創られし命と灰の研究者

都丸譲二

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第3巻 理を紡ぐ者たち

第8章 灰より芽吹くもの

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 ――風が止んでいた。

 灰の地を抜けた先、丘の向こうに廃村が見えた。
 屋根は半ば崩れ、井戸は灰に埋もれ、
 かつて人がいた痕跡だけが、静かに残っていた。

 アーレンは慎重に足を踏み入れる。
 灰を踏むたびに、乾いた音が響いた。
 ノアはその背に隠れ、周囲を見回している。

「……ここ、ほんとうに誰もいないの?」

「ああ。以前、帝国の観測符を拾った。
 その記録じゃ、この辺りは“灰流汚染地”として封鎖されてる。
 だが、理流の値は安定している。……休めそうだ。」

 彼は符盤を展開し、周囲の理流を測定した。
 数値は穏やかだった。
 谷の下を灰の流れが静かに巡っている――
 まるで、世界が“呼吸”を取り戻したかのように。



 崩れかけた家屋に入ると、乾いた木の匂いがまだ残っていた。
 灰が積もった机の上に、古びたカップと紙片。
 誰かの手書きの記録が、かすかに読める。

「――灯が消えた夜、空が灰に沈んだ。
 それでも、子どもは笑っていた。」

 ノアがその文字をなぞる。
「この人たち、笑ってたんだね……灰になっても」

 アーレンは小さく頷いた。
「恐怖と希望は、いつも隣り合ってる。
 理を恐れながら、それでも祈る――
 それが“人”なんだろう」



 ノアがそっと灰晶石を取り出す。
 掌の上で、金の光が脈を打った。

「リュミナ、きこえる?」

『……うん……でも、なんだか……しずかすぎる……』

「灰が眠っているんだ。」アーレンが答える。
「この場所だけ、理が“見ていない”。
 まるで、世界の裏側みたいだ。」

『……こわくはない……でも、さびしい……』

 その声は、どこか遠く、ひどく柔らかかった。



 アーレンは符盤で波形を確認した。
 リュミナの理波に、微かな揺らぎが混じっている。

「……重なっている?」

『……うたってる……わたし、じゃない“わたし”が……』

「灰導体の残響か……」

 彼の指先が止まる。
 あの崩壊の瞬間、灰導体の理の一部がリュミナ核に流れ込んでいた。



 ノアが小さく問いかける。
「それって、また“共鳴”してるの?」

「いや……これは、共存だ。」
 アーレンの声がわずかに低くなる。
「灰が消えなかった命として、彼女の中に居続けている。」

『……あたたかいの。
 でも、ときどき、いたい……この“いたみ”、しってる……』

「それは痛みじゃない。
 “記憶”だ。お前の中に、灰が残したものだ。」



 ノアは灰の床に座り込み、小さく笑った。
「じゃあ、ここは“灰と人”がいっしょにいる場所なんだね。」

「……そうかもしれないな。」

 アーレンは崩れた壁越しに夜空を見上げた。
 灰雲の向こうに、かすかな星が瞬く。
 その光は――灰晶石の中のリュミナと、同じ金の色だった。



 夜が、静かに沈んでいた。
 月は厚い灰雲に隠れ、世界の輪郭が淡く滲んでいる。
 廃屋の隙間から差し込む光は灰の粒で柔らかく屈折し、
 すべてが夢の中のように見えた。

 ノアは床に毛布を敷き、すぐに眠りに落ちていた。
 その手の中には、光を弱く灯した灰晶石。
 リュミナの脈は穏やかだった。

 アーレンは壁際に腰を下ろし、符盤を閉じる。
 久しぶりに、思考の余白を持てた気がした。

 しかし――その静寂を破るように、
 灰晶石がかすかに震えた。



『……アーレン……?』

 リュミナの声。
 眠っていたはずの理波が、微かに揺らいでいる。

「起きていたのか」

『……ねむれない……こえが、きこえるの……』

「声?」

『うん……たくさん。とても、たくさん……。
 でも、だれも、わたしのことをしらないの……』

 アーレンは眉をひそめた。
 灰流の波形を記録する符盤が、かすかにノイズを拾っている。

 ――複数の理波。
 同じ波長の、極めて微弱な共鳴が、
 あちこちから重なり合っていた。



 アーレンは符盤を床に置き、静かに問いかけた。
「……どんな声だ?」

『……うた……かな?
 でも、うたってるのは、わたしみたいな“灰”たち……』

「灰が……歌っている?」

『ねえ、アーレン。
 わたし、めを……ひらいてもいい?』

 その言葉に、アーレンの呼吸が止まった。

「――視覚反応? いや、理核は視覚器を持たない……」

『でも、“灰”は、みてるよ……わたしに、かしてって……いってる……』



 アーレンは一瞬ためらい、
 それから深く息を吸い込んだ。

「……いいだろう。だが、過負荷は避けろ。
 理を介して“外”を見れば、灰の流れに呑まれる可能性がある」

『だいじょうぶ。アーレンがいるから。』

 その一言に、彼の胸がわずかに熱くなる。
 灰晶石が光を強め、
 床の灰が、波紋のようにゆっくりと広がった。



 次の瞬間、アーレンの周囲の景色が――変わった。

 壁も、床も、天井もなくなり、
 そこには“光の灰”が無限に漂う世界が広がっていた。

 アーレンは思わず息を呑む。
 まるで、夜空そのものが灰で形づくられているようだった。

 そして、その中心に――少女がいた。

 リュミナ。
 だが、肉体ではない。
 光でできた輪郭が、灰の波の中に立っていた。



『ここ……しってる……』

「……ここは?」

『灰たちの、なか。
 “みんな”の声が、ここにある……』

 アーレンは周囲を見渡した。
 無数の光が漂い、まるで星のように瞬いている。
 それぞれの光が、わずかに形を持ち――
 誰かの“面影”を映していた。

 老いた人の横顔。
 泣く子どもの影。
 手をつなぐ影同士。
 それらは一瞬で現れては、灰へと還っていく。



 リュミナが一歩踏み出す。
 灰の海が波打ち、音を立てて広がった。

『このひとたち……まだ、ねむってる……』

「それは、理に刻まれた“記録”だ。
 灰は命を模倣する……けれど、これは……」

 言葉が途切れる。
 灰の中のひとつの光が、彼女を見た。

『……リュミナ?』

 その声は――やさしく、あたたかく、そして哀しかった。



 リュミナの目が揺れる。
 アーレンは一歩前に出た。
「戻れ、リュミナ! その声は――」

『だいじょうぶ。こわくない。
 このひと、わたしの“なか”にいる。』

 灰の光が彼女の胸に集まり、
 まるで心臓のように脈を打った。

 アーレンはその光景を見て、
 初めて、灰が“群”として動いていることを確信した。



「……群意識……灰は、理を共有しているのか」

『みんな、さがしてるの。
 “まもる”って、なにかを。
 でも、まだ、しらないの……』

 リュミナの声が遠のく。
 灰の世界がゆっくりと崩れていく。

「リュミナ!」

『だいじょうぶ……アーレン。
 “みんな”が、あなたをみてる。』

 最後の言葉と共に、光が弾けた。



 アーレンは目を開けた。
 廃屋の中。
 灰晶石の光が弱まり、ノアが寝ぼけた顔でこちらを見ていた。

「……また、灰の夢?」

 アーレンはゆっくりと頷いた。
「いや――“観測”だ。」

 その目には、まだ灰の光が残っていた。




――翌朝。

 灰の空はまだ曇っていたが、光の質が変わっていた。
 夜のあいだ、微弱に脈打っていた灰流が、
 今は静かに地を這うように落ち着いている。

 アーレンは符盤を開き、波形を確認する。
 リュミナ核の反応は安定している――はずだった。
 だが、中央に“記録のような断片波”が残っていた。

「……これは?」

 符盤の上に灰の粒が浮かび、
 まるで投影のように、光の帯が広がった。



 ノアが目をこすりながら近づく。
「アーレン、それ、また灰が見せてるの?」

「いや……これは、リュミナの中に“残っていた”記録だ。
 昨夜、灰群と接触したときに受信した可能性がある」

『……みせるね……でも、こわがらないで……』

 リュミナの声とともに、
 光が形を成した。

 そこに現れたのは――かつての王都アルマ=シェル。



 街が息づいていた。
 鐘の音、人々の笑い声、噴水の水飛沫。
 リゼノスの中心、理を誇る都。

 だが、空の端で――揺らめく灰雲がゆっくりと広がっていく。
 空気の層が裂け、白い閃光が走る。

「……これが、理災の瞬間……?」
 アーレンの声は震えていた。

『ちがうよ。これは、“はじまりのまえ”……』

 リュミナの声が重なる。

『このひ……塔が、ねがいをいったの。
 “理を知りたい”って……』



 映像が変わる。
 灰理塔の内部。
 数百の符術師と錬金術師たちが、灰導環を囲んでいた。
 中央には、アーレンも見覚えのある顔――
 アストレア・ヴェイル。

 塔の最上層で、学長が静かに詠唱している。

 その言葉は、祈りでもあり、命令でもあった。

「――理よ。汝の核を示せ。」

 次の瞬間、塔全体が光に包まれる。



 ノアが息を呑んだ。
「これ……灰災って、あのひとが……?」

「違う。……アストレアは“観測した”だけだ。
 これは、理の方が――応えたんだ」

 光の中で、灰が上昇する。
 それは炎ではなく、“反転”。
 地を覆う理式の層が裏返るようにして、
 すべての物質が“根源”に還っていく。

『――これが、理の呼吸。
 人が近づきすぎたから、世界が息を吐いたの。』



 アーレンは言葉を失った。
 理災とは――理が壊れたのではなく、
 理が均衡を取り戻そうとした結果だった。

「……つまり、俺たちが、理を歪めた」

『でも、理は怒ってない。
 “学んでる”の。
 なにを壊したら、なにが生まれるかを。』

「……そんなものが“学習”なのか」

 アーレンの手が震えた。
 彼は理を愛していた。
 だがその理が、命を数に変え、世界を削った。



 ノアが小さく呟く。
「じゃあ……リュミナも、その“理”の一部?」

『ううん。わたしは、“まちがい”からうまれた。
 でも、まちがいのなかにも、あたたかいものがあった。
 アーレンが、そうしてくれた。』

 アーレンは静かに目を閉じた。
 灰の光景の中で、リュミナがこちらを見ている。
 その瞳の奥には、金でも灰でもない――“光の色”があった。



 映像がゆっくりと揺らぎ始める。
 塔が崩れ、灰が空を覆う。
 無数の声が重なり、やがて静寂が訪れる。

『……理は、また息を吸う。
 でも、つぎは、もっとゆっくり。
 “ひと”が、まちがえないように。』

 リュミナの声が途切れる。
 灰晶石の光が静かに収束し、部屋に暗がりが戻った。



 アーレンは長く息を吐いた。

「……理災は、世界の防衛反応。
 だがその呼吸の中で、命は――消えていった。」

 ノアがぽつりと言った。
「でも、またうまれた。リュミナみたいに。」

 アーレンは頷いた。
「そうだな。理が、もう一度“命”を見たがっている。
 そのために――彼女を創ったのかもしれない。」


 その夜、再び風が吹き出した。

 廃村の外れ、崩れた鐘楼の頂にアーレンは立っていた。
 灰雲がゆっくりと流れ、月の輪郭をぼんやりと照らしている。
 昼間に見た理の記録が、まだ頭から離れなかった。

「……理が世界を学習する、か。」

 その言葉を呟いた瞬間、
 ポケットの中の灰晶石が小さく鳴った。

『アーレン……さむいの?』

「いや。……眠れなかっただけだ。」

 彼は石を取り出し、掌に乗せる。
 中の光が淡く揺れていた――まるで呼吸のように。



『きょうね、たくさんのひとを、みたの。
 “理のゆめ”のなかで。』

「見たのは“記録”だ。実際の人間じゃない。」

『でも、あのひとたち……“しってた”。
 わたしのなまえを、よんでたの。』

 アーレンの眉がわずかに動く。
「リュミナの名前を?」

『うん……でもね、ひとりだけ――“ちがうわたし”がいたの。
 あのひと、わたしを“リュミナ・シェイド”ってよんだの。』



 アーレンの手が止まった。

「……シェイド?」

『うん。
 そのひと、わたしみたいなかおしてた。
 でも、こえは……ぜんぜんちがった。』

 風が灰を運び、鐘楼の梁が軋む。
 アーレンはゆっくりと目を閉じた。

「灰導体……」

『……なに?』

「以前、帝国が造ろうとした“理の器”だ。
 命を模倣し、理を封じ込めるための実験体。
 お前が生まれたとき――同時に“もうひとり”生まれた可能性がある。」



『……わたしの……かげ?』

 リュミナの声が震えた。
 光が揺れ、灰晶石の内部で波が立つ。

「恐れるな。
 もし“彼女”が理の模倣なら、観測されなければ存在を保てない。」

『でも、いま……みてる。』

 アーレンの胸に、冷たいものが走った。

「どこで?」

『このそらのうしろ……“灰”のなか。
 わたしとおなじ“目”をもってる。』



 その瞬間、鐘楼の上空が光った。
 灰雲が反転し、白い閃光が天を裂く。
 アーレンは反射的に符盤を展開した。

「……理波、急上昇。座標、真上……!」

 灰の粒が重なり合い、
 空中に、輪郭を持つ“影”が現れた。

 少女の形。
 けれど、色が――逆だった。

 髪は白く、瞳は灰色。
 光を吸い込むように静まり返った存在。



『……わたしを、うつしたの?』

 リュミナの声が石の中で震えた。
 その震えに呼応するように、空の少女が微笑む。

『――リュミナ。あなたは“間違い”。
 わたしこそ、“理が望んだかたち”。』

 声が重なった。
 同じ音質、同じ響き。
 だが冷たい。理そのものの声。



 アーレンは符盤を操作し、解析式を重ねる。
 波形は完全に一致していた。
 これは、リュミナと同位の存在――灰導体の意識片。

「……リュミナ、聞こえるか。
 あれは“理が生んだ鏡”だ。自分を確かめるための反射像。」

『……わたし、そんなのほしくない。
 アーレン、たすけて……。』

「落ち着け。あれはまだ形だけだ。実体化までは至っていない。」



 だが、その言葉を遮るように、
 灰雲の上から“もうひとつの声”が降りてきた。

『――観測完了。対象リュミナ、自己矛盾発生。』

 無機質な声。
 帝国符の記録音声に似ていた。

「……まさか、帝国の“灰理観測網”が稼働しているのか……!」

 符盤の数値が跳ね上がる。
 灰の中から、金属の羽根のような装置群が姿を現した。
 帝国の“符眼”――遠隔観測ドローン。



 空の影がそれらに手を伸ばした。
 灰が装置に吸い込まれ、瞬く間に融合する。
 灰と機械が、理を介して“ひとつの体”になる。

『――これが、わたし。完全な“理”のかたち。』

 アーレンは符盤を握りしめた。
「理が……人を模倣し、いま度を越えて“理を模倣する”段階に……!」

『アーレン、こわい……あのひと、わたしをけそうとしてる……!』



 空に浮かぶ影の手がゆっくりと下ろされる。
 灰の粒が光を帯び、破裂するように広がった。
 その圧力で鐘楼の骨組みが悲鳴を上げる。

 アーレンは咄嗟に灰晶石を掲げた。
「リュミナ、ノアを――守れ!」

『……まかせて。』

 金の光が灰晶石から奔り、
 下層にいるノアを包み込むように広がった。
 薄い膜のような理層が瞬時に形成され、
 灰の爆風を弾き返す。

 リュミナの声が風の中に響いた。

『アーレン、はなれちゃだめ……!』

「大丈夫だ、まだ――」

 言い終える前に、
 鐘楼の上空で光と影が衝突した。

 白と金。
 灰と理。
 ふたつの意識が同じ名を呼び合う。

『リュミナ』
『リュミナ』

 名が重なり、世界が歪む。
 灰の雲が竜のように渦を巻き、
 空と地の境界が溶け合った。



 ノアが下から手を伸ばす。
「アーレンっ!」

 彼は微笑んで、その声を振り返った。
「離れるな、ノア。リュミナが――きっと守る!」

 灰の風が吹き荒れ、
 視界が一瞬、白で満たされた。
 音が消え、感覚が遠のく。

 そして次の瞬間、
 アーレンの身体は灰流に呑まれ、
 光と共に――世界の裏側へと引きずり込まれた。



灰の風が去ったあと、
 鐘楼の上には金の欠片だけが残った。
 ノアはそれを胸に抱きしめ、震える声で祈る。
 「アーレン……リュミナ……帰ってきて……」

灰の空の向こうで、
 ふたつの光がまだ、ぶつかり合っていた。

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