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第3章 黒い鎧
20.反撃準備
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===== Main =====
俺達の前後を挟むようなクベロ達に囲まれて林の中の石畳の道を歩き出した。昨日、スライムの頭上からの急襲に、一定の効果があった傘を今は持っていない。
「この先、本当にスライムが出ますよー」
一応、警告しておく。
だが、きっちりと無視をされた。
抱かかえているミントに小声で指示を出す。
「ミント、とりあえずお前だけが頼りだ。頼むぞ」
「うん、ただ、今日は昨日と比べても気配が多い気がする」
「そうか……」
その言葉を聞いて、後ろを歩いている子供たちを前に出し、小声で指示をする。
「浩太、チコ、お父さんの前を歩いて。いざとなったら走るぞ」
「うん」
「はい」
クベロ達は、こっちの会話が聞こえているのか聞こえていないのか、特に緊張した様子もなく、林の中を進む。隊列は、クベロとその部下の1人が前を歩き、リリィ、子供たち、俺、そして残りの部下4人という順番だ。
----------
ベタッ!
ミントが気配が多いという言葉が予言になったのか、10分もしないうちにスライムに襲われた。ただ、幸いな事に隊列の最後尾から10mくらいの所だったため、誰も被害は受けなかった。大きさもそれほどでは無い。
「お、本当に出た」
「小さいですね。分裂したてでしょうか」
「どうだろうな、お前達、油断するなよ。上方に注意をはらえ」
「はっ!」
ようやく、クベロ達も本気になってくれた。
「パパさん、ちょっとやばいかも。気配はあるけど、多すぎてどこに何がいるのか解からない」
ミントが囁く。気配が多すぎって、どう判断すればいいんだろう。
目を皿のようにして頭上の枝を見るが、俺の目には何も映らない。
「ぐべっ」
突然、後ろから、くぐもった声が聞こえた。
振り返ると、隊列に一番後ろにいた男がスライムに潰され倒れていた。
スライムの大きさはは、1mくらいだったが、ちょうど後頭部に乗っており、男は倒れたまま、必死にそれを剥がそうと手をもがいていた。
上からの襲撃を警戒していたのに、全く気づけなかった。彼らには、あまり良い印象を持っていなかったが、スライムと接触している場所が場所なだけに、一刻の猶予も無い。早く助けないと……
「アダン!」
襲われた男の隣にいた男が名前を呼びかけながら、助けようと近づく。
「ミゲル!」
近づいた男にクベロが声を上げる。はっと上を見たミゲルと呼ばれた男に、今度はこれまで見た中で一番大きなスライムが襲いかかり、そのまま飲み込まれる。それを合図に、木の枝の上に何かがザワザワと何者かが動き出す音がする。
「くそっ、アダンとミゲルは諦めろ! お前ら、村まで死ぬ気で走れ!」
「パパさん、浩太! 走って!」
クベロとミントが同時に叫ぶ。
クベロの部下達はさすがに動きが早い。クベロの声と同時に悪態を付きながら一斉に駆け出す。
「パパさんも早く!」
急かすようにミントも俺の腕から飛び降り、走り出す。
「浩太、チコ、走れ!」
元来た方へ戻る方向はスライムに塞がれたため、逃げ道は村の方向しか無い。
浩太の手を引き、走りだす。チコは大人たちと遜色の無いスピードで駆け出したが、浩太の手を引く俺が、どうしても遅れる。日本の小学6年生の実力は、こんなもんだ。
「コータ様は私が!」
それ見たリリィが、戻ってきて浩太を脇に抱えてくれた。
そして全力ダッシュ。昨日、チコを抱えて走る速度も早かったが、毎度毎度、人一人抱えて走るスピードじゃない。浩太の方が重くないか?
俺は、あっと言う間に置いていかれた。
こうして、異世界に来て3日連続、今日もまたおっさんが、全速力で林の道を走り抜ける。
----------
林が切れた先で、リリィも止まって、浩太とチコと俺の事を待っていてくれた。
「はー、ふぅ……リリィ、ありがとう。おかげで浩太と二人で溶かされる羽目にならずに済んだ」
リリィにお礼を伝えているとクベロが大きな声で、
「救世主様、ご無事な様で何よりです」
こいつらは待っていて欲しくなかった。
「……こんなクソみたいな任務でアダンとミゲルを失うなんて」
ご愁傷様です。
「ミゲルはこの任務が終わったら、彼女にプロポーズする予定だったのに……」
他の部下の人の声も聞こえる。
顔もよく見ていなかったのと、すぐ逃げ出してしまった事もあり実感は無いが、人が2人犠牲になったって事だ。落ち着いて考えたら、かなりショックな事なんだろうが……
何はともあれ、浩太が無事でよかった。
「救世主様、疲れている所、申し訳ありませんが、すぐ出発します」
これまで浮かべていた表情から一変して、真剣な表情になったクベロの声で、村へ向かって歩き始める。
===== Hitoe =====
「やっと出た!」
「ママ、やったね!」
これを出すのに20分くらいかかった。
焦ってはいたが、焦るだけでは、夫と浩太を救えない。
「買い物に行くんだけど、ちょっと遠くて不便だから小型オフロード用の4輪バギーを買って来て」
何十回かの試行錯誤の末、この言葉で、ようやく、食卓の上に4輪バギーが出てきた。四輪駆動のジープなど色々ためしたけど、オフロード用のバギーだけ出てくれた。
階段の上という場所の都合上、出した後の運用可能な乗り物が限られるので、余計な苦労となったが、神様の判断ではこれが生活に必要だという事なのかしら。
「ユイカ、机の上から下ろすのを手伝って」
二人でゆっくり下ろす。
排気量が50ccのバギーのため、重さも40~50Kg。非力な女とは言え、二人がかりだったら持てない重さじゃない。このクラスの車幅だとリビングのドアを通せるので、これだったら、どこも壊さずに玄関から外に出せる。いざとなれば、壊す気だったけどね。
ローンが終わってない自宅を壊したら、夫は何ていうかしら。
「ママ、よくこんな車の事、知ってたね」
「ちょっとね」
若い頃の知識は無駄じゃなかった。
続いてガソリン。ポリタンク入りのものを食卓の上に出す。
これはあっさり出る。
室内での給油は怖いので、手押しでバギーを小屋の外に出し、そこで給油。
余ったガソリンは小屋の外に置いておく。
揮発して小屋の中で爆発されたら、目も当てられないわね。
「ふぅ、ありがとう。それじゃ準備をして、お母さん、お父さん達を追いかけてくるから」
「え、うちも行くつもりだけど」
「危ないからユイカは家で待っていて」
「そんな、ママ、置いてかないでよ。さすがにこの状況で家で一人で待っている方が怖いって」
少し考える。
確かに、家族がこれ以上分散してしまうのも危ない。連れて行くか。
あとは6人いた黒い鎧の奴らをどうやって無力化するか……。
「ユイカ、ちょっと待っていて」
リビングへ戻り、
「買い物に行く際の護身用にスタンガンと催涙スプレーを買って来て」
出てきた。
これ、やり方次第で、銃の出せるんじゃ?
「買い物に行く際の護身用にハチキュウを1挺、買って来て」
出てこない。
「買い物に行った先に敵がいるので、護身用にハチキュウを1挺、買って来て」
1挺の小銃が食卓の上に出てきた。陸自の制式装備89式5.56mm小銃だ。
自分で買って来てと言ったものの、出てくるとは思わなかった。
そもそも、この小銃は売っていたりはしないと思うのだが……慌ててグリップを確認したが、識別番号も書いていないので、配備されているものでもなさそう。誰かに迷惑をかける事にならなくてよかった。
普通弾を装填、予備弾倉も揃え、負い紐も準備して背負えるようにする。
銃を持つのは15年振りか……使う必要がなければいいけど……。
その後、色々必要なものを揃えた。
ヘルメットに迷彩柄の防刃ベスト、ナイフ、ブーツ、長ズボン…
「ママ、まだ……って、ママ!、何やってるの」
外にいたユイカが、私を迎えにきた。
「ん、何って、お父さんと浩太を迎えに行く準備だよ、あ、ユイカもこれを着ておきなさい」
ユイカにも一式与える。
「え、え、えー」
ちゃっちゃと着替えさせる。
「はい、ヘルメット」
「え、え、えー」
「武器は危ないから、我慢してね」
「えー」
これでよし。
反撃準備オッケー。
「ママって、何者?」
顔が自然に笑ってしまう。
女を平気で殴るような奴らに容赦なんてしない。
タナカ家に手を出したら、どうなるのか。
それをとことん思い知らせないと。
俺達の前後を挟むようなクベロ達に囲まれて林の中の石畳の道を歩き出した。昨日、スライムの頭上からの急襲に、一定の効果があった傘を今は持っていない。
「この先、本当にスライムが出ますよー」
一応、警告しておく。
だが、きっちりと無視をされた。
抱かかえているミントに小声で指示を出す。
「ミント、とりあえずお前だけが頼りだ。頼むぞ」
「うん、ただ、今日は昨日と比べても気配が多い気がする」
「そうか……」
その言葉を聞いて、後ろを歩いている子供たちを前に出し、小声で指示をする。
「浩太、チコ、お父さんの前を歩いて。いざとなったら走るぞ」
「うん」
「はい」
クベロ達は、こっちの会話が聞こえているのか聞こえていないのか、特に緊張した様子もなく、林の中を進む。隊列は、クベロとその部下の1人が前を歩き、リリィ、子供たち、俺、そして残りの部下4人という順番だ。
----------
ベタッ!
ミントが気配が多いという言葉が予言になったのか、10分もしないうちにスライムに襲われた。ただ、幸いな事に隊列の最後尾から10mくらいの所だったため、誰も被害は受けなかった。大きさもそれほどでは無い。
「お、本当に出た」
「小さいですね。分裂したてでしょうか」
「どうだろうな、お前達、油断するなよ。上方に注意をはらえ」
「はっ!」
ようやく、クベロ達も本気になってくれた。
「パパさん、ちょっとやばいかも。気配はあるけど、多すぎてどこに何がいるのか解からない」
ミントが囁く。気配が多すぎって、どう判断すればいいんだろう。
目を皿のようにして頭上の枝を見るが、俺の目には何も映らない。
「ぐべっ」
突然、後ろから、くぐもった声が聞こえた。
振り返ると、隊列に一番後ろにいた男がスライムに潰され倒れていた。
スライムの大きさはは、1mくらいだったが、ちょうど後頭部に乗っており、男は倒れたまま、必死にそれを剥がそうと手をもがいていた。
上からの襲撃を警戒していたのに、全く気づけなかった。彼らには、あまり良い印象を持っていなかったが、スライムと接触している場所が場所なだけに、一刻の猶予も無い。早く助けないと……
「アダン!」
襲われた男の隣にいた男が名前を呼びかけながら、助けようと近づく。
「ミゲル!」
近づいた男にクベロが声を上げる。はっと上を見たミゲルと呼ばれた男に、今度はこれまで見た中で一番大きなスライムが襲いかかり、そのまま飲み込まれる。それを合図に、木の枝の上に何かがザワザワと何者かが動き出す音がする。
「くそっ、アダンとミゲルは諦めろ! お前ら、村まで死ぬ気で走れ!」
「パパさん、浩太! 走って!」
クベロとミントが同時に叫ぶ。
クベロの部下達はさすがに動きが早い。クベロの声と同時に悪態を付きながら一斉に駆け出す。
「パパさんも早く!」
急かすようにミントも俺の腕から飛び降り、走り出す。
「浩太、チコ、走れ!」
元来た方へ戻る方向はスライムに塞がれたため、逃げ道は村の方向しか無い。
浩太の手を引き、走りだす。チコは大人たちと遜色の無いスピードで駆け出したが、浩太の手を引く俺が、どうしても遅れる。日本の小学6年生の実力は、こんなもんだ。
「コータ様は私が!」
それ見たリリィが、戻ってきて浩太を脇に抱えてくれた。
そして全力ダッシュ。昨日、チコを抱えて走る速度も早かったが、毎度毎度、人一人抱えて走るスピードじゃない。浩太の方が重くないか?
俺は、あっと言う間に置いていかれた。
こうして、異世界に来て3日連続、今日もまたおっさんが、全速力で林の道を走り抜ける。
----------
林が切れた先で、リリィも止まって、浩太とチコと俺の事を待っていてくれた。
「はー、ふぅ……リリィ、ありがとう。おかげで浩太と二人で溶かされる羽目にならずに済んだ」
リリィにお礼を伝えているとクベロが大きな声で、
「救世主様、ご無事な様で何よりです」
こいつらは待っていて欲しくなかった。
「……こんなクソみたいな任務でアダンとミゲルを失うなんて」
ご愁傷様です。
「ミゲルはこの任務が終わったら、彼女にプロポーズする予定だったのに……」
他の部下の人の声も聞こえる。
顔もよく見ていなかったのと、すぐ逃げ出してしまった事もあり実感は無いが、人が2人犠牲になったって事だ。落ち着いて考えたら、かなりショックな事なんだろうが……
何はともあれ、浩太が無事でよかった。
「救世主様、疲れている所、申し訳ありませんが、すぐ出発します」
これまで浮かべていた表情から一変して、真剣な表情になったクベロの声で、村へ向かって歩き始める。
===== Hitoe =====
「やっと出た!」
「ママ、やったね!」
これを出すのに20分くらいかかった。
焦ってはいたが、焦るだけでは、夫と浩太を救えない。
「買い物に行くんだけど、ちょっと遠くて不便だから小型オフロード用の4輪バギーを買って来て」
何十回かの試行錯誤の末、この言葉で、ようやく、食卓の上に4輪バギーが出てきた。四輪駆動のジープなど色々ためしたけど、オフロード用のバギーだけ出てくれた。
階段の上という場所の都合上、出した後の運用可能な乗り物が限られるので、余計な苦労となったが、神様の判断ではこれが生活に必要だという事なのかしら。
「ユイカ、机の上から下ろすのを手伝って」
二人でゆっくり下ろす。
排気量が50ccのバギーのため、重さも40~50Kg。非力な女とは言え、二人がかりだったら持てない重さじゃない。このクラスの車幅だとリビングのドアを通せるので、これだったら、どこも壊さずに玄関から外に出せる。いざとなれば、壊す気だったけどね。
ローンが終わってない自宅を壊したら、夫は何ていうかしら。
「ママ、よくこんな車の事、知ってたね」
「ちょっとね」
若い頃の知識は無駄じゃなかった。
続いてガソリン。ポリタンク入りのものを食卓の上に出す。
これはあっさり出る。
室内での給油は怖いので、手押しでバギーを小屋の外に出し、そこで給油。
余ったガソリンは小屋の外に置いておく。
揮発して小屋の中で爆発されたら、目も当てられないわね。
「ふぅ、ありがとう。それじゃ準備をして、お母さん、お父さん達を追いかけてくるから」
「え、うちも行くつもりだけど」
「危ないからユイカは家で待っていて」
「そんな、ママ、置いてかないでよ。さすがにこの状況で家で一人で待っている方が怖いって」
少し考える。
確かに、家族がこれ以上分散してしまうのも危ない。連れて行くか。
あとは6人いた黒い鎧の奴らをどうやって無力化するか……。
「ユイカ、ちょっと待っていて」
リビングへ戻り、
「買い物に行く際の護身用にスタンガンと催涙スプレーを買って来て」
出てきた。
これ、やり方次第で、銃の出せるんじゃ?
「買い物に行く際の護身用にハチキュウを1挺、買って来て」
出てこない。
「買い物に行った先に敵がいるので、護身用にハチキュウを1挺、買って来て」
1挺の小銃が食卓の上に出てきた。陸自の制式装備89式5.56mm小銃だ。
自分で買って来てと言ったものの、出てくるとは思わなかった。
そもそも、この小銃は売っていたりはしないと思うのだが……慌ててグリップを確認したが、識別番号も書いていないので、配備されているものでもなさそう。誰かに迷惑をかける事にならなくてよかった。
普通弾を装填、予備弾倉も揃え、負い紐も準備して背負えるようにする。
銃を持つのは15年振りか……使う必要がなければいいけど……。
その後、色々必要なものを揃えた。
ヘルメットに迷彩柄の防刃ベスト、ナイフ、ブーツ、長ズボン…
「ママ、まだ……って、ママ!、何やってるの」
外にいたユイカが、私を迎えにきた。
「ん、何って、お父さんと浩太を迎えに行く準備だよ、あ、ユイカもこれを着ておきなさい」
ユイカにも一式与える。
「え、え、えー」
ちゃっちゃと着替えさせる。
「はい、ヘルメット」
「え、え、えー」
「武器は危ないから、我慢してね」
「えー」
これでよし。
反撃準備オッケー。
「ママって、何者?」
顔が自然に笑ってしまう。
女を平気で殴るような奴らに容赦なんてしない。
タナカ家に手を出したら、どうなるのか。
それをとことん思い知らせないと。
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