31 / 64
ポチの31話 お出迎えの準備だよ
しおりを挟む
という事で、今日は領主様の娘さんが屋敷に戻ってくる日なの。
だから、ポチとミッケちゃんとリルムちゃんで侍従のお姉さんと一緒に屋敷をピカピカにするんだよ。
今日のポチは、気合十分で作業を行うよ!
「じゃあ、先ずは草取りと虫を取る事だね」
「私、草むしりをやる! ポチちゃん、虫をお願いね」
「リルムも草むしりをやるの」
「分かった。虫はポチにお任せだよ」
この前屋敷の掃除をした時も、ミッケちゃんとリルムちゃんは虫が駄目だったよね。
ここは、虫がへっちゃらなポチの出番だよ。
また枝をお箸みたいにして、ひょいひょいって虫を摘んでいくんだ。
毛虫は触るとかぶれちゃうし、特に念入りに捕まえないと。
先週庭師のおじちゃんが丁寧に剪定したから、今週は剪定は不要なんだって。
だから張り切って虫を集めちゃうよ。
「うわあ、すごい量だね……」
「流石に気持ち悪い……」
草むしりが終わったミッケちゃんとリルムちゃんがポチの捕まえた虫を見にきたけど、袋にウジャウジャと入っている虫を見てびっくりしていたよ。
やっぱり屋敷の葉っぱは栄養があるのか、本当に虫がいっぱいなんだよね。
虫はこのまま袋ごとゴミと一緒にポイです。
さて、次は廊下とか玄関のお掃除です。
箒で隅々までゴミを集めるよ。
他の侍従のお姉さんは、窓を拭いたりしているの。
流石にポチ達はまだ背が低いから、窓拭きはできないな。
その代わりに、ポチ達でできる場所を綺麗にするのだ。
「ふんふんふん!」
「あら、ポチちゃんご機嫌ね」
「そうなの。新しい人に会えるから、とっても楽しみなの!」
侍従のお姉さんからも言われちゃったけど、鼻歌がでるくらいポチはご機嫌なんだよ。
新しいお友達ができるって、やっぱり嬉しいよね。
思わず尻尾もふりふりしちゃうよ。
食堂も綺麗にテーブルとかを拭いて清潔にするよ。
因みにポチは清潔にするのが普通だと思ったけど、この世界では普通じゃなかったみたいなんだ。
だから、ポチがきてから皆手洗いとかをよくする様になったんだって。
高い所ははたきでパタパタやるよ。
三角巾をマスク代わりにして、埃を吸い込まない様にするのだ。
「あら、ポチちゃん面白い格好だわね」
「あ、奥様! 埃を吸い込まない様にしているんだよ」
「埃を吸い込むと体に良くないけど、そういう方法もあるのね」
「本当はマスクがあれば良いけど、ないから代用なんだよ」
「おっと、ポチちゃんのアイデアは有効性高いからね。後でゆっくり聞かせてね」
おっと、今度はマスクの事で奥様に目をつけられちゃったよ。
でも、エプロンの事もそうだけど、清潔な事が広まるのはとっても良い事だよね。
こうして、お掃除も終わったよ。
後はお出迎えだけだよ。
だから、ポチとミッケちゃんとリルムちゃんで侍従のお姉さんと一緒に屋敷をピカピカにするんだよ。
今日のポチは、気合十分で作業を行うよ!
「じゃあ、先ずは草取りと虫を取る事だね」
「私、草むしりをやる! ポチちゃん、虫をお願いね」
「リルムも草むしりをやるの」
「分かった。虫はポチにお任せだよ」
この前屋敷の掃除をした時も、ミッケちゃんとリルムちゃんは虫が駄目だったよね。
ここは、虫がへっちゃらなポチの出番だよ。
また枝をお箸みたいにして、ひょいひょいって虫を摘んでいくんだ。
毛虫は触るとかぶれちゃうし、特に念入りに捕まえないと。
先週庭師のおじちゃんが丁寧に剪定したから、今週は剪定は不要なんだって。
だから張り切って虫を集めちゃうよ。
「うわあ、すごい量だね……」
「流石に気持ち悪い……」
草むしりが終わったミッケちゃんとリルムちゃんがポチの捕まえた虫を見にきたけど、袋にウジャウジャと入っている虫を見てびっくりしていたよ。
やっぱり屋敷の葉っぱは栄養があるのか、本当に虫がいっぱいなんだよね。
虫はこのまま袋ごとゴミと一緒にポイです。
さて、次は廊下とか玄関のお掃除です。
箒で隅々までゴミを集めるよ。
他の侍従のお姉さんは、窓を拭いたりしているの。
流石にポチ達はまだ背が低いから、窓拭きはできないな。
その代わりに、ポチ達でできる場所を綺麗にするのだ。
「ふんふんふん!」
「あら、ポチちゃんご機嫌ね」
「そうなの。新しい人に会えるから、とっても楽しみなの!」
侍従のお姉さんからも言われちゃったけど、鼻歌がでるくらいポチはご機嫌なんだよ。
新しいお友達ができるって、やっぱり嬉しいよね。
思わず尻尾もふりふりしちゃうよ。
食堂も綺麗にテーブルとかを拭いて清潔にするよ。
因みにポチは清潔にするのが普通だと思ったけど、この世界では普通じゃなかったみたいなんだ。
だから、ポチがきてから皆手洗いとかをよくする様になったんだって。
高い所ははたきでパタパタやるよ。
三角巾をマスク代わりにして、埃を吸い込まない様にするのだ。
「あら、ポチちゃん面白い格好だわね」
「あ、奥様! 埃を吸い込まない様にしているんだよ」
「埃を吸い込むと体に良くないけど、そういう方法もあるのね」
「本当はマスクがあれば良いけど、ないから代用なんだよ」
「おっと、ポチちゃんのアイデアは有効性高いからね。後でゆっくり聞かせてね」
おっと、今度はマスクの事で奥様に目をつけられちゃったよ。
でも、エプロンの事もそうだけど、清潔な事が広まるのはとっても良い事だよね。
こうして、お掃除も終わったよ。
後はお出迎えだけだよ。
応援ありがとうございます!
11
お気に入りに追加
231
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる