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第二部
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いよいよ目的地への到着時刻が近づいてきた頃、テオドアは今後の予定について最終確認をしていた。
もらった資料は簡単な日程表一枚で、その他については全て口頭ベースで伝えられている。メモを取ることも許されず、聞いた内容を忘れないよう頭の中で反芻するしかなかった。
「心配しなくても、キンバリーが案内する通りに動けばいい」
「ええ、お任せください」
斜め向かいの席で、キンバリーが大佐に向かって大きく頷いた。テオドアに対しては相変わらず無愛想で、打ち合わせ中も必要最低限にしか話そうとしないが、それでもかなり態度が軟化してきたように思う。
「マレット、手荷物はお前が運べ。それから明日の朝食は5時だ」
「……早くないっすか」
「つべこべ言うな」
現にこうして向かい合わせに、あれこれ指示をされるようになったのだから、大した進歩だ。だが大佐の手前、テオドアはできる限りキンバリーとは距離を置くことにした。妙な勘ぐりされたら面倒だからだ。
セタカイリの西の街ガラに到着する頃には、日没時刻はとうに超えていた。
プラットフォームに降り立ったテオドアは、巨大なスーツケースの山を前に唖然とする。
(荷物用の車両があったんだな……にしても、何が入ってんだよコレ)
ホテルまで車を用意されたが、荷物用に二台目も必要だった。事前にキンバリーに指示された通り、大佐の手荷物はテオドア自ら運び、残りはポーターに任せることにする。
(やべえ、ちょっと緊張してきた……)
想像より遥かに賑やかな繁華街の中でも、一際目を引く建物が今夜の滞在先のホテルだった。
車付から正面玄関へと続くアプローチは、まるで宮殿さながらだ。大佐やキンバリーに同行してなければ、明らかに不審者として映っただろう。
(いや、今でも十分場違いだよな)
手荷物を運ぶことで、かろうじて付き添いに見てもらえそうだ。そう思うと、重い手荷物がやけに心強く感じた。
「本日はお疲れでしょうから、今夜はこのまま各自部屋で休みましょう。何か飲み物でも部屋へ運ばせましょうか」
「いや、結構だ……ところでなぜ鍵が三本あるんだ?」
キンバリーの差し出したルームキーに、大佐が顔をしかめる。
「彼は、僕と同室で構わないと言っただろう」
「……本当に、それでよろしいのですか」
キンバリーはあからさまに不満げな表情を浮かべている。大佐とテオドアが同室になるのが、よっぽど気に食わないのだろう。だがテオドアだって、できれば一人部屋の方がいい。
大佐はそんなテオドアの気持ちを見透かしたのか、軽く眉を上げると、キンバリーから鍵を奪い取った。
「さ、行こうか」
大佐に肩を押されて、テオドアはしぶしぶついていく。肩越しに後ろを振り返ると、キンバリーが憮然とした様子でこちらを睨んでいた。
到着した部屋はかなり広かった。大佐に合わせたグレードの部屋なのだろうが、テオドアは落ち着かない。
「朝から移動で疲れたろう? 何を飲む? 風呂は入れておくから、ソファーに座ってるといい」
慣れない列車移動でグッタリするテオドアとは対照的に、大佐は部屋に入った途端に生き生きとし出し、あれこれ世話を焼き始めた。
「あんたは元気そうですね」
「このくらいの移動は慣れてるからな。それにようやく邪魔者がいなくなったんだ」
悪びれずにキンバリーを『邪魔者』呼ばわりする大佐に、テオドアは一段と疲れが増す思いがした。コーヒーテーブルには、温かいコーヒーと冷たいエールというちぐはぐな組み合わせが並べられ、ナッツの袋やチョコレートボックス等が次々と開封されていく。
「そんな食えませんよ……あんたが食べるなら、別に構いませんけど。それより早くベッドへ行きたいんですが」
「ふうん? 色っぽさには欠けるが、君からの積極的な誘いも悪くないね」
「……変な冗談はやめてください」
大佐はクスクス笑いながら、テオドアの隣に座った。肩が軽くぶつかるほど距離を詰められ、テオドアは軽く動揺する。
「あの、俺が疲れてるって、あんた分かってますよね……?」
「もちろん、だから君は何もしなくていい。僕が全部やるから心配するな」
冷えたエールのグラスを手渡されると、何も言えなくなった。たしかに至れり尽くせり、といった具合で、気を遣われているのは明らかだった。
しかし大佐だって疲れてるはずだ。昨日は朝まで抱き合って、ほとんど眠らないまま仕事へ向かったのだから。
(俺はカレンダー通り休日だったから、二度寝できたけとな……)
昨日は大佐の意向なのか、屋敷の使用人たちはなんとかテオドアを引き留めようとしたのにはまいった。旅行の支度があるからと、なんとか振り切って自宅へ戻り、ひたすら睡眠を貪った。お陰で体は軽くなったが、それでも長時間に渡る列車の揺れは堪えた。
テオドアは隣の大佐の横顔をさりげなく観察する。顔色は良くも悪くもないように見えるが、視線は常に動いていてリラックスしているようには見えない。
(もしかしたら……俺と一緒だから気が抜けないのか?)
こんなふうに世話を焼くのも、懐柔して口を割らせようという魂胆かもしれない。痛くない腹を探られても、つまらないほど何も出ないのだが。
テオドアは急に嫌な気持ちになった。やはりキンバリーが用意した、一人部屋にするべきだった。こうなったらもう寝てしまおうと、テオドアはエールを一気に飲み干した。
「やっぱり、もう横になります。明日も早いんでしょ」
「ああ、キンバリーには後で伝言を送るよ。せっかくスイートで過ごすのに、起きて睦言のひとつも囁く暇もないなんて、本当に何の為にここに来たのか分からないからな」
本当に、何の為にここに来たのか。テオドアは、大佐が自分を連れてきた理由が気になっていた。
(東部に知り合いなんていねーぞ……大体、初めて来たんだから。妙な期待を持たれても困るっつーか……うう)
考えている内に眠くなってきた。一晩よく休んで、明日から様子見した方が良さそうだ。
テオドアがソファーを立ち上がると、大佐もそれに倣って立ち上がった。部屋の奥には、大きなベッドが二つ並んでいる。
大佐はふむ、と腕組みすると、隣のテオドアを見やった。
「どっちのベッドがいい?」
「俺はどっちでもいいから、あんたが選べよ」
そう、と大佐はテオドアの手をつかむと、窓とは逆の壁際のベッドに倒れ込んだ。当然、手をつかまれていたテオドアも、一緒にベッドにダイブする羽目になった。
「ちょっ……何やってんすか!?」
「どっちでもいいって、君が言ったんだろ?」
「なんで一緒に寝ること前提なんですか!」
「せっかくの同室だろ。ふふ、なんだか場所が変わると、気分も変わっていいね」
「やめっ……」
汗ばんだ首筋を舌先でなぞられ、体全体に緊張が走る。いつものようにがっちりとベッドに縫い付けられてしまい、もがいても大佐の下から抜け出られそうになかった。
「俺、疲れてて……眠いって言ってんだろっ……!」
「情け無い顔するな。ちょっと悪戯しただけじゃないか。疲れてるところを無理やり抱くなんて、そんな鬼畜な真似しないよ」
それは嘘だ。今までどれだけ抱きつぶしてきたか、忘れたとは言わせない。甘く微笑みかけてくる顔を、苦々しく睨みつける。
(抱きつぶせば……寝首をかかれる心配ないから、か?)
余力が無くなるほど体力を奪えば、安心して眠れるとでも言うのか。それなら最初から同室なんてやめればよかったじゃないか。
「どうした、難しい顔して」
頬をそっと撫でられ、思わずその手を払ってしまった。いつの間にか、両手の自由がきくようになっていた……今なら見下ろしてくる大佐の顔を、押しやることだって出来るだろう。
「あんたこそ、俺と一緒じゃ落ち着いて眠れないでしょう」
「……どういう意味で言ってる?」
青い双眸がスッと細められた。緊張感をはらんだ空気で、部屋の温度が急に下がった気がした。
もらった資料は簡単な日程表一枚で、その他については全て口頭ベースで伝えられている。メモを取ることも許されず、聞いた内容を忘れないよう頭の中で反芻するしかなかった。
「心配しなくても、キンバリーが案内する通りに動けばいい」
「ええ、お任せください」
斜め向かいの席で、キンバリーが大佐に向かって大きく頷いた。テオドアに対しては相変わらず無愛想で、打ち合わせ中も必要最低限にしか話そうとしないが、それでもかなり態度が軟化してきたように思う。
「マレット、手荷物はお前が運べ。それから明日の朝食は5時だ」
「……早くないっすか」
「つべこべ言うな」
現にこうして向かい合わせに、あれこれ指示をされるようになったのだから、大した進歩だ。だが大佐の手前、テオドアはできる限りキンバリーとは距離を置くことにした。妙な勘ぐりされたら面倒だからだ。
セタカイリの西の街ガラに到着する頃には、日没時刻はとうに超えていた。
プラットフォームに降り立ったテオドアは、巨大なスーツケースの山を前に唖然とする。
(荷物用の車両があったんだな……にしても、何が入ってんだよコレ)
ホテルまで車を用意されたが、荷物用に二台目も必要だった。事前にキンバリーに指示された通り、大佐の手荷物はテオドア自ら運び、残りはポーターに任せることにする。
(やべえ、ちょっと緊張してきた……)
想像より遥かに賑やかな繁華街の中でも、一際目を引く建物が今夜の滞在先のホテルだった。
車付から正面玄関へと続くアプローチは、まるで宮殿さながらだ。大佐やキンバリーに同行してなければ、明らかに不審者として映っただろう。
(いや、今でも十分場違いだよな)
手荷物を運ぶことで、かろうじて付き添いに見てもらえそうだ。そう思うと、重い手荷物がやけに心強く感じた。
「本日はお疲れでしょうから、今夜はこのまま各自部屋で休みましょう。何か飲み物でも部屋へ運ばせましょうか」
「いや、結構だ……ところでなぜ鍵が三本あるんだ?」
キンバリーの差し出したルームキーに、大佐が顔をしかめる。
「彼は、僕と同室で構わないと言っただろう」
「……本当に、それでよろしいのですか」
キンバリーはあからさまに不満げな表情を浮かべている。大佐とテオドアが同室になるのが、よっぽど気に食わないのだろう。だがテオドアだって、できれば一人部屋の方がいい。
大佐はそんなテオドアの気持ちを見透かしたのか、軽く眉を上げると、キンバリーから鍵を奪い取った。
「さ、行こうか」
大佐に肩を押されて、テオドアはしぶしぶついていく。肩越しに後ろを振り返ると、キンバリーが憮然とした様子でこちらを睨んでいた。
到着した部屋はかなり広かった。大佐に合わせたグレードの部屋なのだろうが、テオドアは落ち着かない。
「朝から移動で疲れたろう? 何を飲む? 風呂は入れておくから、ソファーに座ってるといい」
慣れない列車移動でグッタリするテオドアとは対照的に、大佐は部屋に入った途端に生き生きとし出し、あれこれ世話を焼き始めた。
「あんたは元気そうですね」
「このくらいの移動は慣れてるからな。それにようやく邪魔者がいなくなったんだ」
悪びれずにキンバリーを『邪魔者』呼ばわりする大佐に、テオドアは一段と疲れが増す思いがした。コーヒーテーブルには、温かいコーヒーと冷たいエールというちぐはぐな組み合わせが並べられ、ナッツの袋やチョコレートボックス等が次々と開封されていく。
「そんな食えませんよ……あんたが食べるなら、別に構いませんけど。それより早くベッドへ行きたいんですが」
「ふうん? 色っぽさには欠けるが、君からの積極的な誘いも悪くないね」
「……変な冗談はやめてください」
大佐はクスクス笑いながら、テオドアの隣に座った。肩が軽くぶつかるほど距離を詰められ、テオドアは軽く動揺する。
「あの、俺が疲れてるって、あんた分かってますよね……?」
「もちろん、だから君は何もしなくていい。僕が全部やるから心配するな」
冷えたエールのグラスを手渡されると、何も言えなくなった。たしかに至れり尽くせり、といった具合で、気を遣われているのは明らかだった。
しかし大佐だって疲れてるはずだ。昨日は朝まで抱き合って、ほとんど眠らないまま仕事へ向かったのだから。
(俺はカレンダー通り休日だったから、二度寝できたけとな……)
昨日は大佐の意向なのか、屋敷の使用人たちはなんとかテオドアを引き留めようとしたのにはまいった。旅行の支度があるからと、なんとか振り切って自宅へ戻り、ひたすら睡眠を貪った。お陰で体は軽くなったが、それでも長時間に渡る列車の揺れは堪えた。
テオドアは隣の大佐の横顔をさりげなく観察する。顔色は良くも悪くもないように見えるが、視線は常に動いていてリラックスしているようには見えない。
(もしかしたら……俺と一緒だから気が抜けないのか?)
こんなふうに世話を焼くのも、懐柔して口を割らせようという魂胆かもしれない。痛くない腹を探られても、つまらないほど何も出ないのだが。
テオドアは急に嫌な気持ちになった。やはりキンバリーが用意した、一人部屋にするべきだった。こうなったらもう寝てしまおうと、テオドアはエールを一気に飲み干した。
「やっぱり、もう横になります。明日も早いんでしょ」
「ああ、キンバリーには後で伝言を送るよ。せっかくスイートで過ごすのに、起きて睦言のひとつも囁く暇もないなんて、本当に何の為にここに来たのか分からないからな」
本当に、何の為にここに来たのか。テオドアは、大佐が自分を連れてきた理由が気になっていた。
(東部に知り合いなんていねーぞ……大体、初めて来たんだから。妙な期待を持たれても困るっつーか……うう)
考えている内に眠くなってきた。一晩よく休んで、明日から様子見した方が良さそうだ。
テオドアがソファーを立ち上がると、大佐もそれに倣って立ち上がった。部屋の奥には、大きなベッドが二つ並んでいる。
大佐はふむ、と腕組みすると、隣のテオドアを見やった。
「どっちのベッドがいい?」
「俺はどっちでもいいから、あんたが選べよ」
そう、と大佐はテオドアの手をつかむと、窓とは逆の壁際のベッドに倒れ込んだ。当然、手をつかまれていたテオドアも、一緒にベッドにダイブする羽目になった。
「ちょっ……何やってんすか!?」
「どっちでもいいって、君が言ったんだろ?」
「なんで一緒に寝ること前提なんですか!」
「せっかくの同室だろ。ふふ、なんだか場所が変わると、気分も変わっていいね」
「やめっ……」
汗ばんだ首筋を舌先でなぞられ、体全体に緊張が走る。いつものようにがっちりとベッドに縫い付けられてしまい、もがいても大佐の下から抜け出られそうになかった。
「俺、疲れてて……眠いって言ってんだろっ……!」
「情け無い顔するな。ちょっと悪戯しただけじゃないか。疲れてるところを無理やり抱くなんて、そんな鬼畜な真似しないよ」
それは嘘だ。今までどれだけ抱きつぶしてきたか、忘れたとは言わせない。甘く微笑みかけてくる顔を、苦々しく睨みつける。
(抱きつぶせば……寝首をかかれる心配ないから、か?)
余力が無くなるほど体力を奪えば、安心して眠れるとでも言うのか。それなら最初から同室なんてやめればよかったじゃないか。
「どうした、難しい顔して」
頬をそっと撫でられ、思わずその手を払ってしまった。いつの間にか、両手の自由がきくようになっていた……今なら見下ろしてくる大佐の顔を、押しやることだって出来るだろう。
「あんたこそ、俺と一緒じゃ落ち着いて眠れないでしょう」
「……どういう意味で言ってる?」
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