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第3章 黒い鎧
19.迎賓部隊
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===== Hitoe =====
「ママ! やばい、浩太達の所へ誰か来た!」
外で浩太達が降りるのを眺めていたユイカが、家の中へ飛び込んできた。
私は、その声を聞いてすぐ玄関から小屋へ、小屋から外へ出て、階段の先の方を確認する。
ここからでは距離があるので、よく判らないが、数人の黒っぽい格好をした人が、リリィと子供達を囲むように階段の下で立っている。少し体勢を低くして、向こうに気がつかれないようにしながら、改めてよく見る。
「お父さんと浩太は?」
「パパは降りた後、一人で海の方に歩いていったから、ここからは見えない。浩太とリリィとチコの3人が階段の下で待っていたはず」
どうする?
下まで降りて状況を確認するか、様子を見た方がいいのか。
「ママ、双眼鏡!」
「わかった」
ユイカのアイデアを聞き、すぐさま部屋へ戻り、リビングで叫ぶ。
「双眼鏡を買ってきて、性能のいいやつ!」
双眼鏡が食卓の上に出てきた。ご丁寧に箱から出してくれたみたいだ。
高性能かどうかは詳しくないので分からないが、神を信じよう。
それを掴んで、外へ出る。
体を伏せ、双眼鏡で覗く。
黒っぽい格好をしている人たちは、黒い鎧を着た男の人だった。
見える範囲で6人、それがリリィと何かを話している。
「ママ、どう?」
「とりあえず、顔を出さないで。見つからないようにしましょう。ちょっと雰囲気が良くない気がするわ」
リリィと鎧を着た男の一人が何かを言い合っているように見える。
「あっ」
「ママ、どうしたの」
リリィが殴られた。
気絶したのか、倒れたまま動かない。
頭に血が昇る。女を殴る男なんて、みんなクズだ。死ねばいいと思う。
「ユイカ、リリィが殴られたみたい。浩太達はまだ大丈夫だけど、ちょっとまずいかも」
「どうしよう、ママ、助けに行かないと」
男は他の者に指示を出し、リリィを抱え、階段の左手側に寝かせる。
浩太とチコが何かを言われたみたいで、それについていく。
浩太達を裏に連れて行って何かする気じゃ……
身体を起こし、下まで走り出そうとした時に、
「あ、パパだ!」
ユイカの声で、慌てて戻り、また伏せる。
===== Main =====
階段の下へ顔を出すと、黒い影が突然反対側から出てきた。
「「あっ」」
お互いの姿を認めて、一瞬固まる。
出てきたのは黒い甲冑を身にまとった浅黒い顔をした中年の男だった。
「あ、こ、こんにちわ」
とりあえず声をかけてみるが、その男はすぐに険しい顔をして、
「救世主様でしょうか」
と声をかけてきた。
「あ、えーと、救世主という自覚は無いのですが、聖地から出てきたらしいです」
「おい」
その応えを聞くと、後ろの方に男は呼びかけた。
すると、さらに後方から5人の男と、浩太とチコ、それに男達に抱えられぐったりしているリリィが出てきた。リリィは気絶しているみたいだ。右頬が明らかに腫れ、唇の端から血が流れている。
二人の子供は緊張のあまりか、真っ青な顔をしている。それでも、怪我は無いようだ。浩太は男らしくチコを後ろにかばっている。
「大丈夫ですよ。救世主様のご家族には指一本触れていません」
こちらの表情に気がついたのか、男が説明する。
やばい、この状況は。やばい。
結界内のつもりだったのでリュックは持ってきていないので、武器が無い。
まぁ、リュックがあっても俺1人で6人の男と対抗できるとは思えない。
スライムと違って、結界内に逃げ込めば済むという問題でもない。
リリィの脚力なら浩太だけでも抱えて駆け登れるかもしれなかったが……
「うちの子をお預りいただいていたみたいで、ありがとうございます。二人ともこちらに来なさい」
男達に止められる事なく、二人が俺の後ろに小走りで来て隠れる。
「それで、どういったご用件でしょうか?」
改めて男に問う。
「ああ、オレはこの聖地で救世主様をお待ちする迎賓部隊を預かるクベロと申します。この度は救世主様がご降臨されたとの早馬を受けましたので、お迎えにあがりました」
「はぁ」
「早速、村までお越しいたでけますか。村に部下を残してきておりますので」
「えーと、リリィさんは、どうして?」
「いえ、救世主様をご案内しろと言ったんですが、救世主様の意向を確認してからなんて言うもんでね」
クベロは卑しい笑いを浮かべた。
あー、こいつ、リリィを殴った事、取り繕うつもりも無いな。
「とりあえず、断ってもいいですか」
「いえいえ、そんな事を仰らずに、付いてきて下さいよ。オレ達もガキの使いじゃ無いんで、はいそうですかでは帰れないんですよ」
ガキの使いって、誰か、村で待っているのか?
「いやいや、そうは言ってもこの道、昨日も一昨日もスライムが出たんで、怖いんですよ。ね。そういう事なので、また日を改めて…」
「ガッシャーン」
クベロの後ろにいた男が剣を地面に落とす。
「あー、すみません。失礼いたしました。へへへ」
これはいざとなればっていうプレッシャーか。
とりあえず、ここは折れておくしか無いのか。
「それでは、村に行くとして我々も準備があります。一度、自宅へ戻ってもよろしいでしょうか?」
「あー、自宅? 聖地の中ですか? それですと我々はご一緒できないので、ぜひ、このまま行きましょうよ」
自宅へ飛び込んで閉じこもる作戦は無理か。
「わかりました、そこまでおっしゃるなら一緒に参りましょう。道中の安全の確保、お願いしますよ」
クベロの視線はリリィへ。
それを受けて、先ほど剣を落とした男がリリィを小突く。
「起きろ! 出発するぞ、さっさと歩け」
「あー、リリィさんは私が担いでいきますので」
慌てて俺がリリィを抱える。
「そうですかー? 救世主様にそんな事をさせちゃってすみませんね」
「タ、タナカ様、すみません。油断しました」
意識は戻ったみたいだが、脳震盪を起こしているのか、目の焦点が合ってない。
「大丈夫だ。歩けるか?」
「は、はい。なんとか」
肩を貸し、歩き出す。
「浩太、チコ、お父さんの近くを離れるな。いいな」
「ど、どこに行くの?」
浩太が涙目で聞いてくる。
「大丈夫、一旦、村に行くだけだ」
「お姉ちゃんは?」
「リリィの事なら大丈夫だ」
少し強めに応える。他の家族の存在がバレているのか解らないが、できるだけ情報を落とさないようにしよう……
===== Hitoe =====
「ママ、どうしよう! パパ達が連れてかれちゃうよ!」
ユイカが涙声で腕にしがみついてきた。
「大丈夫、大丈夫よ」
その背中をさすりながら、双眼鏡を眺め続ける。
無駄な抵抗はしないで、お願い。
この状況では多勢に無勢。夫が黒い鎧の男達に歯向かっても、こちらに良い事は無い。そして、なんとかして、私が状況を把握している事を気付かせないと。双眼鏡で何か打開策が無いかと探し、夫の足元で様子を見ているミントに気がつく。
ここから階段の下まで距離はある。
一か八か賭けるしかない。
「ユイカ、今から叫ぶから、双眼鏡でミントをじっと見ておいて」
「え、わ、わかった」
ユイカに双眼鏡を渡す。
息を大きく吸い込む。
「ミントー、こっちは大丈夫ー!!」
大声で叫ぶ。
大丈夫、ここからあそこまでは声は届かない。
人間の耳には……
「ママ! ミントの尻尾がピンと立った。あ、尻尾を振りだした」
「黒いヤツらは?」
「大丈夫、気づいてないと思う」
===== Main =====
ミントが足を甘噛みしてきた。
普段、足を噛むような事はない。何か言いたい事があるのかと、ミントを抱き上げる。
「パパさん」
小声でミントが囁く。
「ママさん、こっちに気がついています」
ミント、ナイスだ。今一番欲しかったんだよ、その情報。
妻が俺たちの状態を知らないまま引き離されるのが一番まずい。これで、一番不安だった点が解消された。ひとえなら何とかこの状況を打開してくれると信じよう。
「ひゃっ」
リリィの肩に回していた手を少し下げ、一瞬、お尻を撫でる。
「な、な、何を……」
「ああ、ごめん。つい」
「え、あ、うー」
状況が状況だけに小声でのやり取りだったが、リリィは顔を真っ赤にして涙目になる。
「状況を考えてください。あ、決して嫌じゃないんですが、こんな場所では……それに奥様に知られたら私…」
うん、ひとえには知られてるはずだよ。
===== Hitoe =====
双眼鏡から目を外す。
「あの野郎……」
私は思わず拳を握り締める。
「ママ、どうしたの?」
「ううん、何でも無い。大丈夫、お父さんにこっちが気がついているって事が伝わったわ。とりあえず、大至急準備して、お父さん達を助けないと」
「え、伝わったって、何で解ったの?」
「ふふ、内緒」
私の目にはハッキリ映ったのだ。
私が自分の夫が他の女に手を出す瞬間を見逃す訳が無いと知っていて、リリィのお尻を撫でる一瞬、親指を立てた事を。
「ママ! やばい、浩太達の所へ誰か来た!」
外で浩太達が降りるのを眺めていたユイカが、家の中へ飛び込んできた。
私は、その声を聞いてすぐ玄関から小屋へ、小屋から外へ出て、階段の先の方を確認する。
ここからでは距離があるので、よく判らないが、数人の黒っぽい格好をした人が、リリィと子供達を囲むように階段の下で立っている。少し体勢を低くして、向こうに気がつかれないようにしながら、改めてよく見る。
「お父さんと浩太は?」
「パパは降りた後、一人で海の方に歩いていったから、ここからは見えない。浩太とリリィとチコの3人が階段の下で待っていたはず」
どうする?
下まで降りて状況を確認するか、様子を見た方がいいのか。
「ママ、双眼鏡!」
「わかった」
ユイカのアイデアを聞き、すぐさま部屋へ戻り、リビングで叫ぶ。
「双眼鏡を買ってきて、性能のいいやつ!」
双眼鏡が食卓の上に出てきた。ご丁寧に箱から出してくれたみたいだ。
高性能かどうかは詳しくないので分からないが、神を信じよう。
それを掴んで、外へ出る。
体を伏せ、双眼鏡で覗く。
黒っぽい格好をしている人たちは、黒い鎧を着た男の人だった。
見える範囲で6人、それがリリィと何かを話している。
「ママ、どう?」
「とりあえず、顔を出さないで。見つからないようにしましょう。ちょっと雰囲気が良くない気がするわ」
リリィと鎧を着た男の一人が何かを言い合っているように見える。
「あっ」
「ママ、どうしたの」
リリィが殴られた。
気絶したのか、倒れたまま動かない。
頭に血が昇る。女を殴る男なんて、みんなクズだ。死ねばいいと思う。
「ユイカ、リリィが殴られたみたい。浩太達はまだ大丈夫だけど、ちょっとまずいかも」
「どうしよう、ママ、助けに行かないと」
男は他の者に指示を出し、リリィを抱え、階段の左手側に寝かせる。
浩太とチコが何かを言われたみたいで、それについていく。
浩太達を裏に連れて行って何かする気じゃ……
身体を起こし、下まで走り出そうとした時に、
「あ、パパだ!」
ユイカの声で、慌てて戻り、また伏せる。
===== Main =====
階段の下へ顔を出すと、黒い影が突然反対側から出てきた。
「「あっ」」
お互いの姿を認めて、一瞬固まる。
出てきたのは黒い甲冑を身にまとった浅黒い顔をした中年の男だった。
「あ、こ、こんにちわ」
とりあえず声をかけてみるが、その男はすぐに険しい顔をして、
「救世主様でしょうか」
と声をかけてきた。
「あ、えーと、救世主という自覚は無いのですが、聖地から出てきたらしいです」
「おい」
その応えを聞くと、後ろの方に男は呼びかけた。
すると、さらに後方から5人の男と、浩太とチコ、それに男達に抱えられぐったりしているリリィが出てきた。リリィは気絶しているみたいだ。右頬が明らかに腫れ、唇の端から血が流れている。
二人の子供は緊張のあまりか、真っ青な顔をしている。それでも、怪我は無いようだ。浩太は男らしくチコを後ろにかばっている。
「大丈夫ですよ。救世主様のご家族には指一本触れていません」
こちらの表情に気がついたのか、男が説明する。
やばい、この状況は。やばい。
結界内のつもりだったのでリュックは持ってきていないので、武器が無い。
まぁ、リュックがあっても俺1人で6人の男と対抗できるとは思えない。
スライムと違って、結界内に逃げ込めば済むという問題でもない。
リリィの脚力なら浩太だけでも抱えて駆け登れるかもしれなかったが……
「うちの子をお預りいただいていたみたいで、ありがとうございます。二人ともこちらに来なさい」
男達に止められる事なく、二人が俺の後ろに小走りで来て隠れる。
「それで、どういったご用件でしょうか?」
改めて男に問う。
「ああ、オレはこの聖地で救世主様をお待ちする迎賓部隊を預かるクベロと申します。この度は救世主様がご降臨されたとの早馬を受けましたので、お迎えにあがりました」
「はぁ」
「早速、村までお越しいたでけますか。村に部下を残してきておりますので」
「えーと、リリィさんは、どうして?」
「いえ、救世主様をご案内しろと言ったんですが、救世主様の意向を確認してからなんて言うもんでね」
クベロは卑しい笑いを浮かべた。
あー、こいつ、リリィを殴った事、取り繕うつもりも無いな。
「とりあえず、断ってもいいですか」
「いえいえ、そんな事を仰らずに、付いてきて下さいよ。オレ達もガキの使いじゃ無いんで、はいそうですかでは帰れないんですよ」
ガキの使いって、誰か、村で待っているのか?
「いやいや、そうは言ってもこの道、昨日も一昨日もスライムが出たんで、怖いんですよ。ね。そういう事なので、また日を改めて…」
「ガッシャーン」
クベロの後ろにいた男が剣を地面に落とす。
「あー、すみません。失礼いたしました。へへへ」
これはいざとなればっていうプレッシャーか。
とりあえず、ここは折れておくしか無いのか。
「それでは、村に行くとして我々も準備があります。一度、自宅へ戻ってもよろしいでしょうか?」
「あー、自宅? 聖地の中ですか? それですと我々はご一緒できないので、ぜひ、このまま行きましょうよ」
自宅へ飛び込んで閉じこもる作戦は無理か。
「わかりました、そこまでおっしゃるなら一緒に参りましょう。道中の安全の確保、お願いしますよ」
クベロの視線はリリィへ。
それを受けて、先ほど剣を落とした男がリリィを小突く。
「起きろ! 出発するぞ、さっさと歩け」
「あー、リリィさんは私が担いでいきますので」
慌てて俺がリリィを抱える。
「そうですかー? 救世主様にそんな事をさせちゃってすみませんね」
「タ、タナカ様、すみません。油断しました」
意識は戻ったみたいだが、脳震盪を起こしているのか、目の焦点が合ってない。
「大丈夫だ。歩けるか?」
「は、はい。なんとか」
肩を貸し、歩き出す。
「浩太、チコ、お父さんの近くを離れるな。いいな」
「ど、どこに行くの?」
浩太が涙目で聞いてくる。
「大丈夫、一旦、村に行くだけだ」
「お姉ちゃんは?」
「リリィの事なら大丈夫だ」
少し強めに応える。他の家族の存在がバレているのか解らないが、できるだけ情報を落とさないようにしよう……
===== Hitoe =====
「ママ、どうしよう! パパ達が連れてかれちゃうよ!」
ユイカが涙声で腕にしがみついてきた。
「大丈夫、大丈夫よ」
その背中をさすりながら、双眼鏡を眺め続ける。
無駄な抵抗はしないで、お願い。
この状況では多勢に無勢。夫が黒い鎧の男達に歯向かっても、こちらに良い事は無い。そして、なんとかして、私が状況を把握している事を気付かせないと。双眼鏡で何か打開策が無いかと探し、夫の足元で様子を見ているミントに気がつく。
ここから階段の下まで距離はある。
一か八か賭けるしかない。
「ユイカ、今から叫ぶから、双眼鏡でミントをじっと見ておいて」
「え、わ、わかった」
ユイカに双眼鏡を渡す。
息を大きく吸い込む。
「ミントー、こっちは大丈夫ー!!」
大声で叫ぶ。
大丈夫、ここからあそこまでは声は届かない。
人間の耳には……
「ママ! ミントの尻尾がピンと立った。あ、尻尾を振りだした」
「黒いヤツらは?」
「大丈夫、気づいてないと思う」
===== Main =====
ミントが足を甘噛みしてきた。
普段、足を噛むような事はない。何か言いたい事があるのかと、ミントを抱き上げる。
「パパさん」
小声でミントが囁く。
「ママさん、こっちに気がついています」
ミント、ナイスだ。今一番欲しかったんだよ、その情報。
妻が俺たちの状態を知らないまま引き離されるのが一番まずい。これで、一番不安だった点が解消された。ひとえなら何とかこの状況を打開してくれると信じよう。
「ひゃっ」
リリィの肩に回していた手を少し下げ、一瞬、お尻を撫でる。
「な、な、何を……」
「ああ、ごめん。つい」
「え、あ、うー」
状況が状況だけに小声でのやり取りだったが、リリィは顔を真っ赤にして涙目になる。
「状況を考えてください。あ、決して嫌じゃないんですが、こんな場所では……それに奥様に知られたら私…」
うん、ひとえには知られてるはずだよ。
===== Hitoe =====
双眼鏡から目を外す。
「あの野郎……」
私は思わず拳を握り締める。
「ママ、どうしたの?」
「ううん、何でも無い。大丈夫、お父さんにこっちが気がついているって事が伝わったわ。とりあえず、大至急準備して、お父さん達を助けないと」
「え、伝わったって、何で解ったの?」
「ふふ、内緒」
私の目にはハッキリ映ったのだ。
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