転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます

藤なごみ

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第三十四章 三年生

千三百九十五話 いよいよ剣技大会の日です

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 翌朝、僕たちは剣技大会の準備のために朝早くから学園に集まっています。
 来賓用の椅子を並べたり、トーナメント表を貼ったりしています。
 来賓用の椅子は追加になるけど、特に問題ないですね。

 シュイン。

「「「「「とーちゃくだよ!」」」」」

 程なくして、王城からちびっ子たちがマジカルラットのゲートでやって来ました。
 ティナおばあさまと近衛騎士も一緒だけど、朝からとても元気ですね。

「今日は、頑張っている人を一生懸命応援するんだよ。あと、ルカちゃん、エドちゃん、エリちゃんは、紹介されたら頑張って下さいって大きな声で言おうね」
「「「「「はーい!」」」」」

 ちびっ子たちは、僕に元気よく返事をしています。
 この分なら、きっと大丈夫ですね。

「アレク様は、本当に良いお兄ちゃんですね」
「ふふ、そうですわね」
「とっても優しいですね」

 サンディ、レシステンシアさん、サキさんは、ちびっ子たちに話す僕を見てホッコリとしていました。
 ミカエルとブリットも、小さい子のお兄さんとして頑張っていますね。

「じゃあ、今日は来賓案内はワーナー君がやるから、しっかりと言うことを聞くんだよ」
「「「「「はい!」」」」」

 僕は生徒会長として動かないといけないので、今日は副生徒会長のワーナー君に来賓対応をお願いしました。
 もちろん、ワーナー君が試合をする時は他の人に対応を依頼します。

「どうせ、ワーナーは直ぐに暇になる」
「そうですわ。メアリ先輩に瞬殺されますわね」
「お前ら、少しはクラスメイトを応援しろ」
「わ、私は応援しますよ」

 二年生四人組は、今日も仲いいですね。
 何だかんだ言って、きっとワーナー君を応援するはずですね。
 段々と、クラスの人たちも先に移動し始めてきました。
 因みに、来賓が変わったのと変わった理由もホームルームで説明しています。
 とってもびっくりしたけど、祝福もされていました。
 国民向けにもアナウンスされているので、既に知っている人もいました。

「今年は、組み合わせ次第だけどイヨが有力候補かしら?」
「そうですね。一年生に凄腕の人がいれば別ですけど、入園試験の感じを見るとイヨが有力候補かと」
「この分だと、来年もイヨが有力候補ね。再来年は、ミカエルとブリットがいるから分からないわね」

 ティナおばあさまと、今年の剣技大会の結果予想をします。
 僕かリズが大会に参加していれば結果は違ってくるけど、僕も今年は無難な結果になると思うよ。

「アレク君とリズちゃんの演舞も、とても楽しみにしているわ」
「頑張って、練習した成果を見せますね」
「軍の兵にも観てもらいたいのよ。今度、披露してもらおうかしら」

 僕とリズは、毎日屋敷で演舞の練習をしていました。
 ティナおばあさまにも見てもらい、指導を受けています。
 今年は、近衛騎士の演舞を予定しています。
 軍の謁見式でも披露されるものなので、頑張って練習すればそういう場でも披露します。

「ねーねー、エレノアお姉ちゃんは出ないの?」
「うぐっ。よ、予選で負けちゃったの……」
「ふーん、そーなんだ」

 そして、エリちゃんはグサッとくる質問をエレノアにしていました。
 エレノアは、来年また頑張りましょうね。
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