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窓際の不思議な彼-part42-モデル
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「窓際にいる不思議な彼に」
「困っていることを話すと」
「解決するらしいよ」
「なんで窓際?」
「窓際社員的な?」
「ホントかよ?」
「窓際ってだけじゃ分かんねー」
「窓際にいるわけでもないらしい」
「なおさら分かんねー!」
「一目見れば分かるってさ!」
「イケメンらしい」
「可愛い女の子」
「女の子なら彼じゃないじゃん」
「出た出た!」
「何が?」
「新しい彼の噂!」
「最近、また増えてきたな。この噂」
「完全復活ってことじゃない?」
「やっぱり学校にいるらしいよ?」
「それは嘘情報だよ」
「学校じゃないところでも噂があるし」
街の様々な所でそんな噂の話がされている。
■モデル
「おや?」
「こんにちは。良かったらどうぞ」
「お話を聞きますよ?」
「ふふ。ガラス戸ですからね」
「あなたの姿が見えるんです」
「はは。怪しいですよね?」
「いえいえ、良いんですよ」
「僕が逆の立場だったら、怖いですもん」
「勇気がいりますよね」
「一歩を踏み出すには」
「まあ、目の前は大きい通りですし」
「何かあれば大声を出せば大丈夫だと思うし」
「目の前に交番もありますから」
「お気軽にどうぞ」
「お菓子や飲み物はどうですか?」
「いらない?そうですか」
「では、お話があればお聞きしますよ」
「おや?緊張されてます?」
「大丈夫ですよー。聞いたことは誰にも言いませんし」
「なんでも良いんです。お話したいことがあれば」
「ふむ。では、僕の方から話しますか!」
「なんというか、とても素敵な容姿をお持ちだ」
「一目見た時にカッコいいと思いましたよ」
「モデルさん・・・かな?」
「俳優さん?」
「僕はあんまりテレビを見ないのですが・・・」
「もしかして、テレビに出ていたり?」
「出たことは無い?そうですか・・・」
「あっ、やっぱり、モデルさん?」
「そうですか!いやー、カッコいいもんなー」
「え?モデルに向いてないんじゃないかって?」
「いやー、どうなんでしょう?」
「僕はそっちの道には詳しくないですが・・・」
「充分な素質はあるのでは?」
「ん?人前で上手く話せない?」
「ほう?」
「僕の勝手なイメージですが・・・」
「モデルさんて喋りも上手じゃないと駄目なんですか?」
「ふむふむ。なるほど。人見知りさんなんですね?」
「奥手で?昔から?」
「ああ、なるほど。お仕事の時に?」
「上手く周りに溶け込めないと?」
「うーん・・・それって、注意とかされるのですか?」
「特には・・・そういうキャラだと思われてる?」
「そういうキャラでは駄目なんですか?」
「あっ、話はしたいのですね?」
「なるほどなるほど」
「同世代の子達と仲良くなりたいと?」
「そうでしょうね。同じモデルとして」
「話の趣味も合いそうですもんね」
「なら・・・僕が話し相手になりますから・・・」
「人と話すのに慣れるまで、どうです?」
「ええ。大歓迎ですよ。いつでも来てください」
「まあ、こう見えて、結構人が来るんですよ。ここ」
「みなさん、良い人達ですから、良かったら・・・」
「その人達とも話してみて下さい」
「様々な人がいますよ」
「もちろん、モデルさんもね・・・」
「って・・・」
「あれ?」
「あそこにいるのは・・・」
「ああ・・・どうしよう・・・」
「えーと・・・君は業界名とかあります?」
「ホムラ君?分かりました」
「えーと・・・ホムラ君・・・」
「レイ君って、分かる?」
「うん。あのモデル雑誌の。テレビにも出てる」
「えーと・・・後ろ・・・」
「ガラス戸から見える・・・」
「う、うん。本物・・・」
「本物なんだけど・・・」
「参ったな・・・」
「幸か不幸か・・・」
「ホムラ君・・・もし、良かったらなんだけど・・・」
「レイ君と、話してみる?」
「いや、なんというか・・・」
「彼ねー・・・強烈なんだよね・・・」
「いや、決して性格が悪いとか・・・」
「毒舌とかではなく・・・」
「うーん・・・明るさが振り切れているというか・・・」
「うわー・・・めちゃくちゃ手を振ってる・・・」
「い、入れてあげても良いかな?」
「ありがとね。ちょっと、話してくるよ・・・」
「やあ、レイ君」
「また、来てくれたの?」
「ありがと」
「うん。今、お話をしてたんだ」
「えっとね・・・レイ君と同じモデルの子でね・・・」
「え?名前?ああ、業界名だとホムラ君だって・・・」
「え!?知ってる?マジ?」
「売れ筋の子はみんなチェックしてるの?」
「へ、へー。スゴイね・・・」
「そ、それでね・・・」
「彼、ちょっと大人しめというか・・・」
「人見知りというか・・・」
「え?いいから会わせろって?」
「う、うん。じゃあ・・・どうぞ・・・」
「心配だったけど・・・」
「ホムラ君、笑ってたし・・・」
「普通に話してたね・・・」
「連絡先も交換してたし・・・」
「遊びに行く約束もしてたね・・・」
「まあ・・・良かったかな・・・」
「ありがとね。レイ君」
「助かったよ」
「相変わらず・・・ハイテンションだね・・・」
「ええ・・・あれで?静かな方?マジ?」
「え?僕に?感謝?なんで?」
「辛い時に?話を聞いてくれた?」
「ホント?」
「レイ君はいつも変わらない感じだけど・・・」
「そう?そっか・・・」
「まあ、話を聞いてるだけだから・・・」
「はは。ありがと」
「え?」
「今度、レイ君の友達と?」
「みんなで?」
「遊ぶ?」
「ええ・・・」
「いやー・・・ちょっと、忙しいかなー・・・」
「う、うん・・・」
「また・・・今度ね・・・」
「困っていることを話すと」
「解決するらしいよ」
「なんで窓際?」
「窓際社員的な?」
「ホントかよ?」
「窓際ってだけじゃ分かんねー」
「窓際にいるわけでもないらしい」
「なおさら分かんねー!」
「一目見れば分かるってさ!」
「イケメンらしい」
「可愛い女の子」
「女の子なら彼じゃないじゃん」
「出た出た!」
「何が?」
「新しい彼の噂!」
「最近、また増えてきたな。この噂」
「完全復活ってことじゃない?」
「やっぱり学校にいるらしいよ?」
「それは嘘情報だよ」
「学校じゃないところでも噂があるし」
街の様々な所でそんな噂の話がされている。
■モデル
「おや?」
「こんにちは。良かったらどうぞ」
「お話を聞きますよ?」
「ふふ。ガラス戸ですからね」
「あなたの姿が見えるんです」
「はは。怪しいですよね?」
「いえいえ、良いんですよ」
「僕が逆の立場だったら、怖いですもん」
「勇気がいりますよね」
「一歩を踏み出すには」
「まあ、目の前は大きい通りですし」
「何かあれば大声を出せば大丈夫だと思うし」
「目の前に交番もありますから」
「お気軽にどうぞ」
「お菓子や飲み物はどうですか?」
「いらない?そうですか」
「では、お話があればお聞きしますよ」
「おや?緊張されてます?」
「大丈夫ですよー。聞いたことは誰にも言いませんし」
「なんでも良いんです。お話したいことがあれば」
「ふむ。では、僕の方から話しますか!」
「なんというか、とても素敵な容姿をお持ちだ」
「一目見た時にカッコいいと思いましたよ」
「モデルさん・・・かな?」
「俳優さん?」
「僕はあんまりテレビを見ないのですが・・・」
「もしかして、テレビに出ていたり?」
「出たことは無い?そうですか・・・」
「あっ、やっぱり、モデルさん?」
「そうですか!いやー、カッコいいもんなー」
「え?モデルに向いてないんじゃないかって?」
「いやー、どうなんでしょう?」
「僕はそっちの道には詳しくないですが・・・」
「充分な素質はあるのでは?」
「ん?人前で上手く話せない?」
「ほう?」
「僕の勝手なイメージですが・・・」
「モデルさんて喋りも上手じゃないと駄目なんですか?」
「ふむふむ。なるほど。人見知りさんなんですね?」
「奥手で?昔から?」
「ああ、なるほど。お仕事の時に?」
「上手く周りに溶け込めないと?」
「うーん・・・それって、注意とかされるのですか?」
「特には・・・そういうキャラだと思われてる?」
「そういうキャラでは駄目なんですか?」
「あっ、話はしたいのですね?」
「なるほどなるほど」
「同世代の子達と仲良くなりたいと?」
「そうでしょうね。同じモデルとして」
「話の趣味も合いそうですもんね」
「なら・・・僕が話し相手になりますから・・・」
「人と話すのに慣れるまで、どうです?」
「ええ。大歓迎ですよ。いつでも来てください」
「まあ、こう見えて、結構人が来るんですよ。ここ」
「みなさん、良い人達ですから、良かったら・・・」
「その人達とも話してみて下さい」
「様々な人がいますよ」
「もちろん、モデルさんもね・・・」
「って・・・」
「あれ?」
「あそこにいるのは・・・」
「ああ・・・どうしよう・・・」
「えーと・・・君は業界名とかあります?」
「ホムラ君?分かりました」
「えーと・・・ホムラ君・・・」
「レイ君って、分かる?」
「うん。あのモデル雑誌の。テレビにも出てる」
「えーと・・・後ろ・・・」
「ガラス戸から見える・・・」
「う、うん。本物・・・」
「本物なんだけど・・・」
「参ったな・・・」
「幸か不幸か・・・」
「ホムラ君・・・もし、良かったらなんだけど・・・」
「レイ君と、話してみる?」
「いや、なんというか・・・」
「彼ねー・・・強烈なんだよね・・・」
「いや、決して性格が悪いとか・・・」
「毒舌とかではなく・・・」
「うーん・・・明るさが振り切れているというか・・・」
「うわー・・・めちゃくちゃ手を振ってる・・・」
「い、入れてあげても良いかな?」
「ありがとね。ちょっと、話してくるよ・・・」
「やあ、レイ君」
「また、来てくれたの?」
「ありがと」
「うん。今、お話をしてたんだ」
「えっとね・・・レイ君と同じモデルの子でね・・・」
「え?名前?ああ、業界名だとホムラ君だって・・・」
「え!?知ってる?マジ?」
「売れ筋の子はみんなチェックしてるの?」
「へ、へー。スゴイね・・・」
「そ、それでね・・・」
「彼、ちょっと大人しめというか・・・」
「人見知りというか・・・」
「え?いいから会わせろって?」
「う、うん。じゃあ・・・どうぞ・・・」
「心配だったけど・・・」
「ホムラ君、笑ってたし・・・」
「普通に話してたね・・・」
「連絡先も交換してたし・・・」
「遊びに行く約束もしてたね・・・」
「まあ・・・良かったかな・・・」
「ありがとね。レイ君」
「助かったよ」
「相変わらず・・・ハイテンションだね・・・」
「ええ・・・あれで?静かな方?マジ?」
「え?僕に?感謝?なんで?」
「辛い時に?話を聞いてくれた?」
「ホント?」
「レイ君はいつも変わらない感じだけど・・・」
「そう?そっか・・・」
「まあ、話を聞いてるだけだから・・・」
「はは。ありがと」
「え?」
「今度、レイ君の友達と?」
「みんなで?」
「遊ぶ?」
「ええ・・・」
「いやー・・・ちょっと、忙しいかなー・・・」
「う、うん・・・」
「また・・・今度ね・・・」
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