が、将家当主からの御嘉賞を伝えるべく諸門へ奔る。
欽宗の御側衆の手で、大常の首が新しい白絹に包まれ、さらにそれが漆蒔絵の首桶に納められる。桶に朱房の紐が掛けられるのを見届け、真宗が白砂の南庭から階を上がろうとした時、椿事がしゅったい出来した。
知らせを聴いた欽宗の室の一人である菅夫人が、側付きの女官達と北殿から渡ってきたのである。大乗の首を納めた蒔絵の桶と水牛の兜を見て、癇を爆発させる。菅夫人は、菅家の分家の出であり、その名は卯野。正室であった真宗の母亡き後は、三人いる妻妾の中で筆頭の位置にある。怒りは真宗に向かった。
「真宗そなた、此度の戦で菅家を刃を交え、よりにもよって菅家の伯父御を切ったというではないか」
「・・・・・・・・」
「このはは継母の伯父といえば、そなたにとっても義理とは申せ大伯父にあたる。そなた己が大伯父を切ったのだぞ。この不孝者」
「・・・・・・・・・」
口から泡を吹き出さんばかりの癇癪に、冬門が割って入る。
「大常を討ち取ったのは臣めにございます」
般若のような形相を向けた菅夫人に、更に言う。
「菅大常は、逆臣安広起に組みした逆賊。それを討つのに何の障りがありましょう。ましてや奥方は菅家の出、菅家が背かぬための質となるべきお立場、公子次郎君の御母上として格別の御叡慮をお受けにならなければ、・・・・・」
「冬門・・・・」
「今、逆賊と申したか」
「申しました。・・・・奥方は、公方様の御叡慮をお受けにならなければ、戦陣の倣い、その御首切って、逆賊菅家の陣に送られる御身に御座いますぞ」
「くっ・・・・・・・」
菅夫人が絶句する。怒りで更に顔が引きつる。
「冬門、ははうえ継母上に無礼であろう」
今度は、少年が制した。
「はっ・・・・・」
怒り冷めやらぬ菅夫人が女官達に宥められながら、北殿に戻るのを見て、冬門が聞こえよがしに言う。
「あの奸婦。やはり首切って門前に掲げてやれば良かった」
周囲がぎょっとして菅夫人が去っていった渡殿の方に目をやる。
「小弐・・・・」
再び、真宗が制する。
少弐の口が悪いのはいつものことだが、主筋にもおよそ遠慮が無い。菅夫人のことは特に嫌っていた。もっともそれは菅夫人も同様であろうが。
継母を見送って、真宗は自らの居所がある西殿にあがった。
「蘭陵君、蘭陵君」
いにしえ、大陸(もろこし)で金輪聖王おわす善見城突率宮が、反臣の軍に囲まれたとき、一軍を率い敵陣を蹴散らした王子がいた。時の聖王が第二子蘭陵君。その容姿は女と見まごうばかり、敵を怖れさせるため鉄の仮面を付けて闘ったという。昔話は、大陸との縁深い柳営の者なら知らぬ者はいない。まだ加冠の儀を済ませたばかり、小柄で色白の少年はなるほどそれに相応しい。
「どうか兜を掲げ、兵達の声にお応えください」
とまどう少年に側に控える小弐が助言した。真宗が細長い金の鍬形を打った兜を高く掲げ、その位置を兵に教えると、唱和する声は波となって峰々をめぐる長城に伝わり、更に山々を震わせる。打ち鳴らされる軍鼓とともに、それはさながら龍の唸りを思わせた。
公子真宗を囲んだ黒母衣衆五百騎は、大路を御所へと向かう。既に、諸門から御所への早馬が味方の勝利を連呼しながら街中を駆け抜け、勝ち戦を知った民が興奮して駆け寄ってきた。
峰々に配された軍鼓の音、敵勢の銅鑼の連打、大鉄炮の音、敵のものとも味方のものともつかない喚声、今までに聞いたことがない音と声が、内外の山野に満ち、嗅ぎなれない硝煙の臭いが街中にも漂う中、柳営の民は不安に支配されていた。残されたのは女子供と老人ばかり。父が、夫が、子が兵にとられていた。
やがて銅鑼と鉄炮の音が絶え、峰々の軍鼓と鉦を叩く音と喚声のみが響く。
黒備え、見慣れた騎馬の一団が、水牛の角を付けた兜首を掲げ、北西の大路を下ってくるのを見て、民の不安は興奮へと取って代わった。歓声を上げる民の群れが、南北の大路を御所へと進む禁軍を包み込み、民の興奮に禁軍の兵も口々に叫ぶ
「御味方勝利」
「将家公子、初陣にて御勝利」
「公子こそ、我らが蘭陵君」
そうだ、蘭陵君だ。群衆も叫ぶ。
「蘭陵君、蘭陵君」
再び、少弐に即され、さらに当惑気味の公子が、自らの兜を掲げる。軍中に公子その人を認めて、群衆の声はさらに大きくなった。
「静まれ。静まれ。これよりは御所なるぞ」
何人かの騎馬が群衆の中に入り、その興奮を収めるよう命じて廻る。
禁軍と群衆が南北の大路と並行する路に入り、御所を囲む笹竹の生け垣に達したところで、少弐は兵達に民の興奮を静めるよう命じた。ここからは、故実の定め通り進めなければならない。
群衆はまだざわついていたが、禁軍五百騎は、御所の前で馬を降りた。
御所の門前に先触れの兵が立ち、やかたうち館内へ叫ぶ。
「公子、禁軍黒母衣衆を率いご帰還にございます。疾く、門を開けられよ」
開いた門から、弓を持った禁軍衛士十人が走り出て、門の両側に並び、片膝をつき首を垂れて迎える。戦場を駆け抜けてきた兵は続々と門をくぐり、厩蕃の下人に乗馬を任せると、侍所を右手に見ながら中門を抜け、白砂を敷き詰めた御殿南庭に座した。
最前列のきざはしした階下に真宗、脇には小弐冬門が控える。禁軍の武者は皆兜を脱いでその後に列座、五百人の脇には、五口からの伝令が居並んでいる。御所の外から、未だに興奮さめやらぬ群衆のざわめきが聞こえていた。
御殿のたかみくら高御座には、既に知らせを聞いて、御所の裏手虎城山寺より還御した将家当主安東将軍欽宗の姿があった。身には戦時の倣い、将家三領の鎧の一つを身に着けている。真宗の着ける鎧“雲竜”に対し、“赤龍”と呼ばれる金小札緋威の大鎧である。
極めて異例のことであるが、欽宗は高御座を降り、南庇まで出御し声を発した。
「真宗、父に代わっての出陣ご苦労。禁軍黒母衣衆、龍口五口守兵の戦働き、報を受けておる。その勇武、古の我らが父祖に勝とも劣らぬものあり」
小弐冬門が応える。
「公方様には、直々の御出御、御言葉、もったいない限りにございます」
「冬門、真宗の介添え相済まなかった。真宗が無事還れたのも、そなたと黒母衣衆の働きあったればこそ。この欽宗、この子の父として礼を申す」
冬門と禁軍五百が平伏する。
「重ねての御嘉賞、もったいなく」
欽宗は列座した武者の右脇に置かれた白絹の包みに目をやる。包みは滴る血で染まっていた。
「ときに、菅家当主大常を討ち取ったと聴いた。大常に会わせてくれぬか」
冬門は躊躇した。当主欽宗は武門の主にありながらも、大の戦嫌いで通っており、これまで数々の戦での首実検も、無用の一言で済ませてきたからだ。
「よろしいので・・・・・・」
「苦しからず・・・・・・」
急遽、白木の書架と白布が用意され、御殿の階下に大常の首と兜が並べられた。
欽宗はきざはし階を降り、大常に語りかける。
「そなたと会うのは、これで三度目よな。一度は予が将軍位を受けた時、二度目は菅家からの卯野の輿入れの時じゃった。良き将、良き領主と聴いていた。乱世とはいえ、かような会い方はしたくなかったのう・・・・・・」
首を前に、欽宗がしばし瞑す。階を降りた欽宗にそこにいる総ての者が平伏している。沈黙が周囲を制した。
「大常の首、その兜と共に菅家に帰してやれ。くれぐれも無礼無きよう・・・・・。
真宗、疲れたであろう。奥で休め。黒母衣衆も侍所にて休むように」
欽宗は奥の書院へ下がった。五口からの伝令が、将家当主からの御嘉賞を伝えるべく諸門へ奔る。
欽宗の御側衆の手で、大常の首が新しい白絹に包まれ、さらにそれが漆蒔絵の首桶に納められる。桶に朱房の紐が掛けられるのを見届け、真宗が白砂の南庭から階を上がろうとした時、椿事がしゅったい出来した。
知らせを聴いた欽宗の室の一人である菅夫人が、側付きの女官達と北殿から渡ってきたのである。大乗の首を納めた蒔絵の桶と水牛の兜を見て、癇を爆発させる。菅夫人は、菅家の分家の出であり、その名は卯野。正室であった真宗の母亡き後は、三人いる妻妾の中で筆頭の位置にある。怒りは真宗に向かった。
「真宗そなた、此度の戦で菅家を刃を交え、よりにもよって菅家の伯父御を切ったというではないか」
「・・・・・・・・」
「このはは継母の伯父といえば、そなたにとっても義理とは申せ大伯父にあたる。そなた己が大伯父を切ったのだぞ。この不孝者」
「・・・・・・・・・」
口から泡を吹き出さんばかりの癇癪に、冬門が割って入る。
「大常を討ち取ったのは臣めにございます」
般若のような形相を向けた菅夫人に、更に言う。
「菅大常は、逆臣安広起に組みした逆賊。それを討つのに何の障りがありましょう。ましてや奥方は菅家の出、菅家が背かぬための質となるべきお立場、公子次郎君の御母上として格別の御叡慮をお受けにならなければ、・・・・・」
「冬門・・・・」
「今、逆賊と申したか」
「申しました。・・・・奥方は、公方様の御叡慮をお受けにならなければ、戦陣の倣い、その御首切って、逆賊菅家の陣に送られる御身に御座いますぞ」
「くっ・・・・・・・」
菅夫人が絶句する。怒りで更に顔が引きつる。
「冬門、ははうえ継母上に無礼であろう」
今度は、少年が制した。
「はっ・・・・・」
怒り冷めやらぬ菅夫人が女官達に宥められながら、北殿に戻るのを見て、冬門が聞こえよがしに言う。
「あの奸婦。やはり首切って門前に掲げてやれば良かった」
周囲がぎょっとして菅夫人が去っていった渡殿の方に目をやる。
「小弐・・・・」
再び、真宗が制する。
少弐の口が悪いのはいつものことだが、主筋にもおよそ遠慮が無い。菅夫人のことは特に嫌っていた。もっともそれは菅夫人も同様であろうが。
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