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第十八章 少し平和な日々
三百九十三話 領民に認められた小さな領主様
一方の炊き出しに治療の方も、順調な滑り出しをしている。
色々な所で炊き出しに治療を行っているから、もう慣れっこになっている。
「どーぞー」
「おお、小さな領主様自ら治療なさるとは」
今日のメインはミカエルなので、僕達はできるだけ目立たない様に気をつけています。
ミカエルはとても張り切っていて、ブリットと共に魔法を使った治療を行っています。
小さいミカエルが頑張って治療している姿を見て、特に年配の人は感激している様です。
「今は順調に進んでいますね」
「そうだな。ならず者もどんどん捕縛しているし、今の所は問題ないな」
僕はジンさんと炊き出しの調理をしつつ、全体の様子を見ています。
ここ暫く王国で大きなイベントがなかったのだが、今日は久々に大きめのイベントだ。
闇ギルドとは関係ないならず者も、スリとかの犯罪を行う為に集まっている様です。
ポニさん達とアマリリスとならず者捕縛部隊は、想定外のならず者の多さに大忙しです。
「そうですか。そんな事があったんですね」
「はい。でも、最近はだいぶ良くなってきました」
イザベラ様とソフィアさんにティナおばあさまが、街の人から色々話を聞いています。
元々バイザー子爵領の街の経済状況は良くなかったのだが、最近はだいぶ改善しているそうです。
各地との交易も盛んになっていて、辺境伯領と共に地域の要となっていた時のバイザー領に近付いている様です。
と、ここで軍務卿がやってきて、ジンさんに声をかけてきた。
「ジン、すまんがレイナとカミラを借りるぞ。尋問する人員が足りなくなってきた」
「良いですよ。どうせあいつらは列の整理しかできませんので」
「そうか。良い情報も手に入ったので、後で教えるな」
軍務卿はとても良い笑顔でジンさんに話しかけていた。
何やら重要な情報を掴んだらしい。
そして尋問部隊には、レイナさんとカミラさんの他にも冒険者のおばちゃんがついて行った。
三人ともとても良い笑顔で屋敷の庭に向かって行ったので、捕縛されたならず者はこれから厳しい尋問を受ける事になるんだろうな。
炊き出しと無料治療も順調にいってもうそろそろ終わりになろうとした時、ある事件が起きた。
「くそ、もう他に誰もいないのかよ。ガキが、死ねー!」
無料治療に並んでいた中年の男が、突然ナイフを抜いてミカエルに襲いかかったのだ。
他のならず者が捕まったので、中年の男はだいぶ焦っている様だ。
とはいえ、ミカエルを守る布陣は万全だ。
「動きを止めます!」
「くそ、動けねえ」
先ずは僕が中年男性の靴だけを凍らせて、地面に縫い付けます。
これでだいぶ時間が取れそうです。
後は、ならず者捕縛部隊がこの中年の男を捕まえるだけだと思ったら、想像を超えた事態に。
「「「えーい!」」」
ズドドドーン!
ズドン、ズドン、ズドン!
スドーン!
「ぐっはぁ!」
動けなくなった中年の男を目掛けて、一斉に魔法が放たれたのだ。
魔法を放ったのは、ルーカスお兄様とアイビー様とルーシーお姉様。
更にはリズとエレノアとサンディも魔法を放っている。
ついでといわんばかりに、スラちゃんとプリンとアマリリスも魔法を放っていた。
そして、この二人も魔法を放っています。
「わりゅもの、やつけた!」
「やつけた!」
そう、ミカエルとブリットも中年の男目掛けて魔法を放っています。
魔法を放ったミカエルは治療している所から一歩出て、自分なりの格好いいポーズを決めています。
「領主ミカエル様を襲った賊を捕らえよ」
「「「はっ」」」
ランカーさんは、あえてミカエルが領主という事を強調して兵を指揮していた。
魔法を沢山受けたならず者は、ピクピクと動いているので死んではいないようだ。
ホッと一安心と胸を撫で下ろすと、大きな歓声が沸き起こった。
「おお、ミカエル様がならず者を倒したぞ」
「あんなに小さいのに、勇敢だなあ」
「流石は勇敢な天使様だ」
ポーズを決めているミカエルに向かって、街の人が拍手や歓声を送っています。
すると、ミカエルと顔見知りの大柄な冒険者が、ヒョイっとミカエルの事を肩に乗せました。
「この方が、王国で聖女様をお守りし教皇国では聖女候補様をお守りしたバイザー子爵領領主ミカエル様だ」
「だー!」
「「「わー! ミカエル様!」」」
「「「ミカエル様、ばんざーい!」」」
おお、冒険者は背が高いので、後ろの方までミカエルの顔が良く見えている。
ミカエルも、両手を一生懸命に伸ばして駆けつけた人に応えていた。
周りの人も、大盛り上がりでミカエルの事を讃えていた。
もうミカエルは、立派なバイザー子爵家の領主様だな。
色々な所で炊き出しに治療を行っているから、もう慣れっこになっている。
「どーぞー」
「おお、小さな領主様自ら治療なさるとは」
今日のメインはミカエルなので、僕達はできるだけ目立たない様に気をつけています。
ミカエルはとても張り切っていて、ブリットと共に魔法を使った治療を行っています。
小さいミカエルが頑張って治療している姿を見て、特に年配の人は感激している様です。
「今は順調に進んでいますね」
「そうだな。ならず者もどんどん捕縛しているし、今の所は問題ないな」
僕はジンさんと炊き出しの調理をしつつ、全体の様子を見ています。
ここ暫く王国で大きなイベントがなかったのだが、今日は久々に大きめのイベントだ。
闇ギルドとは関係ないならず者も、スリとかの犯罪を行う為に集まっている様です。
ポニさん達とアマリリスとならず者捕縛部隊は、想定外のならず者の多さに大忙しです。
「そうですか。そんな事があったんですね」
「はい。でも、最近はだいぶ良くなってきました」
イザベラ様とソフィアさんにティナおばあさまが、街の人から色々話を聞いています。
元々バイザー子爵領の街の経済状況は良くなかったのだが、最近はだいぶ改善しているそうです。
各地との交易も盛んになっていて、辺境伯領と共に地域の要となっていた時のバイザー領に近付いている様です。
と、ここで軍務卿がやってきて、ジンさんに声をかけてきた。
「ジン、すまんがレイナとカミラを借りるぞ。尋問する人員が足りなくなってきた」
「良いですよ。どうせあいつらは列の整理しかできませんので」
「そうか。良い情報も手に入ったので、後で教えるな」
軍務卿はとても良い笑顔でジンさんに話しかけていた。
何やら重要な情報を掴んだらしい。
そして尋問部隊には、レイナさんとカミラさんの他にも冒険者のおばちゃんがついて行った。
三人ともとても良い笑顔で屋敷の庭に向かって行ったので、捕縛されたならず者はこれから厳しい尋問を受ける事になるんだろうな。
炊き出しと無料治療も順調にいってもうそろそろ終わりになろうとした時、ある事件が起きた。
「くそ、もう他に誰もいないのかよ。ガキが、死ねー!」
無料治療に並んでいた中年の男が、突然ナイフを抜いてミカエルに襲いかかったのだ。
他のならず者が捕まったので、中年の男はだいぶ焦っている様だ。
とはいえ、ミカエルを守る布陣は万全だ。
「動きを止めます!」
「くそ、動けねえ」
先ずは僕が中年男性の靴だけを凍らせて、地面に縫い付けます。
これでだいぶ時間が取れそうです。
後は、ならず者捕縛部隊がこの中年の男を捕まえるだけだと思ったら、想像を超えた事態に。
「「「えーい!」」」
ズドドドーン!
ズドン、ズドン、ズドン!
スドーン!
「ぐっはぁ!」
動けなくなった中年の男を目掛けて、一斉に魔法が放たれたのだ。
魔法を放ったのは、ルーカスお兄様とアイビー様とルーシーお姉様。
更にはリズとエレノアとサンディも魔法を放っている。
ついでといわんばかりに、スラちゃんとプリンとアマリリスも魔法を放っていた。
そして、この二人も魔法を放っています。
「わりゅもの、やつけた!」
「やつけた!」
そう、ミカエルとブリットも中年の男目掛けて魔法を放っています。
魔法を放ったミカエルは治療している所から一歩出て、自分なりの格好いいポーズを決めています。
「領主ミカエル様を襲った賊を捕らえよ」
「「「はっ」」」
ランカーさんは、あえてミカエルが領主という事を強調して兵を指揮していた。
魔法を沢山受けたならず者は、ピクピクと動いているので死んではいないようだ。
ホッと一安心と胸を撫で下ろすと、大きな歓声が沸き起こった。
「おお、ミカエル様がならず者を倒したぞ」
「あんなに小さいのに、勇敢だなあ」
「流石は勇敢な天使様だ」
ポーズを決めているミカエルに向かって、街の人が拍手や歓声を送っています。
すると、ミカエルと顔見知りの大柄な冒険者が、ヒョイっとミカエルの事を肩に乗せました。
「この方が、王国で聖女様をお守りし教皇国では聖女候補様をお守りしたバイザー子爵領領主ミカエル様だ」
「だー!」
「「「わー! ミカエル様!」」」
「「「ミカエル様、ばんざーい!」」」
おお、冒険者は背が高いので、後ろの方までミカエルの顔が良く見えている。
ミカエルも、両手を一生懸命に伸ばして駆けつけた人に応えていた。
周りの人も、大盛り上がりでミカエルの事を讃えていた。
もうミカエルは、立派なバイザー子爵家の領主様だな。
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