一進一退夫婦道

Emi 松原

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入院前は大忙しの巻

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いよいよいっとくさんの心臓の手術が間近に迫った。

ここで忙しくなるのが、入院準備である。


一昔前の入院準備といえば、それはそれは大荷物になり大変だった。

服にタオルに洗面用具に……。


だが今は時代が変わった!

服もタオルも洗面用具も、全てレンタルできるのである!!


洗濯するのは下着だけで良いし(下着まで借りられるプランも有り)

これは本当に有難い。



では何が大変なのか?



それは私が入院中は実家に戻るので(近い)普段当たり前のようにお願いしている、家へのお届けなどである。

具体的には、我が家には生○さんとヤクル○レディさんが来てくれている。

これをまずは止めなければならない。


ヤクル○レディさんは、私の実家の方に届けてくれるということなので、そうお願いし、生○さんは一旦ストップする。

だがちょうど、生○さんの夏ギフト早割の時期とぶつかってしまった。

我が家は夏ギフト冬ギフト、母の日父の日ギフトなどを生○さんの早割に頼りっきりなのだ。


すると生○さんの神対応。なんとギフトだけ持ってきてくれて、連絡したら取りに来てくれるというのである。


ありがたや、ありがたや。


生○さんもヤクル○さんも、神会社であると感じた。

配達の方は優しいし、今後はより一層推していこうと思う。



次に役所の手続き関係。
これは普段からマメに行うことで、負担を軽減できる。

長期入院、手術などで使える制度は使うのだ。



最後に今回は、歯医者に行かなくてはならない。

実は全く知らなかったのだが、心臓の手術前には歯医者に行かなくてはならないのである。


え、でも治療間に合わなくね?


そう思うであろう。私もそう思った。

だが先生によると、手術のための応急処置をして貰えば良いらしいのだ。


ここで歯医者嫌いのいっとくさん。数日前からべそをかく。

だが心を鬼にして、連れていかねばならぬのである。


最後は散髪。

いっとくさんは毎度のごとく丸坊主だ。



去年の大騒動の長期入院からの退院日。

たまたま髪を切った後での騒動だったのだが、髪が少し伸びて、痩せこけてしまったいっとくさんを見て、思わず

「おつとめご苦労様」

と言ったのが私である。

いや、見た目が厳つい分、余計に……。

聞いていたスタッフさんが本気で笑っていた。


そういう冗談はさておき、お風呂も制限があるし、衛生面からも髪の手入れは大事なのである。

いっとくさんは丸坊主にしてしまえば良いので、その辺はとても楽だ。



最後は一番重要、入院時の書類関係である。

だがこれは手慣れたもの。


同意、ポーン!!

署名、ポーン!!

ハンコ、ポーン!!

レンタル申し込みはこのプランで、ポーン!!


慣れとは恐ろしいものである。



後は入院直前から変わる薬があるので、それらを間違わないようにしなくてはいけない。



そんなこんなで、入院前はバタバタするのだ。



心臓の手術は、ものすごく不安である。

透析患者さんのリスクが高い分、余計に。

だからこそ、こういう時のちょっとした人の優しさ、企業さんの対応力がものすごく心に染みる。




これは夫婦間腎移植に向けて進む為。

生きる為。

絶対乗り越えられる。


そう信じて、入院日までに準備をするのであった。
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