3 / 5
第一章 異世界に来たみたいです
第3話 憎まれ子 世に憚る(はばかる)
しおりを挟む
「ねえちゃん、僕こいつキライ!」
《 あらまぁ・・・ 物語りの初っ端から
ひとりの子に嫌われちゃったねー。
アルムはなんでこの子に嫌われちゃったのかな?
さぁ、アルムの物語の続きでも見ましょう。》
イテテテ・・・・・・。 まだ頭が痛い。
「こらリント!! なんでいきなり叩くの!」
サリアは怒りながら弟に聞いた。
「だって、こいつもきっとあのギルドから
来たやつだよ!! だって・・・ だって・・・
そうじゃなかったら、いきなり家に来るなんて
おかしいじゃんかよ・・・・・・。」
俺はすぐに弟に話しかけた。
「リントって名前なんだね。
いきなり裸で家に来たことは謝るけど・・・。
その、君が言っているギルドってのを、
俺は知らないし、まずそれが何かわからないよ。」
真実を話すしかなかった・・・。
ギルドってのは、裸でいる人の事を言うのだろうか?
だとしたら、俺はギルドなのかもしれないが・・・
まぁ、そんな事はさすがにないだろう。
リントの表情が変わった。
「え? そうなの? てっきり僕はおねぇちゃんを、
連れに来たギルド員かと思ったんだ。
勘違いして、叩いちゃってごめんなさい。」
あれ? ん? リントくん?
そんなにあっさり信じて仲直りしてくれるの?
俺はリントの素直さに呆然としてしまった。
「今からはリントって、呼ばせてもらっていいか?
それと俺も勘違いさせてごめんな・・・!」
「いいよー!お兄さんのことは、
アル兄って呼んでいい?」
サリアが呆れた顔で言った。
「二人とも仲直り早すぎ!! 」
リントは素直で姉想いのいい子だ。
だけど、少し天然が入ってるのか?
こんな短時間での心の変化が怖いよ。ハハハ・・・。
「アル兄か・・・、なんだか照れ臭いけど
まぁ、リントがそう呼びたいなら・・・・・・
それとふたりに質問があるんだけどいいか?」
サリアとリントが答えた。
「なーに?アル兄」
「どうしたの?アル厶」
「あのさ、ギルドってなんなの?
俺がいた前の世界にはチルド食品ってのはあったけど、
ギルドって名前の物は聞いたこともなかったからさ。」
「そう言われてみれば説明まだだったね!
ギルドってのは色々あるんだけど、冒険者ギルド、
商人ギルド、建設業ギルドとかがあって、
それぞれ腕に自信がある人達が集まった集団の事だよ!!
てか逆に、そのチルド食品ってのはなんなの?ふふっ」
「そうだったのか。俺はてっきり・・・
裸でいる人のことだと・・・。」
「え? 意味は近いけど、裸ギルドってのもあるよ?
あんまり人は集まってないみたいだけどね!」
「そんな裸になってるやつなんかいんのかーい!
って俺もさっきまで裸だった・・・
そのギルドの必要性を知りたいよ・・・ ははっ・・・。」
「それとチルド食品ってのは、
水が凍りそうな温度で保存してある
食べ物のことを言うんだよ!」
「ってことは、それはこんな感じのことを言うの?」
サリアは何か思いついたような顔をして
キッチンに向かい、水の入ったコップを
持って戻ってきた。
「グラセ・・・ 」
サリアが何かを呟いて、コップを渡してきた。
「うわッ!! 凍ってるよ・・・ 」
コップの中の水はなぜか一瞬で凍ってしまっていた。
「こんな感じがチルド食品?」
「これじゃチルドじゃなくて冷凍だよー・・・」
驚きを通り過ぎて苦笑いしか出ない。
「今サリアはこのコップに何をしたの?」
サリアが笑顔で答える。
「魔法だよ♪ まだ使える魔法は少ないけどね・・・
今のは、私が触れた物を凍らせる魔法だよ!
アルムのいた世界には魔法はなかったの?」
「魔法っ!? ないない!そんな物はないよっ!
それって俺でもできんのかな?」
リントがここぞとばかり喋りだした。
「魔法適正があればできると思うよアル兄♪
僕は魔法適正がないからできないけどね・・・。
だけど僕は魔法が使えない変わりじゃないけど、
剣術がすごく得意なんだ!」
俺はすごく興味が湧いてしまった。
剣術、魔法、両方もっと詳しくしりたい。
「ねぇアルム!よかったら魔法適正調べようよ♪
私達のおじいちゃんは魔法適正が調べられるの!」
俺はきっとその言葉を待っていたんだろう。
「調べたい!おじいちゃんの所に行こう!」
なぜだか気づいたら俺はサリアに抱きついていた。
「キャッ!///」
「ご、ごめんッ!! 」
俺はとっさにサリアから離れた。
「はぁー・・・。ねえちゃんとアル兄は何してんの?」
サリアの顔が赤くなっている。
「ア、アルムのばか・・・///
急に何してくれてんの、もぅ・・・。
さぁ、二人とも準備して!
おじいちゃんのところへ行くよ!」
《第四話に続く 》
《 あらまぁ・・・ 物語りの初っ端から
ひとりの子に嫌われちゃったねー。
アルムはなんでこの子に嫌われちゃったのかな?
さぁ、アルムの物語の続きでも見ましょう。》
イテテテ・・・・・・。 まだ頭が痛い。
「こらリント!! なんでいきなり叩くの!」
サリアは怒りながら弟に聞いた。
「だって、こいつもきっとあのギルドから
来たやつだよ!! だって・・・ だって・・・
そうじゃなかったら、いきなり家に来るなんて
おかしいじゃんかよ・・・・・・。」
俺はすぐに弟に話しかけた。
「リントって名前なんだね。
いきなり裸で家に来たことは謝るけど・・・。
その、君が言っているギルドってのを、
俺は知らないし、まずそれが何かわからないよ。」
真実を話すしかなかった・・・。
ギルドってのは、裸でいる人の事を言うのだろうか?
だとしたら、俺はギルドなのかもしれないが・・・
まぁ、そんな事はさすがにないだろう。
リントの表情が変わった。
「え? そうなの? てっきり僕はおねぇちゃんを、
連れに来たギルド員かと思ったんだ。
勘違いして、叩いちゃってごめんなさい。」
あれ? ん? リントくん?
そんなにあっさり信じて仲直りしてくれるの?
俺はリントの素直さに呆然としてしまった。
「今からはリントって、呼ばせてもらっていいか?
それと俺も勘違いさせてごめんな・・・!」
「いいよー!お兄さんのことは、
アル兄って呼んでいい?」
サリアが呆れた顔で言った。
「二人とも仲直り早すぎ!! 」
リントは素直で姉想いのいい子だ。
だけど、少し天然が入ってるのか?
こんな短時間での心の変化が怖いよ。ハハハ・・・。
「アル兄か・・・、なんだか照れ臭いけど
まぁ、リントがそう呼びたいなら・・・・・・
それとふたりに質問があるんだけどいいか?」
サリアとリントが答えた。
「なーに?アル兄」
「どうしたの?アル厶」
「あのさ、ギルドってなんなの?
俺がいた前の世界にはチルド食品ってのはあったけど、
ギルドって名前の物は聞いたこともなかったからさ。」
「そう言われてみれば説明まだだったね!
ギルドってのは色々あるんだけど、冒険者ギルド、
商人ギルド、建設業ギルドとかがあって、
それぞれ腕に自信がある人達が集まった集団の事だよ!!
てか逆に、そのチルド食品ってのはなんなの?ふふっ」
「そうだったのか。俺はてっきり・・・
裸でいる人のことだと・・・。」
「え? 意味は近いけど、裸ギルドってのもあるよ?
あんまり人は集まってないみたいだけどね!」
「そんな裸になってるやつなんかいんのかーい!
って俺もさっきまで裸だった・・・
そのギルドの必要性を知りたいよ・・・ ははっ・・・。」
「それとチルド食品ってのは、
水が凍りそうな温度で保存してある
食べ物のことを言うんだよ!」
「ってことは、それはこんな感じのことを言うの?」
サリアは何か思いついたような顔をして
キッチンに向かい、水の入ったコップを
持って戻ってきた。
「グラセ・・・ 」
サリアが何かを呟いて、コップを渡してきた。
「うわッ!! 凍ってるよ・・・ 」
コップの中の水はなぜか一瞬で凍ってしまっていた。
「こんな感じがチルド食品?」
「これじゃチルドじゃなくて冷凍だよー・・・」
驚きを通り過ぎて苦笑いしか出ない。
「今サリアはこのコップに何をしたの?」
サリアが笑顔で答える。
「魔法だよ♪ まだ使える魔法は少ないけどね・・・
今のは、私が触れた物を凍らせる魔法だよ!
アルムのいた世界には魔法はなかったの?」
「魔法っ!? ないない!そんな物はないよっ!
それって俺でもできんのかな?」
リントがここぞとばかり喋りだした。
「魔法適正があればできると思うよアル兄♪
僕は魔法適正がないからできないけどね・・・。
だけど僕は魔法が使えない変わりじゃないけど、
剣術がすごく得意なんだ!」
俺はすごく興味が湧いてしまった。
剣術、魔法、両方もっと詳しくしりたい。
「ねぇアルム!よかったら魔法適正調べようよ♪
私達のおじいちゃんは魔法適正が調べられるの!」
俺はきっとその言葉を待っていたんだろう。
「調べたい!おじいちゃんの所に行こう!」
なぜだか気づいたら俺はサリアに抱きついていた。
「キャッ!///」
「ご、ごめんッ!! 」
俺はとっさにサリアから離れた。
「はぁー・・・。ねえちゃんとアル兄は何してんの?」
サリアの顔が赤くなっている。
「ア、アルムのばか・・・///
急に何してくれてんの、もぅ・・・。
さぁ、二人とも準備して!
おじいちゃんのところへ行くよ!」
《第四話に続く 》
0
あなたにおすすめの小説
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる