5 / 120
第5話 教訓
しおりを挟む
「私はこの先の町『ラモグ』の商人で、商用を終えて帰る途中だったのですが、ご覧の通り道中でゴブリンに襲われまして… 御者と使用人は真っ先に殺され、夫も奮戦虚しく殺されてしまいました。勇者様がいらっしゃらなかったら、私も下賤なゴブリンの慰み物にされて何も出来ぬまま殺されていたでしょう。本当に何とお礼を申し上げて良いのやら…」
ゴブリンから救ったお嬢さんはイメッタさんといって、この先の町の豪商の娘らしい。ゴブリンと戦っていた槍の男がこの人の旦那さんらしかったのだが、未亡人になって10分もしないうちに裸で俺と抱き合っているのは驚きだ。
これも聖剣の力なのだろうが、イメッタさんの中では亡くなった旦那さんは既に『過去の人』となってしまっているようだ。まだ亡くなってから1時間も経っていないというのに、旦那さんからしたら堪ったものではないなこりゃ……。
青空の下で愛し合った俺とイメッタさんだが、落ち着いて周りを見渡すと多数の惨殺体に囲まれていた事を思い出す。
馬車の残骸も含めて俺達2人ではどうしようもないので、一旦2人で町に帰り、後から物資や死体の回収に来よう、という話になった。
町に着いたら俺はイメッタさんの実家に雇ってもらい、ずっと彼女の身辺警護を務めて欲しいと言われた。
もちろん警護は建前で、実際はイメッタさんの住む邸宅で『好きなだけ美味いものを食って好きな時に寝て、たまに夜の相手をしてくれればそれでいい』そうだ。
これはまだイメッタさんの独断の段階で、彼女の父親の裁可を仰ぐ必要があるがその父親も娘には甘い性格らしく、イメッタさんは完全に俺を飼い込むつもりらしい。
まだこの世界の情勢が分からないうちは、下手に外に出ずに情報収集に勉めるのも悪くない。
イメッタさんが言うには、この世界にもフリーランス的な意味で『冒険者』という職業はあるらしい。しかし基本宿無しで木賃宿の宿賃すら払うのに苦労している連中ばかりで、町民の反応は『ちょっとマシなゴロツキ』くらいの認識らしい。
そんな底辺生活に比べれば転生直後でパトロンをゲットできた俺は、かなり運が良いのではなかろうか?
聖剣の能力に『運の良さ』が付与される話は聞いていないから、これは俺自身のラックのおかげだろう。転生早々縁起が良い。
これからの薔薇色人生を予想してニヤニヤが止まらない。前世では神や仏には絶望しかなかったが、今は神さま女神さま聖剣さまだ。
出発前に少々尿意を催したので、裸のままずっと抱き合っていたイメッタさんを離して、用足しの為にほんの数メートルその場を離れた。
「キャァーっ!!」
俺の後ろで突然イメッタさんが叫びだした。何だ何だ? 一応周りに敵の気配は感じられないから、急に不意をついて襲われた感じではない。そして彼女のフォローをしたいが、出始めた小便を止めるわけにもいかず、目で状況を確認する。というか今はそれしか出来ない。
イメッタさんは周りを確認して、元は夫であった槍使いの惨たらしい死体を見つけた。更に全裸でいる自分と、全裸でいる俺を交互に見つめて『今の状況』を理解した様だった。
そして震える目で俺に憎しみの目を向ける。その後傍らに落ちていたゴブリンのナイフを手にとって、いきなり自らの胸に突き立てたのだ。
何が起こっているのかまるで理解できていない俺を尻目に、イメッタさんは旦那さんの死体の方へ倒れ込み、一瞬安らかな表情を浮かべてそのまま動かなくなった。
慌ててイメッタさんに駆け寄り顔を見ると、彼女は既に目を見開いたまま事切れていた。
俺の聖剣には回復や蘇生の力は無い。俺が死人にしてやれる事は開かれた目を閉じてやる事だけだった。
一体何がどうなっているのか…? ついさっきまで嬌声を上げて俺に抱きついていたのに、この十数秒の間に彼女に何が…? そして安泰と思われた俺の今後は…?
その時、視界の片隅に入ってきた物が俺に真実を教えてくれた。女神が教えてくれていたじゃないか、『聖剣を体から1m以上離してしまうと、言葉も通じなくなるし色々な特典も失うから気を付けてね』と。
俺は迂闊にも聖剣から離れてしまった。そのせいでイメッタさんに対する魅了が解除され、正気に戻った彼女は夫が殺された事や、その後まもなくして俺に身を開いた事を認識してしまったんだ。
自分にナイフを刺す直前、イメッタさんは「下賤なゴブリン」と言った時と同じ目を俺に対して向けていた。
俺の腕の中で幸せそうな笑顔を浮かべていたイメッタさんは、本心では俺の事をゴブリンと同等に見ていたって事なんだろうなぁ。
辛いな… 何だよ? 俺って異世界でも気持ち悪がられる存在なのかよ…? もしかして聖剣が無かったら、この世界でもイジメられていたって事かよ…?
…まぁ、うん、今回は普通に俺のミスだな。女神に警告されていたにも関わらず聖剣を体から離してしまった。逆に誰もいない状況でこの事に気付けてかえってラッキーだったかも知れない。
俺は考えを切り替えて、服を着て旅支度を整える事にした。
女神からは確か『剣は別に手に持つ必要は無いわ。紐でも鎖でも良いから何らかの形で繋がっていれば、その切れ端から1m以内なら大丈夫だからね』と言われていた。
とりあえず聖剣を地面に置いて検証してみよう。置いた剣から歩いて離れてみると、確かに剣から1m以上離れた途端、力の漲りや思考の冴えが消えてしまう。
次に馬車の御者が馬を操作する時に使う革紐を、1m程切り出して聖剣の柄に結んでみた。
紐をめいいっぱい伸ばしてみる。すると今度は剣から2mまでは聖剣の力を享受できたのだ。なるほど、こういう事か……。
「何はなくともこの聖剣を体から離すな」という教訓を胸に刻んだわ。イメッタさんには可哀想な事をしたと思うけど、これも不幸な事故ってやつだよね。恨まず成仏(?)して欲しい。
とりあえず死体が持っていても仕方ないイメッタさんの宝飾品や馬車に積まれた貴金属類や高価そうな香辛料、現金や生活物資を頂いて、俺は元通りラモグとかいう町を目指して再び歩き出した。
ゴブリンから救ったお嬢さんはイメッタさんといって、この先の町の豪商の娘らしい。ゴブリンと戦っていた槍の男がこの人の旦那さんらしかったのだが、未亡人になって10分もしないうちに裸で俺と抱き合っているのは驚きだ。
これも聖剣の力なのだろうが、イメッタさんの中では亡くなった旦那さんは既に『過去の人』となってしまっているようだ。まだ亡くなってから1時間も経っていないというのに、旦那さんからしたら堪ったものではないなこりゃ……。
青空の下で愛し合った俺とイメッタさんだが、落ち着いて周りを見渡すと多数の惨殺体に囲まれていた事を思い出す。
馬車の残骸も含めて俺達2人ではどうしようもないので、一旦2人で町に帰り、後から物資や死体の回収に来よう、という話になった。
町に着いたら俺はイメッタさんの実家に雇ってもらい、ずっと彼女の身辺警護を務めて欲しいと言われた。
もちろん警護は建前で、実際はイメッタさんの住む邸宅で『好きなだけ美味いものを食って好きな時に寝て、たまに夜の相手をしてくれればそれでいい』そうだ。
これはまだイメッタさんの独断の段階で、彼女の父親の裁可を仰ぐ必要があるがその父親も娘には甘い性格らしく、イメッタさんは完全に俺を飼い込むつもりらしい。
まだこの世界の情勢が分からないうちは、下手に外に出ずに情報収集に勉めるのも悪くない。
イメッタさんが言うには、この世界にもフリーランス的な意味で『冒険者』という職業はあるらしい。しかし基本宿無しで木賃宿の宿賃すら払うのに苦労している連中ばかりで、町民の反応は『ちょっとマシなゴロツキ』くらいの認識らしい。
そんな底辺生活に比べれば転生直後でパトロンをゲットできた俺は、かなり運が良いのではなかろうか?
聖剣の能力に『運の良さ』が付与される話は聞いていないから、これは俺自身のラックのおかげだろう。転生早々縁起が良い。
これからの薔薇色人生を予想してニヤニヤが止まらない。前世では神や仏には絶望しかなかったが、今は神さま女神さま聖剣さまだ。
出発前に少々尿意を催したので、裸のままずっと抱き合っていたイメッタさんを離して、用足しの為にほんの数メートルその場を離れた。
「キャァーっ!!」
俺の後ろで突然イメッタさんが叫びだした。何だ何だ? 一応周りに敵の気配は感じられないから、急に不意をついて襲われた感じではない。そして彼女のフォローをしたいが、出始めた小便を止めるわけにもいかず、目で状況を確認する。というか今はそれしか出来ない。
イメッタさんは周りを確認して、元は夫であった槍使いの惨たらしい死体を見つけた。更に全裸でいる自分と、全裸でいる俺を交互に見つめて『今の状況』を理解した様だった。
そして震える目で俺に憎しみの目を向ける。その後傍らに落ちていたゴブリンのナイフを手にとって、いきなり自らの胸に突き立てたのだ。
何が起こっているのかまるで理解できていない俺を尻目に、イメッタさんは旦那さんの死体の方へ倒れ込み、一瞬安らかな表情を浮かべてそのまま動かなくなった。
慌ててイメッタさんに駆け寄り顔を見ると、彼女は既に目を見開いたまま事切れていた。
俺の聖剣には回復や蘇生の力は無い。俺が死人にしてやれる事は開かれた目を閉じてやる事だけだった。
一体何がどうなっているのか…? ついさっきまで嬌声を上げて俺に抱きついていたのに、この十数秒の間に彼女に何が…? そして安泰と思われた俺の今後は…?
その時、視界の片隅に入ってきた物が俺に真実を教えてくれた。女神が教えてくれていたじゃないか、『聖剣を体から1m以上離してしまうと、言葉も通じなくなるし色々な特典も失うから気を付けてね』と。
俺は迂闊にも聖剣から離れてしまった。そのせいでイメッタさんに対する魅了が解除され、正気に戻った彼女は夫が殺された事や、その後まもなくして俺に身を開いた事を認識してしまったんだ。
自分にナイフを刺す直前、イメッタさんは「下賤なゴブリン」と言った時と同じ目を俺に対して向けていた。
俺の腕の中で幸せそうな笑顔を浮かべていたイメッタさんは、本心では俺の事をゴブリンと同等に見ていたって事なんだろうなぁ。
辛いな… 何だよ? 俺って異世界でも気持ち悪がられる存在なのかよ…? もしかして聖剣が無かったら、この世界でもイジメられていたって事かよ…?
…まぁ、うん、今回は普通に俺のミスだな。女神に警告されていたにも関わらず聖剣を体から離してしまった。逆に誰もいない状況でこの事に気付けてかえってラッキーだったかも知れない。
俺は考えを切り替えて、服を着て旅支度を整える事にした。
女神からは確か『剣は別に手に持つ必要は無いわ。紐でも鎖でも良いから何らかの形で繋がっていれば、その切れ端から1m以内なら大丈夫だからね』と言われていた。
とりあえず聖剣を地面に置いて検証してみよう。置いた剣から歩いて離れてみると、確かに剣から1m以上離れた途端、力の漲りや思考の冴えが消えてしまう。
次に馬車の御者が馬を操作する時に使う革紐を、1m程切り出して聖剣の柄に結んでみた。
紐をめいいっぱい伸ばしてみる。すると今度は剣から2mまでは聖剣の力を享受できたのだ。なるほど、こういう事か……。
「何はなくともこの聖剣を体から離すな」という教訓を胸に刻んだわ。イメッタさんには可哀想な事をしたと思うけど、これも不幸な事故ってやつだよね。恨まず成仏(?)して欲しい。
とりあえず死体が持っていても仕方ないイメッタさんの宝飾品や馬車に積まれた貴金属類や高価そうな香辛料、現金や生活物資を頂いて、俺は元通りラモグとかいう町を目指して再び歩き出した。
4
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる