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第三十二章 新入生
千二百七話 帝国と共和国に挨拶に行きます
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準備が整ったところで、僕たちは王国から帝国に向かいます。
帝国の皇城のいつもの部屋の前にゲートを繋ぎ、みんなで帝国に向かいます。
「リズちゃん、エレノアちゃん!」
「「リルムちゃん!」」
僕がゲートをくぐると、仲良し三人組が再会を喜んでいました。
リルムも今年十一歳で、とても体が大きくなってきたね。
そして、相変わらず他のちびっ子たちがジンさんの周りに集まっています。
うーん、やっぱりジンさんは子どもホイホイですね。
そのままいつもの応接室に向かいます。
「新年おめでとう。はは、今年は子どもがいっぱいだな」
「「「おめでとうございます!」」」
今年はいつもならお留守番の子どもたちも一緒なので、皇帝陛下もとても賑やかだと言っていた。
そして、そのままルーカスお兄様、アイビー様、アリア様が皇帝陛下のところに歩み寄りました。
「皇帝陛下、本年は私たちの結婚式にご足労頂く予定で大変恐縮です」
「いやいや、実際には空間魔法で一瞬だがな。それに、めでたいことなのだから私たちの方が楽しみにしている」
ルーカスお兄様の挨拶を聞いた皇帝陛下は、ニコリとしながら返事をしていた。
皇帝陛下自身も、誰かの結婚式に参加するのは久しぶりだそうです。
「しかしアリアよ、子どもの成長というのは早いものだな。リルムも今ではこんなにも大きくなり、ルーカス殿下が結婚するとはのう」
「お兄様、全くその通りですわ。エレノアも学園二年生になりますし、あと数年で結婚ですのよ。アレク君がリルムの誕生日パーティーで大活躍したのが、つい最近のように思っておりますのよ」
皇帝陛下とアリア様が兄妹仲良く話をしているけど、僕も本当に大きくなったと思っているんだよね。
背は何故か未だにリズの方が大きいけど。
「リルムちゃんも、結婚式に来てよね!」
「招待状を貰ったんだ。とっても楽しみなんだよ!」
皇族は、ケイリさんと小さな子どもたちは残るけど、皇帝陛下、皇妃様、リルムは結婚式に参加します。
リルムは、もう結婚式が待ち遠しくて仕方ないみたいですね。
そして、相変わらずジンさんの周りにはちびっ子が集まっていました。
ジンさんは、少し勘弁してくれといった表情ですね。
次の国に行かないといけないので、挨拶はここまでにします。
「「「じゃーねー」」」
「「「じゃーねー」」」
子どもたちがお互いに挨拶をして、次の共和国にゲートを繋ぎます。
共和国も、いつものところにゲートを繋ぎみんなで向かいます。
「クレイモアさん、新年おめでとうございます」
「「「おめでとー!」」」
「みんな、おめでとうね」
今日はクレイモアさんが僕たちを出迎えてくれたけど、なんだかクレイモアさんがいつもよりもにこやかな気がするよ。
うーん、とうとういい人でも見つかったのかな。
そんな事を思っていたら、この人が直球を投げ込んで来ました。
「クレイモアさん、彼氏できたの?」
「ざ、ざ、残念ながらまだです……」
あっ、リズの直球を受け止めきれず、クレイモアさんがどよーんとしちゃったよ。
クレイモアさんに春が訪れるのは、まだまだ先みたいです。
「しかし、今年は殿下の結婚式が行われます。きっと良い人が見つかると信じております!」
クレイモアさんは握りこぶしを作って熱弁していたけど、流石に国の代表で来賓としてくるのに男性漁りはマズイと思いますよ。
アイビー様も、クレイモアさんのやる気を見て思わず苦笑してしまいました。
自分たちの結婚式で、流石に落ち着いてもらいたいよね。
「なんにせよ、殿下の結婚式関連は私が対応いたします。何かありましたら、私にご連絡頂ければ幸いです」
そして、クレイモアさんがキリリとした表情で話していたけど、そういう姿を部下に見せればきっと結婚したいって人が増えるはずだよ。
その後も色々話して、次の国に向かう準備をしました。
因みに、初めてクレイモアさんと会ったちびっ子に、ルカちゃんちゃんとエドちゃんが結婚できない人という残念な説明をしていました。
流石にサンディが訂正していたけど、クレイモアさんに春が訪れるのはいつになるんでしょうね。
帝国の皇城のいつもの部屋の前にゲートを繋ぎ、みんなで帝国に向かいます。
「リズちゃん、エレノアちゃん!」
「「リルムちゃん!」」
僕がゲートをくぐると、仲良し三人組が再会を喜んでいました。
リルムも今年十一歳で、とても体が大きくなってきたね。
そして、相変わらず他のちびっ子たちがジンさんの周りに集まっています。
うーん、やっぱりジンさんは子どもホイホイですね。
そのままいつもの応接室に向かいます。
「新年おめでとう。はは、今年は子どもがいっぱいだな」
「「「おめでとうございます!」」」
今年はいつもならお留守番の子どもたちも一緒なので、皇帝陛下もとても賑やかだと言っていた。
そして、そのままルーカスお兄様、アイビー様、アリア様が皇帝陛下のところに歩み寄りました。
「皇帝陛下、本年は私たちの結婚式にご足労頂く予定で大変恐縮です」
「いやいや、実際には空間魔法で一瞬だがな。それに、めでたいことなのだから私たちの方が楽しみにしている」
ルーカスお兄様の挨拶を聞いた皇帝陛下は、ニコリとしながら返事をしていた。
皇帝陛下自身も、誰かの結婚式に参加するのは久しぶりだそうです。
「しかしアリアよ、子どもの成長というのは早いものだな。リルムも今ではこんなにも大きくなり、ルーカス殿下が結婚するとはのう」
「お兄様、全くその通りですわ。エレノアも学園二年生になりますし、あと数年で結婚ですのよ。アレク君がリルムの誕生日パーティーで大活躍したのが、つい最近のように思っておりますのよ」
皇帝陛下とアリア様が兄妹仲良く話をしているけど、僕も本当に大きくなったと思っているんだよね。
背は何故か未だにリズの方が大きいけど。
「リルムちゃんも、結婚式に来てよね!」
「招待状を貰ったんだ。とっても楽しみなんだよ!」
皇族は、ケイリさんと小さな子どもたちは残るけど、皇帝陛下、皇妃様、リルムは結婚式に参加します。
リルムは、もう結婚式が待ち遠しくて仕方ないみたいですね。
そして、相変わらずジンさんの周りにはちびっ子が集まっていました。
ジンさんは、少し勘弁してくれといった表情ですね。
次の国に行かないといけないので、挨拶はここまでにします。
「「「じゃーねー」」」
「「「じゃーねー」」」
子どもたちがお互いに挨拶をして、次の共和国にゲートを繋ぎます。
共和国も、いつものところにゲートを繋ぎみんなで向かいます。
「クレイモアさん、新年おめでとうございます」
「「「おめでとー!」」」
「みんな、おめでとうね」
今日はクレイモアさんが僕たちを出迎えてくれたけど、なんだかクレイモアさんがいつもよりもにこやかな気がするよ。
うーん、とうとういい人でも見つかったのかな。
そんな事を思っていたら、この人が直球を投げ込んで来ました。
「クレイモアさん、彼氏できたの?」
「ざ、ざ、残念ながらまだです……」
あっ、リズの直球を受け止めきれず、クレイモアさんがどよーんとしちゃったよ。
クレイモアさんに春が訪れるのは、まだまだ先みたいです。
「しかし、今年は殿下の結婚式が行われます。きっと良い人が見つかると信じております!」
クレイモアさんは握りこぶしを作って熱弁していたけど、流石に国の代表で来賓としてくるのに男性漁りはマズイと思いますよ。
アイビー様も、クレイモアさんのやる気を見て思わず苦笑してしまいました。
自分たちの結婚式で、流石に落ち着いてもらいたいよね。
「なんにせよ、殿下の結婚式関連は私が対応いたします。何かありましたら、私にご連絡頂ければ幸いです」
そして、クレイモアさんがキリリとした表情で話していたけど、そういう姿を部下に見せればきっと結婚したいって人が増えるはずだよ。
その後も色々話して、次の国に向かう準備をしました。
因みに、初めてクレイモアさんと会ったちびっ子に、ルカちゃんちゃんとエドちゃんが結婚できない人という残念な説明をしていました。
流石にサンディが訂正していたけど、クレイモアさんに春が訪れるのはいつになるんでしょうね。
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