スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる

けんたん

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遊戯大会

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 領地に人が集まり色々なことが一気に動き出した。オセロや将棋の量産が始まり、それが王都から国中に広まり子供から大人まで取り合いをするくらいの賑わいになった。さすがに、取り合いの話を聞くとすぐに更なる量産の為にドワーフ王に頼み量産をして落ち着きを取り戻した。

 取り合いが落ち着いた頃には、色々なところで大会もされるようになり、それが次第に話も大きくなりついには王都で大会が開かれることになり、俺は作成者として大会に招かれた。

「此度は儂らの呼びかけに応じてくれて感謝する。まさかここまで国を沸かす物を作り上げるとはまさに賞賛にあたいする」

「こちらも、まさかここまで賑やかになるとは思いませんでした。人気が出ることで仕事が忙しくなることを嬉しい悲鳴と言いますが、ごめんなさいとかもうやだとか謝罪になり始めるとなんか申し訳なくなってしまって」

「国中に作るくらい人気になっていたからそれも仕方あるまいだろうな。だがその分収穫もあったのじゃろう?」

 王からの問いかけに俺は、苦笑いを浮かべた。

「たしかに収穫はありましたが、それは新たな事業に向けての足がかりになってそこまではですね、ですが新たな事業などが上手くいけばかなり期待できると考えています」

「ほー、新たな事業とな。これまた面白いことになりそうじゃのう」

「そちらもまた時期が来たらお話に伺いたいと思っております。そして、それが落ち着いたら獣王国に向かおうがと」

「そうか、お主ならそう遠くない内に旅立つであろうな。それまでは、この国を賑やかにしてくれ。ほれ、見てみよお主の作り上げたものでこの国の民は良い笑顔を見せておる」

 王に言われて、俺は大会に集まった人達がいる広場に目を向けるとそこにはたくさんの笑顔があり、今日行われる大会をいまやいまやと楽しみにしているのが見えた。

 今回の大会は予選に2日、本戦に1日となっている。予想以上に大会に集まった人数が多かった為余裕を持つために予選を2日に分けた。

「さて、それではそろそろ大会を始めようではないか。いまかいまかと待ちわびているのがここまで伝わってくる。一言挨拶と大会の開催をお願いしようか」

「ゴホン、今日集まってくれた人に感謝する。今回作った将棋とオセロはシンプルながら奥が深い遊技になっています。一時は生産が追いつかず取り合いになるほどでしたが、色々な方の協力のおかげで皆さんの手に渡るまで出来たことをここに感謝します。大会は3日かけて行います、勝っても負けても恨み合いは無しで楽しい3日にして大いに賑わいましょう。それでは、第一回王都遊戯王大会を開催すること宣言する」

 宣言の言葉の後一瞬の静まり、そしてそこからの大歓声で大会が始まった

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