リンゴの色

mabi

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・今までと今日

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いつもの朝だった。ホントに、何も変わらない。俺は、飽きている。こんな日常に、飽きているというよりも新しい何かが欲しい。そんな事を思っていても当たり前に時間は進むし、学校には行かなければならない。それが俺の役目。学生としての責務だからだ。いつものように勉学に励み、バイトに行き、家に帰りご飯を食べて寝る。そんな毎日。ずっと、いつか何か変われば良いなぐらいにしか考えてなかった。
今日も、変わらないと思っていた。けれど、その日は彼女が来た。山岸恵美。転校生だ、視覚障害者の。失礼かもしれないが、俺は今までの人生、障害者というものにあまり関わったことがなかったので、なんだか少し珍しい物を見るような感覚があった。
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