偽りだらけの恋愛

みるくちょこ

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12歳の春

密室といえば

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たしか桜花中学校に入学する前に近所のおばさん達が言ってたっけ…。

「あの、警察が手を焼いているって噂の…??」

勇気を振り絞り聞いた。

「ああ、そうだ。」
 
と、意外なほどあっさりと認めた。

「お前は、なぜ警察が俺に手を焼いているか聞いたことはあるか」

「聞いたことないです…」

とても嫌な感じがしてきて鼓動が早くなる……

「そうか、なら。」

「えっ…」

腕を思いっきり、掴んできた彼は、柔道部の男子更衣室に私を引きずり込むと、更衣室の鍵を閉めた。

「なにをするつもりですか…」

「そりゃあ、男女で密室といやあね。」

ニヤリ。と不気味な笑みをこぼした。

私はその時の、、“羽柴ゆうき”の顔を忘れることは一生ないだろう。
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