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第十六章 聖女様出迎え編
二百七十八話 広場を視察
屋敷での打ち合わせも終わって、現場視察に移ります。
式典は広場でやるそうなので、皆で一緒に移動です。
広場は屋敷から近いとの事なので、歩きで向かっていきます。
「あの、サーゲロイド辺境伯様。護衛が付くとはいえ、歩きで大丈夫ですか?」
「心配はいらんよ。街の住民は職人気質だけど、気の良い奴らだ。間違った事は大嫌いだがのう」
「そうなんですか。ホーエンハイム辺境伯領に似ていますね」
「辺境伯領は国の要じゃ。領主と領民が協力するのは、どこも同じ事じゃよ」
はははと笑いながらサーゲロイド辺境伯様は話してくれた。
確かに街の人がサーゲロイド辺境伯様を見て、気安く話しかけているよ。
「おお、領主様か。街の視察かい?」
「領主様、お元気でなりよりですね」
「あ、領主様だ!」
次から次へと話しかけられているけど、サーゲロイド辺境伯様は嫌な顔一つせずに答えている。
というか、いつの間にかリズとサンディの手を引いて歩いているぞ。
さっきの打ち合わせでも淀みなく色々な事に答えてくれたけど、優しさも兼ね備えているんだな。
「ここが会場となる広場じゃ」
「結構広いですね」
「よく催し物が開かれるから、それなりに広く作ってあるのじゃ」
屋敷から歩いて十分、目的地の広場に到着。
公園も併設されていて、街の人の憩いの場になっている。
確かに人も座れるスペースもあるし、イベントをするのにはもってこいの場所だ。
「ここなら警備も敷きやすいし、周囲の警戒もし易いな」
「ステージの袖に控室もあるのか。これだけの設備は王都でも中々ないぞ」
軍務卿も外務卿も周囲のチェックを行い、近衛騎士も警護のポイントになりそうな所を確認している。
「ここでは、どんな催し物が行われるのですか?」
「用途は色々じゃ。お祭りや収穫祭もやるし、様々な講演も行われる。結婚式も開かれる時もあるのだぞ」
それだけ用途も多岐に渡るから、設備も警護する場所も充実している。
なので、各場所のチェックはあっという間に終わってしまった。
「詳しい情報は後ほど息子から王城に届けさせる。領内の巡回も強化する予定じゃ」
「流石ですね。準備に抜かりなく、我々も安心しております」
「聖女様をお迎えするのは、我々にとっても名誉な事。この位当然の事じゃ」
ほほほと、当然の事だと余裕の表情で軍務卿と話すサーゲロイド辺境伯。
一見すると子ども好きの好々爺に見えるけど、この人も凄腕の当主なんだ。
「さて、屋敷に戻ろう。本日宿泊する部屋に案内させよう。その後は歓迎会を行おう」
「「やったー!」」
現場のチェックも無事に終わったので、今日の予定は全て終了。
屋敷に戻りながら皆で話をしていきます。
「明日は国境の街に向かうのですよね?」
「明日朝に出発するぞ。その後は国境を渡って教皇国にも行く予定だ」
「新しい国に行けるんだ!」
新しい場所に行けるとあってリズのテンションは高くなっているが、その前にちゃんとお仕事をこなさないとね。
式典は広場でやるそうなので、皆で一緒に移動です。
広場は屋敷から近いとの事なので、歩きで向かっていきます。
「あの、サーゲロイド辺境伯様。護衛が付くとはいえ、歩きで大丈夫ですか?」
「心配はいらんよ。街の住民は職人気質だけど、気の良い奴らだ。間違った事は大嫌いだがのう」
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「辺境伯領は国の要じゃ。領主と領民が協力するのは、どこも同じ事じゃよ」
はははと笑いながらサーゲロイド辺境伯様は話してくれた。
確かに街の人がサーゲロイド辺境伯様を見て、気安く話しかけているよ。
「おお、領主様か。街の視察かい?」
「領主様、お元気でなりよりですね」
「あ、領主様だ!」
次から次へと話しかけられているけど、サーゲロイド辺境伯様は嫌な顔一つせずに答えている。
というか、いつの間にかリズとサンディの手を引いて歩いているぞ。
さっきの打ち合わせでも淀みなく色々な事に答えてくれたけど、優しさも兼ね備えているんだな。
「ここが会場となる広場じゃ」
「結構広いですね」
「よく催し物が開かれるから、それなりに広く作ってあるのじゃ」
屋敷から歩いて十分、目的地の広場に到着。
公園も併設されていて、街の人の憩いの場になっている。
確かに人も座れるスペースもあるし、イベントをするのにはもってこいの場所だ。
「ここなら警備も敷きやすいし、周囲の警戒もし易いな」
「ステージの袖に控室もあるのか。これだけの設備は王都でも中々ないぞ」
軍務卿も外務卿も周囲のチェックを行い、近衛騎士も警護のポイントになりそうな所を確認している。
「ここでは、どんな催し物が行われるのですか?」
「用途は色々じゃ。お祭りや収穫祭もやるし、様々な講演も行われる。結婚式も開かれる時もあるのだぞ」
それだけ用途も多岐に渡るから、設備も警護する場所も充実している。
なので、各場所のチェックはあっという間に終わってしまった。
「詳しい情報は後ほど息子から王城に届けさせる。領内の巡回も強化する予定じゃ」
「流石ですね。準備に抜かりなく、我々も安心しております」
「聖女様をお迎えするのは、我々にとっても名誉な事。この位当然の事じゃ」
ほほほと、当然の事だと余裕の表情で軍務卿と話すサーゲロイド辺境伯。
一見すると子ども好きの好々爺に見えるけど、この人も凄腕の当主なんだ。
「さて、屋敷に戻ろう。本日宿泊する部屋に案内させよう。その後は歓迎会を行おう」
「「やったー!」」
現場のチェックも無事に終わったので、今日の予定は全て終了。
屋敷に戻りながら皆で話をしていきます。
「明日は国境の街に向かうのですよね?」
「明日朝に出発するぞ。その後は国境を渡って教皇国にも行く予定だ」
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