170 / 394
第七章 ゴレス侯爵領
第百七十話 不穏な話
しおりを挟む
「スラタロウ、今日はスイーツを多めに」
今日は王妃様達が昼食を食べにくるので、スラタロウにスイーツ系を多めにリクエスト。
スラタロウは体を揺らしながら、分かってるぜみたいな反応をしていた。
ぶどうとかいちごを用意していたので、フルーツを使った物になりそうだ。
さて、今日はあいにくの雨なので屋敷内で作業する。
新しく採用された文官も仕事を始めたので、書類関係はお任せしてビアンカ殿下とレイアとリーフとで街の開発図を纏めることにする。
既に大体の構図は纏めてあるので、それを地図に落とし込んでいく。
時々文官からも意見を聞きながら、どんどんと書き込んでいく。
大体の開発計画が落とし込まれた所で、王妃様達を王城に迎えに行った。
「それで、今日は兄上の奥方と息子がゲストというわけじゃな」
「そうそう。ルイのところは妊娠中だから連れてこれないけど、せっかくのごちそうだからね」
ということで、王妃様にフローラ様とライラック様に加えてゲストがお二人。
どうも事前にビアンカ殿下のところにフローラ様から連絡がいっていた様で、スラタロウも子ども向けの料理を準備していた。
「初めまして。ジョージの妻のステラですわ。この子は息子のウィリアムです」
「ウィリアムでちゅ。よろちくおねがいしましゅ」
金髪のウエーブが腰まであるほんわかとしたステラ様と、たどたどしい言葉で挨拶をするお母さんにそっくりのウィリアム様。
特に幼いながらも一生懸命喋るウィリアム様に、女性陣一同メロメロにされている。
「ウィリアムくん、僕はマシューだよ。この子は、ニー。ご飯まで一緒に遊ぼう!」
「うん!」
早速マシューくん達がウィリアム様の手を引きながら従魔達のところに連れていき、一緒に遊び始めた。
子供同士、仲良くなるのが早い。
シルとかも一緒だけど、怖がらずにボール遊びや追いかけっこを始めた。
「あらあら、ウィリアムがあんなにはしゃいでいるなんて」
「歳の近い子は周りにいないから、余計に楽しいのでしょうね」
「ルイのところも子どもが生まれたら、こんな感じで賑やかになるのかな?」
「早く、他の孫も可愛がってみたいわ」
ウィリアム様が元気よく遊んでいる姿に、母親であるステラ様は勿論のこと王妃様やフローラ様にライラック様も目尻を下げている。
普段は王城の中で大事に育てられている分、今日は思いっきり遊ばせてあげたいのだろう。
「そーれ、こっちだよ」
「こっちこっち!」
「ああ、捕まっちゃった」
ミケやララ達も追いかけっこに参加して、ウィリアム様と一緒に遊んでいる。
子どもに好かれるというエステル殿下も参加しているが、改めて子どもっぽいと思ったのは俺だけでないはず。
そうこうしている内に今日の料理が出来上がったようだ。
今日のスラタロウの逸品は、野菜ときのこをふんだんに使ったオーク肉のドリアと、野菜サラダ。
そしてデザートに、フルーツたっぷりのタルトがついている。
「おかあしゃま、おいしいー!」
「良かったわね。一杯食べるのよ」
「うん!」
スラタロウの昼食はウィリアム様や王妃様達にも大好評で、特にデザートはお持ち帰りのリクエストも出た。
今日は不在のルイ様の奥様の分も含めて、帰りまでに用意することになった。
「相変わらず、スラタロウの料理は美味しいわね」
「私も初めて食べましたが、スライムがこんなにも美味しい料理を作るなんて信じられないですわ」
「お口にあったようでして、何よりです」
既にスラタロウの料理を食べたことのある王妃様達は勿論のこと、初めてスラタロウの料理を食べたステラ様にも満足して貰った様だ。
ちなみにウィリアム様は遊んで疲れた上にお腹が一杯になったので、マシュー君達と一緒にシルを枕にして夢の中へ。
そんな孫の顔を見ている王妃様が、何かを考え込んているような表情を見せていた。
「王妃様、難しい顔をしてどうされましたか?」
「ふう、サトーには直ぐにバレてしまうわね。まあ、色々あったのよ」
「ここは深く突っ込まない方がいいですか?」
「いえ、むしろサトーも巻き込まれる可能性があるから知っておいた方がいいでしょう」
王妃様は少し難しい表情を浮かべながら話し始めた。
「簡単に言うと、ウィリアムの婚約者にあのタヌキオヤジが孫娘を勧めてきているの。しかもかなり強引にね」
「もしかして、あの貴族主義の侯爵ですか?」
「ここのところ人神教国絡みで貴族主義の連中が色々やらかしているからね。何とか勢力を取り戻そうとしているみたい」
「そういえば、ゴレス侯爵とかも貴族主義でしたね」
将来の王様の義理の父親になれば、それだけ周りに与える影響力も大きくなる。
ここのところの貴族主義勢力の失態を挽回しようと考えているのか。
国の事はどうでも良くて、自分達の事しか考えてないんだな。
そんな魂胆が見え見えだから、王妃様もため息をつくのだろう。
「最近は貴族として全く成果を出していないので、爵位だけで選ばれる事はまず無いし、私もジョージもステラも承諾するわけが無いですわ」
名ばかり貴族になりかけているところから、二代後の王候補の妻にはできないな。
陛下はともかくとして王妃様が拒否しているのだから、無理な話だろう。
となると、なんとかして功績をあげようとするのでは?
「もしかしてその侯爵達は、無理矢理成果を出そうとしているのでは?」
「正解。どうもタヌキオヤジ達は、サトー達が領地の復興をしているのが気に入らないらしいの。たかが子爵如きが上級貴族の侯爵領の復興をするなんてだって」
「しかし、ブルーノ侯爵領やランドルフ伯爵領の時は何も言わなかったですよね?」
「それはアルスが先頭に立っていたから。今回は王族もエステルとビアンカだし、貴族主義の連中は女子が内政に絡んでいるのを極端に嫌うから攻撃材料にしているの」
うわあ、面倒くさい絡み方をしてきそうだ。
その人の能力云々ではなくあくまでも爵位でしか判断しないから、考え方が極端に狭いんだ。
「既に人神教国とは停戦状態で戦功は望めない。サトー達にお願いしている王都の防壁作りとかは、普通の上級貴族ですら難しい。なので、ゴレス侯爵領と言うわけ。盗っ人猛々しいとはこういうことね」
「ゴレス侯爵領に偵察部隊を送り込んでいるというし、警戒する事に越した事はないわ」
「何かしらの方法でサトーに絡んでくると思うから、十分に気をつけた方がいいわよ」
「私もウィリアムの嫁に、侯爵の孫はゴメンだわ。でも、本当にしつこいから」
王妃様達は次々に愚痴をこぼしているし、エステル殿下やビアンカ殿下の覚えも悪い。
当分は警戒した方がいいだろう。
王妃様達はこの後用事があるということで、王城に送り届けた。
「サトー、奴らはしつこい。自分達の為なら妨害も平気でしてくる。警戒することに越したことはないぞ」「王妃様があれだけ言うと言うことは、余程の相手なのでしょうね」
ビアンカ殿下とため息をつきながら話をしていた。
当面は街の巡回も増やさないといけないな。
今日は王妃様達が昼食を食べにくるので、スラタロウにスイーツ系を多めにリクエスト。
スラタロウは体を揺らしながら、分かってるぜみたいな反応をしていた。
ぶどうとかいちごを用意していたので、フルーツを使った物になりそうだ。
さて、今日はあいにくの雨なので屋敷内で作業する。
新しく採用された文官も仕事を始めたので、書類関係はお任せしてビアンカ殿下とレイアとリーフとで街の開発図を纏めることにする。
既に大体の構図は纏めてあるので、それを地図に落とし込んでいく。
時々文官からも意見を聞きながら、どんどんと書き込んでいく。
大体の開発計画が落とし込まれた所で、王妃様達を王城に迎えに行った。
「それで、今日は兄上の奥方と息子がゲストというわけじゃな」
「そうそう。ルイのところは妊娠中だから連れてこれないけど、せっかくのごちそうだからね」
ということで、王妃様にフローラ様とライラック様に加えてゲストがお二人。
どうも事前にビアンカ殿下のところにフローラ様から連絡がいっていた様で、スラタロウも子ども向けの料理を準備していた。
「初めまして。ジョージの妻のステラですわ。この子は息子のウィリアムです」
「ウィリアムでちゅ。よろちくおねがいしましゅ」
金髪のウエーブが腰まであるほんわかとしたステラ様と、たどたどしい言葉で挨拶をするお母さんにそっくりのウィリアム様。
特に幼いながらも一生懸命喋るウィリアム様に、女性陣一同メロメロにされている。
「ウィリアムくん、僕はマシューだよ。この子は、ニー。ご飯まで一緒に遊ぼう!」
「うん!」
早速マシューくん達がウィリアム様の手を引きながら従魔達のところに連れていき、一緒に遊び始めた。
子供同士、仲良くなるのが早い。
シルとかも一緒だけど、怖がらずにボール遊びや追いかけっこを始めた。
「あらあら、ウィリアムがあんなにはしゃいでいるなんて」
「歳の近い子は周りにいないから、余計に楽しいのでしょうね」
「ルイのところも子どもが生まれたら、こんな感じで賑やかになるのかな?」
「早く、他の孫も可愛がってみたいわ」
ウィリアム様が元気よく遊んでいる姿に、母親であるステラ様は勿論のこと王妃様やフローラ様にライラック様も目尻を下げている。
普段は王城の中で大事に育てられている分、今日は思いっきり遊ばせてあげたいのだろう。
「そーれ、こっちだよ」
「こっちこっち!」
「ああ、捕まっちゃった」
ミケやララ達も追いかけっこに参加して、ウィリアム様と一緒に遊んでいる。
子どもに好かれるというエステル殿下も参加しているが、改めて子どもっぽいと思ったのは俺だけでないはず。
そうこうしている内に今日の料理が出来上がったようだ。
今日のスラタロウの逸品は、野菜ときのこをふんだんに使ったオーク肉のドリアと、野菜サラダ。
そしてデザートに、フルーツたっぷりのタルトがついている。
「おかあしゃま、おいしいー!」
「良かったわね。一杯食べるのよ」
「うん!」
スラタロウの昼食はウィリアム様や王妃様達にも大好評で、特にデザートはお持ち帰りのリクエストも出た。
今日は不在のルイ様の奥様の分も含めて、帰りまでに用意することになった。
「相変わらず、スラタロウの料理は美味しいわね」
「私も初めて食べましたが、スライムがこんなにも美味しい料理を作るなんて信じられないですわ」
「お口にあったようでして、何よりです」
既にスラタロウの料理を食べたことのある王妃様達は勿論のこと、初めてスラタロウの料理を食べたステラ様にも満足して貰った様だ。
ちなみにウィリアム様は遊んで疲れた上にお腹が一杯になったので、マシュー君達と一緒にシルを枕にして夢の中へ。
そんな孫の顔を見ている王妃様が、何かを考え込んているような表情を見せていた。
「王妃様、難しい顔をしてどうされましたか?」
「ふう、サトーには直ぐにバレてしまうわね。まあ、色々あったのよ」
「ここは深く突っ込まない方がいいですか?」
「いえ、むしろサトーも巻き込まれる可能性があるから知っておいた方がいいでしょう」
王妃様は少し難しい表情を浮かべながら話し始めた。
「簡単に言うと、ウィリアムの婚約者にあのタヌキオヤジが孫娘を勧めてきているの。しかもかなり強引にね」
「もしかして、あの貴族主義の侯爵ですか?」
「ここのところ人神教国絡みで貴族主義の連中が色々やらかしているからね。何とか勢力を取り戻そうとしているみたい」
「そういえば、ゴレス侯爵とかも貴族主義でしたね」
将来の王様の義理の父親になれば、それだけ周りに与える影響力も大きくなる。
ここのところの貴族主義勢力の失態を挽回しようと考えているのか。
国の事はどうでも良くて、自分達の事しか考えてないんだな。
そんな魂胆が見え見えだから、王妃様もため息をつくのだろう。
「最近は貴族として全く成果を出していないので、爵位だけで選ばれる事はまず無いし、私もジョージもステラも承諾するわけが無いですわ」
名ばかり貴族になりかけているところから、二代後の王候補の妻にはできないな。
陛下はともかくとして王妃様が拒否しているのだから、無理な話だろう。
となると、なんとかして功績をあげようとするのでは?
「もしかしてその侯爵達は、無理矢理成果を出そうとしているのでは?」
「正解。どうもタヌキオヤジ達は、サトー達が領地の復興をしているのが気に入らないらしいの。たかが子爵如きが上級貴族の侯爵領の復興をするなんてだって」
「しかし、ブルーノ侯爵領やランドルフ伯爵領の時は何も言わなかったですよね?」
「それはアルスが先頭に立っていたから。今回は王族もエステルとビアンカだし、貴族主義の連中は女子が内政に絡んでいるのを極端に嫌うから攻撃材料にしているの」
うわあ、面倒くさい絡み方をしてきそうだ。
その人の能力云々ではなくあくまでも爵位でしか判断しないから、考え方が極端に狭いんだ。
「既に人神教国とは停戦状態で戦功は望めない。サトー達にお願いしている王都の防壁作りとかは、普通の上級貴族ですら難しい。なので、ゴレス侯爵領と言うわけ。盗っ人猛々しいとはこういうことね」
「ゴレス侯爵領に偵察部隊を送り込んでいるというし、警戒する事に越した事はないわ」
「何かしらの方法でサトーに絡んでくると思うから、十分に気をつけた方がいいわよ」
「私もウィリアムの嫁に、侯爵の孫はゴメンだわ。でも、本当にしつこいから」
王妃様達は次々に愚痴をこぼしているし、エステル殿下やビアンカ殿下の覚えも悪い。
当分は警戒した方がいいだろう。
王妃様達はこの後用事があるということで、王城に送り届けた。
「サトー、奴らはしつこい。自分達の為なら妨害も平気でしてくる。警戒することに越したことはないぞ」「王妃様があれだけ言うと言うことは、余程の相手なのでしょうね」
ビアンカ殿下とため息をつきながら話をしていた。
当面は街の巡回も増やさないといけないな。
82
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる