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7章 大騒動の冬支度
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兵士さんたちに手伝ってもらいながら、家の片付けや道具の準備、野菜を切り刻んで乾かしたり煮込んだりしていると、カロローン、コロローンと、5の鐘が鳴り響いた。
うわ、もうそんな時間なの?
……まだトマト煮込むのも終わってなければ、あっちのトウモロコシなんか手付かずの木箱が山ほど残ってるけど……――やっぱり今日も6の鐘が鳴る頃には兵士さんたち普通にやって来るよね……?
――今日は忙しかったんで具沢山スープで! とか言ったら許してもらえたり――しないだろうな……
「――ダリアー? 鐘の音聞こえなかったか? もう料理始める時間だぞー?」
「え、あ……でも……」
兵士の1人にそう声をかけられたが、私は戸惑うように、周りで野菜を切り刻んだりトマトを洗ってヘタを取ったりと、作業をしてくれている兵士たちに視線を向ける。
「いやいやいや、ダリアは俺たちの飯作ってくれねぇと! こんだけ頑張ったのに、飯がそこそことか俺ヤだぞ?」
「――だよな? 今日みたいな日こそうまい料理で美味い酒だよな?」
「肉食わしてくれ!」
「あったかいスープも忘れんなよ!」
「当然パンは焼きたてで!」
周りの兵士たちに笑顔で言われ、ほんの少しのプレッシャーを感じつつ、弟たちと一緒にいつものように料理の準備に取り掛かった。
兵士たちの協力もあって、いつも通りの時間に料理も出来上がり、いつも通りに兵士たちを出迎えることができた。
冬支度は――当然終わることは無かったけど、肉や魚の処理の仕方や様々な野菜の保存法は教わったので……明日からなんとか頑張ってみようとは思っている……
ちなみに燻製小屋は本当に空き地の隅っこに建てられて、兵士達の間で『よくやった!』派と『ここは流石に……』派に分かれたけど――誰かの言い放った「でもこれだけの野菜、取り込む場所にちょうど良さそうだけどな」という言葉に満場一致で『よくやった!』という評価になっていた。
ある程度の料理も捌けて、どことなく日常が戻ってきたくらいに、商人ギルドとの話し合いを終えたエルベルトさんとブルーノさんが帰還した。
「商人ギルドと話はついた。 どれだけ注文してもここに届けてくれる。 ただ注文票の偽造は絶対禁止だ」
「トニーさんや厨房の人から貰った注文票なら大丈夫?」
「――と、思うが……念の為、注文は俺らがやるか? ギルドに確認してもらおう」
「だな。 食料が集まらなかったでは話にならない」
「ダリアそれで良いか?」
「分かりました」
注文票を渡されたら、書いてエルベルトさんかブルーノさんに渡す、簡単なお仕事です!
うわ、もうそんな時間なの?
……まだトマト煮込むのも終わってなければ、あっちのトウモロコシなんか手付かずの木箱が山ほど残ってるけど……――やっぱり今日も6の鐘が鳴る頃には兵士さんたち普通にやって来るよね……?
――今日は忙しかったんで具沢山スープで! とか言ったら許してもらえたり――しないだろうな……
「――ダリアー? 鐘の音聞こえなかったか? もう料理始める時間だぞー?」
「え、あ……でも……」
兵士の1人にそう声をかけられたが、私は戸惑うように、周りで野菜を切り刻んだりトマトを洗ってヘタを取ったりと、作業をしてくれている兵士たちに視線を向ける。
「いやいやいや、ダリアは俺たちの飯作ってくれねぇと! こんだけ頑張ったのに、飯がそこそことか俺ヤだぞ?」
「――だよな? 今日みたいな日こそうまい料理で美味い酒だよな?」
「肉食わしてくれ!」
「あったかいスープも忘れんなよ!」
「当然パンは焼きたてで!」
周りの兵士たちに笑顔で言われ、ほんの少しのプレッシャーを感じつつ、弟たちと一緒にいつものように料理の準備に取り掛かった。
兵士たちの協力もあって、いつも通りの時間に料理も出来上がり、いつも通りに兵士たちを出迎えることができた。
冬支度は――当然終わることは無かったけど、肉や魚の処理の仕方や様々な野菜の保存法は教わったので……明日からなんとか頑張ってみようとは思っている……
ちなみに燻製小屋は本当に空き地の隅っこに建てられて、兵士達の間で『よくやった!』派と『ここは流石に……』派に分かれたけど――誰かの言い放った「でもこれだけの野菜、取り込む場所にちょうど良さそうだけどな」という言葉に満場一致で『よくやった!』という評価になっていた。
ある程度の料理も捌けて、どことなく日常が戻ってきたくらいに、商人ギルドとの話し合いを終えたエルベルトさんとブルーノさんが帰還した。
「商人ギルドと話はついた。 どれだけ注文してもここに届けてくれる。 ただ注文票の偽造は絶対禁止だ」
「トニーさんや厨房の人から貰った注文票なら大丈夫?」
「――と、思うが……念の為、注文は俺らがやるか? ギルドに確認してもらおう」
「だな。 食料が集まらなかったでは話にならない」
「ダリアそれで良いか?」
「分かりました」
注文票を渡されたら、書いてエルベルトさんかブルーノさんに渡す、簡単なお仕事です!
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