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第三十四章 三年生
千三百九十四話 思いがけない慶事です
ルーシーお姉様の結婚式後、陛下は暫くズーンと落ち込んでいました。
仕事は何とかやっているんだけど、食事の時などはガックリしている時がありました。
「はあ、娘が嫁ぐとここまでショックを受けるだなんて……」
「陛下、私もお気持ちはよく分かりますぞ。娘が、娘が嫁いだ時なんて……」
ここに家族ラブの宰相も話に加わり、余計カオスな状況になっていました。
確かに、レイナさんやクラヴィーアさんが嫁いだ時は、陛下以上に号泣したもんね。
王妃様もアリア様も、暫くはどうしようもないねと話をしていました。
そんな状況が長く続くかなと思ったら、ある出来事で一気に息を吹き返したのです。
それは、剣技大会を翌日に控えた日の夕方でした。
「じゃあ、この役割でお願いしますね。二年生も、一年生を引っ張るようにお願いします」
「「「「「はい!」」」」」
前日準備も無事に終わり、生徒会の面々もホッとしています。
ちなみに、一年生も新たに生徒会に四人加わり、陣容が固まりました。
「ワーナーは直ぐに暇になる。一回戦負け確定」
「そうですわね。メアリ先輩と当たるなんて、ご愁傷様ですわ」
「おい、最初から負ける前提で話をするんじゃない!」
「あはは……」
二年生四人のいつものやり取りを見ていると、仲が本当にホッコリするよね。
そんなやり取りを見ていると、僕の通信用魔導具に連絡が入りました。
「えっと、王妃様からだ。えっ、明日の剣技大会の来賓が変更になった?」
「「「「「えっ!?」」」」」
リズたちもびっくりする内容だけど、詳しくは王城で話をするそうです。
元々僕は王城に行く予定だったし、みんなも時間があるので生徒会メンバー全員で王城に行くことにしました。
「「こ、ここが王城……」」
実は新しく生徒会に入った一年生の内、二人は平民出身でした。
なので、これが初めての王城体験でした。
でも、まだまだこれからが本番ですよ。
「じゃあ、王家のいるエリアに行きますよ」
「「「「えっ?」」」」
新しく生徒会に入った四人は、聞いていないよというリアクションですね。
でも、何事もチャレンジですよ。
ということで、勉強部屋前に移動します。
「「「「「わあ、新しい人だ!」」」」」
「「「「よ、宜しくお願いします……」」」」」
今日はミカエルたちも王城で勉強していたらしく、新しく生徒会に入った四人に興味津々でした。
ちびっ子たちの勢いに押され気味だけど、四人とも何とか挨拶ができました。
そして、ちびっ子たちも話を聞いていないそうなので、一緒に話を聞くことになりました。
すると、ティナおばあさま、アイビー様、カレン様が勉強部屋に入ってきました。
因みに、明日の剣技大会の来賓はアイビー様の予定でした。
目の前に王太子妃様が現れて、新しく入った四人はとても緊張していますね。
すると、エリちゃんがあることに気がついたのです。
「あっ、赤ちゃんがいる!」
「「「「「本当だ!」」」」」
そういえば、昔ミカエルも良く赤ちゃんがいるって言い当てたっけ。
エリちゃんの言葉に、逆に僕たちはびっくりしたのです。
「そうなのよ、アイビーとカレンの二人が同時に妊娠したのよ。エリちゃんのマジカルラットと共にゲートを通ろうとしたら駄目だったので、艦艇持ちの宮廷魔導師に確認させたのよ」
「「「「「わあ!」」」」」
おお、遂にアイビー様とカレン様もお母さんになるんですね。
ちびっ子たちは、とても嬉しそうです。
「「「「「おめでとー!」」」」」
「ええ、ありがとうね。まだ実感はないけどね」
「私もですわ。これから、色々と分かるのかもしれませんわね」
アイビー様もカレン様も、見た目は殆ど変わりなくつわりもないのでまだ戸惑っているみたいですね。
でも、確かに安定期に入るまでは公務は控え気味にしないといけないですね。
「だから、明日の剣技大会には、おばあちゃんとみんなで行きましょうね」
「「「「「はーい!」」」」」
ということで、明日はティナおばあさまとちびっ子たちが来賓でくることになりました。
去年も最終的には全員来ていたし、特に問題なさそうですね。
「そうそう、明日の朝には国に知らせるから、剣技大会で来賓変更と理由を発表しても良いわよ」
二人の王太子妃の妊娠発覚なので、国にとっても慶事です。
既に、陛下や王妃様の許可も出ているそうです。
そして、陛下も孫が出来るととても喜んでいたそうです。
ルーシーお姉様がお嫁に行ったショックから立ち直りそうですね。
すると、ティナおばあさまがリズとエレノアにこんなことを言ってきたのです。
「ということで、リズちゃんとエレノアはアイビーとカレンの代わりに公務を頑張らないといけないわね」
「「えー!」」
リズとエレノアは、元々ルーシーお姉様が抜けた分の公務をやることになっていました。
ところが、更にアイビー様とカレン様の分の公務もやらないといけません。
二人は、思わずガクリとしちゃいました。
「ルカちゃん、エドちゃん、エリちゃんも、リズちゃんとエレノアと一緒に公務を頑張りましょうね」
「「「えーーー!」」」
ちびっ子王族三人も、話を聞いていないよと言っています。
でも、これはほぼ強制ですもんね。
こればかりは、頑張ってとしか言いようがありません。
でも、王族にとってとても嬉しいことですね。
仕事は何とかやっているんだけど、食事の時などはガックリしている時がありました。
「はあ、娘が嫁ぐとここまでショックを受けるだなんて……」
「陛下、私もお気持ちはよく分かりますぞ。娘が、娘が嫁いだ時なんて……」
ここに家族ラブの宰相も話に加わり、余計カオスな状況になっていました。
確かに、レイナさんやクラヴィーアさんが嫁いだ時は、陛下以上に号泣したもんね。
王妃様もアリア様も、暫くはどうしようもないねと話をしていました。
そんな状況が長く続くかなと思ったら、ある出来事で一気に息を吹き返したのです。
それは、剣技大会を翌日に控えた日の夕方でした。
「じゃあ、この役割でお願いしますね。二年生も、一年生を引っ張るようにお願いします」
「「「「「はい!」」」」」
前日準備も無事に終わり、生徒会の面々もホッとしています。
ちなみに、一年生も新たに生徒会に四人加わり、陣容が固まりました。
「ワーナーは直ぐに暇になる。一回戦負け確定」
「そうですわね。メアリ先輩と当たるなんて、ご愁傷様ですわ」
「おい、最初から負ける前提で話をするんじゃない!」
「あはは……」
二年生四人のいつものやり取りを見ていると、仲が本当にホッコリするよね。
そんなやり取りを見ていると、僕の通信用魔導具に連絡が入りました。
「えっと、王妃様からだ。えっ、明日の剣技大会の来賓が変更になった?」
「「「「「えっ!?」」」」」
リズたちもびっくりする内容だけど、詳しくは王城で話をするそうです。
元々僕は王城に行く予定だったし、みんなも時間があるので生徒会メンバー全員で王城に行くことにしました。
「「こ、ここが王城……」」
実は新しく生徒会に入った一年生の内、二人は平民出身でした。
なので、これが初めての王城体験でした。
でも、まだまだこれからが本番ですよ。
「じゃあ、王家のいるエリアに行きますよ」
「「「「えっ?」」」」
新しく生徒会に入った四人は、聞いていないよというリアクションですね。
でも、何事もチャレンジですよ。
ということで、勉強部屋前に移動します。
「「「「「わあ、新しい人だ!」」」」」
「「「「よ、宜しくお願いします……」」」」」
今日はミカエルたちも王城で勉強していたらしく、新しく生徒会に入った四人に興味津々でした。
ちびっ子たちの勢いに押され気味だけど、四人とも何とか挨拶ができました。
そして、ちびっ子たちも話を聞いていないそうなので、一緒に話を聞くことになりました。
すると、ティナおばあさま、アイビー様、カレン様が勉強部屋に入ってきました。
因みに、明日の剣技大会の来賓はアイビー様の予定でした。
目の前に王太子妃様が現れて、新しく入った四人はとても緊張していますね。
すると、エリちゃんがあることに気がついたのです。
「あっ、赤ちゃんがいる!」
「「「「「本当だ!」」」」」
そういえば、昔ミカエルも良く赤ちゃんがいるって言い当てたっけ。
エリちゃんの言葉に、逆に僕たちはびっくりしたのです。
「そうなのよ、アイビーとカレンの二人が同時に妊娠したのよ。エリちゃんのマジカルラットと共にゲートを通ろうとしたら駄目だったので、艦艇持ちの宮廷魔導師に確認させたのよ」
「「「「「わあ!」」」」」
おお、遂にアイビー様とカレン様もお母さんになるんですね。
ちびっ子たちは、とても嬉しそうです。
「「「「「おめでとー!」」」」」
「ええ、ありがとうね。まだ実感はないけどね」
「私もですわ。これから、色々と分かるのかもしれませんわね」
アイビー様もカレン様も、見た目は殆ど変わりなくつわりもないのでまだ戸惑っているみたいですね。
でも、確かに安定期に入るまでは公務は控え気味にしないといけないですね。
「だから、明日の剣技大会には、おばあちゃんとみんなで行きましょうね」
「「「「「はーい!」」」」」
ということで、明日はティナおばあさまとちびっ子たちが来賓でくることになりました。
去年も最終的には全員来ていたし、特に問題なさそうですね。
「そうそう、明日の朝には国に知らせるから、剣技大会で来賓変更と理由を発表しても良いわよ」
二人の王太子妃の妊娠発覚なので、国にとっても慶事です。
既に、陛下や王妃様の許可も出ているそうです。
そして、陛下も孫が出来るととても喜んでいたそうです。
ルーシーお姉様がお嫁に行ったショックから立ち直りそうですね。
すると、ティナおばあさまがリズとエレノアにこんなことを言ってきたのです。
「ということで、リズちゃんとエレノアはアイビーとカレンの代わりに公務を頑張らないといけないわね」
「「えー!」」
リズとエレノアは、元々ルーシーお姉様が抜けた分の公務をやることになっていました。
ところが、更にアイビー様とカレン様の分の公務もやらないといけません。
二人は、思わずガクリとしちゃいました。
「ルカちゃん、エドちゃん、エリちゃんも、リズちゃんとエレノアと一緒に公務を頑張りましょうね」
「「「えーーー!」」」
ちびっ子王族三人も、話を聞いていないよと言っています。
でも、これはほぼ強制ですもんね。
こればかりは、頑張ってとしか言いようがありません。
でも、王族にとってとても嬉しいことですね。
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