「??…クラスメイトのイケメンが、何故かオレの部活のジャージでオナニーしてるんだが…???」

そらも

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紆余曲折ありつつも、時は戻り今現在。
疾風くんを膝に乗せた状態のまま、オレは彼と何度も何度も角度を変えながらの口づけを交わし合い、
互いの唾液を交換するように舌をじゅるじゅる卑猥に絡ませていく。
一度口が離れても、逃がさないとばかりにまた口を塞ぎ塞がれ、
その度に二人のくっつく身体の隙間がなくなるぐらいに、
疾風くんはオレの背中に回した腕を、オレは疾風くんの腰に回した腕をぎゅうっと強くしていくのだった。

「ん…は、ふぁ…♡♡」
「ふ、はぁ…疾風くん、口もと涎でびちゃびちゃだ♡」
「っ、いつぐだってそうだろが♡♡」
「だね…♡」

ツツツ…と、名残惜しそうに離したオレと疾風くんの唇を結ぶように繋がっている唾液の糸は、
何だか最初にしたディープキスでできた透明なアーチよりも、もっともっと卑猥に見えた。

多分それはきっと、あの時よりもさらに――目の前の彼の存在が、
オレの中で大きくなっている証明でもあるんだと思う。

キスの余韻で息を乱しつつも、とろんとした熱い瞳でこちらを見下ろす形で見つめている疾風くんのそのいやらしくも可愛い顔に、ドクンとまたも心臓が強く音をたてる。
『人の心臓の一生のうちに動く回数は、予め定められてる』
とかそういうのをどこかで聞いたことがある気がするけど、
そうだとしたらオレは今日、一生のうちのかなりの回数分を持ってかれたことになってそうだなぁ。
でもまぁ、疾風くんとこうやって触れ合えるのなら、

「……それもいいかもしれないね」
「んぁ、何がだよ…?」
「ううん、早くキミと繋がりたいなぁって思っただけだよ、疾風くん♡」
「っ……俺だってそうだよ、ん……あと、おっぱいももっと吸って…いつぐ♡♡」
「! …じゃあ、遠慮なくっ…んちゅぅ♡♡」
「ひあぁぁぅ♡♡♡」

そうして、一人納得しながらも、
オレは再び、可愛い誘惑台詞と共にオレの口もとに自身のちっちゃく主張している、
こちらもとってもかわいらしい乳首をくいっと向けてきた疾風くんのおっぱいに勢いよくむしゃぶりつく。

「んああっ♡ あ、あっイイっ♡♡ いつぐにおっぱい舐められるの気持ちいっ…♡♡♡」
「ふっ、ちゅるっちゅっちゅうぅ♡♡ レロぉ、ん、はぁ…ほんと疾風くんのおっぱい、何度口に入れても甘くて美味し♡♡」
「っ、もっと…もっといっぱい俺のおっぱい食べてもいい、んぁっだからな、いつぐぅ♡♡」
「いっぱい食べるよ…♡♡ んちゅっ、はぁ…ほんと美味しすぎてヤバいっ…♡♡♡ じゅぽんっ、ちゅうぅぅ♡♡」
「あああっ♡♡ んんっ…あ、ああ…いつぐが、いつぐが俺のおっぱいに夢中になってる♡♡♡ ふあぁぁっ♡♡」
「ん、じゅっ…♡ はぁ、こんなの…夢中にならないほうがどうかしてるよっ♡♡ このおっぱいはオレのっ、オレだけのモノだからっ…んっ♡♡♡」
「ひぁぁっああんっ♡♡ ……っ、たりまえだろ…♡ 俺の身体は、んぁ…全部っいつぐだけのモンなんだからぁ♡♡」
「っ…疾風くんっ♡♡♡」

ちゅぱちゅぱペロペロちゅぽんっ、レロレロじゅるるる♡♡♡
右も左も涎でぐちゃぐちゃになるほどに下品な音を出させながら口の中で転がし、
舌で円を描くように舐めまわし、強く強く吸い上げる。
時折指で摘まみ、押し、軽く引っ掻くように動かすのも忘れずに。

「ああっ、あっ、いつぐぅ…♡♡ いつぐ好きぃ♡♡♡」
「っ、♡♡♡」

たまらないっ…といったとろけるような声色でオレに愛の言葉を送りながら、
ぎゅううっ、疾風くんはオレを強く抱きしめる。

……ああ、可愛い…疾風くんのすべてが、オレにだってたまらないよ。

このままずっと、そんな疾風くんのいやらしいおっぱいを舐めていたい気持ちもあるけど。


「…ちゅばっ……は、っ…疾風くん、」
「んああっ♡ …はふ…ん、もう…限界そう、だな♡」
「ずっと前から限界、だよっ!」
「ひあっ……っ、せっかちすぎんぞ…いつぐ♡」
「へへっ、ごめんねつい…♡♡ 疾風くん、身体ちょっと浮かせられる?」
「ん…」
「うん、そうそれで…オレの両肩に手をついて……あっ、大丈夫…?」
「っわりぃ……っと、これでいいか?」
「うんっ大丈夫そうだ……っ何だか、最初のより密着度がすごいから改めて照れちゃうねこの体勢……あ~心臓またヤバいことになってきたよ、オレ」
「っ、言うな…別の体勢でって言ったのはこっちだけど……俺だって今めちゃくちゃ恥ずかしいんだからよ…心臓もすげぇうるせえし」
「ははっ一緒だ♡ ……じゃあ恥ずかしさでいっぱいの者同士、これからもっともっと恥ずかしいコト…しちゃおうか♡♡」
「! ……おう、いっぱい…な♡♡」
「うんっ♡ 疾風くん…いくよっ…!!」
「ひっ、んああああっ!!」


お互いしか目に入らないくらいに熱く、強く見つめ合って。
そして『キミをもう一度抱きたい』の言葉通り、オレは疾風くんともう一度、深く深く繋がったのだった。


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