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第十二章 再びの帝国との紛争
第八百七十八話 またもや豪華な馬車に乗ることに
翌朝、身支度を整えて朝食を食べたら、バーボルド伯爵家の屋敷から第一師団の基地に向かいます。
すると、事務棟前にどこかで見たことのある物凄く豪華な馬車がドーンと停まっていたのです。
「チャーリーさん、ブランドルさん、この馬車ってもしかして……」
「もちろん、前回の紛争時にレオ君が乗った特別仕様の馬車だ」
「たまには、動かさないと駄目だからな。それに、軍の行軍の良い訓練にもなる。こういうことは、できる時にやらないと」
チャーリーさんとブランドルさんは、当たり前だという感じで返事をしてきました。
もしかしてだけど、もしかして……
「あのあの、また僕がこの馬車に乗るんですか?」
「もちろんだ。『救国の天使様』を乗せるためだ。レオ君は凄いな。王族でもないのに、二回もこの馬車に乗るとは」
「私たちは、バーボルド伯爵の馬車で王都に向かう。というか、私は軍の指示もあるがな」
あっという間に、チャーリーさんとブランドルさんが逃げちゃいました。
僕が豪華な馬車に乗るのは二回目だとしても、緊張することには変わりありません。
もちろん、前回も僕と一緒に乗らなかったアイリーンさんや今回初めて豪華な馬車を見たジェリーさんたちも、僕にどうぞどうぞと良い笑顔で譲っていました。
僕は、思わずがっくりとしながら豪華な馬車に乗り込みました。
すると、この二人が馬車内で僕を待っていたのです。
「お兄様、おはようございます!」
「レオ様、おはようございます」
クリスちゃんは元気よく、そしてジェシカさんはいつも通り丁寧に僕に挨拶をしてくれました。
シロちゃんたちも、クリスちゃんとジェシカさんに挨拶をしています。
ジェシカさん曰く、朝一番で軍の馬車でバーボルド伯爵領にやってきたそうです。
すると、ジェシカさんがとんでもないことを教えてくれたのです。
「レオ様、王都内は『救国の天使様』のことで前回よりもかなり盛り上がっております。帝国から国を救っただけでなく、病気からも多くの国民を救いましたので当然かと」
「凄いことになっているよ! みんな、お兄様のことを噂していたよ」
クリスちゃんまで一緒になって話をしているけど、それだけ凄い話題になっているそうです。
更に、僕の活躍もあって新しい二つ名も当然だと言っているそうです。
「前回以上に、レオ様が到着されるのを楽しみにしている方々が沿道に集まっております」
「すっごく、たくさんいたよ!」
ジェシカさんとクリスちゃんが王都を出発したのって、確か一時間前だよね。
既にそれだけの人が並んでいるなんてと思うと、僕は逆に恐縮しちゃいました。
そんな事を馬車内で話している間に、出発準備が整っていきます。
前回以上に、多くの騎馬隊が護衛についています。
あわわ、何だか想像以上に大事になってきちゃったよ。
すると、事務棟前にどこかで見たことのある物凄く豪華な馬車がドーンと停まっていたのです。
「チャーリーさん、ブランドルさん、この馬車ってもしかして……」
「もちろん、前回の紛争時にレオ君が乗った特別仕様の馬車だ」
「たまには、動かさないと駄目だからな。それに、軍の行軍の良い訓練にもなる。こういうことは、できる時にやらないと」
チャーリーさんとブランドルさんは、当たり前だという感じで返事をしてきました。
もしかしてだけど、もしかして……
「あのあの、また僕がこの馬車に乗るんですか?」
「もちろんだ。『救国の天使様』を乗せるためだ。レオ君は凄いな。王族でもないのに、二回もこの馬車に乗るとは」
「私たちは、バーボルド伯爵の馬車で王都に向かう。というか、私は軍の指示もあるがな」
あっという間に、チャーリーさんとブランドルさんが逃げちゃいました。
僕が豪華な馬車に乗るのは二回目だとしても、緊張することには変わりありません。
もちろん、前回も僕と一緒に乗らなかったアイリーンさんや今回初めて豪華な馬車を見たジェリーさんたちも、僕にどうぞどうぞと良い笑顔で譲っていました。
僕は、思わずがっくりとしながら豪華な馬車に乗り込みました。
すると、この二人が馬車内で僕を待っていたのです。
「お兄様、おはようございます!」
「レオ様、おはようございます」
クリスちゃんは元気よく、そしてジェシカさんはいつも通り丁寧に僕に挨拶をしてくれました。
シロちゃんたちも、クリスちゃんとジェシカさんに挨拶をしています。
ジェシカさん曰く、朝一番で軍の馬車でバーボルド伯爵領にやってきたそうです。
すると、ジェシカさんがとんでもないことを教えてくれたのです。
「レオ様、王都内は『救国の天使様』のことで前回よりもかなり盛り上がっております。帝国から国を救っただけでなく、病気からも多くの国民を救いましたので当然かと」
「凄いことになっているよ! みんな、お兄様のことを噂していたよ」
クリスちゃんまで一緒になって話をしているけど、それだけ凄い話題になっているそうです。
更に、僕の活躍もあって新しい二つ名も当然だと言っているそうです。
「前回以上に、レオ様が到着されるのを楽しみにしている方々が沿道に集まっております」
「すっごく、たくさんいたよ!」
ジェシカさんとクリスちゃんが王都を出発したのって、確か一時間前だよね。
既にそれだけの人が並んでいるなんてと思うと、僕は逆に恐縮しちゃいました。
そんな事を馬車内で話している間に、出発準備が整っていきます。
前回以上に、多くの騎馬隊が護衛についています。
あわわ、何だか想像以上に大事になってきちゃったよ。
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