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第18話 夢のライブ大作戦!
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「心の輝きは、後5700人分。心の輝きを奪うと同時に早くジュエリー王国の戦士たちを倒すのだ」
ゴングルは、大魔王にひれ伏すことしかできなかった。大魔王はフェアーと同じようなことにしかできないゴングルに呆れ始めていた。
学校が終わると、夢はマネージャーさんの運転する車に乗りこんでスタジオへと向かう。今日は新曲のレコーディングに専属モデルを務めるティーン向け雑誌ティアラの撮影で大忙し。明後日の日曜日にはライブも控えていて、夢は緊張していた。新曲「夢へのトビラあけて」は夢が初めて作詞をした曲。レコーディングは夢の思いを込めた歌声により一発でOKが出た。レコーディングを終え、夢はすぐに雑誌の撮影現場に向かう。こっちも夢はカメラマンからたくさんのお褒めの言葉をもらい、上機嫌で撮影現場を後にした。明日は1日ライブのリハーサル。家に帰ると夢はすぐにベッドに横になった。次の日、夢はお母さんの送迎でホールへと向かう。リハーサルは順調に進み、夢の本番への緊張感は徐々に薄れていった。
そして、ついにライブ本番の日がやって来た。夢がライブ会場となるホールに着くと控室内は騒然としていた。夢は近くにいたスタッフに
「やけに周りのスタッフさんが慌てているように見えますけど、何かあったんですか?」
と聞いた。すると、そのスタッフは
「今回のライブのサポートメンバーでキーボードの子がここに来る途中事故に遭ったらしくて、今日急遽参加できなくなったから代わりを探しているけどなかなか見つからなくて」
と答えた。夢はこれを聞いて、ライブがちゃんとできるか不安になる。そのときふと夢は、愛華ちゃんの顔が浮かんで電話をかける。
「もしもし」
夢のかけた電話に愛華ちゃんが出てくれた。
「もしもし。私、村嶋夢」
夢が電話越しに言うと、愛華ちゃんの嬉しそうな声が聞こえる。
「今日、ライブですよね。ちゃんとチケット取って希実と一緒に今さっき会場に着きました。ライブ、楽しみにしていますね」
愛華ちゃんの声は、いつにもましてテンションが高かった。
「あの、そのライブのことだけどキーボードやってくれる人が来られなくなっちゃって、こっち大変なことになっているの」
夢の言葉に愛華ちゃんは、
「優美さん、絶対音感あってピアノの腕前すごいみたいです。困っているなら力になってくれると思います」
と提案してくる。
「分かった。優美さんに電話してみるよ。ありがとう」
と夢は答え、電話を切る。そしてすぐに優美さんに電話をかけた。
「もしもし」
しばらくして、優美さんが電話に出る。
「もしもし、村嶋夢です」
夢からの電話に優美さんは嬉しそうな声で
「どうかされたの?」
と夢に聞いてくる。
「今日やるライブでキーボードやってくれる方が来られなくなっちゃって、愛華ちゃんに電話したら優美さんなら力になってくれるかもって言われたんです。このままだとライブできなくなるかもしれないんです。助けてもらえませんか?」
夢の訴えに優美さんはしばらく考え込んでから、了承した。夢はお礼を言って、ライブ会場の場所を優美さんに教えた。30分ほどして優美さんはライブ会場に現れる。リハーサルがもう一度行われて、ライブは予定時間より少し遅れて開始された。順調にライブは進み、中盤に差し掛かった頃突然ライブ会場が停電する。ゴングルの声が聞こえ、観客たちの間から悲鳴が聞こえる。しばらくして再び電気がつくと、観客の一部が心の輝きを奪われて倒れ、トイフルも出されていた。観客席にいた愛華と希実がクォーツと共にステージの方へやって来る。
「みんな、変身するクク」
クォーツの言葉に4人は頷く。4人はステージ裏に隠れて変身する。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「アメジストパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
「癒しと創造の戦士、シャイニーアメジスト」
とりあえず、ドンケル王国の襲来でパニックになっている会場の人々を落ち着かせなければならない。
「私に任せて」
アメジストはルビーたちにそう言うと、マイクを持って歌い始める。次第に会場内は落ち着きを取り戻し始めた。ルビーたちは、シャイニング・ステッキをだし、
「シャイン・ヒーリング」
眩い光がトイフルを包んで倒した。
「次はあなたの番よ。ゴングル!」
ルビーは、ゴングルに言った。ゴングルは1つ技を発動させると、去っていった。あまりの素早さに抵抗することができず、ルビーたちは攻撃を避けることしかできなかった。
「シャイニング・パワー」
を唱え、心の輝きを奪われた人々を目覚めさせるが、ルビーたちはゴングルとどのように戦えばいいのか分からずにいた。
しばらくして、ライブは再開。夢は昨日レコーディングした新曲も披露して無事にライブは終了した。
「優美さん、ありがとう」
夢は改めてライブに協力してくれた優美さんにお礼を言う。夢にとって、今日は優美さんとの仲を深める機会にもなったように感じた。
ゴングルは、大魔王にひれ伏すことしかできなかった。大魔王はフェアーと同じようなことにしかできないゴングルに呆れ始めていた。
学校が終わると、夢はマネージャーさんの運転する車に乗りこんでスタジオへと向かう。今日は新曲のレコーディングに専属モデルを務めるティーン向け雑誌ティアラの撮影で大忙し。明後日の日曜日にはライブも控えていて、夢は緊張していた。新曲「夢へのトビラあけて」は夢が初めて作詞をした曲。レコーディングは夢の思いを込めた歌声により一発でOKが出た。レコーディングを終え、夢はすぐに雑誌の撮影現場に向かう。こっちも夢はカメラマンからたくさんのお褒めの言葉をもらい、上機嫌で撮影現場を後にした。明日は1日ライブのリハーサル。家に帰ると夢はすぐにベッドに横になった。次の日、夢はお母さんの送迎でホールへと向かう。リハーサルは順調に進み、夢の本番への緊張感は徐々に薄れていった。
そして、ついにライブ本番の日がやって来た。夢がライブ会場となるホールに着くと控室内は騒然としていた。夢は近くにいたスタッフに
「やけに周りのスタッフさんが慌てているように見えますけど、何かあったんですか?」
と聞いた。すると、そのスタッフは
「今回のライブのサポートメンバーでキーボードの子がここに来る途中事故に遭ったらしくて、今日急遽参加できなくなったから代わりを探しているけどなかなか見つからなくて」
と答えた。夢はこれを聞いて、ライブがちゃんとできるか不安になる。そのときふと夢は、愛華ちゃんの顔が浮かんで電話をかける。
「もしもし」
夢のかけた電話に愛華ちゃんが出てくれた。
「もしもし。私、村嶋夢」
夢が電話越しに言うと、愛華ちゃんの嬉しそうな声が聞こえる。
「今日、ライブですよね。ちゃんとチケット取って希実と一緒に今さっき会場に着きました。ライブ、楽しみにしていますね」
愛華ちゃんの声は、いつにもましてテンションが高かった。
「あの、そのライブのことだけどキーボードやってくれる人が来られなくなっちゃって、こっち大変なことになっているの」
夢の言葉に愛華ちゃんは、
「優美さん、絶対音感あってピアノの腕前すごいみたいです。困っているなら力になってくれると思います」
と提案してくる。
「分かった。優美さんに電話してみるよ。ありがとう」
と夢は答え、電話を切る。そしてすぐに優美さんに電話をかけた。
「もしもし」
しばらくして、優美さんが電話に出る。
「もしもし、村嶋夢です」
夢からの電話に優美さんは嬉しそうな声で
「どうかされたの?」
と夢に聞いてくる。
「今日やるライブでキーボードやってくれる方が来られなくなっちゃって、愛華ちゃんに電話したら優美さんなら力になってくれるかもって言われたんです。このままだとライブできなくなるかもしれないんです。助けてもらえませんか?」
夢の訴えに優美さんはしばらく考え込んでから、了承した。夢はお礼を言って、ライブ会場の場所を優美さんに教えた。30分ほどして優美さんはライブ会場に現れる。リハーサルがもう一度行われて、ライブは予定時間より少し遅れて開始された。順調にライブは進み、中盤に差し掛かった頃突然ライブ会場が停電する。ゴングルの声が聞こえ、観客たちの間から悲鳴が聞こえる。しばらくして再び電気がつくと、観客の一部が心の輝きを奪われて倒れ、トイフルも出されていた。観客席にいた愛華と希実がクォーツと共にステージの方へやって来る。
「みんな、変身するクク」
クォーツの言葉に4人は頷く。4人はステージ裏に隠れて変身する。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「アメジストパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
「癒しと創造の戦士、シャイニーアメジスト」
とりあえず、ドンケル王国の襲来でパニックになっている会場の人々を落ち着かせなければならない。
「私に任せて」
アメジストはルビーたちにそう言うと、マイクを持って歌い始める。次第に会場内は落ち着きを取り戻し始めた。ルビーたちは、シャイニング・ステッキをだし、
「シャイン・ヒーリング」
眩い光がトイフルを包んで倒した。
「次はあなたの番よ。ゴングル!」
ルビーは、ゴングルに言った。ゴングルは1つ技を発動させると、去っていった。あまりの素早さに抵抗することができず、ルビーたちは攻撃を避けることしかできなかった。
「シャイニング・パワー」
を唱え、心の輝きを奪われた人々を目覚めさせるが、ルビーたちはゴングルとどのように戦えばいいのか分からずにいた。
しばらくして、ライブは再開。夢は昨日レコーディングした新曲も披露して無事にライブは終了した。
「優美さん、ありがとう」
夢は改めてライブに協力してくれた優美さんにお礼を言う。夢にとって、今日は優美さんとの仲を深める機会にもなったように感じた。
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