夢女子と腐女子が異世界で 

威蛇神

文字の大きさ
1 / 14

一瓶目

しおりを挟む
私たち、すうちゃんこと佐藤鈴とゆうちゃんこと大熊優は光沢がある白の空間にいる

「ねえ、すうちゃん、ここどこだろ」
「あれじゃない、太陽系銀河第三惑星」
「いやいやいやいや、それ、地球」
「じゃあ埼玉」
「なぜに埼玉」
「さっきまで東京いたから近い県」
「だったら、神奈川行きたい」
「甘栗食べたい」
「肉まん食べたい」
『ねえ、君たち冷静すぎない?』
「うるさい。私はゆうちゃんに甘栗の素晴らしさを語らなくてはならない。という訳で忙しい」
「中華街でとりあえず両方食べよう」
「それは名案」
『無視をしないで!僕悲しくなっちゃうでしょ‼』
「どちら様でしょうか?」
『僕は神様だよ!大切なお話があって二人をここにつれてきたんだ!』
「わー、誘拐犯」
「すうちゃん多分これは新手の宗教勧誘だよ。話を聞いてあげよう?」
『あー、ゴホン、二人とも、ここは時空の間。君たちで言うところの神界だよ、埼玉でも神奈川でもない。
優さんと鈴さんには異世界に行ってもらおうと思う』
「本当ですか?」
ゆうちゃん、それ胡散臭過ぎるない?
昨日、携帯の無料通信アプリでもしも異世界に行ったとしたらなんの職業に着きたいかって話をした後とはいえ、異世界に行くならいろいろと準備が必要なんだよ
例えば、机のなかに入っているBL同人誌を処分しなくちゃいけないし私の黒歴史にじそうさくも消さなくてはいけない

「すうちゃん、思考漏れてる」
「はっ、ヤバイもう少しでへそくりの在処言うところだった」
『落ち着いた?今から行く世界はステータスやスキルがある世界だから職業とスキルを決めさせてあげるよ、あと、持ち物は今持っているものだからね』
「二人とも同じ場所、同じ時間につけるの?そこ大事だよ」
小説投稿サイトでバラバラに飛ばされたっていうのを読んだからかそこが不安だ。
『もちろん、二人とも同じ時間で同じ場所だよ』
「すうちゃん、仕事何にする?私は昨日言った日本刀を使う剣士だなぁ」
ゆうちゃん切り替え早くない?
「なら、自分は生産職だな
今スキルって決めなくちゃいけないの?」
『優さんが剣士(日本刀)と鈴さんが生産職ですね。わかりました。スキルは今決められないようだったらスキルポイントとしていれておきますね。』
生産職って大雑把だけどいいのか…
『では楽しんできてください。あ、その世界魔法があるので適当に魔法属性つけておきますね!ってあれ、聞いてないよ。いい忘れたのはこちらのミスだしサービスしておくか』

そう、いっていたのも知らず自分とゆうちゃんは異世界に旅だった

辺りに電信柱は乱立していないし、森が近くに見える草原にいた。
「ここが異世界かぁ」
「ゆうちゃん今なにもってる?」
「んー、財布と携帯とあとおやつ」
「そっかー」
「すうちゃんは?」
「カッター四本とガラケーと簡易充電器と石が入った小瓶。とその他もろもろ」
「なんでそんなにいろいろ持ってるの?」
「眺めながらにやにやするためかな!カッターは切り絵用」
「カッターなんかあった時の為に1本貸しておいてくれない?」
そう言われて水色のカッターを渡すと、ゆうちゃんは刃の具合を確かめ始めた。そしてカッターの刃をカチカチと戻すと
「ありがとう」
「あいよ
ゆうちゃんのステータスどうなってた?」
「見る?」
「見る!」

大熊優 剣士LV 1
魔力 多い
体力 かなり多い
生命力 普通
スキル 剣術LV1 
属性 
スキルポイント 1000
属性ポイント 1000

体力が多く魔力も多い。回復役兼前衛か…
さすが自分のゆうちゃん!
「すうちゃんは?」
「ん、暫し待たれよ。その画面が出てこない」
「ステータスって思うと出てくるよ」
「さすが友よ!ありがとう‼」

佐藤鈴 生産職LV 1
魔力 多い
体力 少ない
生命力 簡単には死なない
スキル 材料探しLV 1
属性 
スキルポイント 1000
属性ポイント 1000

簡単には死なないってなんなんだ?生命力が黒光りするG並みってことなのか、それともくまむしみたいなのか。さぁ、どっちなんだ!
どちらも嫌だがな…

「ゆうちゃん、属性ポイントって魔法属性を選べる的なやつかな?乙女ゲームのキャラ属性だったらさっきの声の主をぶん殴る」
「たしかにそれはやだね」
「でしょ?
属性ポイントはやっぱり魔法属性だと信じるでござる」
「私は治癒と風がほしいな」
「治癒ってことは光?ゆうちゃん看護婦になりたいって言ってたもんね」
《属性ポイントを利用して600ポイントで光属性を300ポイントで風属性を獲得しました》
「わっすごい!光属性と風属性がとれてる!」
「まじで⁉
じゃあ自分は炎と土と緑でお願いしやす」
《属性ポイントを利用して300ポイントで炎属性を300ポイントで土属性を300ポイントで緑属性を獲得しました》
「何故に炎と土と緑とったの?」
「生産職といったらポーションや剣を作るでしょ?ゆうちゃんに刀を打ちたいなって思って」
「すうちゃんありがとう‼」
「はっはっは気にするな友よ
ところで体力と戦う手段がないから守ってくださいお願いしますじゃないと自分死んじゃう!」
「うん!すうちゃんのこと守るよ!」
「頼んだぜ‼」

「ところでさ、今日どこで寝る?」
「そんなときにはこの本!新サバイバルの心得!この本には火の付け方から船の作り方まで載っている、遭難した時の必需品‼なんと今なら税込982円‼」
「すうちゃん!すうちゃん!テレビ通販みたいになってたよ⁉っていうかなんでそんな本持ってるの⁉」
「電車のなかで読もうと思って」
「私から言い出しておいて悪いんだけどそっちに道があるから行けるところまで行ってみない?」
「何故それを先に言わなかった」

そういわれると道の様なものが見えている気がする

「じゃあ町に向かって出発!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。

みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。 勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。  辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。  だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~

夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。 全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった! ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。 一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。 落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

処理中です...