転移少女の侵略譚!〜弱小国家の皇帝になったのでほのぼの内政しようと思っていたら隣国達が(悪い意味で)放っておいてくれないので全部滅ぼす〜

くずは

文字の大きさ
35 / 78
古代ギリシャ時代編

キャビア

しおりを挟む
「えええええ!!!いいんですか!好きに魔術をやってもいいんですか!どんな研究内容でしょう。魔術の威力増大でしょうか?それならやはり魔術回路を……」
待ってください待ってください。
魔術回路ってなんの話ですか。落ち着いてください。

「あっすみません!つい興奮してしまって……」
「大丈夫ですよ。それでこの話を受けてくれるでしょうか?」
「もちろんです!させてください!」

少しくせのある人ですが……。まぁ魔術への情熱は伝わって来ました。研究者はこういう人が向いているんでしょう。
期待が持てますね。

後は少しお給料の話をして仕事内容の説明をしたら、彼女はそのまま研究所に引っ越してしまいました。
慌ただしい人ですねぇ。
ま、やる気があるなら十分でしょう。

後は研究に必要な物を用意したりして、魔術研究所は終わりですね。

次はモンタナに行ってみましょう。我が国はじめての海です!漁もしているという事で行くのが楽しみです!

商人のミアさんが馬車に乗せようかと提案して来ましたが断固拒否です。あの地獄の馬車は唯一耐えられるミアさん専用です。私は魔法使います。

少し飛ぶとモンタナに着きました。ここは2回目ですね。前回は戦争中だったので、やっとゆっくり見て回れます。

「海が綺麗ですね桜さん!」
「そうですね。海鮮も楽しみです」
またもミトさんと2人旅です。戦争の時の怪我が心配ですが、満面の笑みで「もう大丈夫です!桜さんが行くなら私も行きます!」と言われたら断れません。

「これは創造主様!今回はどうしたのでしょうか?」
10分くらいで最近ここを治める事になった領主さんが来ました。どうやら私達が行くと伝えに行った兵士さんよりも早く来てしまったようです。

「今回はこの港を発展させるためにきました。我が国唯一の港ですからね。ここが使えるようになれば貿易もはかどります」
「おぉ!ありがたい!」

馬車に乗れる人が1人しかいない今は海運が大切です。東からの品は今だと連合を通さないといけないので高く買わされますが、自前で出来るようになれば安く買えるはずです。

「領主さん。なぜ船がここの港を使わないんですか?」
「理由は2つあります。まずは大きい船が入れないからです。もう一つはそもそも人口が少なくて……」

なるほど。そういう理由でしたか。底を掘れば大きい船は通れますが……。
人口ですか……。そうだ!ここは一つ大工事をしましょう。
もうすぐ冬ですし、みんな暇になるので人も用意出来るでしょう。

「とりあえず、港に大きな船が入れるようにする工事のお金はすぐに用意します。ちょうどセルビア王国の賠償金がありますし、それを使いましょう。」

「ありがとうございます!しかし人口の方は……」
「それも任せてください!私がどうにかしてあげましょう!」
「おぉ!これでこの町も発展できます!ありがとうございます!」
ふっふっふ。もっと感謝しても良いんですよ?

村長はまだ来ないみたいですね……。今日は領主さんと別れて、もう宿に戻りましょう。

宿は小さな物でした。まぁ小さな町ですし仕方ないでしょう。
「部屋は空いてますか?」
「ん。2階に登って右に曲がったら部屋だよ。ほら鍵」

そういえばずっとアバターで過ごしてるので、ここの人には正体がバレてないみたいですね。
なんか普通の旅人になったみたいでテンション上がります。そのうち冒険者とかが出てくればこういう毎日なんでしょうか。

「あぁ!あなたはミト様ではありませんか!私、少し前まで王都にいたんです。避難先の王城からあなた様の戦いが見えました!すごくかっこよかったです!そうだ!サインください!」
「いいですよ~。はいどうぞ」

なんかファン出来てるじゃないですか。羨ましい。
「あれ?どうしたんですか桜さん?もしかして嫉妬ですか?安心してください私は桜さんの物ですから」

なんですかそのニヤニヤ顔は。
「そんな心配してません!もう!行きますよ!」

部屋は思ったよりも豪華な感じでした。
ベッドもふかふかです。今晩は気持ちよく寝れそうですね。

さて、ここは食事が付いていたはずですが……
コンコン。
「あ、今開けまーす」

「食事をお持ちしました。テーブルの上に置いておきますね。メニューは今日とれたばかりのニシンの塩焼き、パン、キャビアのサラダです」
おー!すごい!というかキャビア!?

そういえば横の白海ではチョウザメが住んでいると聞きましたが、早速食べられるとは!前世でも食べた事ないですよ!

「ここのご飯美味しいですね!」
ミトさんも大満足なようです。
そしてキャビアの味は……お、少し塩辛いくて美味しいですね!プチプチして食感も面白いです。パンがはかどります。

20分くらいで全部食べ終わってしまい、少しミトさんとお話をしてその日は終わりました。







しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

処理中です...