生地獄

さくちー

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3.生地獄の始まり…

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話が終わると家に案内された。
家は不動産屋の2階だった。
玄関の戸を開けると香水の匂いがした。
嫌な匂いではなかった。
母親が言った。
「これからここで3人で暮らすのよ」
「うん。」
「それとさっきの人の事は
 って呼んであげてね?」
「…分かった。」
名前呼びなんて、なんか変な感じだ。

次の日。
僕は1日部活があった。
夕方になり部活を終え
家に帰って勉強を始めた。
だが、我ながら情けない事に
部活で疲れたせいかウトウトしてしまった。
その時だ…。
「おい、てめぇ何してんだ!!💢」
僕は、
髪の毛を捕まれ床に倒された。
「痛い、痛い!!」
「痛い、じゃねぇ!!
 何してるんだって聞いてんだよっ!?💢」
「べ、勉強を…」
「してねぇじゃねぇか!!
 今おめぇ寝てただろ!?💢」
「部活に疲れて‥」
「言い訳してんじゃねぇ!!💢」
ガッボコッ
「うっ…」
僕は顔面を思いっきり殴られた。
「おめぇそんな疲れて勉強出来ねぇなら
 部活なんて辞めちまえ!!💢」
そう言われ僕は躍起になって言った。
「なんでだよ嫌だよ!!」
言わなきゃ良かったと、この後、後悔する。
「あぁ!?てめぇ誰に向かって
 口聞いてんだ!?💢」
そう言うと僕に掴みかかってきた。
そして僕は
全身を殴られ、蹴られ、泣き喚いた。
それが何時間も続いた。
なんで、殴られてるのか。
なんで、蹴られているのか。
錯乱して分からなくなりかけていた。
「おめぇ明日、
部活辞めるって言ってこい!💢
 異論は認めねぇからな💢」
そう言うと僕を部屋から追い出した。
僕は、これを期に親に逆らえなくなった。
後日僕は全身にあざを付けて
退部届を出しに行った。
先生や友人に
「お前どうしたんだ!?」
と、すごく心配されたが
前日に言われたことを言った。
「大丈夫です、階段から落ちました。」
「階段から落ちても
そのあざは出来ないだろ!?」
としつこく聞かれたが言えなかった…。
僕は、あざを付けて学校に行く時は、
変わらず
「階段から落ちた。」
と言い続けた。
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