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第三十四章 三年生
千四百八話 みんなで森に移動します
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そして、巻き込まれない為にこっそりとこの場を離脱しようとしました。
ぐるり。
「あら、丁度タイミングよく『双翼の天使様』がおりますわね。アレク君、この二人を躾けてくれないかしら?」
「イエス、マム!」
ニッコリと微笑むマリーさんに、僕は思わずビシッと敬礼をしていました。
こんなの、はいかイエスしか答えられないよ……
しかも躾けるとか、僕にはそんなことはできないですよ。
一方、マリーさんの前で正座をしている二人は、「マジ?」って表情をしていますね。
何はともあれ、二人をみんなのところに連れて行きます。
「「「グルル……」」」
「り、竜だ……」
「虎までいる……」
目の前に現れたドラちゃん、リボンちゃん、ネコちゃんに、二人は顔を青ざめていました。
しかし、本当に顔を青ざめさせるのはここからでした。
「僕はアレクサンダー、アレクって呼んで下さい。一応、Bランク冒険者です。今日は、『救国の勇者様』と呼ばれるAランク冒険者のジンさんたちも一緒です」
「「Bランク冒険者に、Aランク冒険者までいるなんて……」」
簡単に僕とジンさんたちの説明をすると、二人は思わず顔を見合わせていました。
念のために、冒険者カードを見せて二人にランクを確認してもらいました。
まさか、そんな人がいるだなんて思わなかったのでしょう。
そして、ジンさんの発言でトドメを刺されます。
「まあ、ここには王子様と王女様が四人もいるからな。王国副宰相様に加えて『華の騎士様』までいるから、悪いことはするなよ」
「「えっ、えっ?」」
リズたち、ドラちゃんたちに加えて、周りにいる冒険者やマリーさんもうんうんと頷いていました。
そして、二人はもう一度顔を合わせてから頭を下げたのです。
「「騒いですみませんでした……」」
綺麗に頭を下げる二人に、僕たちは苦笑してしまいました。
何はともあれ、薬草採取の開始です。
因みに、暇な冒険者も一緒に付いてきました。
「その、僕たちは双子です。性格は違うのですけど……」
「田舎から辺境伯領にやってきました。辺境伯領なら、稼げると聞いたので……」
森に向かう道中、僕たちは双子のお兄ちゃんと妹ちゃんから話を聞いていました。
辺境伯領は確かに色々な依頼をこなせるから、気が大きくなっちゃったんですね。
何というか、新人冒険者あるあるですね。
「それで、よりによってアレクや王族や領主様のお孫様の目の前で大騒ぎを起こしたと。俺たちはコイツラが小さい頃から知っているからそんなことはしないと分かるが、他の領地だったら牢屋に入れられるぞ」
「「はい、すみません……」」
ジンさんに諭されると、二人はまたもやしゅんとしてしまいました。
辺境伯領ならそんなことはないけど、他の悪い領主がいる領地だったら確かに牢屋に入れられたはずだ。
「俺たちも、アレクたちも、最初は薬草採取や治療に荷物運びなどをして、コツコツと実績を積み上げていった。それで、初めて冒険者ギルドから信頼を勝ち取ったんだぞ。アレクやリズみたいにいきなりゴブリンキングを撃破するならともかくとして、ルーキーがいきなり害獣駆除は無理だ。せめて、兵上がりなどの実績がある奴が関の山だ」
「「はい……」」
ジンさんは、二人に丁寧に説明していきます。
僕もリズも、最初は薬草採取や治療を頑張ったもんね。
講師役もコツコツと行ったし、そういうことが大切だと思います。
「森にいったら、俺やレイナが手合わせしてやる。今の自分の実力を知ることも大切だ。毎日コツコツと訓練を積み、実力をつけていくことだ。力というのは、直ぐにはつかない。だけど、毎日確実に訓練したらある程度は力が付くぞ」
「「はい!」」
Aランク冒険者と手合わせできるとなり、二人の表情はとても明るくなりました。
でも、その前に薬草採取をやらないとね。
こうして、僕たちは森に着く前に色々とお喋りをしていました。
ぐるり。
「あら、丁度タイミングよく『双翼の天使様』がおりますわね。アレク君、この二人を躾けてくれないかしら?」
「イエス、マム!」
ニッコリと微笑むマリーさんに、僕は思わずビシッと敬礼をしていました。
こんなの、はいかイエスしか答えられないよ……
しかも躾けるとか、僕にはそんなことはできないですよ。
一方、マリーさんの前で正座をしている二人は、「マジ?」って表情をしていますね。
何はともあれ、二人をみんなのところに連れて行きます。
「「「グルル……」」」
「り、竜だ……」
「虎までいる……」
目の前に現れたドラちゃん、リボンちゃん、ネコちゃんに、二人は顔を青ざめていました。
しかし、本当に顔を青ざめさせるのはここからでした。
「僕はアレクサンダー、アレクって呼んで下さい。一応、Bランク冒険者です。今日は、『救国の勇者様』と呼ばれるAランク冒険者のジンさんたちも一緒です」
「「Bランク冒険者に、Aランク冒険者までいるなんて……」」
簡単に僕とジンさんたちの説明をすると、二人は思わず顔を見合わせていました。
念のために、冒険者カードを見せて二人にランクを確認してもらいました。
まさか、そんな人がいるだなんて思わなかったのでしょう。
そして、ジンさんの発言でトドメを刺されます。
「まあ、ここには王子様と王女様が四人もいるからな。王国副宰相様に加えて『華の騎士様』までいるから、悪いことはするなよ」
「「えっ、えっ?」」
リズたち、ドラちゃんたちに加えて、周りにいる冒険者やマリーさんもうんうんと頷いていました。
そして、二人はもう一度顔を合わせてから頭を下げたのです。
「「騒いですみませんでした……」」
綺麗に頭を下げる二人に、僕たちは苦笑してしまいました。
何はともあれ、薬草採取の開始です。
因みに、暇な冒険者も一緒に付いてきました。
「その、僕たちは双子です。性格は違うのですけど……」
「田舎から辺境伯領にやってきました。辺境伯領なら、稼げると聞いたので……」
森に向かう道中、僕たちは双子のお兄ちゃんと妹ちゃんから話を聞いていました。
辺境伯領は確かに色々な依頼をこなせるから、気が大きくなっちゃったんですね。
何というか、新人冒険者あるあるですね。
「それで、よりによってアレクや王族や領主様のお孫様の目の前で大騒ぎを起こしたと。俺たちはコイツラが小さい頃から知っているからそんなことはしないと分かるが、他の領地だったら牢屋に入れられるぞ」
「「はい、すみません……」」
ジンさんに諭されると、二人はまたもやしゅんとしてしまいました。
辺境伯領ならそんなことはないけど、他の悪い領主がいる領地だったら確かに牢屋に入れられたはずだ。
「俺たちも、アレクたちも、最初は薬草採取や治療に荷物運びなどをして、コツコツと実績を積み上げていった。それで、初めて冒険者ギルドから信頼を勝ち取ったんだぞ。アレクやリズみたいにいきなりゴブリンキングを撃破するならともかくとして、ルーキーがいきなり害獣駆除は無理だ。せめて、兵上がりなどの実績がある奴が関の山だ」
「「はい……」」
ジンさんは、二人に丁寧に説明していきます。
僕もリズも、最初は薬草採取や治療を頑張ったもんね。
講師役もコツコツと行ったし、そういうことが大切だと思います。
「森にいったら、俺やレイナが手合わせしてやる。今の自分の実力を知ることも大切だ。毎日コツコツと訓練を積み、実力をつけていくことだ。力というのは、直ぐにはつかない。だけど、毎日確実に訓練したらある程度は力が付くぞ」
「「はい!」」
Aランク冒険者と手合わせできるとなり、二人の表情はとても明るくなりました。
でも、その前に薬草採取をやらないとね。
こうして、僕たちは森に着く前に色々とお喋りをしていました。
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