学校の人気者は陰キャくんが大好き 

ラム_

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16. 第2回作戦会議

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「で、何があったんだ?」
「……蒼馬は悪くないのに俺が蒼馬に当たっちゃった」
「なんでそんな事しちゃったの?」

「…俺が好きな人とうまくいかないかもしれないって言ったら、蒼馬がそんな事ないって言ってくれて………それなのに俺は、蒼馬にはわかんないよって……言った」
「…そっか」

「それは翔が悪い」
と、要。

「っ、」

「ちょっと!」
「でもそうだろ?」
「………」

クラス全員が何も言えなくなった。

「翔はどうしたいんだ?自分から加藤を突き放したんだろ」
「………仲直りしたいっ」

翔が目に涙を溜めて、歯を食いしばりながらそう言った。
おそらく自分が悪いのはわかっていて、わかった上で自分が泣くのはおかしいって我慢しているんだろう。

「じゃあどうするんだ?」
「…蒼馬に謝る」
「うん、そうしろ」

今回の会議はほとんど翔と要が話し合ってすぐに解決した。
「なんか全部清水が解決したな~」
「ねっ、さすが!」

そうして会議は終わった。
さっきまで泣きそうだった翔ももう大丈夫そうだ……と、思ったのも束の間で……

「っ、どうしたの?!」
「今度はなんで泣いてんだ?笑」

翔が泣き出してしまった。

「っ、俺蒼馬の連絡先持ってないっ」

「「「えっ」」」

その瞬間、教室が笑いに包まれた。
みんなそんな事でって思ってるんだろう。

「俺知ってるから教えるよ!」
柊がそう言った。

「………ありがと、でも自分で聞きたい…かも。明日蒼馬に謝って、それで……もし許してもらえたら…連絡先聞いてみるっ」
「そっか。うん、それがいいね!」

「よし、それじゃあ今日は解散で!」
「あっ……みんな、俺の為にありがと!!」

「私達は何もしてないよ~!」
「そうそう!明日頑張ってね!」
「っ、うん!頑張る!」

そして第2回作戦会議が終わった。
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