峠茶屋のイナリ飯

こいちろう

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6.

 暫く縁台に二人座って、もう動く気配もない。こん助は手っ取り早く店をたたんで帰ることにした。家は裏の崖を少し下ったところだ。
「それじゃあ、あっしは帰ることにいたしやすが、そのままでどうぞゆっくりお休みなさいやし。縁台は朝までこのままにしておいてくださりゃそれでよい」
 店先にぶら下げた小田原提灯に火を灯し、それを手にそそっと崖を下りていった。と思ったら、また直ぐに戻ってきた。今度は丸提灯をぶら下げている。
「申し、お客さん。夜の峠は狐狸が出てきて旅人をたぶらかす。狐狸ならまだ化かされるだけで済むが、雲助や夜盗が出てくれば命が危ない。脱藩浮浪の荒くれを未だに見かけるご時世だ。ここの崖下に粗末な物置ですが、うちの小屋がございやす。物置にした粗末な造りですが此処よりは人目に付かず安心だ。気兼ねもねえ。どうぞそこを使ってお休みなさいやし」
 もうとっぷりと日も暮れた。満月の明かりが横浜の港をこうこうと照らしている。今更西ヶ谷の宿に戻ったところで宿が取れるものか。峠の上だ。夏の夜風とはいえ、縁台に座ったきりでは冷えてしまう。
 二人はこん助からのその誘いに従った。
 茶店の裏の崖下に数軒の藁屋根が見えている。その下に小さいが棚田もあるようだ。わびしい山中の一軒茶屋と思っていたが、そうでもないらしい。亭主は足下を丸提灯で照らしながら、滑り落ちそうな狭い崖道を平気で降りて行った。二人は傍らの枝につかまりながらやっとこさそのあとに付いて下りた。
 崖を下りたところに一軒の小さな家。そこが亭主の家なのだろう。その裏手を通って山道を少しばかり進むとその先にお稲荷さんの小さなほこらがあった。そのすぐ横に農具を仕舞った粗末な小屋、まさに物置だ。
「御覧の通りの苫屋ですが、ここならば気兼ねも何もなく休むことができますわい。朝になったら何時なりと勝手に出て行かれるがよい。蚊やりを焚いておきやしょう。夜が明けて旅の出端におがくずの火だけは、しっかりと消しておいてくださいやし」

 こん助が戻っていったあと、二人は筵を広げて腰を下ろした。二人がやっと足を伸ばせるほどの広さだ。あれやこれや雑多なものが重なって放られている。まあ確かに誰に気兼ねなく一晩を明かせられるわけだ。丁度満月、開け放たれた戸口の月明かりで、何とか物の輪郭くらいは見えている。
 仮宿も決まって、左吉は少し気が落ち着いた。筵の上に胡座をかく。
「なんとも汚え宿屋だなあ」
「人のご親切をそんな風に言っちゃあバチが当たるわよ」
「まあ、気兼ねがねえのは有難てえ。しかし、ずい分腹が減っちまった」
「そういえば、さっき茶店でおイナリを包んで頂いたのを持っていたっけ」
 おこうが懐から包みを出した。
めおとイナリだ
「おめえと二人でめおとイナリを分け合って食べるなんて思いもしなかったな」
「あら、そう?」
薄暗い中だから表情は見えないが、おこうはあんまり気にしていないようだ。むしろ楽しそうな口ぶりだった。
おこうは自分のイナリも左吉に渡した。
「おめえ、悔しくないのかよ」
 暫くして左吉は訊いた。
「だってよ、あの馬鹿旦那に手を付けられて、身重の身体を他の男に押しつけられての都落ちだ。おまけに駆落ちの噂まで立てられてるんだぞ。全体腹が立たねえ訳があるめえ」
「そうかねえ。そんな風に考えたことはないわね。お店の柵から抜け出せて、今はとても清々してるんだもの」
「おめえ、五年前に十三の歳で奉公に来ただろ。目が合っただけで物怖じする弱っちい小童だった。女中ってな強ええよな。多分おくめの躾が良かったんだろうが、外面と違ってずい分と逞しくなったもんだ」
「逞しいかどうかはしれないけどさ、此までもだけど、これから先もずっと一人なんだ。あたいはずっと一人で生きていかなきゃならないんだよ。いちいち気にしてたら切りが無いもの」
「気にしねえか。そういうものかねえ」
左吉にはまだそこまで割り切る程の覚悟はない。
 左吉にしてみればこのおこうの正体自体が疑問だ。そりゃあおこうからすれば雇い主の若旦那がらみだ。表だってお店を悪くは言えまい。しかし、本音は腑が煮えくりかえる位のところだろう。ところが今朝からつかず離れず一日一緒に旅をしてきたが、一つも嫌な顔をしなかった。歩きながら小唄何ぞも口ずさむ。
 こいつ、頭がいかれたんじゃないのか?
あんまり気楽そうで呆れてしまう。
「おめえ、一体弥之助からはどう言われたんだ。きっといい風に言いくるめられたんだろう。あいつは昔から口先だけの調子者だからな」
「あんまり旦那様の悪口を言わないでおくれよ。旦那様にはそれなりのちゃんとしたお考えがあってのことなのだからね」
「えらく弥之助を庇うじゃねえか。やっぱりおめえ、言いくるめられてるんだ。彼奴にちゃんとした考えなんかあるものか。おめえのご機嫌な様子を見ると『鎌倉に行ったら安心して子どもを産め、あとは面倒見る』とくらい言われたんだろうが、それから先はどうしろってことはないんだろ」
 余り弥之助との間のことなど聞きたくはなかったが、それなりに気にはなっていた。
「鎌倉の小父貴にお前を預けてくれってよ。手紙でよく頼んであるからって。俺にはそう言っていたんだぜ。ところがだ、彼奴から預かった書き付けを読んでみたら『どうぞ俺とおめえとそのガキの行く末を頼む』それくれえのことしか書いてねえぞ。つまりだ。ちゃっかり俺にお前とそのガキを押しつけようって魂胆だ」
「旦那様がそうおっしゃるんだからいいじゃないさ、それならそれで。どうせもう国境いまで来たんだもの」
片付けの悪い物置小屋の、空いた隙間で身をくっつけるように座った二人だ。表情ははっきり見えないが、おこうはこの状況を嫌がっていない。それはよく分かる。
「だってあたしたち、お店を出てきたのよ。もうあとは新しい世の中が待ってるんだから」
 いや、新しい世の中なんてものが待っている訳はない。
世の中が変わろうが、何処に行こうが結局変わりはしないのだ
左吉はそう思っている。端っから諦めているのだ。
「いいじゃないさって、おめえ。鎌倉の小父貴は出来た人だから悪いようにはするまいが、おめえ、鎌倉で働きながらそのガキを本当に育てるつもりかい」
「あたしゃ鎌倉なんて行かないよ。ずっとずーっと東海道を上って行くんだ。鎌倉なんて行かない。それからね、子どもなんて元からいないんだからさッ」
子どもなんていない……
「えっ!おめえっ!」
左吉は思わずイナリのメシを吹き出した。
「そうだよ、いないんだ。ヤヤコなんていないんだ。ちょっとだけ、ほんのちょっと思いついたまんま言ったんだ。旦那さんを困らせてみたかったんだよ」
けろっと言ってのける。なんと恐ろしい女だ。
「それにさ、旦那さんの頭を下げさせて、それから是までのお給金をたんまりと頂いたんだ。これで五分五分。もうそれでいいじゃないの。あのお店での奉公もお終いだしさ、未練なんてないんだよ。明日、国境いを越えるだろ。それから先は、あたし自由になるんだ」
「おめえって……、一緒にいるのがそら恐ろしくなるぜ」
「あたいってそんな恐ろしい女かなあ……」
「でも、それじゃあ俺も明日は鎌倉に行かなくていい訳だ。鎌倉なんぞに用はねえ」
「そうよ、鎌倉には行かないよ。だから左吉さんも自由よ。明日峠を下りたところで別れようよ。左吉さんは江戸に戻ってもいいし、鎌倉の店を手伝ってもいい。左吉さんもあたしも自由なんだから」
 肝の据わった女だ。先の事を見越している。表情までは見えないが、でも、多分嬉しそうな顔で話しているのだろう。
 驚いた。恐れ入った。家の中のことしか何にもできない女と思っていたが、なんと強い女なんだ。

 暫く何も言い返せなかったが、やがて左吉は自分のことをしゃべり始めた。
「そうか、俺も自由か。でも突然自由だと言われてもなあ……。俺はよ、妾の子だから、お婆々が生きてるうちはお店とは離れて育った。思ってみりゃあ、あの頃が一番自由だった。たまに顔を見せる親父も機嫌が良かったし、近所のガキが集まって遊んでいた。愛宕のお山あたりで毎日暗くなるまで遊んでばっかりだ。八つの年までだ。それからお婆々が死んで、親父にお店に引き取られた。その時から親父は厳しくなった。丁稚と同じ扱いだ。あんこ職人として毎日修業だ。毎日毎日、一生懸命あんこを作ってばっかり。怒鳴りつけられながら、釜のあんこを混ぜるんだ。逃げだそうと何度思ったことか。親父にしてみりゃ、身寄りの無い俺に、職人として一人前の腕をつけてやろうという、そんな親心だったんだろう。死に際にいい顔をして俺の方を向いて、うんうん頷いていたものなあ」
五代目庄右衛門の死に際の、自分に向けた優しい笑みを思い出す。
 しかし女将さんは怖かった。義理の母親なんてそんなものだろう。そりゃあ、自分の産んだ一つ年下の娘と三つ違いの弥之助の方が可愛いかろう。突然妾が産んで八つまで別口で育った子どもを、うちの子だと亭主に言われ、事情も聞けずに家の中に入れたんだ。面白い訳がない。
 丁稚の巳ノ吉と一緒に中二階の物置部屋でずっと暮らした。朝は早くから小豆洗、伝助親方にしごかれながらそれでもようやっと人並みの職人になった。なったところで、ご維新だ。それまでいろいろな御武家のご贔屓もあって繁盛していた菓子屋だ。途端に羽振りが悪くなっちまった。御旗本は皆駿河に引っ越しだ。大名屋敷も人の数が少なくなった。通りを歩くのは味の分からねえ西国者ばかり。悪いことは重なるものだ。親父を追っかけて女将まで、昨年揃って亡くなった。
 こんな、無茶苦茶なご時世、六代目庄右衛門じゃあ手に負えまい。丁稚手代も一人ずつ暇を出さて、職人も左吉がいなくなりゃあ、伝助じいさん一人だけだ。お店の方は番頭のイセ造と手代になった己ノ吉の二人きり。
「明日から伝助じいさん、どうやっていくんだろう」
「そりゃしばらくは大変でしょうけど、直に何とかするでしょう」
「何を気楽なことを。おめえよ、お店のやり繰りは思った以上に大変なんだぜ。己ノ吉だって俺だって、何年も修行をして一人前になったんだ。それを弥之助の馬鹿野郎、戯作だの洋菓子だの夢見たことばっかし言いやがる。奴に何とかなるような時世じゃねえ。店の中は皆が心配しているというのに、毎日外をふらついてばかりだ。女中にまで手を付けやがって、一体どういう了見だ」
 思っていたことを一気に吐き出した。おこうに向けてと言うか、積もり積もった思いが一気に放たれたのだ。
「旦那様を悪くいうのはおよしってば。左吉さんらしくもない。旦那様にはそれなりのお考えがあるんだよ。話してると深い深いお考えがよく分かる。そりゃあ、色んな事を知ってなさるもの」
おこうは弥之助のことを芯から恨んではいないようだ。
「口先だけじゃあ何にもならねえ。おめえ、彼奴に未練があるんだな」
「そんなんじゃないわ。旦那様だってお店のことではずい分と悩んでなさるって話よ。お店の皆のことも考えていない訳じゃない。でも、ちょっとずれてるところはあるのかしら。なかなか考えなすった筋書通りに事が運ばないのが歯痒いみたいよ。こないだね、『旦那さんより、左吉さんの方がずっとお店のお役にたってるわ』って、そう言ったの。だって本当のことだもの。そうしたら、凄いむくれようで、『おまえなんぞに俺の苦しみが分かってたまるかい』って、そう言ってどっかに行っちまった。あれこれ人に言われるのが嫌なのね」
「おいおい、そんなことを言ったのか」
『なんでコイツらの痴話げんかに俺の名前が出てくるんだ』
 おこうは弥之助の性格がよく分かっているのだ。弥之助だけでなく、お店全体によく目が向いている。お店の内情を一番冷静に見ているのはおこうかも知れない。
「あたいが初めて奉公に上がったときね、左吉さんが井戸のそばで鍋を磨いていたの。寒い雪の降っている中で、亀の子でゴシゴシ磨いていた。次の朝、水汲みにいったら、今度は小豆を研いでいた。あたしが、おはようって声かけたら、顔も向けず黙って頭をこっくりとだけ。いつもよく働く職人さんだなと思ってた」
「ああ、よく働いた。親父や伝助じいに言われるまんま働いた。おめえもよく分ってるだろうが、冬の水洗いは冷たいんだ。夏は夏でかまどのそばにはいられたもんじゃないし、辛い思いをしたかってもんじゃない。何年もかかってやっとこさ認めて貰えるような仕事が出来るようになったんだ」
「そうよね、慣れない中で叱られながら一つずつ覚えていくんだもの。そりゃ随分と辛かったよね。そうやって一人前になったんだ。左吉さん、よく頑張ってた」
「おおよ。辛かったかってもんじゃない。それを堪えてきたんだぞ。おめえだってそうだろう。ところがだ、今じゃこの有様だ。生きていけるように職人の腕を磨いておけ、と親父が言っていたが、弥之助の所為で体良くお払い箱よ。あんこ職人じゃあ菓子屋を離れたら何の役にも立つめえ」
「そんなことないよ。左吉さんは真面目だもの。何処でだって、何にしたって生きていけるさ」
「今日の昼、可名川の停車場あたりで洋菓子屋ってのをいくつか見ただろう。店先の目立つ所に、ビスカットやらチョコレイトなんやら言うものを並べていた。あんなものが此れからは流行るんだろう。弥之助の言うことも満更違っちゃいねえんだ。あんこはもうお終いだ。例え鎌倉に行ったって、あんこの腕は役に立つめえ。あそこの店じゃ、もう洋菓子作りを始めたらしい」
「陸蒸気の走る世の中だものね。流行り廃れには逆らえない。でもね、あんこはあんこで生きていく道があるんじゃないかしら。こないだね、新橋芸者の姐さんから聞いた話だけどね。今、新橋の花街は随分と賑やかだそうよ。柳橋辺りじゃ相手にされなかった西国者が、今じゃ羽振りを利かせて新橋で宴席を楽しんでるみたい。お侍のお屋敷が火が消えたようになって、洋風が目立ちだしてさ。柳橋が廃れたって新橋辺りはいい景気なんだ。浜松町から品川辺りまで、西国者でいっぱいだもの。今日だって品川の街道筋は景気が良さそうだったこと。饅頭屋さんも朝から忙しそうだったわよ。神田や浅草あたりが縮こまってしまった世の中に、市中の外れの品川が元気いいってのも面白いじゃない」
「あんこの生きる道ねえ、俺と同様道の先なぞ見えねえよ。もうどうにでも好きにしな川だ」
「ふふ、そんな弱気はとんと良しにしな川よ」
 ふと冗談を口にし合って笑った。
二人して、初めて声を揃えて笑った。 
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