113 / 120
第114話 合流
しおりを挟む
「ねぇ、バルジオンに戻ったは良いけど、ティリティア嬢が居なくてもミア姫様と話しが出来るの?」
バルジオンに帰国し、大急ぎで王都に馬を走らせていた俺とチャロアイトだが、道すがらチャロアイトの質問で大きな問題点を無視していた事に気が付いた。
一応機密事項ではあるものの、城の非常口の場所は俺もチャロアイトも把握してはいる。ただ『冒険者』の俺も『魔道士』のチャロアイトも本来堂々と王城に入れる社会身分ではない。
道が分かっているのだから潜入する事は容易だろうが、問題はそこから入るとして中の王女様その他の人達に歓迎されるかどうかという事になる。
なにより最後に会ったミア王女は、ティリティアの策に乗る決心はついていなかった様に見えた。
万が一そこで不審者として王女様に騒がれでもしたら、今後の計画が全て水の泡になってしまう。何としてもそれだけは避けたい。
ましてや前回、ティリティアが俺の一物を模した張形を置き土産にして逃げる様に退散してきた事から、次にどんな顔をして会えば良いのか皆目見当もつかない。
そもそも論として、もしティリティアが同行していたとしても、王女様が快く俺達を迎えてくれる保証は無いし、何よりヨアンナさんによる王女暗殺計画も、チャロアイトのうろ覚えの記憶頼りであり何ら確証があっての事では無い。
「ティリティアはクロニアの叔父さんのいる衛兵隊本部に寄るって言っていたから、そこで拾っていけるかな…? なるべくなら寄り道はしたくないんだが…」
ガドゥの術の効果範囲が絞れない現段階では、王城へ極力急いでヨアンナさんを拘束する必要があるのだが、そもそも城に入れなければ何の意味も無い。
「数日逗留してからラモグに行く、みたいな事を言っていたから、まだ衛兵隊本部に居てくれると良いのだけれど…」
俺とチャロアイトのウルカイザーミッションは実質2日で終了した。チャロアイトの言う通りティリティアがまだ衛兵隊本部に居てくれれば、最低限の時間ロスでティリティアを引き上げて迅速に王都に向かえる。
ただ彼女がラモグへと出発してしまっていたらかなり面倒な事になる。
言うまでもなく携帯電話等の連絡手段も無いこの世界で、移動中の相手を捕捉するのは極めて困難だ。
そしてラモグに着いたら着いたで俺は指名手配中なので町の中には入れない。
もしそうなったら時間を無駄にした上にティリティアとも合流出来ないと言う『詰み』状態になる。
「ラモグはともかく衛兵隊本部くらいなら大した寄り道にもならない。そこでティリティアを拾えるなら拾っていこう。もし会えなかったらティリティア抜きで王都に突撃だ」
俺とチャロアイトは進路を少し西に変更した。
☆
「まぁ、一気に賑やかになりましたね。嬉しいわ」
衛兵隊本部に設置された簡易教会にティリティアはまだ居てくれた。それどころか更に見慣れた顔が3つ。クロニア、モンモン、そして……。
「ベルモ…」
そこには見慣れた赤毛の鬼族の女丈夫、俺達の仲間のベルモがいた。
病身が長かったせいかやや頬がやつれてはいるものの、その眼は以前と変わらず猛禽類を彷彿とさせる鋭い光を持っている。
『蛇』の毒に冒されて半死半生だった頃のベルモとは全く違う、今の彼女からは出会った頃の荒々しさすら滲み出ていた。
これはつまりリーナから貰った薬が効いて、ベルモの胸の病を治したと見て良いだろう。しかもモンモンの時の様に、ベルモの外見に変な影響は出ていない。うむ、良いことづくめだな。
「へぇ、このチンチクリンが噂の剣士様ってかい? 想像していたのよりかなり貧相だねぇ…」
ベルモのまるで虫を見るかの様な冷たい視線は、喜び勇んでベルモに抱きつこうとした俺をその場に氷漬けにした。
☆
「…という訳で、体は治ったらしいのだが、その副作用でどうやら我々と出会った以降の記憶を無くしてしまっているようでな。お前の存在を話しても半信半疑で『じゃあ会わせろ』となって…」
森での経緯をクロニアが説明してくれた。ベルモの病気が治ったのは喜ばしい事だが、ベルモは俺達の事や共に戦った時の記憶を丸ごと消失していた。
ティリティアに呼ばれたクロニア達がこの衛兵隊本部に到着したのが今朝早く。俺とチャロアイトはそれに遅れること2時間程だったらしい。
なので迎えたティリティアも互いの経過報告と旅の報告だけしか話していなかった、という事だった。
ちなみにベルモの記憶喪失をティリティアの法術なりチャロアイトの魔術で治せないかを視線で問うてみたが、2人の表情は冷たかった。
ティリティアの、というかアイトゥーシア教会の法術は、切断部位の接着等の高度な怪我治療は出来るけど、病気の類には解熱や消毒くらいしか出来ず、精神面の病に至っては何も対抗策が無いらしい。
チャロアイトの薬を再度処方してもらうにしても、あの薬は『身体能力を一時的に大きく活性化させる』事で回復や強化を狙う物であり、記憶喪失の様な症状が治る保証はゼロだ。
それどころか下手したら記憶が戻らないまま第3の手足が生えてくる可能性も否めない。
どっちも微妙に使えないぜ……。
「ね、そうなったら『アレ』しか無いんじゃない…?」
チャロアイトがこっそりと俺に耳打ちしてくる。『アレ』って何だよ?
チャロアイトの声が聞こえたのかどうか定かでは無いが、ティリティア、クロニア、モンモンも同じ様な縋る視線で俺を見てくる。
あぁ、アレね……。
「えぇと… とにかくベルモか覚えていなかったとしても、俺達にとっては感動の再会なんだよ。また会えて嬉しいぜベルモ!」
俺はそんなわざとらしい言葉と同時にベルモに『握手しよう』と右手を突き出してみせた。
もちろんその意図は俺の魔剣に宿る『淫奔』の能力だ。現状のベルモがどうであれ、もう一度触れてメロメロにしてしまえば、少なくとも刺々しい目で見られる事は無くなるだろう。
「ふむ… そうだね、アンタはアタイらが散々苦労した『熊』を退治してくれたそうだから、その礼くらいは言っておかないとね…」
ベルモは俺の差し出した手をガッチリと掴み返し力を込めてくる。それこそ並の男なら手ごと握りつぶされる程の力を。
よし触れたぞ? さぁどうだ…?
「さて、と… それじゃその『熊』を倒したっていう剣の冴えを見せてもらおうかね!」
しかしベルモは何も無かったかの様にモンモンから返却されたと思しき双剣を持って練兵場に出ていった。
あれ? 何も効果無し? 俺の能力が発動しなかったとかは無いよね…?
「あらら、『同じ人には2度目の魅了は効かない』って事かしらねぇ? それともベルモさんが『鋼の意志』で我慢してるのかしら…?」
いずれにせよ期待していたのとは別の意味でベルモと一戦しなければ帰れない雰囲気になってきた……。
バルジオンに帰国し、大急ぎで王都に馬を走らせていた俺とチャロアイトだが、道すがらチャロアイトの質問で大きな問題点を無視していた事に気が付いた。
一応機密事項ではあるものの、城の非常口の場所は俺もチャロアイトも把握してはいる。ただ『冒険者』の俺も『魔道士』のチャロアイトも本来堂々と王城に入れる社会身分ではない。
道が分かっているのだから潜入する事は容易だろうが、問題はそこから入るとして中の王女様その他の人達に歓迎されるかどうかという事になる。
なにより最後に会ったミア王女は、ティリティアの策に乗る決心はついていなかった様に見えた。
万が一そこで不審者として王女様に騒がれでもしたら、今後の計画が全て水の泡になってしまう。何としてもそれだけは避けたい。
ましてや前回、ティリティアが俺の一物を模した張形を置き土産にして逃げる様に退散してきた事から、次にどんな顔をして会えば良いのか皆目見当もつかない。
そもそも論として、もしティリティアが同行していたとしても、王女様が快く俺達を迎えてくれる保証は無いし、何よりヨアンナさんによる王女暗殺計画も、チャロアイトのうろ覚えの記憶頼りであり何ら確証があっての事では無い。
「ティリティアはクロニアの叔父さんのいる衛兵隊本部に寄るって言っていたから、そこで拾っていけるかな…? なるべくなら寄り道はしたくないんだが…」
ガドゥの術の効果範囲が絞れない現段階では、王城へ極力急いでヨアンナさんを拘束する必要があるのだが、そもそも城に入れなければ何の意味も無い。
「数日逗留してからラモグに行く、みたいな事を言っていたから、まだ衛兵隊本部に居てくれると良いのだけれど…」
俺とチャロアイトのウルカイザーミッションは実質2日で終了した。チャロアイトの言う通りティリティアがまだ衛兵隊本部に居てくれれば、最低限の時間ロスでティリティアを引き上げて迅速に王都に向かえる。
ただ彼女がラモグへと出発してしまっていたらかなり面倒な事になる。
言うまでもなく携帯電話等の連絡手段も無いこの世界で、移動中の相手を捕捉するのは極めて困難だ。
そしてラモグに着いたら着いたで俺は指名手配中なので町の中には入れない。
もしそうなったら時間を無駄にした上にティリティアとも合流出来ないと言う『詰み』状態になる。
「ラモグはともかく衛兵隊本部くらいなら大した寄り道にもならない。そこでティリティアを拾えるなら拾っていこう。もし会えなかったらティリティア抜きで王都に突撃だ」
俺とチャロアイトは進路を少し西に変更した。
☆
「まぁ、一気に賑やかになりましたね。嬉しいわ」
衛兵隊本部に設置された簡易教会にティリティアはまだ居てくれた。それどころか更に見慣れた顔が3つ。クロニア、モンモン、そして……。
「ベルモ…」
そこには見慣れた赤毛の鬼族の女丈夫、俺達の仲間のベルモがいた。
病身が長かったせいかやや頬がやつれてはいるものの、その眼は以前と変わらず猛禽類を彷彿とさせる鋭い光を持っている。
『蛇』の毒に冒されて半死半生だった頃のベルモとは全く違う、今の彼女からは出会った頃の荒々しさすら滲み出ていた。
これはつまりリーナから貰った薬が効いて、ベルモの胸の病を治したと見て良いだろう。しかもモンモンの時の様に、ベルモの外見に変な影響は出ていない。うむ、良いことづくめだな。
「へぇ、このチンチクリンが噂の剣士様ってかい? 想像していたのよりかなり貧相だねぇ…」
ベルモのまるで虫を見るかの様な冷たい視線は、喜び勇んでベルモに抱きつこうとした俺をその場に氷漬けにした。
☆
「…という訳で、体は治ったらしいのだが、その副作用でどうやら我々と出会った以降の記憶を無くしてしまっているようでな。お前の存在を話しても半信半疑で『じゃあ会わせろ』となって…」
森での経緯をクロニアが説明してくれた。ベルモの病気が治ったのは喜ばしい事だが、ベルモは俺達の事や共に戦った時の記憶を丸ごと消失していた。
ティリティアに呼ばれたクロニア達がこの衛兵隊本部に到着したのが今朝早く。俺とチャロアイトはそれに遅れること2時間程だったらしい。
なので迎えたティリティアも互いの経過報告と旅の報告だけしか話していなかった、という事だった。
ちなみにベルモの記憶喪失をティリティアの法術なりチャロアイトの魔術で治せないかを視線で問うてみたが、2人の表情は冷たかった。
ティリティアの、というかアイトゥーシア教会の法術は、切断部位の接着等の高度な怪我治療は出来るけど、病気の類には解熱や消毒くらいしか出来ず、精神面の病に至っては何も対抗策が無いらしい。
チャロアイトの薬を再度処方してもらうにしても、あの薬は『身体能力を一時的に大きく活性化させる』事で回復や強化を狙う物であり、記憶喪失の様な症状が治る保証はゼロだ。
それどころか下手したら記憶が戻らないまま第3の手足が生えてくる可能性も否めない。
どっちも微妙に使えないぜ……。
「ね、そうなったら『アレ』しか無いんじゃない…?」
チャロアイトがこっそりと俺に耳打ちしてくる。『アレ』って何だよ?
チャロアイトの声が聞こえたのかどうか定かでは無いが、ティリティア、クロニア、モンモンも同じ様な縋る視線で俺を見てくる。
あぁ、アレね……。
「えぇと… とにかくベルモか覚えていなかったとしても、俺達にとっては感動の再会なんだよ。また会えて嬉しいぜベルモ!」
俺はそんなわざとらしい言葉と同時にベルモに『握手しよう』と右手を突き出してみせた。
もちろんその意図は俺の魔剣に宿る『淫奔』の能力だ。現状のベルモがどうであれ、もう一度触れてメロメロにしてしまえば、少なくとも刺々しい目で見られる事は無くなるだろう。
「ふむ… そうだね、アンタはアタイらが散々苦労した『熊』を退治してくれたそうだから、その礼くらいは言っておかないとね…」
ベルモは俺の差し出した手をガッチリと掴み返し力を込めてくる。それこそ並の男なら手ごと握りつぶされる程の力を。
よし触れたぞ? さぁどうだ…?
「さて、と… それじゃその『熊』を倒したっていう剣の冴えを見せてもらおうかね!」
しかしベルモは何も無かったかの様にモンモンから返却されたと思しき双剣を持って練兵場に出ていった。
あれ? 何も効果無し? 俺の能力が発動しなかったとかは無いよね…?
「あらら、『同じ人には2度目の魅了は効かない』って事かしらねぇ? それともベルモさんが『鋼の意志』で我慢してるのかしら…?」
いずれにせよ期待していたのとは別の意味でベルモと一戦しなければ帰れない雰囲気になってきた……。
0
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜
2nd kanta
ファンタジー
愛する可愛い奥様達の為、俺は理不尽と戦います。
人違いで刺された俺は死ぬ間際に、得体の知れない何者かに異世界に飛ばされた。
そこは、テンプレの勇者召喚の場だった。
しかし召喚された俺の腹にはドスが刺さったままだった。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる