どうしてこうなった 第２章もしくは幕間 ～婚約破棄された公爵令嬢の凱旋～

北方の地の、とある奇跡

あとがき

ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございます。
きちんと「そうきたか！」と思わせられたでしょうか。

もう「ヒューの過去話を連想させてはいけない」「亜人と悟られてはいけない」と、難しかったです。
馬車とか外套で「この母娘って、亜人なのでは？」と連想された方がいらっしゃったら、相当鋭いです。
ついでに言うと、投稿２４時間以内に読まれる方のために
マダム＝母と判明する１つ前の話（ジェニスの身の上話）を投稿した時には、章と話にダミーのタイトル付けました。




と言いますか、本当はここまで大きな作品になる予定ではなかったのです。
前述の通り「実験」で始まった作品です。
なので女神様で始まり、女神様で終わり、色々と積み残したまま終わる予定でした。

が。

ついうっかり「ヒューフォックス」などという単語を書いてしまい。
キツネミミ＆キツネッポを愛する私の魂が、彼女たちの身の上話を創造し。
「じゃあちょっと足すか」が５，０００文字超。




こうなるとしっかりと回収したくなり、思いついたのがあの「母との再会シーン」です。
あれを書きたいがためだけに母の過去を考え、それを補完する形でアラスタ凱旋＋画廊の話となりました。
あの「賭けは私の勝ちのようだな、マダム。」を書きたいがためだけの１６，０００文字。

おかしい…この作品のヒロインは”アラスタ”のはずなんですけど…

アルファポリス社に投稿されている数々の作品で、ここまでヒロインが脇に追いやられている作品があったでしょうか。




とはいえ、ここまできたらしっかりとハッピーエンドにさせますよ。
ひとまず次でしっかり締める予定なので、もう少しだけお付き合いください。
作者名か「どうしてこうなった」でお探しください。