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ep5
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「はい。木下さんお願い」
受けたオーダーを伝えるべく声を発すると、厨房に居る木下さんは白く柔らかそうな腕だけを食器口からメモを受け取ろうと伸ばしている。
たまに握ってみたいという衝動に駆られる事もあるけれど、何かあったら嫌だからしない、出来ない、してはいけない。
「店長、カフェモカと珈琲ブラック一つずつお願いしますー」
するりと白くきめ細かい腕は厨房の向こう側へと収納されていき、僕から受け取ったメモに目を通して木下さんは店長にオーダーの内容を伝え、メモ用紙はピンで保管される。
本来はこうしてオーダーを紙などの媒体に形として残すことが望ましいが、たまに要たちのような横着な連中を相手する時はそのばかりではない。
「"また"訳ありな感じの客か?」
一連の流れが済んだところで要も先ほどの様子を伺い、何度か見たことがある芸能人特有の雰囲気が出ている事に気が付いたのか僕に問う。
「さぁ、どうだろうね」
しかし僕はまるで興味が無いように、自然に答えてみせる。
有名人であろうと客は客。
彼女達はこの店へ珈琲を飲みに来ているのだから第三者が私情を持ち込むわけにはいかないというのが僕の考えである。
そりゃあ僕だってテレビで見たことがある人を目の前にすれば「へー」とも思うし少なからず目を奪われることもある、意識せずとも視線が追ってしまうこともあるだろう。
しかしだよ、だからといって騒ぎ立てるのはどうかと思うんだ。
いや、何も静観しろと言っているわけではないよ?
そもそも最低限のモラルというものが「斉藤さん、出来てるよー?」……。
意味不明な方向へ思考がトリップしようとしていると、木下さんから声がかかり出来上がった2杯のティーカップをトレーに置いているではないか。
いつまでも受け取らないから何をやっているんだという意味合いでも受けて取れる。
「ありがとう」
美味しそうなカフェモカのチョコレートの香りと、香ばしい珈琲の香りが広がる2杯を受け取り、お客様への元へと向かう。
「失礼致します。お待たせいたしました」
珈琲とカフェモカの乗ったトレーを片手に一礼してからテーブル席に座る二人へ注文の品を配給し、各々がカップを受け取り終えると僕の役目は終了するので、ごゆっくりと声を掛けてから去ろうとしたのだが、再び店の入り口が開く音がした。
新たな来客である。
ここにきて段々と客が増えてきたなと思いつつ、入り口の方へ視線をやるとどこかで見たことがある二人が居た。
あの時と同じワンピースを着た女性と、今度は燕尾服を着た……いやもう、なんだろう。
彼女達がどこからどう見ても遠藤さんと日笠さんであることくらい、目を凝して認識しなくても僕の頭が先に理解した。
「いらっしゃいませ」
ともあれ図々しく今も尚カウンター席に着席する先客同様、客であることには変わりなく向かい入れる。
「あら、斉藤君。本当にここで働いていたのね」
すると遠藤さんから僕の名を読み上げられ、微笑みながら僕に話しかけてきた。
どうやらここで働いているという情報もどこかで入手したようである。
「やぁ斉藤。先日は世話になったな」
隣に居た日笠さんも僕に小さく一礼するがあまりの凛々しさに、これではどちらが客か分からない。
「先日はどうも。えっと、今日は何かお召し上がりにここへ?」
「ええ、ここのお店で待ち合わせをすることになっているの。先に来ていると思うのだけれど」
「あぁ、なるほど」
なんとなく、わざわざ僕に挨拶しに来ただけなのではないだろうかと少し舞い上がった思考に一抹の恥ずかしさを覚えたが、先ずは遠藤さんの来店理由に納得した。
しかし現在この店には一人目の婦人らしき1名と僕の知り合い、そして芸能人とマネージャーらしき二名しかいない。
可能性としては一人で座っている婦人らしき人が当てはまるのだが、どこからどう見ても一般家庭の方だろうし、遠藤さんの待ち人にしてはどうもずれている様に思える。
「なんだ、やっぱりいるんじゃない」
僕がキョロキョロを店内を見渡し、該当者を探していると遠藤さんが声を挙げ独りでに店内へと進んでいく。
進む先は芸能人らしき人たちのところである。
「美里、待たせたわね」
キャスケットを未だに深く被る女性の後ろまで歩みよった遠藤さんはそう言って立ち止まった。
「久しぶりね晴香」
遠藤さんから声が掛けられたキャスケットを被る女性はカップを握ったままくるりと振り返り、挨拶を交わした。
どうやらキャスケットの女性は美里というらしい。
「日笠さんも」
「美里様。お久しぶりです、本日はご多忙の中お時間を頂きありがとうございます」
遠藤さんの後に続いて席に向かった日笠さんは僕にした挨拶とは違い、美里と呼ばれる女性から声が掛かると深々と一礼した。
おや、もしかして芸能人と踏んでいたキャスケットの女性は、とんでもない貴賓(VIP)なのではないだろうか。
遠藤さんがどこの令嬢なのかはわからないけれど、執事兼護衛を雇っているのだから一般家庭ではないことくらいは見て取れる。
ともあれここで僕が何を考えたところで意味がないと思い、案内せずとも自動的に席に着席してくれた遠藤さんを見届けた僕はメニューを取りにカウンターへと向かった。
「なぁなぁ!あれって遠藤さんだよな?」
僕がカウンターに戻ってくると要が僕にやや興奮気味に言ってきた。
なんだい、君は。そんなに遠藤さんに興味があるのかね。
「そうだよ」
「へぇ、遠藤さんもこの店によく来るのか?」
「来てたらこの前みたいにはならないでしょ。多分、初めてじゃないかな。少なくとも僕は見たことがないさ」
僕はそう言い残し、メニューを片手に取り遠藤さんたちの元へと向かう。
到着するや否や、マニュアル通りの台詞を口にする。
「こちらが当店のメニューになりますのでお決まりにな「晴香!ここのカフェモカすっごく美味しいわよ!」……」
ところが再び最後まで言い切れずに遮られる事となった。
ねぇ、このキャスケット。さっきから僕の台詞に被せすぎなんじゃあないだろうか。
というか聞いてないよね、絶対。
「あらそうなの。じゃあ斉藤君、私もカフェモカを頂いてもいいかしら」
「あぁ、はい。カフェモカ一つ、ですね」
やり辛い、酷くやり辛い。
「日笠さんも何か決まってたら伺いますけど」
「そうか。では私もお嬢様と同じ物を頼む」
「わかりました。少々お待ち下さい」
もうどうとでもなれと、多少砕けた接客態度でオーダーを取ったが特に気に留められることはなくむしろスムーズにいっているように思うのは僕だけなのだろうか。
受けたオーダーを伝えるべく声を発すると、厨房に居る木下さんは白く柔らかそうな腕だけを食器口からメモを受け取ろうと伸ばしている。
たまに握ってみたいという衝動に駆られる事もあるけれど、何かあったら嫌だからしない、出来ない、してはいけない。
「店長、カフェモカと珈琲ブラック一つずつお願いしますー」
するりと白くきめ細かい腕は厨房の向こう側へと収納されていき、僕から受け取ったメモに目を通して木下さんは店長にオーダーの内容を伝え、メモ用紙はピンで保管される。
本来はこうしてオーダーを紙などの媒体に形として残すことが望ましいが、たまに要たちのような横着な連中を相手する時はそのばかりではない。
「"また"訳ありな感じの客か?」
一連の流れが済んだところで要も先ほどの様子を伺い、何度か見たことがある芸能人特有の雰囲気が出ている事に気が付いたのか僕に問う。
「さぁ、どうだろうね」
しかし僕はまるで興味が無いように、自然に答えてみせる。
有名人であろうと客は客。
彼女達はこの店へ珈琲を飲みに来ているのだから第三者が私情を持ち込むわけにはいかないというのが僕の考えである。
そりゃあ僕だってテレビで見たことがある人を目の前にすれば「へー」とも思うし少なからず目を奪われることもある、意識せずとも視線が追ってしまうこともあるだろう。
しかしだよ、だからといって騒ぎ立てるのはどうかと思うんだ。
いや、何も静観しろと言っているわけではないよ?
そもそも最低限のモラルというものが「斉藤さん、出来てるよー?」……。
意味不明な方向へ思考がトリップしようとしていると、木下さんから声がかかり出来上がった2杯のティーカップをトレーに置いているではないか。
いつまでも受け取らないから何をやっているんだという意味合いでも受けて取れる。
「ありがとう」
美味しそうなカフェモカのチョコレートの香りと、香ばしい珈琲の香りが広がる2杯を受け取り、お客様への元へと向かう。
「失礼致します。お待たせいたしました」
珈琲とカフェモカの乗ったトレーを片手に一礼してからテーブル席に座る二人へ注文の品を配給し、各々がカップを受け取り終えると僕の役目は終了するので、ごゆっくりと声を掛けてから去ろうとしたのだが、再び店の入り口が開く音がした。
新たな来客である。
ここにきて段々と客が増えてきたなと思いつつ、入り口の方へ視線をやるとどこかで見たことがある二人が居た。
あの時と同じワンピースを着た女性と、今度は燕尾服を着た……いやもう、なんだろう。
彼女達がどこからどう見ても遠藤さんと日笠さんであることくらい、目を凝して認識しなくても僕の頭が先に理解した。
「いらっしゃいませ」
ともあれ図々しく今も尚カウンター席に着席する先客同様、客であることには変わりなく向かい入れる。
「あら、斉藤君。本当にここで働いていたのね」
すると遠藤さんから僕の名を読み上げられ、微笑みながら僕に話しかけてきた。
どうやらここで働いているという情報もどこかで入手したようである。
「やぁ斉藤。先日は世話になったな」
隣に居た日笠さんも僕に小さく一礼するがあまりの凛々しさに、これではどちらが客か分からない。
「先日はどうも。えっと、今日は何かお召し上がりにここへ?」
「ええ、ここのお店で待ち合わせをすることになっているの。先に来ていると思うのだけれど」
「あぁ、なるほど」
なんとなく、わざわざ僕に挨拶しに来ただけなのではないだろうかと少し舞い上がった思考に一抹の恥ずかしさを覚えたが、先ずは遠藤さんの来店理由に納得した。
しかし現在この店には一人目の婦人らしき1名と僕の知り合い、そして芸能人とマネージャーらしき二名しかいない。
可能性としては一人で座っている婦人らしき人が当てはまるのだが、どこからどう見ても一般家庭の方だろうし、遠藤さんの待ち人にしてはどうもずれている様に思える。
「なんだ、やっぱりいるんじゃない」
僕がキョロキョロを店内を見渡し、該当者を探していると遠藤さんが声を挙げ独りでに店内へと進んでいく。
進む先は芸能人らしき人たちのところである。
「美里、待たせたわね」
キャスケットを未だに深く被る女性の後ろまで歩みよった遠藤さんはそう言って立ち止まった。
「久しぶりね晴香」
遠藤さんから声が掛けられたキャスケットを被る女性はカップを握ったままくるりと振り返り、挨拶を交わした。
どうやらキャスケットの女性は美里というらしい。
「日笠さんも」
「美里様。お久しぶりです、本日はご多忙の中お時間を頂きありがとうございます」
遠藤さんの後に続いて席に向かった日笠さんは僕にした挨拶とは違い、美里と呼ばれる女性から声が掛かると深々と一礼した。
おや、もしかして芸能人と踏んでいたキャスケットの女性は、とんでもない貴賓(VIP)なのではないだろうか。
遠藤さんがどこの令嬢なのかはわからないけれど、執事兼護衛を雇っているのだから一般家庭ではないことくらいは見て取れる。
ともあれここで僕が何を考えたところで意味がないと思い、案内せずとも自動的に席に着席してくれた遠藤さんを見届けた僕はメニューを取りにカウンターへと向かった。
「なぁなぁ!あれって遠藤さんだよな?」
僕がカウンターに戻ってくると要が僕にやや興奮気味に言ってきた。
なんだい、君は。そんなに遠藤さんに興味があるのかね。
「そうだよ」
「へぇ、遠藤さんもこの店によく来るのか?」
「来てたらこの前みたいにはならないでしょ。多分、初めてじゃないかな。少なくとも僕は見たことがないさ」
僕はそう言い残し、メニューを片手に取り遠藤さんたちの元へと向かう。
到着するや否や、マニュアル通りの台詞を口にする。
「こちらが当店のメニューになりますのでお決まりにな「晴香!ここのカフェモカすっごく美味しいわよ!」……」
ところが再び最後まで言い切れずに遮られる事となった。
ねぇ、このキャスケット。さっきから僕の台詞に被せすぎなんじゃあないだろうか。
というか聞いてないよね、絶対。
「あらそうなの。じゃあ斉藤君、私もカフェモカを頂いてもいいかしら」
「あぁ、はい。カフェモカ一つ、ですね」
やり辛い、酷くやり辛い。
「日笠さんも何か決まってたら伺いますけど」
「そうか。では私もお嬢様と同じ物を頼む」
「わかりました。少々お待ち下さい」
もうどうとでもなれと、多少砕けた接客態度でオーダーを取ったが特に気に留められることはなくむしろスムーズにいっているように思うのは僕だけなのだろうか。
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