189 / 1,334
第十八章 少し平和な日々
三百八十五話 急遽炊き出しに参加する事に
教皇国での話し合いはこれで終了なのですが、ここで教皇様から僕達にある提案が。
「もしお時間が宜しければ、炊き出しにご参加頂けませんか?」
「そうですね。せっかくのご提案ですからお受け致しますわ」
「ただ、赤ん坊は城に戻してきますね」
「ありがとうございます。お子様は、安全の為にもお戻りされた方が宜しいですね」
という事で、僕達も炊き出しに参加します。
王城へルカちゃんとエドちゃんを戻し、皇城へアンドリューちゃんを戻します。
そしてアンドリューちゃんの代わり、リルムが新たに参戦。
子ども達は聖騎士の護衛を受けながら、張り切りながら広場に向かいます。
「あ! 導く者様だ」
「双翼の天使様もいるぞ」
「新年早々、縁起が良いわね」
炊き出しが行われている広場に向かうと、街の人が僕達の来訪に気がついた様だ。
僕達の方に向かって、声を上げたり手を振ったりしていた。
そんな街の人の様子に気がついて、カレン様が僕達の方にやってきた。
「皆様、新年おめでとう御座います。話し合いに参加できずに申し訳ありません」
「おめでとう御座います。カレン様は大切なお仕事をされているのですから、お気になさらないで下さい」
僕達の代表としてアリア様が応対してくれたけど、広場には沢山の人が集まっているし炊き出しを行う手も足らなそうだ。
という事で、早速僕達も炊き出しのお手伝いを行います。
「ブリちゃ!」
「ミカちゃ!」
炊き出しには孤児院の子どもも参加していて、ミカエルとブリットは思わぬ再会を喜んでいた。
そんな二人の様子を見た街の人は、相変わらず仲が良いねって微笑ましく見ています。
さてさて、僕達もスタンバイして作った物を配り始めます。
どうも年始に教会が配るお菓子の様な物で、多くの街の人が炊き出し現場に集まっています。
蒸しパンの様な形状で、蒸し器を使ってどんどん蒸されていきます。
「はい、どうぞ!」
「ありがとうね」
出来上がったお菓子を、リズやエレノアにリルムが街の人に配っていきます。
前に皇都でも炊き出しをした事があるので、特にトラブルなく対応しています。
「わあ、スライムがお菓子を配っているよ」
「しかも三匹もいるよ!」
街の子ども達に大人気なのが、カレン様と一緒にお菓子を配っているスラちゃん達だ。
元々カレン様と共にヒカリが一匹でお菓子を配っていたのだが、そこにスラちゃんとプリンが合流したのだ。
スライムが触手を伸ばしてお菓子を配っているので、子ども達にとってはとても面白い光景の様だ。
勿論、アリア様やティナおばあさまにケイリさんもお菓子を配っています。
でも、大人の中ではジンさんが一番人気です。
「おお、再び導くもの様に会えるなんて」
「ありがたやー、ありがたやー」
「あの、俺は拝まれる様な存在ではないので」
ジンさんは特に年配の方に人気で、中にはジンさんの事を拝んでいる人もいる。
聖剣を持っているのもあって、教皇国内のジンさんの人気はかなりのものだ。
気がついたら、ジンさんがお菓子を配っている列が一番長くなっていた。
夕方になり、無事に炊き出しも終了。
「つ、疲れた……」
流石のジンさんも、長時間に渡ってお菓子を配ったので疲れてしまった様だ。
まあ、何事もなく終了したので良しとしておきましょう。
「皆様、お手伝い頂きありがとうございます。ささやかですが、本日配布しましたお菓子の残りをお持ち帰り下さい」
「「「ありがとー」」」
レリーフ枢機卿が僕達へのお土産として、余ったお菓子を渡してくれた。
少し多めに用意してくれたのだが、ここでジンさんが一言。
「レリーフ枢機卿、申し訳ないですがもう少し多めにお菓子を頂けますか?」
「ええ、それは問題ございません。ダメにしてしまうよりもずっと良いので」
「すみません。我が家に食いしん坊がいるもので」
「「「あー、そういう事か」」」
「ミカ、わかた!」
「ブリも!」
ジンさんがレリーフ枢機卿にお願いした理由は、ミカエルとブリットにも分かる簡単な物だった。
確かに食いしん坊が二人もいるからなあ。
という事で、新年の各地の訪問はこれで終了です。
王城と皇城にゲートを繋いでティナおばあさま達やケイリさん達を送り、僕達も屋敷に戻ります。
「もぐもぐ。うん、あっさりしていて何個でも食べられるね」
「そうだね、もぐもぐ、食後のおやつに丁度いいね」
「おい、お前ら。他の人の分も残しておけ」
そして、ジンさんが持ち帰ったお菓子は早速夕食に出されて、食いしん坊二人によってあっという間に消えていったそうです。
「もしお時間が宜しければ、炊き出しにご参加頂けませんか?」
「そうですね。せっかくのご提案ですからお受け致しますわ」
「ただ、赤ん坊は城に戻してきますね」
「ありがとうございます。お子様は、安全の為にもお戻りされた方が宜しいですね」
という事で、僕達も炊き出しに参加します。
王城へルカちゃんとエドちゃんを戻し、皇城へアンドリューちゃんを戻します。
そしてアンドリューちゃんの代わり、リルムが新たに参戦。
子ども達は聖騎士の護衛を受けながら、張り切りながら広場に向かいます。
「あ! 導く者様だ」
「双翼の天使様もいるぞ」
「新年早々、縁起が良いわね」
炊き出しが行われている広場に向かうと、街の人が僕達の来訪に気がついた様だ。
僕達の方に向かって、声を上げたり手を振ったりしていた。
そんな街の人の様子に気がついて、カレン様が僕達の方にやってきた。
「皆様、新年おめでとう御座います。話し合いに参加できずに申し訳ありません」
「おめでとう御座います。カレン様は大切なお仕事をされているのですから、お気になさらないで下さい」
僕達の代表としてアリア様が応対してくれたけど、広場には沢山の人が集まっているし炊き出しを行う手も足らなそうだ。
という事で、早速僕達も炊き出しのお手伝いを行います。
「ブリちゃ!」
「ミカちゃ!」
炊き出しには孤児院の子どもも参加していて、ミカエルとブリットは思わぬ再会を喜んでいた。
そんな二人の様子を見た街の人は、相変わらず仲が良いねって微笑ましく見ています。
さてさて、僕達もスタンバイして作った物を配り始めます。
どうも年始に教会が配るお菓子の様な物で、多くの街の人が炊き出し現場に集まっています。
蒸しパンの様な形状で、蒸し器を使ってどんどん蒸されていきます。
「はい、どうぞ!」
「ありがとうね」
出来上がったお菓子を、リズやエレノアにリルムが街の人に配っていきます。
前に皇都でも炊き出しをした事があるので、特にトラブルなく対応しています。
「わあ、スライムがお菓子を配っているよ」
「しかも三匹もいるよ!」
街の子ども達に大人気なのが、カレン様と一緒にお菓子を配っているスラちゃん達だ。
元々カレン様と共にヒカリが一匹でお菓子を配っていたのだが、そこにスラちゃんとプリンが合流したのだ。
スライムが触手を伸ばしてお菓子を配っているので、子ども達にとってはとても面白い光景の様だ。
勿論、アリア様やティナおばあさまにケイリさんもお菓子を配っています。
でも、大人の中ではジンさんが一番人気です。
「おお、再び導くもの様に会えるなんて」
「ありがたやー、ありがたやー」
「あの、俺は拝まれる様な存在ではないので」
ジンさんは特に年配の方に人気で、中にはジンさんの事を拝んでいる人もいる。
聖剣を持っているのもあって、教皇国内のジンさんの人気はかなりのものだ。
気がついたら、ジンさんがお菓子を配っている列が一番長くなっていた。
夕方になり、無事に炊き出しも終了。
「つ、疲れた……」
流石のジンさんも、長時間に渡ってお菓子を配ったので疲れてしまった様だ。
まあ、何事もなく終了したので良しとしておきましょう。
「皆様、お手伝い頂きありがとうございます。ささやかですが、本日配布しましたお菓子の残りをお持ち帰り下さい」
「「「ありがとー」」」
レリーフ枢機卿が僕達へのお土産として、余ったお菓子を渡してくれた。
少し多めに用意してくれたのだが、ここでジンさんが一言。
「レリーフ枢機卿、申し訳ないですがもう少し多めにお菓子を頂けますか?」
「ええ、それは問題ございません。ダメにしてしまうよりもずっと良いので」
「すみません。我が家に食いしん坊がいるもので」
「「「あー、そういう事か」」」
「ミカ、わかた!」
「ブリも!」
ジンさんがレリーフ枢機卿にお願いした理由は、ミカエルとブリットにも分かる簡単な物だった。
確かに食いしん坊が二人もいるからなあ。
という事で、新年の各地の訪問はこれで終了です。
王城と皇城にゲートを繋いでティナおばあさま達やケイリさん達を送り、僕達も屋敷に戻ります。
「もぐもぐ。うん、あっさりしていて何個でも食べられるね」
「そうだね、もぐもぐ、食後のおやつに丁度いいね」
「おい、お前ら。他の人の分も残しておけ」
そして、ジンさんが持ち帰ったお菓子は早速夕食に出されて、食いしん坊二人によってあっという間に消えていったそうです。
あなたにおすすめの小説
夫が私にそっくりな下の娘ばかりをかわいがるのですけど!
山科ひさき
恋愛
「子供達をお願い」 そう言い残して、私はこの世を去った。愛する夫が子供達に私の分も愛情を注いでくれると信じていたから、不安はなかった。けれど死後の世界から見ている夫は下の娘ばかりをかわいがり、上の娘をないがしろにしている。許せない。そんな時、私に不思議な声が呼びかけてきて……。
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有
恋愛
子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~
白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
よかった、わたくしは貴女みたいに美人じゃなくて
碧井 汐桜香
ファンタジー
美しくないが優秀な第一王子妃に嫌味ばかり言う国王。
美しい王妃と王子たちが守るものの、国の最高権力者だから咎めることはできない。
第二王子が美しい妃を嫁に迎えると、国王は第二王子妃を娘のように甘やかし、第二王子妃は第一王子妃を蔑むのだった。
本当に私で合ってたんですか? 転生してその日に死んだのですが
ボンボンP
ファンタジー
神様の適当なチョイスで小説の世界に来た私
『読者から転生する者を選んだのだ、それなのに…』
そんなこと言われても私は読者じゃないです…
ただ、妹が部屋に本を置いていっただけなのに…
あらすじも登場人物の誰一人知らないんだから、結果こうなりました
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
知らないうちに離婚されていた男爵令嬢は実家に帰ることにしました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
結婚して1年。
元・貴族令嬢エヴェリナは、平民商人の夫にこき使われ、自分の時間すら奪われていた。
久しぶりの自由時間を楽しんで帰宅すると、門番が立ち塞がり──
「ここより先には立ち入れません」
夫が勝手に離婚届を偽造し、彼女を家から追放した。
さらに「不貞の証拠」として、エヴェリナのサインを悪用した偽装契約書まで作成。
名誉を守るため裁判へ挑むが、そこで明らかになったのは──
⚠️ 本作は AI の生成した文章を一部に使っています。ご都合主義です。