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23 我慢は禁物
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ん~、どうしよう……。
これ以上迷惑をかけたくなくて、我慢して平静を装ってはみたが、休憩をしてもまだお尻が少し痛い。
「アル君、一人で大丈夫か?もしかして、まだお尻が痛いんじゃないか?」
「痛くないもん!」
僕の子供じみた嘘は直ぐにバレたみたいだけど、虚勢を張ってみたよ。
だって僕は男だから、少し痛いくらい我慢できる!……と思うし……。
「無理はせずに俺と一緒の馬に乗らないか?俺の膝の上に乗っていれば、負担は少なくなると思うんだが」
ちょっと照れ臭そうに右頬をポリポリ掻きながらも、心配そうに言われる。
ん~、とてもありがたい言葉だけど、何かに負ける気がする。
そうして悩んでいる僕の様子を伺っていたラルフさんだったけど、何故か自分の馬に乗らずに僕の所に来た。
「ラルフさんどうしたの?」
「アル君は、無理をするなと言っても駄目なようだから、実力行使させてもらうぞ」
「え、何?」
そう言うと、僕を抱き上げ馬から下ろし、自分の馬に僕を乗せ、自身も直ぐに馬に騎乗した。
そして、何故か僕はラルフさんの馬を跨いでいる足の上に横抱きにされてます。しかも、腰からお腹にかけて左手でガッチリとホールドされていて動くことも出来ません。
これは、ちょっと……いや、かなり恥ずかしいかも。
「ラルフさん、僕は一人で大丈夫ですよ?この格好だと、馬を操るの難しいでしょう?」
身長さのために、下から覗き込むように顔を見ながら話すと、何故かラルフはさんは、手で口許を押さえながら目元を少し赤くしている。
「いや、大丈夫だ。むしろ俺の理性が……このまま耐えられるか…… 」
「ラルフさん、私がいることをお忘れなく」
顔はニッコリ笑っているのに、何故かリリスさんの周りの温度が五度くい冷たく感じるのは気のせいじゃないよね……。
ついでに狼族のラルフさんが兎族のリリスさんに睨まれてビクッて身体が震えたのは何故?普通逆じゃない?
実はリリスさん強いのかな?
「やっぱり、僕は一人で馬に乗った方が良いんじゃないかな?(ラルフさんに抱き締められるの恥ずかしいし)」
「駄目だ。これから少し馬を走らせると言っただろう?まだまだ先は長いんだから、今は無理をせずに俺に任せてくれ」
たまに見せラルフさんの真剣な表情はとても格好良く、つい返事もせずに見つめてしまった。
「アル君、そう見つめられたら恥ずかしいんだが……」
ラルフさんの言葉でハッと一人の世界から戻って来た。
「えっと……」
本人に格好良すぎて見惚れてましたなんて言えない。
他に何か適当な理由ないかなぁ~と思ったけど見つからず、結局「真剣な顔が格好良くて」とボソボソ小さな声で話した。
でも、狼の獣人であるラルフさんにはしっかりと聞こえたみたいで、嬉しそうに耳と尻尾が動いてます。ついでに、兎の獣人であるリリスさんにも聞こえてました……恥ずかしすぎる。
これ以上迷惑をかけたくなくて、我慢して平静を装ってはみたが、休憩をしてもまだお尻が少し痛い。
「アル君、一人で大丈夫か?もしかして、まだお尻が痛いんじゃないか?」
「痛くないもん!」
僕の子供じみた嘘は直ぐにバレたみたいだけど、虚勢を張ってみたよ。
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「無理はせずに俺と一緒の馬に乗らないか?俺の膝の上に乗っていれば、負担は少なくなると思うんだが」
ちょっと照れ臭そうに右頬をポリポリ掻きながらも、心配そうに言われる。
ん~、とてもありがたい言葉だけど、何かに負ける気がする。
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これは、ちょっと……いや、かなり恥ずかしいかも。
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「いや、大丈夫だ。むしろ俺の理性が……このまま耐えられるか…… 」
「ラルフさん、私がいることをお忘れなく」
顔はニッコリ笑っているのに、何故かリリスさんの周りの温度が五度くい冷たく感じるのは気のせいじゃないよね……。
ついでに狼族のラルフさんが兎族のリリスさんに睨まれてビクッて身体が震えたのは何故?普通逆じゃない?
実はリリスさん強いのかな?
「やっぱり、僕は一人で馬に乗った方が良いんじゃないかな?(ラルフさんに抱き締められるの恥ずかしいし)」
「駄目だ。これから少し馬を走らせると言っただろう?まだまだ先は長いんだから、今は無理をせずに俺に任せてくれ」
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「アル君、そう見つめられたら恥ずかしいんだが……」
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「えっと……」
本人に格好良すぎて見惚れてましたなんて言えない。
他に何か適当な理由ないかなぁ~と思ったけど見つからず、結局「真剣な顔が格好良くて」とボソボソ小さな声で話した。
でも、狼の獣人であるラルフさんにはしっかりと聞こえたみたいで、嬉しそうに耳と尻尾が動いてます。ついでに、兎の獣人であるリリスさんにも聞こえてました……恥ずかしすぎる。
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