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第十四章 セレナさんの結婚式
第九百七十五話 冒険者への治療と新しいお友達
僕に声をかけた冒険者も、一緒に付き添ってくれました。
冒険者ギルドの中に入ると、受付付近に多くの怪我人がいたのです。
「おお、レオか。随分とデカくなったな」
「ははは、前にも見たが凄い服を着ているな」
「伯爵様になったって聞いたぞ」
僕に声をかけてきた冒険者は、そんなに大怪我を負ってません。
なので、直ぐにユキちゃんが治療を始めちゃいました。
「一人、オオカミに腕を噛みちぎられたのがいる。医務室に運んだぞ」
それは大変です。
僕は、冒険者とカエラお姉さんと共に医務室に向かいました。
「うぐ、うぅ……」
すると、医務室のベッドに苦痛の表情で寝ている冒険者がいたのです。
右腕の肘から先を失っており、包帯も血塗れで痛々しいですね。
僕は、直ぐに回復魔法と聖魔法を溜め始めました。
シュイン、ぴかー!
「相変わらず、レオ君の魔法はとんでもないわね……」
「というか、前に来た時よりも威力が上がっているな」
カエラお姉さんと冒険者が苦笑する中、僕は無事に怪我をした冒険者への治療を終えました。
生活魔法も混ぜ込んだので、血塗れになっていた服やベッドもピカピカになりました。
もちろん腕の再生も完了していたけど、出血量が多かったから暫くは大人しくしていないと駄目ですね。
「アオン!」
「あっ、ユキちゃんの治療も無事に終わったんだね」
「アンアン!」
ユキちゃんとムギちゃんが、ひょこっと医務室にやってきました。
取り敢えず、こんな感じで良いみたいですね。
「明日の教会での治療も、たくさんの人が集まりますよね?」
「商隊が襲われたって話も聞くわ。幸いにして、馬車便は何とかなったみたいよ」
「というか、レオが治療するというだけでこの町の連中は集まるだろう」
僕は、思わず前回の治療のことを思い出しちゃいました。
確かに、冒険者が言う通りたくさんの人が教会に集まりそうですね。
そして、再び冒険者ギルドのフロアに移動すると、ピーちゃんとソラちゃんが森から帰ってきていました。
更に、ソラちゃんよりも少し小さい水色のドラゴンも一緒にいますね。
「ピッ、ピー」
「キュー」
「えーっと、森の中で大蛇と大熊の大乱闘が起きていたそうです。しかも、他にも大蛇が暴れていたそうです。このドラゴンは、ソラちゃんと同じく大乱闘に巻き込まれて動けなくなっていたそうです」
「キュー」
かなり、予想外のことが起きていたんですね。
しかも、冒険者ギルドの解体場所では、ピーちゃんの首からかけている魔法袋から取り出せないみたいです。
ということで、守備隊の詰め所に戻ることになりました。
すると、知り合いの冒険者もぞろぞろとついてきたのです。
「よし、訓練場に出してくれや」
「ピッ」
シュイン、ドサドサドサ!
「「「「「おおー!」」」」」
訓練場に集まった守備隊員と冒険者から、思わず大きな歓声が上がりました。
僕もびっくりする程、大きな大蛇と熊が出ていたのです。
「ほほう、これは凄いな。確かに、こんなものが森の中で暴れていたら、他の魔物も逃げ惑うわけだ」
「生息域を追われたって訳だな。それに、この量だと一気に冒険者ギルドに出されても処理できないな」
僕の後ろにいつの間にか隊長さんとギルドマスターが立っていて、しげしげとピーちゃんとソラちゃんが倒した魔物を見ていました。
取り敢えず大熊を解体することになり、一旦ピーちゃんの魔法袋にしまうことになりました。
「ピー」
「明日、僕が治療している間にピーちゃんが街道の害獣駆除をしてくれるそうです」
「それはありがたいが、全てレオ君におんぶに抱っこでは駄目だ。守備隊員の巡回も強化しよう」
「冒険者にも、レオと守備隊に負けるなと声をかけておこう。街道の害獣駆除をすれば、暫くは落ち着くだろうな」
隊長さんとギルドマスターは、それぞれ明日も動くことになると言っていました。
僕がいるので、怪我をしても直ぐに治療できるのもとても大きいそうです。
でも、できるだけ怪我をしないようにって思っちゃいました。
冒険者ギルドの中に入ると、受付付近に多くの怪我人がいたのです。
「おお、レオか。随分とデカくなったな」
「ははは、前にも見たが凄い服を着ているな」
「伯爵様になったって聞いたぞ」
僕に声をかけてきた冒険者は、そんなに大怪我を負ってません。
なので、直ぐにユキちゃんが治療を始めちゃいました。
「一人、オオカミに腕を噛みちぎられたのがいる。医務室に運んだぞ」
それは大変です。
僕は、冒険者とカエラお姉さんと共に医務室に向かいました。
「うぐ、うぅ……」
すると、医務室のベッドに苦痛の表情で寝ている冒険者がいたのです。
右腕の肘から先を失っており、包帯も血塗れで痛々しいですね。
僕は、直ぐに回復魔法と聖魔法を溜め始めました。
シュイン、ぴかー!
「相変わらず、レオ君の魔法はとんでもないわね……」
「というか、前に来た時よりも威力が上がっているな」
カエラお姉さんと冒険者が苦笑する中、僕は無事に怪我をした冒険者への治療を終えました。
生活魔法も混ぜ込んだので、血塗れになっていた服やベッドもピカピカになりました。
もちろん腕の再生も完了していたけど、出血量が多かったから暫くは大人しくしていないと駄目ですね。
「アオン!」
「あっ、ユキちゃんの治療も無事に終わったんだね」
「アンアン!」
ユキちゃんとムギちゃんが、ひょこっと医務室にやってきました。
取り敢えず、こんな感じで良いみたいですね。
「明日の教会での治療も、たくさんの人が集まりますよね?」
「商隊が襲われたって話も聞くわ。幸いにして、馬車便は何とかなったみたいよ」
「というか、レオが治療するというだけでこの町の連中は集まるだろう」
僕は、思わず前回の治療のことを思い出しちゃいました。
確かに、冒険者が言う通りたくさんの人が教会に集まりそうですね。
そして、再び冒険者ギルドのフロアに移動すると、ピーちゃんとソラちゃんが森から帰ってきていました。
更に、ソラちゃんよりも少し小さい水色のドラゴンも一緒にいますね。
「ピッ、ピー」
「キュー」
「えーっと、森の中で大蛇と大熊の大乱闘が起きていたそうです。しかも、他にも大蛇が暴れていたそうです。このドラゴンは、ソラちゃんと同じく大乱闘に巻き込まれて動けなくなっていたそうです」
「キュー」
かなり、予想外のことが起きていたんですね。
しかも、冒険者ギルドの解体場所では、ピーちゃんの首からかけている魔法袋から取り出せないみたいです。
ということで、守備隊の詰め所に戻ることになりました。
すると、知り合いの冒険者もぞろぞろとついてきたのです。
「よし、訓練場に出してくれや」
「ピッ」
シュイン、ドサドサドサ!
「「「「「おおー!」」」」」
訓練場に集まった守備隊員と冒険者から、思わず大きな歓声が上がりました。
僕もびっくりする程、大きな大蛇と熊が出ていたのです。
「ほほう、これは凄いな。確かに、こんなものが森の中で暴れていたら、他の魔物も逃げ惑うわけだ」
「生息域を追われたって訳だな。それに、この量だと一気に冒険者ギルドに出されても処理できないな」
僕の後ろにいつの間にか隊長さんとギルドマスターが立っていて、しげしげとピーちゃんとソラちゃんが倒した魔物を見ていました。
取り敢えず大熊を解体することになり、一旦ピーちゃんの魔法袋にしまうことになりました。
「ピー」
「明日、僕が治療している間にピーちゃんが街道の害獣駆除をしてくれるそうです」
「それはありがたいが、全てレオ君におんぶに抱っこでは駄目だ。守備隊員の巡回も強化しよう」
「冒険者にも、レオと守備隊に負けるなと声をかけておこう。街道の害獣駆除をすれば、暫くは落ち着くだろうな」
隊長さんとギルドマスターは、それぞれ明日も動くことになると言っていました。
僕がいるので、怪我をしても直ぐに治療できるのもとても大きいそうです。
でも、できるだけ怪我をしないようにって思っちゃいました。
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