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2-4 平凡の非凡
第76話 日常を求める日常
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火が弾ける音。
現在夕食時、頼りは自分で起こした焚火の微かな明かりだけ。
森へ出入りする冒険者達の為の休憩所にて、自らの素人仕事で用意した丸太で作られた簡易的な椅子に腰をかけ、無事訓練初日の活動を終えた俺達は反省会を開いている。
「む? そういえば……やっぱり。跡がくっきりだ」
おもむろにリーフルの定位置の自分の右肩に目をやる。
「ホ~……」
リーフルが少し申し訳なさそうな表情で俺の膝の上で呟く。
「あぁ、気にする事ないぞ~。初日だし二人きりだししょうがない」
二人だけで森へ分け入るなど経験の無い事でリーフルも緊張していたのか、普段よりも肩を掴む脚に力が入っていたようで、爪の跡がくっきり残っている。
そもそもが猛禽類で爪が鋭く、肩に牛の皮等を巻いて保護する必要があるのだが、リーフルと出会って以降今まで特に支障も無く、何かを介する事が寂しく感じられるということもあり用意をしていなかった。
このタイミングで思い至った事は良い気付きで、リーフルが成長すればする程爪の大きさも掴む力も増大するのは必然だ。
さらに言えば冒険者という仕事柄、緊迫した、自然と力む状況に陥る事は多い。
リーフルの存在を直に感じられないのは寂しくもあるが、肩に穴が開いてしまっては元も子もないので、近い内に肩当を用意するべきだろう。
「今日はローウルフが三匹と、ラフボアが二匹か……やっぱり接近戦は堪えるなぁ……」
「ホーホ? (ヤマト)」
脇に置かれた弓を指しリーフルが尋ねる。
「そうだなリーフル。でもそれじゃ訓練にならないからな~」
「ホー? (テキ?)」
「そうそう。俺達のご飯代にもなるから、明日もリーフルの耳が頼りだ」
「ホホーホ(ナカマ)」
「ありがとな」
訓練計画を実行するに当たり、俺は三つの行動規範を設けた。
第一に『なるべくロングソードで魔物達と対する事』
これは当たり前の事だが、ロングソードの習熟訓練が主な内容なので、今迄と同じように遠距離から弓で解決しようとしていると意味が無い。
第二に『出来るだけ不意打ちを狙う』
不慣れなロングソードで正面切って勝てる、と思っている程おごってはいないので、とにかく有利な状況を作ってから、先制の一太刀を入れて戦闘に入るという事を意識している。
第三に『諸々の深追いはしない』
ギルドで募集される、森が主な採集場所となる納品物を集める事もこの計画の一部としているが、当然高額な物ほど森の奥深くに進まないと手に入る事はない。
命を最優先──リーフルの身が主だが──に考えているので、副産物は二の次三の次だ。
訓練相手である魔物を探す場合も、休憩所からなるべく離れないように意識し、見つからなければすぐに諦めるように心掛けている。
それらを念頭に置き、初日を終えた成果としてはローウルフが三、ラフボアが二、納品物が零。
ラフボアに関しては自分でも上手い具合に戦闘を終えられたと思うが、ローウルフ三匹相手には、先に弓で一匹を仕留めてから、残りの二匹をロングソードで、といった具合で勝利を収めた。
それぞれ自分の理想とは程遠い立ち回りだったが、ギルドでロングソードについての基礎的な講習を受けておいて正解だった。
切れ味の悪いこの剣だが、講習を受ける以前と比べると、敵の身を切裂き易くなった実感がある。
「ホーホホ(タベモノ)」
「うんうん。今日は初日だし串焼きのご褒美にしようか!」──ボワン
「ホーホ! (ヤマト)」
「はは。まぁ余裕が出来たらもっと良い食べ物を買い溜めしような」
リーフルは串焼きだろうと高級店のステーキだろうと、同じように喜んでくれる。
そんな無邪気な様子を見ていると心が安らぎ活力が生まれてくる。
ここは休憩所とは言え森の中で、完全に気を抜くことは出来ず、警戒は続けなければならないが、"アウトドア"というのも中々いいものだ。
焚火のほのかな温もりと森の澄んだ空気。
危険の無いキャンプ場でリーフルとのんびり過ごす……というシチュエーションを思い浮かべ、日本を懐かしんでしまう程には魅力を感じる。
俺にはアイテムBOXがあるので、食料や寝具、その他不便を解消する為の道具は全て持ち運ぶことが出来る。
組み立て式のテントなどはこの世界に存在しないので、完ぺきとまではいかないが、小屋の一軒程度であれば丸ごと収納出来る事を確認済みなので、何かしらの"個室"を手に入れたいところだ。
んぐんぐ──「ホッ……」
「明日の昼からはグリーンモールを探してみようかな」
「ホー? (テキ?)」
「そうだよ。名前にグリーンってあるけど、リーフルみたいに緑色じゃなくて茶色らしいよ」
「ホ~」
"グリーンモール"は、馴染みのモグラが二メートル程の全長に巨大化したような姿をしていて、背中に苔を生やしている魔物だ。
名前にあるグリーンとはその苔の事を指しており、普通のモグラが地中で生活しているのに対し、グリーンモールは苔の生えた背中だけが地表に出るように穴を掘り身を潜めている。
苔が生えているように擬態し、近付いて来た獲物にその両手の長い爪で襲い掛かる恐ろしい魔物だ。
だが図鑑によると、継戦時の俊敏さはそれ程無いようで、こちらが先手を取れれば比較的安全に討伐出来る部類らしい。
さらに背中の苔は滋養強壮剤の原料として用いられるので、もし討伐できれば良い収入になる。
そういった諸々の情報から、これまで向き合った事の無い魔物達への対処方法の構築も訓練の一環なので、最初に狙う相手としては妥当なところだろう。
「朝は露店を開こうかな。リーフル、頼んだぞ~。看板猫ならぬ"看板ミミズク"で売り上げアップだ!」
「ホホーホ! (ナカマ!)」
翼を広げ応えてくれる。
訓練初日は見知った魔物との戦闘しかせず、危なげなく終える事が出来た。
納品物を探す余裕は無かったが、討伐した魔物達を買取に出せば日頃の収入の六割程にはなるはずなので、まずまずといったところだろうか。
夜の訓練メニュー『ロングソードの素振り』をこなし、明日の露店販売に備え床に就いた。
現在夕食時、頼りは自分で起こした焚火の微かな明かりだけ。
森へ出入りする冒険者達の為の休憩所にて、自らの素人仕事で用意した丸太で作られた簡易的な椅子に腰をかけ、無事訓練初日の活動を終えた俺達は反省会を開いている。
「む? そういえば……やっぱり。跡がくっきりだ」
おもむろにリーフルの定位置の自分の右肩に目をやる。
「ホ~……」
リーフルが少し申し訳なさそうな表情で俺の膝の上で呟く。
「あぁ、気にする事ないぞ~。初日だし二人きりだししょうがない」
二人だけで森へ分け入るなど経験の無い事でリーフルも緊張していたのか、普段よりも肩を掴む脚に力が入っていたようで、爪の跡がくっきり残っている。
そもそもが猛禽類で爪が鋭く、肩に牛の皮等を巻いて保護する必要があるのだが、リーフルと出会って以降今まで特に支障も無く、何かを介する事が寂しく感じられるということもあり用意をしていなかった。
このタイミングで思い至った事は良い気付きで、リーフルが成長すればする程爪の大きさも掴む力も増大するのは必然だ。
さらに言えば冒険者という仕事柄、緊迫した、自然と力む状況に陥る事は多い。
リーフルの存在を直に感じられないのは寂しくもあるが、肩に穴が開いてしまっては元も子もないので、近い内に肩当を用意するべきだろう。
「今日はローウルフが三匹と、ラフボアが二匹か……やっぱり接近戦は堪えるなぁ……」
「ホーホ? (ヤマト)」
脇に置かれた弓を指しリーフルが尋ねる。
「そうだなリーフル。でもそれじゃ訓練にならないからな~」
「ホー? (テキ?)」
「そうそう。俺達のご飯代にもなるから、明日もリーフルの耳が頼りだ」
「ホホーホ(ナカマ)」
「ありがとな」
訓練計画を実行するに当たり、俺は三つの行動規範を設けた。
第一に『なるべくロングソードで魔物達と対する事』
これは当たり前の事だが、ロングソードの習熟訓練が主な内容なので、今迄と同じように遠距離から弓で解決しようとしていると意味が無い。
第二に『出来るだけ不意打ちを狙う』
不慣れなロングソードで正面切って勝てる、と思っている程おごってはいないので、とにかく有利な状況を作ってから、先制の一太刀を入れて戦闘に入るという事を意識している。
第三に『諸々の深追いはしない』
ギルドで募集される、森が主な採集場所となる納品物を集める事もこの計画の一部としているが、当然高額な物ほど森の奥深くに進まないと手に入る事はない。
命を最優先──リーフルの身が主だが──に考えているので、副産物は二の次三の次だ。
訓練相手である魔物を探す場合も、休憩所からなるべく離れないように意識し、見つからなければすぐに諦めるように心掛けている。
それらを念頭に置き、初日を終えた成果としてはローウルフが三、ラフボアが二、納品物が零。
ラフボアに関しては自分でも上手い具合に戦闘を終えられたと思うが、ローウルフ三匹相手には、先に弓で一匹を仕留めてから、残りの二匹をロングソードで、といった具合で勝利を収めた。
それぞれ自分の理想とは程遠い立ち回りだったが、ギルドでロングソードについての基礎的な講習を受けておいて正解だった。
切れ味の悪いこの剣だが、講習を受ける以前と比べると、敵の身を切裂き易くなった実感がある。
「ホーホホ(タベモノ)」
「うんうん。今日は初日だし串焼きのご褒美にしようか!」──ボワン
「ホーホ! (ヤマト)」
「はは。まぁ余裕が出来たらもっと良い食べ物を買い溜めしような」
リーフルは串焼きだろうと高級店のステーキだろうと、同じように喜んでくれる。
そんな無邪気な様子を見ていると心が安らぎ活力が生まれてくる。
ここは休憩所とは言え森の中で、完全に気を抜くことは出来ず、警戒は続けなければならないが、"アウトドア"というのも中々いいものだ。
焚火のほのかな温もりと森の澄んだ空気。
危険の無いキャンプ場でリーフルとのんびり過ごす……というシチュエーションを思い浮かべ、日本を懐かしんでしまう程には魅力を感じる。
俺にはアイテムBOXがあるので、食料や寝具、その他不便を解消する為の道具は全て持ち運ぶことが出来る。
組み立て式のテントなどはこの世界に存在しないので、完ぺきとまではいかないが、小屋の一軒程度であれば丸ごと収納出来る事を確認済みなので、何かしらの"個室"を手に入れたいところだ。
んぐんぐ──「ホッ……」
「明日の昼からはグリーンモールを探してみようかな」
「ホー? (テキ?)」
「そうだよ。名前にグリーンってあるけど、リーフルみたいに緑色じゃなくて茶色らしいよ」
「ホ~」
"グリーンモール"は、馴染みのモグラが二メートル程の全長に巨大化したような姿をしていて、背中に苔を生やしている魔物だ。
名前にあるグリーンとはその苔の事を指しており、普通のモグラが地中で生活しているのに対し、グリーンモールは苔の生えた背中だけが地表に出るように穴を掘り身を潜めている。
苔が生えているように擬態し、近付いて来た獲物にその両手の長い爪で襲い掛かる恐ろしい魔物だ。
だが図鑑によると、継戦時の俊敏さはそれ程無いようで、こちらが先手を取れれば比較的安全に討伐出来る部類らしい。
さらに背中の苔は滋養強壮剤の原料として用いられるので、もし討伐できれば良い収入になる。
そういった諸々の情報から、これまで向き合った事の無い魔物達への対処方法の構築も訓練の一環なので、最初に狙う相手としては妥当なところだろう。
「朝は露店を開こうかな。リーフル、頼んだぞ~。看板猫ならぬ"看板ミミズク"で売り上げアップだ!」
「ホホーホ! (ナカマ!)」
翼を広げ応えてくれる。
訓練初日は見知った魔物との戦闘しかせず、危なげなく終える事が出来た。
納品物を探す余裕は無かったが、討伐した魔物達を買取に出せば日頃の収入の六割程にはなるはずなので、まずまずといったところだろうか。
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