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第2話 最強スキルを考えろ
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最強のスキルを考えるにあたって確かめたいことがある。
魔法とは神の加護(スキル)を授かるのならば、魔法とは?魔力とは?と疑問符が浮かぶ。
この理が解わなければ一向に先に進まないと考え、女神に一つ目の質問をした。
私は回りくどい言い方で分かりづらい答えが返ってきても嫌なので直球で聞いてみた。
「魔法とは何ですか?」
「へぇー、あの星の人間がその質問をするとは思わなかったわ。
貴方達の国は異世界物のアニメや小説が蔓延ってる分、勘違いしてる人が多いのよね。それでみるとあんたは面白いから通常はその答えは教えられないけどもヒントは教えてあげるわ」
そう言うと女神はこちらにウインクして再度話出した。
ちょっとだけドキドキしてしまったことは置いておこう。
「魔法とは適正の魔力を使い行使する現象ね。イメージにより足りない物質を発動させることが…。おっと、これ以上は自分で考えなさい」
「有り難うございます」
女神の回答を聞いて俺はすぐさま考え込む。
適正の魔力?
これはおそらく属性のことだろう。
スキルは皆一つだけなので、この属性が加護としてスキルとなるならば辻褄が合う。
4属性をOKにした時に魔力がと先程言っていたことからも体内にて属性事の魔力が決められれているのだと仮定する。その分複数属性だと一つの属性の魔力が減ることによって威力or上級魔法などの発動が難しくなるのではと予想される。
問題は、イメージにより足りない物質と言う言葉だ。
何もない所に水を出すには何が必要だ?
科学式で言えばH₂Oだ。
水素と酸素が融合して水となる。
このイメージを元に足りない物質を現象として補うものがスキルと言う仮説ができるが、何かが足りないように感じる。
神が与える物が(スキル)だから足りない物質を補って魔法になるのだろうか?
それならば、イメージだけで魔法が発動できる気がするのだが…。
足りない物質と言う言葉がどうしても頭に引っ掛かる。
これ以上は教えてもらえないだろうから、違う視点からの質問を考える。
物質と現象と言う言葉を連想すると…、科学と言う言葉が頭に閃く。
何故、この世界の人々をわざわざ知識をもったまま転生させるかを考えた時に閃いた。
それを踏まえて質問する。
「この世界の科学は異世界の理にも通じますか?また、イメージが強いほどスキルが強くなるのですか?」
「やはり貴方はすこしは見込みがあるようね」
先程と同じ女神が俺を見て微笑んだ。
私は再度ドキッとしながらも女神の回答を待つ。
ちなみに童貞じゃないよ。本当だよ。ちゃんと大人の世界を体験したよ。
…なんだか涙がでてきそうだ。
そんなことを考えてたら女神からの回答がきた。
「この世界は科学と魔法が共存しているわ。ただし、スキルがある世界だからこそ化学の方はお粗末なのよね」
「私達に何を望むのですか?」
「それは質問?その前にもう一つの質問に答えないとね。イメージが強いほどスキルは強くなるけど、根本はそこではなく、魔法を発動できるかどうかの問題なのよ。スキルにはレベルがあるからこそ、レベルとイメージが大切だと言っておくわ。これで質問の回答は終わりね」
流石にまとめて質問した内容は一つの質問として扱ってはくれなかった…。
「有り難うございます」
私は以上の質問内容を参考にスキルを考える。
タブレットに勇者と打ち込む。
エラーと表示されされた。
なるほど、スキルとして認められないものはエラーとなるのか。
今度は雷魔法と入力した。
タブレットには、OKの表記が現れる。
次に召喚魔法と打ち込んだ。
タブレットには先程と同じようにOKの表記が現れる。
俺はこの調子でどんどん調べていく。
まず始めに分かったことは職業としてのスキルはなかった。
勇者→エラー
賢者→エラー
雷帝→エラー
雷魔法→OK
テイマー→エラー
テイムスキル→OK
四大魔法→エラー→OK
このように職業スキルはエラーとなり単体の魔法はOKの結果となった。
複数魔法に関してはエラーからOKに切り替わるようになっていた。
次に伝説の武器などを入力してみる。
デュランダル→OK
エクスカリバー→OK
ロンギヌスの槍→OK
魔法の楯→OK
このように武器や防具もOKと表示された。
やはり女神の言うように魔法スキルならば問題ないようだ。
もちろん複数属性もOKにはなったけれども、単体か複数の魔法かどちらが良いのか悩む。
ただスキルにはレベルがあると言っていたことが気になる。
イメージだけでは発動できなくて、レベルと共に強力な魔法が放てると言うが、スキルのイメージがそもそも鮮明でなければ最初の通過点すらクリアできてないのではないだろうか?
しかも、現象に伴うことが前提ならば、架空の伝説の武器などは変にイメージが固定されて…?
俺は何かが足りないと思い、思考を別視点から考える。
現象とイメージでスキルを考えた。
その瞬間にピンと閃き、俺はタブレットに入力していた。
暴風魔法→Ok
鉄拳→Ok
音魔法→Ok
炎拳→Ok
やはり思った通りだ。
現象に対してのスキルや現象が重なるスキルは一発でOKと表示された。
分かり易く例を上げると、通常炎拳スキルは炎魔法と武術スキルになるが、二つのスキルの場合は固定の一つのスキルになるってことだ。
ただ、ジャンルは狭まるので実際に強いスキルと言われれば分からない。
そして、炎魔法や暴風魔法と言った上位魔法があることも分かった。
さらには星魔法や太陽魔法と言った実際にある物は魔法やスキルに反映するようだ。
どのような魔法になるのかはイメージやレベル次第だが、かなり強力な魔法だと思われる。
ただ、やはり気になるのは伝説の武器系のスキルだ。
武器が召喚されるのか、それともそれに似た武器をイメージで放つのか、現状では何も解らない。ただ足りない物質を発動をさせるのためにスキルがあるとしたら…。
こうしてある程度の仕組みが分かったことで私は何が最強のスキルか考える。
魔法とは神の加護(スキル)を授かるのならば、魔法とは?魔力とは?と疑問符が浮かぶ。
この理が解わなければ一向に先に進まないと考え、女神に一つ目の質問をした。
私は回りくどい言い方で分かりづらい答えが返ってきても嫌なので直球で聞いてみた。
「魔法とは何ですか?」
「へぇー、あの星の人間がその質問をするとは思わなかったわ。
貴方達の国は異世界物のアニメや小説が蔓延ってる分、勘違いしてる人が多いのよね。それでみるとあんたは面白いから通常はその答えは教えられないけどもヒントは教えてあげるわ」
そう言うと女神はこちらにウインクして再度話出した。
ちょっとだけドキドキしてしまったことは置いておこう。
「魔法とは適正の魔力を使い行使する現象ね。イメージにより足りない物質を発動させることが…。おっと、これ以上は自分で考えなさい」
「有り難うございます」
女神の回答を聞いて俺はすぐさま考え込む。
適正の魔力?
これはおそらく属性のことだろう。
スキルは皆一つだけなので、この属性が加護としてスキルとなるならば辻褄が合う。
4属性をOKにした時に魔力がと先程言っていたことからも体内にて属性事の魔力が決められれているのだと仮定する。その分複数属性だと一つの属性の魔力が減ることによって威力or上級魔法などの発動が難しくなるのではと予想される。
問題は、イメージにより足りない物質と言う言葉だ。
何もない所に水を出すには何が必要だ?
科学式で言えばH₂Oだ。
水素と酸素が融合して水となる。
このイメージを元に足りない物質を現象として補うものがスキルと言う仮説ができるが、何かが足りないように感じる。
神が与える物が(スキル)だから足りない物質を補って魔法になるのだろうか?
それならば、イメージだけで魔法が発動できる気がするのだが…。
足りない物質と言う言葉がどうしても頭に引っ掛かる。
これ以上は教えてもらえないだろうから、違う視点からの質問を考える。
物質と現象と言う言葉を連想すると…、科学と言う言葉が頭に閃く。
何故、この世界の人々をわざわざ知識をもったまま転生させるかを考えた時に閃いた。
それを踏まえて質問する。
「この世界の科学は異世界の理にも通じますか?また、イメージが強いほどスキルが強くなるのですか?」
「やはり貴方はすこしは見込みがあるようね」
先程と同じ女神が俺を見て微笑んだ。
私は再度ドキッとしながらも女神の回答を待つ。
ちなみに童貞じゃないよ。本当だよ。ちゃんと大人の世界を体験したよ。
…なんだか涙がでてきそうだ。
そんなことを考えてたら女神からの回答がきた。
「この世界は科学と魔法が共存しているわ。ただし、スキルがある世界だからこそ化学の方はお粗末なのよね」
「私達に何を望むのですか?」
「それは質問?その前にもう一つの質問に答えないとね。イメージが強いほどスキルは強くなるけど、根本はそこではなく、魔法を発動できるかどうかの問題なのよ。スキルにはレベルがあるからこそ、レベルとイメージが大切だと言っておくわ。これで質問の回答は終わりね」
流石にまとめて質問した内容は一つの質問として扱ってはくれなかった…。
「有り難うございます」
私は以上の質問内容を参考にスキルを考える。
タブレットに勇者と打ち込む。
エラーと表示されされた。
なるほど、スキルとして認められないものはエラーとなるのか。
今度は雷魔法と入力した。
タブレットには、OKの表記が現れる。
次に召喚魔法と打ち込んだ。
タブレットには先程と同じようにOKの表記が現れる。
俺はこの調子でどんどん調べていく。
まず始めに分かったことは職業としてのスキルはなかった。
勇者→エラー
賢者→エラー
雷帝→エラー
雷魔法→OK
テイマー→エラー
テイムスキル→OK
四大魔法→エラー→OK
このように職業スキルはエラーとなり単体の魔法はOKの結果となった。
複数魔法に関してはエラーからOKに切り替わるようになっていた。
次に伝説の武器などを入力してみる。
デュランダル→OK
エクスカリバー→OK
ロンギヌスの槍→OK
魔法の楯→OK
このように武器や防具もOKと表示された。
やはり女神の言うように魔法スキルならば問題ないようだ。
もちろん複数属性もOKにはなったけれども、単体か複数の魔法かどちらが良いのか悩む。
ただスキルにはレベルがあると言っていたことが気になる。
イメージだけでは発動できなくて、レベルと共に強力な魔法が放てると言うが、スキルのイメージがそもそも鮮明でなければ最初の通過点すらクリアできてないのではないだろうか?
しかも、現象に伴うことが前提ならば、架空の伝説の武器などは変にイメージが固定されて…?
俺は何かが足りないと思い、思考を別視点から考える。
現象とイメージでスキルを考えた。
その瞬間にピンと閃き、俺はタブレットに入力していた。
暴風魔法→Ok
鉄拳→Ok
音魔法→Ok
炎拳→Ok
やはり思った通りだ。
現象に対してのスキルや現象が重なるスキルは一発でOKと表示された。
分かり易く例を上げると、通常炎拳スキルは炎魔法と武術スキルになるが、二つのスキルの場合は固定の一つのスキルになるってことだ。
ただ、ジャンルは狭まるので実際に強いスキルと言われれば分からない。
そして、炎魔法や暴風魔法と言った上位魔法があることも分かった。
さらには星魔法や太陽魔法と言った実際にある物は魔法やスキルに反映するようだ。
どのような魔法になるのかはイメージやレベル次第だが、かなり強力な魔法だと思われる。
ただ、やはり気になるのは伝説の武器系のスキルだ。
武器が召喚されるのか、それともそれに似た武器をイメージで放つのか、現状では何も解らない。ただ足りない物質を発動をさせるのためにスキルがあるとしたら…。
こうしてある程度の仕組みが分かったことで私は何が最強のスキルか考える。
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