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第十二章 再びの帝国との紛争
第七百八十九話 シークレア子爵領に到着です
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ヒューン!
「ソラちゃん、何だかいつもよりも飛ぶのが速くない?」
「グルル」
王都を出発して一時間が経ちました。
最初の休憩を取って再びソラちゃんに乗って飛んでいるんだけど、とんでもない速度で空を飛んでいました。
すると、シロちゃんが僕に答えを教えてくれました。
ちょいちょい。
何と、みんなでソラちゃんに少しずつ魔力を渡して、ソラちゃんも体の負担にならないレベルで身体能力強化魔法を使っているそうです。
僕も魔力をソラちゃんに渡した方が良いかなと思ったら、これからたくさんの治療を行うのだから魔力を温存していてとシロちゃんに言われちゃいました。
確かに、このペースなら夕方頃にはディフェンダーズ伯爵領に到着しそうです。
一時間おきに休憩を取りつつ、お昼前にはシークレア子爵領に到着することができました。
因みに、途中で寄る可能性のある領地には、事前に僕がドラゴンに乗って行くかもという連絡をしてあります。
バサッ、バサッ、バサッ。
「ふう、ありがとうねソラちゃん」
シュイン。
「キュー」
小さい姿になったソラちゃんは、まだまだ元気だよと返事をしています。
最初に会った時と比べると、ソラちゃんも体がとっても強くなったんだね。
シークレア子爵家の屋敷前に到着したら、ドラゴンが降りてきたとたくさんの人が集まっていました。
そんな中、僕の前に知り合いが現れたのです。
「おお、レオじゃないか。ははは、とんでもないものに乗っているな」
「ザンギエフさん!」
久々に会ったザンギエフさんは、相変わらずとっても大きな体で筋肉ムキムキでした。
他の人たちはお仕事中で、領主の屋敷前に到着するソラちゃんを見て慌ててやってきたそうです。
「今朝、ソラちゃんに乗って王都からやってきたんです。これからディフェンダーズ伯爵領に向かいます」
「あー、例の件か。そういえば、海軍もかなり慌ただしく動いていたな」
どうやら帝国と戦闘が始まった事はシークレア子爵領の人々も知っているそうで、ザンギエフさんも顎を触りながら思い出していました。
みんなの生活が戻るように、僕も一刻も早くディフェンダーズ伯爵領に向かわないと。
「じゃあ、僕はセルゲイさんに挨拶をしていきますね」
「おう、気を付けて行って来いよ」
僕はザンギエフさんや集まった人に挨拶をして、屋敷の中に入っていきました。
すると、何故か応接室ではなく食堂に案内されました。
「レオ君、王都からの長旅で疲れただろう。昼食くらいしかもてなすことはできないが、少し休んでくれ」
「そうですわ。休憩を取るのもとても大切ですわよ」
セルゲイさんとライサさんが、ニコリとしながら僕のことを出迎えてくれました。
わざわざ昼食を用意してくれたんですね。
でも、僕はライサさんの腕の中ですやすやと眠っている赤ちゃんが気になりました。
「ライサさん、赤ちゃんが生まれたんですか?」
「ええ、そうですわ。ミーナという女の子ですわよ」
シークレア子爵家特有の銀色の髪の毛の小さな赤ちゃんで、生後三か月だそうです。
知っている人の赤ちゃんなので、僕もとっても嬉しくなっちゃいました。
みんなも、赤ちゃんの側に集まって興味深そうに見ていました。
「そういえば、アンジェラささんはどこかに行っているのですか?」
「説明していなかったね。アンジェラは良縁があって嫁に行ったんだよ」
おお、アンジェラさんもお嫁さんになったんですね。
王都とは別の領地のある貴族に嫁いだそうで、夫婦の仲も良好だそうです。
「さあ、そろそろ昼食を食べよう。そろそろ母上も来る頃だ」
僕は、セルゲイさんに席に案内されて昼食を食べ始めました。
久々のシークレア子爵領のお魚料理に、僕だけでなくみんなも思わずニンマリとしていました。
イレーナさんも食堂に合流して、王都のことを色々と話しました。
冒険者学校でどんなことをしているか話すと、みんなニコニコしながら聞いてくれました。
「ソラちゃん、何だかいつもよりも飛ぶのが速くない?」
「グルル」
王都を出発して一時間が経ちました。
最初の休憩を取って再びソラちゃんに乗って飛んでいるんだけど、とんでもない速度で空を飛んでいました。
すると、シロちゃんが僕に答えを教えてくれました。
ちょいちょい。
何と、みんなでソラちゃんに少しずつ魔力を渡して、ソラちゃんも体の負担にならないレベルで身体能力強化魔法を使っているそうです。
僕も魔力をソラちゃんに渡した方が良いかなと思ったら、これからたくさんの治療を行うのだから魔力を温存していてとシロちゃんに言われちゃいました。
確かに、このペースなら夕方頃にはディフェンダーズ伯爵領に到着しそうです。
一時間おきに休憩を取りつつ、お昼前にはシークレア子爵領に到着することができました。
因みに、途中で寄る可能性のある領地には、事前に僕がドラゴンに乗って行くかもという連絡をしてあります。
バサッ、バサッ、バサッ。
「ふう、ありがとうねソラちゃん」
シュイン。
「キュー」
小さい姿になったソラちゃんは、まだまだ元気だよと返事をしています。
最初に会った時と比べると、ソラちゃんも体がとっても強くなったんだね。
シークレア子爵家の屋敷前に到着したら、ドラゴンが降りてきたとたくさんの人が集まっていました。
そんな中、僕の前に知り合いが現れたのです。
「おお、レオじゃないか。ははは、とんでもないものに乗っているな」
「ザンギエフさん!」
久々に会ったザンギエフさんは、相変わらずとっても大きな体で筋肉ムキムキでした。
他の人たちはお仕事中で、領主の屋敷前に到着するソラちゃんを見て慌ててやってきたそうです。
「今朝、ソラちゃんに乗って王都からやってきたんです。これからディフェンダーズ伯爵領に向かいます」
「あー、例の件か。そういえば、海軍もかなり慌ただしく動いていたな」
どうやら帝国と戦闘が始まった事はシークレア子爵領の人々も知っているそうで、ザンギエフさんも顎を触りながら思い出していました。
みんなの生活が戻るように、僕も一刻も早くディフェンダーズ伯爵領に向かわないと。
「じゃあ、僕はセルゲイさんに挨拶をしていきますね」
「おう、気を付けて行って来いよ」
僕はザンギエフさんや集まった人に挨拶をして、屋敷の中に入っていきました。
すると、何故か応接室ではなく食堂に案内されました。
「レオ君、王都からの長旅で疲れただろう。昼食くらいしかもてなすことはできないが、少し休んでくれ」
「そうですわ。休憩を取るのもとても大切ですわよ」
セルゲイさんとライサさんが、ニコリとしながら僕のことを出迎えてくれました。
わざわざ昼食を用意してくれたんですね。
でも、僕はライサさんの腕の中ですやすやと眠っている赤ちゃんが気になりました。
「ライサさん、赤ちゃんが生まれたんですか?」
「ええ、そうですわ。ミーナという女の子ですわよ」
シークレア子爵家特有の銀色の髪の毛の小さな赤ちゃんで、生後三か月だそうです。
知っている人の赤ちゃんなので、僕もとっても嬉しくなっちゃいました。
みんなも、赤ちゃんの側に集まって興味深そうに見ていました。
「そういえば、アンジェラささんはどこかに行っているのですか?」
「説明していなかったね。アンジェラは良縁があって嫁に行ったんだよ」
おお、アンジェラさんもお嫁さんになったんですね。
王都とは別の領地のある貴族に嫁いだそうで、夫婦の仲も良好だそうです。
「さあ、そろそろ昼食を食べよう。そろそろ母上も来る頃だ」
僕は、セルゲイさんに席に案内されて昼食を食べ始めました。
久々のシークレア子爵領のお魚料理に、僕だけでなくみんなも思わずニンマリとしていました。
イレーナさんも食堂に合流して、王都のことを色々と話しました。
冒険者学校でどんなことをしているか話すと、みんなニコニコしながら聞いてくれました。
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