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第2章・婚約破棄は新たなる珍事を招く。
Happy White Day【画像付き】
しおりを挟む【ホワイトデー】
今日はホワイトデーだそうだ。貰いっぱなしは良くないらしい。余り側にはよれないが、プレゼント位は渡して貰おう。毎回確かに催促していた。まさかお返しがいるとは知らなかったのだ。あほか!と、散々周囲に怒られた。アイツら許さんからな。
はぁ?この格好ではバレる?色彩を黒にしたぞ。ダメか?せめてフード付きにしろ?だがその方が目立ちそうだぞ?
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【護衛がご機嫌取りに、無理やり頼まれた物①】
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【お仕着せ①ワンピ】
公爵家、正式なタイプ。エリー達の自称聖国への訪問時は、此方の侍女姿で挨拶をした。
【お仕着せ②ワンピ】
若い侍女向きのお仕着せ。①よりもやわらかい雰囲気。自称聖国での2日目からはこちら。
【侍女エリザベートのアップ】
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【護衛がご機嫌取りに無理やり追加された物②】
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【以下セパレートタイプ】
他にも数種類有り、組み合わせは自在である。立ち姿もみたいからと催促された。
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【皇太子様お忍び姿】
髪の色も瞳の色も変えたのにダメなのか?流石にこれならば、誰も気付かぬであろう。
せめてフードを被って下さい。でなければ大商会を城へ呼べば宜しいんです。何故わざわざ城下へ、お忍びで買い物に行くんですか…。
今日はエリザベートが母上に呼ばれて、城でお茶会なのだ!護衛がヒマしてたから捕縛した。奴ならエリザベートの趣味を熟知してる筈ではないか!
はぁ。解りました。しかしせめてフードつきの上衣を着用してください!
解った。了解だ。ほらこれなら良いであろう?護衛!早くしろ!行くぞ!
さっ財布が無い!そう言えばこの上衣には、大事なポケットが無いではないか!
護衛の視線が痛い…。ヤツめ。エリザベート付きに胡座をかいとるな!
きっ着替えたら財布を忘れたでは無いかー!前のポケットに入ってたのだ!上衣を変える時に見ろ。このバカ者ー!
おい!護衛!財布を取りに戻れ!ダッシュでだぞ!ほら走れ!戻ったら茶でも飲ましてやる。儲けてるロジャースの奢りでな!
はぁ?ならつけで買えよ。大商会なら大丈夫だろ?しかも貴方は皇太子様でしょうが?俺もうイヤ。
しかも俺はアンタの護衛じゃ無いし。
しかも…。
何故俺がご機嫌取りの写真を撮らされる羽目に…。しかも全体像が見たいと、パート②まで撮らされた。見付かったら俺が殺されるわ!
全く…。
子守りかよ。
勘弁してくれ!
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