28 / 69
二期 一章
アジト
しおりを挟む
「……」
アジトに着いた俺たちは絶句していた。先ほどの薬屋よりも更に悪趣味な装飾。見ているだけで気持ち悪くなってくる。
壁は全面的に金色。門には晒し首のオブジェ。庭には墓。柵からは血が垂れているかのような装飾。
いや、悪趣味すぎる。
「どういう感性でこんなデザインにしたんだ?」
「わからないわ、全く。」
各々感想を述べているなか、セリスが異変に気付いた。
「中にいるのって、こないだの悪魔みたいな奴なんですよねぇ?」
「あんまり気持ち悪くないですぅ。」
どういうことだ?セリスの抵抗力が上がったのか?
どうやら裏がありそうだ。
「とりあえずサンの付き添いって言う体でお邪魔するか。」
「サン、頼む。」
コクリと頷いたサンは、門を開けて敷地内へと入って行った。俺たちはそれに着いって行った。
趣味の悪い扉をサンがノックすると、すぐに開き中からこれまた趣味の悪い服を着た女性が出て来た。
「サンか、入れ。む?そいつらは?」
「今回のブツの回収の為の連れだよ。」
「ふむ、お前たち、変な気は起こすなよ。マモーン様に殺されたくなければな。」
どうやらマモーンの強さがここでの信頼のようで、俺たちのような部外者を入れても、何か起こせば殺せる。とでも思っているようだ。
こちらとしても都合がいい。
「お邪魔するぜ。」
趣味悪女に着いて来いと言われたのでまっすぐ廊下を歩いて着いて行く。
小声でセリスに尋ねた。
「気分はどうだ…?」
「大丈夫ですぅ、それどころか何も感じません…」
何も感じないと言うことは、もしかしたらベルゼ・ブブより高位の使い手で、自分の魔力を隠すことぐらい容易くできてしまう奴なのでは…
悪い予想が頭の中を駆け巡る。
当たらなければいいが…
「着いたぞ。」
目の前には割とふつうのドアが1つある。なぜここだけふつうなんだよ!と心の中でツッコミを入れたくなるほどふつうだ。
趣味悪女が扉を開けると、目の前のソファに踏ん反り返ってる男がいた。
「どうしたレアンド、そいつらは?」
「サンと、今回のブツ回収協力者とのことです。」
説明を聞いたマモーンらしき男がこちらをジロジロとみて、笑顔になった。
「おぉ、やっと来たか!サン!待っていたぞ!!まさかおなごたちまで連れて帰るとはな!褒美はたんまりやろう!」
「ん?男も紛れているな、そいつはなんだ?」
「俺も連れ添いです。」
「おなご以外はいらんぞ、牢屋につめとけ。」
え?急に?!
一瞬にして趣味悪女の軍団に囲まれてしまった。おそらく二十人ほどだ。
「おいおい!聞いてないぞ、いきなりバトルスタートか?!」
「捕まえなさい。」
マモーンだと思われる男の号令で、一斉に趣味悪女が飛びかかって来た。
「いやいやいやいや!問答無用すぎない?!」
「結局こうなるのね…」
「アレクさん大丈夫ですかぁ!?」
突然襲いかかられてビックリしたが、まったくもってピンチではない。普通の人間には俺はおそらく負けないし、何人束になろうと関係ない。二人に心配かけるのも嫌だし、さっさと気絶させるか。
「女性に手を挙げるのは嫌なんだがなぁ…」
手始めに目の前から走ってくる女性の首に手刀を落とし、気絶させる。後続からふたり走ってきているので、一度上に飛んでかわす。
「捕まるかよ!」
数人が俺に反応して同じ高さまで飛んでいる。後ろの一人を手を伸ばして掴み、前に放り投げもう一人にあてる。投げた反動で少し後ろに移動し、そのまま着地。着地してすぐ目の前の三人の首に手刀を落とし、気絶させる。
俺の動きを見て、女達がたじろぎ始めた。
「お前、何だその動きは?うちのメイド達はかなりの使い手なんだぞ?」
この趣味悪い服、メイド服だったのか…普通のやつのがいいな…
「まぁ、そこそこ強くてですね…」
「そんなことより、子供を使って自分のゲスな欲求を満たすのはやめたらどうだ?マモーンさん?」
「その通りよ!!」(ですぅ!)
いつのまにかサンを連れて俺のところへ戻ってきていた二人もすでに構えており、口を揃えて言う。
「うぐぐぐ…貴様らぁ、俺を『強欲』のマモーンと知っての行動か!?」
「どうせ俺はその悪魔達と戦わなければいけない運命なんだ。今更ひかねえよ!」
「ふん!!命を大事にしないやつだ。いいだろう、お前ら!下がれ!」
マモーンの号令とともにメイド達は後ろへ下がる。
「かかってくるがいい!!」
マモーンが前に出てきて、武道の構えをとった。
「三人ともさがってて、俺がやるよ。」
三人を後ろへ下げて、一騎打ちに持っていく。
…しかし、おかしい、マモーンからあまり覇気を感じない。構えはたしかにしっかりとしたものだし、スキもない。武術の達人は間違いないだろう。だが、悪魔のような怖さ、圧倒的感をまったく感じない。
…罠かもしれない。本気で…
周りは固唾を飲んで見守っている。
静寂の中、俺が小さく息を漏らす。
「ハッ!!」
俺は全力で地面を蹴った。地面が割れ、真っ直ぐに飛ぶ。右手に軽く力を入れ、マモーンの顔面に振り下ろす。牽制を放って相手の出方を見る作戦だ。
だがマモーン、どうやら牽制に気づいているようだ。動く気配がない。おそらくギリギリで交わして反撃が来る!これは一発もらうか?いや待て?この距離流石にかわせなくない?動かないのか?
…………拳がマモーンの顔面にぶち当たった。
「ぷぎゃあああああんあんあうああああああああんああ!?!?」
瞬間もんの凄い勢いで飛んでいくマモーン。
「えぇっ!?!」
あまりの吹っ飛び方に驚いてしまったが、ここまでが罠だったら…と思い、追撃に行く。油断せずに速攻作戦に変更だ!
「ずる賢いな!いくぞ!」
「いいいやまてまてまて!!止まれ!嘘だ、マモーンじゃない全部俺が悪かった許せ待て!!」
すでにマモーンの元に近づこうとしていた俺は、全力でブレーキをかけて、土下座しているマモーンの前で止まった。
「え??何?何事?」
「申し訳ございません。私、マモーンなんて、嘘をついておりました。」
あぁ!なるほど!嘘か!だからこんなになにも感じないのか、納得納得。
って
「嘘ぉ!?」
「はい、私、少し強いだけのただの格闘家でして…」
「ど、どうしたのアレク!!」
後ろから異変を感じたアリサが近寄って来ていた。
セリスは魔法詠唱に入っている。
「セリス!アリサ!大丈夫だぞ、このおっさん、ただのおっさんだ。」
「「「え?」」」
サンも含めた三人が驚愕の顔をしている。
「なにかおかしいと思ったんだ、全く力を感じないし、セリスも反応しないし…」
と俺が二人に説明していると、背後から殺気を感じた。
「ははぁ!背を見せるとはおろか!これでも私のステータスはたかぶへぁ!!!」
おっさんが飛びかかってきたので、ものすごく力を抜いて腹を蹴った。
おっさんはその場でうずくまり、恨めしそうにこっちへ向いた。
「ぐ…そ、そんな…私のステータスはオール500近いのだぞ!?なぜ手も足も出せないのだ!!」
「500!?相当な使い手じゃない!」
アリサが仰天の顔を浮かべてそういった。
「私まだ200付近よ…ランクで言えばCほどもあるじゃない…初めて見たわ…」
「私も初めて見ましたぁ…Cなんて軍事国家にしかいないようなレベル…そんな人を軽くあしらうなんて…今アレクはどんなステータス何ですか?」
あいつそんなに強い奴だったのか…悪目立ちしちゃったかもな…
「ん~、それより、おっさんは洗いざらいした事を吐くんだな。」
俺はその場を切り抜けるべく尋問にはいった。
アジトに着いた俺たちは絶句していた。先ほどの薬屋よりも更に悪趣味な装飾。見ているだけで気持ち悪くなってくる。
壁は全面的に金色。門には晒し首のオブジェ。庭には墓。柵からは血が垂れているかのような装飾。
いや、悪趣味すぎる。
「どういう感性でこんなデザインにしたんだ?」
「わからないわ、全く。」
各々感想を述べているなか、セリスが異変に気付いた。
「中にいるのって、こないだの悪魔みたいな奴なんですよねぇ?」
「あんまり気持ち悪くないですぅ。」
どういうことだ?セリスの抵抗力が上がったのか?
どうやら裏がありそうだ。
「とりあえずサンの付き添いって言う体でお邪魔するか。」
「サン、頼む。」
コクリと頷いたサンは、門を開けて敷地内へと入って行った。俺たちはそれに着いって行った。
趣味の悪い扉をサンがノックすると、すぐに開き中からこれまた趣味の悪い服を着た女性が出て来た。
「サンか、入れ。む?そいつらは?」
「今回のブツの回収の為の連れだよ。」
「ふむ、お前たち、変な気は起こすなよ。マモーン様に殺されたくなければな。」
どうやらマモーンの強さがここでの信頼のようで、俺たちのような部外者を入れても、何か起こせば殺せる。とでも思っているようだ。
こちらとしても都合がいい。
「お邪魔するぜ。」
趣味悪女に着いて来いと言われたのでまっすぐ廊下を歩いて着いて行く。
小声でセリスに尋ねた。
「気分はどうだ…?」
「大丈夫ですぅ、それどころか何も感じません…」
何も感じないと言うことは、もしかしたらベルゼ・ブブより高位の使い手で、自分の魔力を隠すことぐらい容易くできてしまう奴なのでは…
悪い予想が頭の中を駆け巡る。
当たらなければいいが…
「着いたぞ。」
目の前には割とふつうのドアが1つある。なぜここだけふつうなんだよ!と心の中でツッコミを入れたくなるほどふつうだ。
趣味悪女が扉を開けると、目の前のソファに踏ん反り返ってる男がいた。
「どうしたレアンド、そいつらは?」
「サンと、今回のブツ回収協力者とのことです。」
説明を聞いたマモーンらしき男がこちらをジロジロとみて、笑顔になった。
「おぉ、やっと来たか!サン!待っていたぞ!!まさかおなごたちまで連れて帰るとはな!褒美はたんまりやろう!」
「ん?男も紛れているな、そいつはなんだ?」
「俺も連れ添いです。」
「おなご以外はいらんぞ、牢屋につめとけ。」
え?急に?!
一瞬にして趣味悪女の軍団に囲まれてしまった。おそらく二十人ほどだ。
「おいおい!聞いてないぞ、いきなりバトルスタートか?!」
「捕まえなさい。」
マモーンだと思われる男の号令で、一斉に趣味悪女が飛びかかって来た。
「いやいやいやいや!問答無用すぎない?!」
「結局こうなるのね…」
「アレクさん大丈夫ですかぁ!?」
突然襲いかかられてビックリしたが、まったくもってピンチではない。普通の人間には俺はおそらく負けないし、何人束になろうと関係ない。二人に心配かけるのも嫌だし、さっさと気絶させるか。
「女性に手を挙げるのは嫌なんだがなぁ…」
手始めに目の前から走ってくる女性の首に手刀を落とし、気絶させる。後続からふたり走ってきているので、一度上に飛んでかわす。
「捕まるかよ!」
数人が俺に反応して同じ高さまで飛んでいる。後ろの一人を手を伸ばして掴み、前に放り投げもう一人にあてる。投げた反動で少し後ろに移動し、そのまま着地。着地してすぐ目の前の三人の首に手刀を落とし、気絶させる。
俺の動きを見て、女達がたじろぎ始めた。
「お前、何だその動きは?うちのメイド達はかなりの使い手なんだぞ?」
この趣味悪い服、メイド服だったのか…普通のやつのがいいな…
「まぁ、そこそこ強くてですね…」
「そんなことより、子供を使って自分のゲスな欲求を満たすのはやめたらどうだ?マモーンさん?」
「その通りよ!!」(ですぅ!)
いつのまにかサンを連れて俺のところへ戻ってきていた二人もすでに構えており、口を揃えて言う。
「うぐぐぐ…貴様らぁ、俺を『強欲』のマモーンと知っての行動か!?」
「どうせ俺はその悪魔達と戦わなければいけない運命なんだ。今更ひかねえよ!」
「ふん!!命を大事にしないやつだ。いいだろう、お前ら!下がれ!」
マモーンの号令とともにメイド達は後ろへ下がる。
「かかってくるがいい!!」
マモーンが前に出てきて、武道の構えをとった。
「三人ともさがってて、俺がやるよ。」
三人を後ろへ下げて、一騎打ちに持っていく。
…しかし、おかしい、マモーンからあまり覇気を感じない。構えはたしかにしっかりとしたものだし、スキもない。武術の達人は間違いないだろう。だが、悪魔のような怖さ、圧倒的感をまったく感じない。
…罠かもしれない。本気で…
周りは固唾を飲んで見守っている。
静寂の中、俺が小さく息を漏らす。
「ハッ!!」
俺は全力で地面を蹴った。地面が割れ、真っ直ぐに飛ぶ。右手に軽く力を入れ、マモーンの顔面に振り下ろす。牽制を放って相手の出方を見る作戦だ。
だがマモーン、どうやら牽制に気づいているようだ。動く気配がない。おそらくギリギリで交わして反撃が来る!これは一発もらうか?いや待て?この距離流石にかわせなくない?動かないのか?
…………拳がマモーンの顔面にぶち当たった。
「ぷぎゃあああああんあんあうああああああああんああ!?!?」
瞬間もんの凄い勢いで飛んでいくマモーン。
「えぇっ!?!」
あまりの吹っ飛び方に驚いてしまったが、ここまでが罠だったら…と思い、追撃に行く。油断せずに速攻作戦に変更だ!
「ずる賢いな!いくぞ!」
「いいいやまてまてまて!!止まれ!嘘だ、マモーンじゃない全部俺が悪かった許せ待て!!」
すでにマモーンの元に近づこうとしていた俺は、全力でブレーキをかけて、土下座しているマモーンの前で止まった。
「え??何?何事?」
「申し訳ございません。私、マモーンなんて、嘘をついておりました。」
あぁ!なるほど!嘘か!だからこんなになにも感じないのか、納得納得。
って
「嘘ぉ!?」
「はい、私、少し強いだけのただの格闘家でして…」
「ど、どうしたのアレク!!」
後ろから異変を感じたアリサが近寄って来ていた。
セリスは魔法詠唱に入っている。
「セリス!アリサ!大丈夫だぞ、このおっさん、ただのおっさんだ。」
「「「え?」」」
サンも含めた三人が驚愕の顔をしている。
「なにかおかしいと思ったんだ、全く力を感じないし、セリスも反応しないし…」
と俺が二人に説明していると、背後から殺気を感じた。
「ははぁ!背を見せるとはおろか!これでも私のステータスはたかぶへぁ!!!」
おっさんが飛びかかってきたので、ものすごく力を抜いて腹を蹴った。
おっさんはその場でうずくまり、恨めしそうにこっちへ向いた。
「ぐ…そ、そんな…私のステータスはオール500近いのだぞ!?なぜ手も足も出せないのだ!!」
「500!?相当な使い手じゃない!」
アリサが仰天の顔を浮かべてそういった。
「私まだ200付近よ…ランクで言えばCほどもあるじゃない…初めて見たわ…」
「私も初めて見ましたぁ…Cなんて軍事国家にしかいないようなレベル…そんな人を軽くあしらうなんて…今アレクはどんなステータス何ですか?」
あいつそんなに強い奴だったのか…悪目立ちしちゃったかもな…
「ん~、それより、おっさんは洗いざらいした事を吐くんだな。」
俺はその場を切り抜けるべく尋問にはいった。
0
あなたにおすすめの小説
R・P・G ~女神に不死の身体にされたけど、使命が最低最悪なので全力で拒否して俺が天下統一します~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の現地調査のために訪れた山の中で異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた凛人。しかしその世界は、欲と争いにまみれた戦乱の世だった。
凛人はその惑星の化身となり、星の防人として、人間から不死の絶対的な存在へとクラスチェンジを果たす。
だが、不死となった代償として女神から与えられた使命はとんでもないものであった……
同じく地球から勇者として転生した異国の者たちも巻き込み、女神の使命を「絶対拒否」し続ける凛人の人生は、果たして!?
一見頼りない、ただのおっさんだった男が織りなす最強一味の異世界治世ドラマ、ここに開幕!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
DIYと異世界建築生活〜ギャル娘たちとパパの腰袋チート
みーくん
ファンタジー
気づいたら異世界に飛ばされていた、おっさん大工。
唯一の武器は、腰につけた工具袋——
…って、これ中身無限!?釘も木材もコンクリも出てくるんだけど!?
戸惑いながらも、拾った(?)ギャル魔法少女や謎の娘たちと家づくりを始めたおっさん。
土木工事からリゾート開発、果てはダンジョン探索まで!?
「異世界に家がないなら、建てればいいじゃない」
今日もおっさんはハンマー片手に、愛とユーモアと魔法で暮らしをDIY!
建築×育児×チート×ギャル
“腰袋チート”で異世界を住みよく変える、大人の冒険がここに始まる!
腰活(こしかつっ!)よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる