はぁっ?ここ乙女ゲームの世界何ですの?RPG の世界だと思ってましたわ

威蛇神

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フィンの戦乙女トゥライテ視点

私は常にあの女と比べられてきた
忌々しいあの女 

最初に比べられたのは6歳の頃 
ギルドのステータスでだった 
私は魔力量も体力量もクリティリア一族の為に鍛え続けてきた。

それなのに‼ 

私の数値を軽く越えてきたのがあの女だ

私の父と母はあの女を誉めそやした。
しかし、その頃はまだよかった。比べてくるのが家族だけだったからだ。

私の数値も普通の一族のやつらに比べたら全然上なのに私よりも下のやつらが私のことを馬鹿にしてくるようになってしまったのは10才の時 

私達、草の一族は王族よりもクリティリア家のマイアーゼ様を何より大事にすることを許されている。
草の一族の一番の武術そして魔術の使い手はクリティリア家に仕える。2番目の使い手が王族に仕えるのだ

私達の一族の何よりの誉れはマイアーゼ様の為に道を切り開くこと
マイアーゼ様にとって邪魔なものは、殺しマイアーゼ様の為だけにいきるのだ 

ここの国では12才から6年間学園に入る。

貴族の位の高さなどは関係なく、実力で4個の学校にわけられる 
上から
ルーゼンシャタン
フリューゼンシャタン
タワージャシャタン
ローゼズシャタン
となっている
私はルーゼンシャタンにかよった。ルーゼンシャタンは最高だった。
私を差別するやつも馬鹿にしてくるやつもいないのだ。そりゃあ私よりも魔力量も体力量ももっているやつはいた。しかし、そこにも、私の妹を越すものはいなかった。
多分、公爵家や王族がいなかったからというのもあるだろう

私はルーゼンシャタンで必死になって魔術を学んだ、武術も学んだ。せめてクリティリア家の為になるように...

しかし、私は王族に仕えるようになった。

私達の一族は戦乙女としても、忠義の家としても有名らしい。それもルーゼンシャタンで学んだことだ。


そして今私は王子の付き人として働いている。

前代のマイアーゼ様が死んだということを最初に聞いた時私は、初めて仕事を休み、1日泣いて過ごした。

前代のマイアーゼ様は銀の髪の毛に菫色の瞳だった。その上マイアーゼ様であることを示す痣は左肩にあったそして、その痣も美しいバランスだった。
何より、私のことを可愛がってくれたのだ。
大抵の人はまず最初にあの女の顔面を誉める。その後あの女ね魔力量や体力量を誉めるのだ

しかし、前代のマイアーゼ様はまず最初に私のことを誉めてくれた。

その時の感動は未だに覚えている










そして今、私は現在のマイアーゼ様にあった。

王の息子の用心棒兼メイドとして働いていたときにその王子のテンションが異常に高いときがある

そのようなときは大抵次代のマイアーゼ様が来ている時だった

次代のマイアーゼ様は、お人形さんみたいな見た目をしていてとても可愛らしかった。

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