4 / 120
第4話 初戦闘
しおりを挟む
剣を抜き、「うぉぉぉっ!」という雄叫び… とは名前だけの「うわぁぁっ!」との細い声を上げながら俺はゴブリン達に突進した。
俺の姿を見てゴブリン達は気だるそうに、俺を迎え撃つべく散開する。さっきの槍使いを倒した様に、どんな達人であろうと後ろから刺されたら終わりである事をよく知っている風だ。
一応槍使いが倒したのだろう、ゴブリンの死体が4、5匹転がっている。それでもざっと見て10匹くらい残っている。
俺とゴブリンは異種族だが、はっきりと分かる。奴らは『新しい鴨がネギ背負ってやってきやがった』って感じの下卑た顔でニヤニヤしてやがる。
クラスの奴らにイジメを受けていた頃は抗う術が無かった。下手に反撃しても何倍にしてやり返されるし、『殺される訳でも無いし、じっと耐えていればやり過ごせるだろう』とも思っていた。まぁ殺されたけどね。
目の前のゴブリンどもは、それぞれナイフや棍棒を握って俺に打ち込む気満々だ。それこそ無抵抗なら即座に殺されてしまうだろう。
でも今の俺には武器がある。この聖剣とやらならば、ゴブリンなんぞに遅れを取ることは無いはずだ。
俺への包囲が完成し、必勝の陣を作り上げたゴブリンは嬉しそうに突撃の雄叫びを上げた。
『こんな時にどうすれば良いのか?』実戦の経験の無い俺でも頭の中に最適解が浮かんでくる。これがこの聖剣の力なのだろう。
俺はその場で手にした剣を野球のバットを振り回す要領で120cmくらいの高さで薙いで360度回転させた。
手にした聖剣の刃渡りは実質1mも無い。しかしゴブリンを薙ぎ払った時の射程は10m近くあったようだ。
全周から俺に襲い掛かろうとしていたゴブリンたちは漏れ無く首から上が切断されて、首から赤い血を吹き出しながらほぼ同時に倒れていった。
これが聖剣の力か……。
実はゴブリンはまだ残っている。俺の登場にも関心を示さずに女を襲う事を優先していた奴が1匹いたのだ。
恐らくは群れのボスなのだろう。戦利品である女を最初に『味見』するべく、女の服を剥ぎ取る事に執心していた。
俺に襲い掛かろうとしていたゴブリン達の声が一斉に途切れた事に気付いて、女を襲う手を止めて振り向いた頃にはもう遅い。
俺はボスゴブリンの真後ろで剣を構え、奴が叫び声を上げようと口を大きく開けたタイミングで奴の口に聖剣を挿し込んでやった。
剣はボスゴブリンの喉元から延髄を通り抜けて首を貫通した。大きく見開かれたボスゴブリンの怒りと恐怖に満ちた目が即座に光を失って白目を剥く。
『殺した』
蚊やゴキブリ、アリみたいな虫よりも大きな生き物、人型の感情や言葉を持つ相手を初めて殺した。
襲われている人を助けるためとは言え、俺は10匹のゴブリンを殺した……。
罪悪感は無い。むしろ人助けをしたのだから良い事をしたと思っている。
しかしこの気持ち悪さは何だろう? 『死』という物を初めて身近に感じて、俺の中の『生』の部分が拒絶反応を起こしている、そんな感じだ。
ただただ気持ち悪い。死体に囲まれて血にまみれて、俺は必死に己の中の不快感と戦っていた。
『ガサッ』
近くで起きた物音に意識を向ける。死体に囲まれたこの場所で、『生』有るものが俺の他にもいた事を失念していた。
「…………」
ゴブリンに襲われていた女だ。無言のまま立ち尽くしていた俺を、何か理解の出来ない化け物か何かを見るような目で見ている。
女と目が合う。彼女は年の頃は20歳前後かな? 縮れた赤毛の裕福そうな垢抜けた感じの娘だった。衣服の大半は剥ぎ取られ、簡素な下着くらいしか身に着けている物はない。逆に言えば下着が残っているという事は、ゴブリンの魔の手からはギリギリ救い出せたという事だ。
「大丈夫か…?」
俺は剣を鞘に仕舞い彼女に一歩踏み出す。その動きを見た彼女は怯えた顔のまま頭を抱え込み体を丸くして蹲ってしまった。
「いやぁっ!! 殺さないで、殺さないで、お願い助けて…」
念仏の様に「殺さないで」と何回も唱えている。
あー、多分俺のこともゴブリンの仲間に見えてるのかな? 確かに俺はクラスの中でも背は低いけどさ、いくらなんでもゴブリンよりは頭一つ大きいよ?
「あ、あの… お姉さん? 俺は別にアンタを殺したりするつもりは…」
「いやぁっ! いやぁっ! いやぁっ!!」
駄目だ、錯乱していて全く話が通じない。このまま無視して先に進んじゃおうかな…?
いやいや、まだ周りにゴブリンの残党がいるかも知れないし、この人が正気に戻ればこの世界の事も色々聞けるかも知れない。馬車の持ち主の縁者ならば、それなりの謝礼を期待出来るかも知れないしね。
「ちょっと、とにかく落ち着いてくれって…」
髪を振り乱して暴れる彼女を落ち着けたい一心で、俺は彼女の肩を掴んだ。
その瞬間スイッチが切り替わる様に彼女の動きが急に制止した。
次に顔を上げた彼女の顔は喜びに満ちていて、何か眩しそうな物を見る感じで俺を見つめていた。
「あぁ、勇者様、ありがとうございます。貴方のおかげでこの命を長らえる事が出来ました。何か私にお返し出来る事があれば良いのですが…」
彼女はそう言うと半裸のまま俺に抱き着いて来た。そして何かを期待する様に熱い視線を俺に向ける。
そうか、これも聖剣の力なんだ……。
聖剣の力で恐怖で錯乱した人ですら、一瞬でエロゲーの好感度マックスのヒロインみたいな反応に変えるとは……。
下を向くと俺の体に押し付けられた彼女の胸が見える。両手で彼女の肩を抱くと、彼女は嬉しそうに抱き返してきた。
周りにゴブリン他の死体が散乱し屍臭の漂う中、俺は本日5回目の事に及んでしまっていた……。
俺の姿を見てゴブリン達は気だるそうに、俺を迎え撃つべく散開する。さっきの槍使いを倒した様に、どんな達人であろうと後ろから刺されたら終わりである事をよく知っている風だ。
一応槍使いが倒したのだろう、ゴブリンの死体が4、5匹転がっている。それでもざっと見て10匹くらい残っている。
俺とゴブリンは異種族だが、はっきりと分かる。奴らは『新しい鴨がネギ背負ってやってきやがった』って感じの下卑た顔でニヤニヤしてやがる。
クラスの奴らにイジメを受けていた頃は抗う術が無かった。下手に反撃しても何倍にしてやり返されるし、『殺される訳でも無いし、じっと耐えていればやり過ごせるだろう』とも思っていた。まぁ殺されたけどね。
目の前のゴブリンどもは、それぞれナイフや棍棒を握って俺に打ち込む気満々だ。それこそ無抵抗なら即座に殺されてしまうだろう。
でも今の俺には武器がある。この聖剣とやらならば、ゴブリンなんぞに遅れを取ることは無いはずだ。
俺への包囲が完成し、必勝の陣を作り上げたゴブリンは嬉しそうに突撃の雄叫びを上げた。
『こんな時にどうすれば良いのか?』実戦の経験の無い俺でも頭の中に最適解が浮かんでくる。これがこの聖剣の力なのだろう。
俺はその場で手にした剣を野球のバットを振り回す要領で120cmくらいの高さで薙いで360度回転させた。
手にした聖剣の刃渡りは実質1mも無い。しかしゴブリンを薙ぎ払った時の射程は10m近くあったようだ。
全周から俺に襲い掛かろうとしていたゴブリンたちは漏れ無く首から上が切断されて、首から赤い血を吹き出しながらほぼ同時に倒れていった。
これが聖剣の力か……。
実はゴブリンはまだ残っている。俺の登場にも関心を示さずに女を襲う事を優先していた奴が1匹いたのだ。
恐らくは群れのボスなのだろう。戦利品である女を最初に『味見』するべく、女の服を剥ぎ取る事に執心していた。
俺に襲い掛かろうとしていたゴブリン達の声が一斉に途切れた事に気付いて、女を襲う手を止めて振り向いた頃にはもう遅い。
俺はボスゴブリンの真後ろで剣を構え、奴が叫び声を上げようと口を大きく開けたタイミングで奴の口に聖剣を挿し込んでやった。
剣はボスゴブリンの喉元から延髄を通り抜けて首を貫通した。大きく見開かれたボスゴブリンの怒りと恐怖に満ちた目が即座に光を失って白目を剥く。
『殺した』
蚊やゴキブリ、アリみたいな虫よりも大きな生き物、人型の感情や言葉を持つ相手を初めて殺した。
襲われている人を助けるためとは言え、俺は10匹のゴブリンを殺した……。
罪悪感は無い。むしろ人助けをしたのだから良い事をしたと思っている。
しかしこの気持ち悪さは何だろう? 『死』という物を初めて身近に感じて、俺の中の『生』の部分が拒絶反応を起こしている、そんな感じだ。
ただただ気持ち悪い。死体に囲まれて血にまみれて、俺は必死に己の中の不快感と戦っていた。
『ガサッ』
近くで起きた物音に意識を向ける。死体に囲まれたこの場所で、『生』有るものが俺の他にもいた事を失念していた。
「…………」
ゴブリンに襲われていた女だ。無言のまま立ち尽くしていた俺を、何か理解の出来ない化け物か何かを見るような目で見ている。
女と目が合う。彼女は年の頃は20歳前後かな? 縮れた赤毛の裕福そうな垢抜けた感じの娘だった。衣服の大半は剥ぎ取られ、簡素な下着くらいしか身に着けている物はない。逆に言えば下着が残っているという事は、ゴブリンの魔の手からはギリギリ救い出せたという事だ。
「大丈夫か…?」
俺は剣を鞘に仕舞い彼女に一歩踏み出す。その動きを見た彼女は怯えた顔のまま頭を抱え込み体を丸くして蹲ってしまった。
「いやぁっ!! 殺さないで、殺さないで、お願い助けて…」
念仏の様に「殺さないで」と何回も唱えている。
あー、多分俺のこともゴブリンの仲間に見えてるのかな? 確かに俺はクラスの中でも背は低いけどさ、いくらなんでもゴブリンよりは頭一つ大きいよ?
「あ、あの… お姉さん? 俺は別にアンタを殺したりするつもりは…」
「いやぁっ! いやぁっ! いやぁっ!!」
駄目だ、錯乱していて全く話が通じない。このまま無視して先に進んじゃおうかな…?
いやいや、まだ周りにゴブリンの残党がいるかも知れないし、この人が正気に戻ればこの世界の事も色々聞けるかも知れない。馬車の持ち主の縁者ならば、それなりの謝礼を期待出来るかも知れないしね。
「ちょっと、とにかく落ち着いてくれって…」
髪を振り乱して暴れる彼女を落ち着けたい一心で、俺は彼女の肩を掴んだ。
その瞬間スイッチが切り替わる様に彼女の動きが急に制止した。
次に顔を上げた彼女の顔は喜びに満ちていて、何か眩しそうな物を見る感じで俺を見つめていた。
「あぁ、勇者様、ありがとうございます。貴方のおかげでこの命を長らえる事が出来ました。何か私にお返し出来る事があれば良いのですが…」
彼女はそう言うと半裸のまま俺に抱き着いて来た。そして何かを期待する様に熱い視線を俺に向ける。
そうか、これも聖剣の力なんだ……。
聖剣の力で恐怖で錯乱した人ですら、一瞬でエロゲーの好感度マックスのヒロインみたいな反応に変えるとは……。
下を向くと俺の体に押し付けられた彼女の胸が見える。両手で彼女の肩を抱くと、彼女は嬉しそうに抱き返してきた。
周りにゴブリン他の死体が散乱し屍臭の漂う中、俺は本日5回目の事に及んでしまっていた……。
3
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる