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新たな仲間〜2〜
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マリーとの交渉も無事に終わったので、俺は引き続きスレイブに他の人材を見せてもらうことになった。
まずは説明を聞いてからということで、説明を聞く。
「私が見つけてきた人材なのですが、まず1人目は借金奴隷でCランクの冒険者です。名前はコナー、役目は斥候で気配を消す力と気配察知、素早さに優れた冒険者です。ただし攻撃や防御については普通ですのでご了承ください。」
斥候タイプの人間か、ルナやポチなんかは結構気配察知が上手いが他にいてもいいんじゃないかと思う。魔物狩りの実質的な指揮官はルナだ、ルナにも意見を聞くか。
「ルナ、お前はどう思う?」
「今後のことを考えると斥候は必要になってくると思うぞ。まあどの程度のレベルかと人間性も大事だとは思うがな。」
確かに必要な能力を持っていても使えないレベルならいらないし、人間性は大事だな。
「ご安心下さい。コナーの索敵範囲は1kmと広範囲と規格外です。ただ冒険者の評価の規定上、ランクはCどまりなんですが斥候の能力としては規格外だと思います。性格は少し頼りない所はありますが人が良すぎるほど人がいいです。そのため騙されて借金奴隷となったんです。」
索敵1kmとか凄いではないのか?俺なんか3m位だぞ。
「ルナ、索敵1kmって凄いよな?」
「私と同じ位だから、凄い方だな。」
え、ルナも1km索敵できるの!?初耳である、確かにマルス大森林でバンバン魔物を見つけるなとは思っていたが、納得である。でもルナ並の索敵能力なら凄いな。
「スレイブ、会ってみたいから準備をしてくれ。」
「ありがとうございます。次に2人目ですが元Aランクの冒険者でイザベルというAランクギルドのギルドマスターだった女傑です。元の能力や育成の能力、そして人をまとめる力はピカ1です。ただギルドが解散になった事件のせいで現在は冒険者をできない体となり、さらに仲間を大量に失ったせいで前のような覇気はありません。心の方をどうにかできれば、教育係としては1流になると思うんですが。」
事件っていうのが気になるな、それに育成能力がある人材は欲しいが心の方に問題があるんなら使い物にはならないんじゃないか?絶対にハズレ籤だろ、俺にカウンセラーの力はない。人付き合いの上手くない俺にはその女性を救うのは無理である。
「俺にその女性を救うのは無理だ、だから却下だな。」
「そうですか、私はタクミ様ならできると思ったのですが。それに今後冒険者を育てたりしたいと考えているなら絶対に必要になる人材だと思います。冒険者はきちんと導く者がいれば成長が早いですからね。」
何と言われようが俺の気持ちは揺るがない。
「何を言ってもダメだ。はい、次、次~。」
「そうですか、、、タクミ様には必要な人材だと思ったのですが。次に紹介するのはイルとルートという双子の姉弟です。この双子はまだ7歳です。」
な、7歳ってまだ子供じゃないか、何でこんな小さい子をと思うが何の能力のない奴をスレイブが紹介するとは思えないな。
「それで双子はまだ子供だが何か特別な能力があるんだろ?」
「そうです、この双子は掘り出し物です。私がこの仕事を初めてだいぶ経ちますが、私の知る中で1番のポテンシャルを秘めている人材でしょう。」
スレイブの知る中でってルナも含めてだよな。嘘だろ!?
「スレイブが知る中でってルナを含めてだよな?」
「そうです、ルナを含めてです。」
「ほう、なかなか言うなスレイブ。そこまで大口を叩くんだ、よほど自信があるんだよな?」
スレイブがそう断言すると、横で大人しく聞いていたルナだったがスレイブの言葉にプライドを傷つけられたらしく、プレッシャーを放ってスレイブを威圧し始める。
「はい、私は嘘は申しません。」
スレイブはルナの威圧を気にする事なくハッキリと言い切る。
「スレイブがそこまで言うなら会おう。」
「この双子は1点だけ注意事項があって、双子の後見人がイザベルなんですよ。だから双子を受け入れてもらうにはイザベルもセットになります。」
くそー、そういうことか、スレイブの奴は最初からセットで売るつもりだったのか。ただイザベルを最初に紹介したのはイザベルをセット商品ではなく、イザベル個人を思ってのスレイブの愛情ではあるんだろうな。
「わかった、一緒に連れて来てくれ。」
「わかりました、お連れしてきますね。」
そう言ってスレイブは席を外した。
「ルナ、どう思う?」
「もしこれからタクミが世界征服を目指すなら人を育てる人材はいつか必要になるから、いいんじゃないか。」
「でも、訳ありだぞ?」
「いろんな人間を従えるのはタクミの器量だろ。それができないのなら世界征服なんて無理だ。だけど私はタクミにならそれができると思うぞ。」
ルナに優しく微笑みかけられ、ルナの言葉と相まってグッとくるものがあった。ズルい、美人にそんなことを言われたら頑張らない訳にはいかないだろ。
「そうだな、世界征服を目指すなら必要なことだな。」
ルナの言葉でやる気スイッチの入った俺の元にスレイブがやって来た。スレイブの後ろには自信のなさそうな少年が続き、次に顔に大きな火傷と隻腕の女性が続き、女性に手を引かれて女の子、その女の子に隠れるように男の子がついて来た。
「お待たせいたしましたタクミ様、話をしてわかることもあると思いますので、ごゆっくりお話しください。」
そう言うとスレイブはニコニコしながら俺達の様子を見ている。俺はまず何を話そうか迷っていると、ルナが先に話し出す。
「お前達はタクミに命を差し出せるか?」
おい、いきなりなんてことを言い始めるんだ!初対面の人間に命を差し出せるわけないだろう。そんな中、凄みのある火傷の女性が口を開く。
「初めて会った人間に命を差し出せる訳がないだろ。金が有るからって心まで買えると勘違いしてるんじゃないだろうね。」
心まで買えるってどんな奴だと思っているんだよ。それに今はお金はあるが基本的に趣味にお金がかかり金欠だ。決して金持ちなんかじゃない。これは考えを正しておかなければ!
「俺は「タクミは確かにお金を持っている。それはそれだけタクミには才があるからだ。お前達にタクミを超えるだけの才があるのか?」
ぐぬぬ、俺の声は無情にもルナの声によって見事にかき消された。ルナの奴覚えておけよ、後でみっちり説教してやる。
「それは、、、元Aランク冒険者だった経験とギルドを束ねていた経験がある。」
イザベルは先程の威勢はなくなり、苦虫を噛み殺したように答えた。
「元Aランクに潰れたギルドのマスターの経験か。よくそれ位の力しかないのに大きな態度でいられるな。私はAランク冒険者だし、タクミ様はAランクの私に勝てるだけの力があるぞ。」
「この男がそんなに強い訳がないだろ!相手の力を測る眼力位はまだ持ち合わせてるよ。この男の動きを見ればAランク程の力がないこと位わかる。」
「その程度の眼力しかないのか、まだまだだな。」
「なんだって!あんたが強いのはわかる、でもこの男が強くないのは私でもわかるよ。そこまでいいきれるのなら証拠を見せてみな!」
そのイザベルの一言に待ってましたとルナは不敵な笑みを浮かべる。
「タクミの強さを理解したらお前はタクミ様に従うのか?」
「それは、、、まずは力を示したら考えてやる!」
「なんだ自分の目を信じられないのか。タクミ、コイツの力は大したことないぞ。」
「なんだと!わかった、コイツがそれだけの力があるのなら命でもなんでもかけてやるさ!」
「言ったな、自分の言葉には責任を持てよ。」
おいおいルナ、煽りすぎだろ。イザベルの奴、激怒じゃん。俺を巻き混むのはやめて欲しい。絶対この後の関係に影響がでるだろ。
そんな俺の気持ちを他所にルナは話を進めていく。
「コナーもそれでいいわね?」
「は、はい。」
コナーはルナのプレッシャーで声が裏返りながら答える。
「それじゃあタクミ、お前の力をこいつ等に見せるんだ!」
まずは説明を聞いてからということで、説明を聞く。
「私が見つけてきた人材なのですが、まず1人目は借金奴隷でCランクの冒険者です。名前はコナー、役目は斥候で気配を消す力と気配察知、素早さに優れた冒険者です。ただし攻撃や防御については普通ですのでご了承ください。」
斥候タイプの人間か、ルナやポチなんかは結構気配察知が上手いが他にいてもいいんじゃないかと思う。魔物狩りの実質的な指揮官はルナだ、ルナにも意見を聞くか。
「ルナ、お前はどう思う?」
「今後のことを考えると斥候は必要になってくると思うぞ。まあどの程度のレベルかと人間性も大事だとは思うがな。」
確かに必要な能力を持っていても使えないレベルならいらないし、人間性は大事だな。
「ご安心下さい。コナーの索敵範囲は1kmと広範囲と規格外です。ただ冒険者の評価の規定上、ランクはCどまりなんですが斥候の能力としては規格外だと思います。性格は少し頼りない所はありますが人が良すぎるほど人がいいです。そのため騙されて借金奴隷となったんです。」
索敵1kmとか凄いではないのか?俺なんか3m位だぞ。
「ルナ、索敵1kmって凄いよな?」
「私と同じ位だから、凄い方だな。」
え、ルナも1km索敵できるの!?初耳である、確かにマルス大森林でバンバン魔物を見つけるなとは思っていたが、納得である。でもルナ並の索敵能力なら凄いな。
「スレイブ、会ってみたいから準備をしてくれ。」
「ありがとうございます。次に2人目ですが元Aランクの冒険者でイザベルというAランクギルドのギルドマスターだった女傑です。元の能力や育成の能力、そして人をまとめる力はピカ1です。ただギルドが解散になった事件のせいで現在は冒険者をできない体となり、さらに仲間を大量に失ったせいで前のような覇気はありません。心の方をどうにかできれば、教育係としては1流になると思うんですが。」
事件っていうのが気になるな、それに育成能力がある人材は欲しいが心の方に問題があるんなら使い物にはならないんじゃないか?絶対にハズレ籤だろ、俺にカウンセラーの力はない。人付き合いの上手くない俺にはその女性を救うのは無理である。
「俺にその女性を救うのは無理だ、だから却下だな。」
「そうですか、私はタクミ様ならできると思ったのですが。それに今後冒険者を育てたりしたいと考えているなら絶対に必要になる人材だと思います。冒険者はきちんと導く者がいれば成長が早いですからね。」
何と言われようが俺の気持ちは揺るがない。
「何を言ってもダメだ。はい、次、次~。」
「そうですか、、、タクミ様には必要な人材だと思ったのですが。次に紹介するのはイルとルートという双子の姉弟です。この双子はまだ7歳です。」
な、7歳ってまだ子供じゃないか、何でこんな小さい子をと思うが何の能力のない奴をスレイブが紹介するとは思えないな。
「それで双子はまだ子供だが何か特別な能力があるんだろ?」
「そうです、この双子は掘り出し物です。私がこの仕事を初めてだいぶ経ちますが、私の知る中で1番のポテンシャルを秘めている人材でしょう。」
スレイブの知る中でってルナも含めてだよな。嘘だろ!?
「スレイブが知る中でってルナを含めてだよな?」
「そうです、ルナを含めてです。」
「ほう、なかなか言うなスレイブ。そこまで大口を叩くんだ、よほど自信があるんだよな?」
スレイブがそう断言すると、横で大人しく聞いていたルナだったがスレイブの言葉にプライドを傷つけられたらしく、プレッシャーを放ってスレイブを威圧し始める。
「はい、私は嘘は申しません。」
スレイブはルナの威圧を気にする事なくハッキリと言い切る。
「スレイブがそこまで言うなら会おう。」
「この双子は1点だけ注意事項があって、双子の後見人がイザベルなんですよ。だから双子を受け入れてもらうにはイザベルもセットになります。」
くそー、そういうことか、スレイブの奴は最初からセットで売るつもりだったのか。ただイザベルを最初に紹介したのはイザベルをセット商品ではなく、イザベル個人を思ってのスレイブの愛情ではあるんだろうな。
「わかった、一緒に連れて来てくれ。」
「わかりました、お連れしてきますね。」
そう言ってスレイブは席を外した。
「ルナ、どう思う?」
「もしこれからタクミが世界征服を目指すなら人を育てる人材はいつか必要になるから、いいんじゃないか。」
「でも、訳ありだぞ?」
「いろんな人間を従えるのはタクミの器量だろ。それができないのなら世界征服なんて無理だ。だけど私はタクミにならそれができると思うぞ。」
ルナに優しく微笑みかけられ、ルナの言葉と相まってグッとくるものがあった。ズルい、美人にそんなことを言われたら頑張らない訳にはいかないだろ。
「そうだな、世界征服を目指すなら必要なことだな。」
ルナの言葉でやる気スイッチの入った俺の元にスレイブがやって来た。スレイブの後ろには自信のなさそうな少年が続き、次に顔に大きな火傷と隻腕の女性が続き、女性に手を引かれて女の子、その女の子に隠れるように男の子がついて来た。
「お待たせいたしましたタクミ様、話をしてわかることもあると思いますので、ごゆっくりお話しください。」
そう言うとスレイブはニコニコしながら俺達の様子を見ている。俺はまず何を話そうか迷っていると、ルナが先に話し出す。
「お前達はタクミに命を差し出せるか?」
おい、いきなりなんてことを言い始めるんだ!初対面の人間に命を差し出せるわけないだろう。そんな中、凄みのある火傷の女性が口を開く。
「初めて会った人間に命を差し出せる訳がないだろ。金が有るからって心まで買えると勘違いしてるんじゃないだろうね。」
心まで買えるってどんな奴だと思っているんだよ。それに今はお金はあるが基本的に趣味にお金がかかり金欠だ。決して金持ちなんかじゃない。これは考えを正しておかなければ!
「俺は「タクミは確かにお金を持っている。それはそれだけタクミには才があるからだ。お前達にタクミを超えるだけの才があるのか?」
ぐぬぬ、俺の声は無情にもルナの声によって見事にかき消された。ルナの奴覚えておけよ、後でみっちり説教してやる。
「それは、、、元Aランク冒険者だった経験とギルドを束ねていた経験がある。」
イザベルは先程の威勢はなくなり、苦虫を噛み殺したように答えた。
「元Aランクに潰れたギルドのマスターの経験か。よくそれ位の力しかないのに大きな態度でいられるな。私はAランク冒険者だし、タクミ様はAランクの私に勝てるだけの力があるぞ。」
「この男がそんなに強い訳がないだろ!相手の力を測る眼力位はまだ持ち合わせてるよ。この男の動きを見ればAランク程の力がないこと位わかる。」
「その程度の眼力しかないのか、まだまだだな。」
「なんだって!あんたが強いのはわかる、でもこの男が強くないのは私でもわかるよ。そこまでいいきれるのなら証拠を見せてみな!」
そのイザベルの一言に待ってましたとルナは不敵な笑みを浮かべる。
「タクミの強さを理解したらお前はタクミ様に従うのか?」
「それは、、、まずは力を示したら考えてやる!」
「なんだ自分の目を信じられないのか。タクミ、コイツの力は大したことないぞ。」
「なんだと!わかった、コイツがそれだけの力があるのなら命でもなんでもかけてやるさ!」
「言ったな、自分の言葉には責任を持てよ。」
おいおいルナ、煽りすぎだろ。イザベルの奴、激怒じゃん。俺を巻き混むのはやめて欲しい。絶対この後の関係に影響がでるだろ。
そんな俺の気持ちを他所にルナは話を進めていく。
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