41 / 57
タクシー屋さんは情報屋!?
しおりを挟む我が家は頻繁にタクシーさんにお世話になる。
私が空間認知と視野に問題があるので免許が取れない上、精神的な障害の方で公共交通機関を一人で使うのが難しいからだ。
普段はいっとくさんが運転をしてくれているが、いっとくさんが仕事の時や体調を崩した時など、必ず月に数回はお世話になるのである。
我が家にはいつもお世話になっているタクシー会社さんがあって、普段はそこを利用。どうしても車がいない時は別の場所にお願いする。
大きい病院から帰る時などは、病院の前にいるタクシーさんにお世話になることも多い。
さて、タクシーの運転手さんにも色々な方がいる。
その中でもよく喋る方に共通しているのが、めちゃくちゃ色んな情報を持っていることだ。
お店のことから病院のことから、事故のことから……ニュースよりよほど情報を持っているのである。
これほどの情報は他のお客さんから聞いた口コミ情報であろうが、情報を得るためにはコミュニケーション能力が必須だ。
私もそういう運転手さんとは楽しく話すことが多い。
つまり、結果として私も情報を渡しているのである。
むむっ、こうしてみると、タクシー運転手さんはプロの情報屋さんのようではないか! かっこいい!!
タクシー運転手さんには、移動だけでなく、様々な面で助けて頂いた。
いっとくさんが足を捻挫した時は、いっとくさんを抱えて歩かなければならない私を見て、荷物を運んでくれて本当に助かった。
コミュニケーションもそうだ。
私があまり喋りたくない時にはそういう反応を見ているのか、そっとしておいてくれるし、話が盛り上がれば情報をバンバンくれる。
いっとくさんの入院や手術でお世話になっている病院のことも、患者さん目線の情報を沢山くれた。
中にはそこにかかっている運転手さんもいたから驚きだ。
このご時世、タクシー会社さんがどんどん潰れたり、合併吸収したりしている。
タクシー会社さんに常にお世話になっている身としては、なんとも考えてしまう世の中である。
ちなみに、今のところタクシー運転手さんに言われて一番衝撃的だったことナンバーワンは
「えっ!? まだ20代ですよね!?」
である。
ばっさりと髪を切ってイメチェンした直後に言われたこの言葉は、若く見えた!? と正直めちゃくちゃ嬉しかった。
いっとくさんを透析病院にタクシーで送っていき、そのまま自宅まで帰っていた時のことなのだが、やはり親子に見えていたのだろう。
歳の差夫婦と知った時のタクシー運転手さんの本気で驚いた声であったから。
そんなこんなでいつもお世話になり、私たちの生活に欠かせないタクシーさん。
このご時世で本当に大変だと思うが、段々とお客さんも戻ってきたという今、どうか頑張ってくださいと心から願うのであった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる