薄幸な子爵は捻くれて傲慢な公爵に溺愛されて逃げられない

くまだった

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 あの家では、雨風も防げず、あんまりだからと、公爵邸の敷地にある使用人用の建物に引っ越しさせた。

 正直にいうと一つしかない寝室に、二人で寝ているかと思うと気分が悪くなる。ベッドが二つだとしても。

 一棟丸ごとレイモンド兄妹のみだ。

 奥の庭が見える日当たりのいい部屋が妹専用の寝室だ。

 レイモンドの妹は感激していた。

 ゆっくり静養できるとレイモンドも喜んでいた。

 民家のあの家とは、比べようもないくらい防音がしっかりしている。

 レイモンドにそれを告げたら不思議そうな顔をした。

 その後、青い顔をして、また逃げようとしてすぐに捕まる。

 ソファにレイモンドを投げやる。ソファと言っても大人二人が寝れるくらい広い。
 
 廊下の奥の部屋には寝ているとはいえ、レイモンドの妹がいる。今更だと思うが、それだけで嫌なんだろう。

 両手を両手で掴んで唇を顔の角度だけで、合わせようとするが、レイモンドが頑なに顔を背けてできない。

 手を掴むのは諦めて、下衣をずらしていく。

 今度はレイモンドがおれの手を掴んでやめさせようとしているが、非力なレイモンドにはそれは叶わない。

 尻が出た段階で、陰茎を後ろから入れる。何回も愉んだレイモンドの穴は、当てるだけでチュパチュパとおれを吸い込むように入れてくれる。

 みっちりとした圧迫を押し分けて入る。

 「な、やめてくれ」

 小さな声で懇願してくる。

 おれは無言で、奥までずるりといれ、膨らみに先をこすりつけぶつける。

 その後は垂れたレイモンドの陰茎を可愛がりながら、穿ち続ける。

 すぐに喜び始めた陰茎の先っぽをグリグリすると、両手で口を押さえて声を出すのを堪えている。しとどに先端は濡れていく。

 レイモンドは快感と声を堪えるのだけで精一杯だ。

 何回も交わった後、レイモンドはおれに服を投げつけてきた。クッションやペン、手あたりしだいに投げてくる。

 目を真っ赤にして怒っている。

 感情的なレイモンドを見るのは愉しい。

 最後には投げる物がなくなり、おれを静かにドンドン叩いてくる。悔しそうに泣いている。

 おれはレイモンドの可愛い癇癪を甘んじて受け入れた。
 感じてイッた回数はレイモンドの方が多い。



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