窓際の不思議な彼

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窓際の不思議な彼-part60-三連休④

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■三連休④
「平和だ・・・」
「誰も来ない・・・」
「まあ、僕以外に」
「お話しをする相手がいるってことで・・・」
「良い事だ・・・」
「寝ちゃうな・・・」
「このままじゃ・・・」
「外に・・・」
「面倒だな・・・」
「寒いし・・・」
「相変わらず、人は多いし・・・」
「い、いかん・・・」
「寝ちゃう・・・」
「気合を入れて・・・」
「行くか・・・」
「外に・・・」


「さ、寒い・・・」
「お昼の時間は過ぎた頃か・・・」
「あったかいコーヒーでも飲もう・・・」


「こんにちは。はい。一名です」
「ホットコーヒーをひとつ。はい。以上で」
「良いなー。この、のんびりとした感じ」
「人は多いけど、いつもより忙しなくない感じ」
「あっ、どうも。ありがとうございます」
「はあ・・・あったまる・・・」
「・・・」
「い、いかん!」
「これじゃ、場所が変わっただけじゃん!」
「いかんいかん・・・」
「むむー・・・」
「どうしよう・・・」
「・・・たまには」
「様子を見に行くか・・・」


「こんにちは。お久しぶりです」
「ええ。電話で話すのも良いですが」
「たまには、お顔を見せないとと思いまして」
「どうです?トラブルなどはありませんか?」
「それは何よりです」
「いえいえ、もう、お任せしていますから」
「ええ。あんまり僕が来ると・・・」
「嫌じゃないですか?やりにくいとか・・・」
「え?そうですか?うーん・・・」
「まあ、どのみち、あんまり来れないんですが・・・」
「ええ。本業はこっちなんでしょうけど・・・」
「もうひとつの・・・副業の方が好きなんです」
「え?儲かってるか?」
「・・・」
「それは聞かないでください・・・」
「ええ。引き続き、宜しくお願いします」


「さて・・・」
「帰るか・・・」


「郵便・・・無し」
「泥棒・・・無し」
「ふう。今日は・・・」
「早めに閉めて帰ろうかな・・・」
「連休が終わったら・・・」
「あそこのナポリタンに挑戦だ・・・」
「もう、定休日も調べてあるし・・・」
「人が並び始める時間帯もリサーチ済み・・・」
「勝率100%・・・」
「楽しみだな・・・」


「閉めるかな・・・」
「ふふ。ここを始めた頃は・・・」
「人が来るんじゃないかって・・・」
「無駄に粘ってたな・・・」
「あの頃は、今よりも・・・」
「寝落ちしてばかりだったな・・・」
「いつの間にか・・・」
「来てくれる人が増えたな・・・」
「ありがとう」


「電気、戸締り、良し!」
「じゃあ・・・」
「また明日・・・」
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