2 / 72
第一章
4月9日(火):幼馴染とは
しおりを挟む
【京一】
――『しかし叶わぬ恋である』。
図書委員の仕事を終えて学校を出た。駅まで歩き、ホームのベンチに座り……さきほど宮本に本気でときめいてしまったことを改めて考えたのだが、すぐにその結論に至った。
ちなみに宮本は徒歩通学で僕は電車通学。
もし同じ通学路だったなら流れのまま共に下校できただろうか。少し思い描いてみただけでも胸が高鳴る。美少女のクラスメイトと共に下校するなんてまるで夢のようだ。
にぎやかな声が、線路を一つ挟んで向こうのホームから聞こえる。僕の乗り降りしているこの路線は、この大きな駅舎の中で一番端の小さなホームである。同じ高校の生徒たちの中でも、こちらの路線を利用しているものは少ない。
図書室の閉館時間はすなわち学校全体の最終下校時刻。図書委員の仕事を終えて学校を出たため、ちょうど、部活動を終えた生徒たちと帰宅のタイミングが重なる。
同じ学校の生徒であるはずなのだが、帰宅部の僕の目にはいっそ別世界の住人に見える。
彼らは、まさしく青春の体現者なのだ。
部活動に所属しているかどうかで優劣など付けられるはずもないが、しかし一方は運動や文化活動に精を出していて、一方は熱意を向ける対象もなくただ無為に日々を消費しているとあれば、どちらかより充実した高校生活を送れているか答えは明白である。
こちらの小さなホームは、静かで、虚しい。
向こうのホームは、賑やかで華々しい。
線路を境界線として隔たるこの二つ。例えば宮本ならどちらにいるだろうかと考えれば、それは当然、向こうだ。
宮本も部活こそしていないが、ただ僕とは違ってしっかりと高校生活の日々を謳歌しているはずである。明るく、優しく、いつもクラスの中心にいる彼女の日々は見るからに華やかだ。
――今、線路で隔てられている二つのホームの様に、僕と宮本とでは、まさしく住む世界が異なる。
その境界線を越え、笑顔を向けてくれるのが彼女の良いところだが、それで心理的距離が縮まったと勘違いしてはならない。
叶わぬ恋なのである。その事実を思い、自分を戒める。
まあ、そんなことは深く考え込むまでもなくすでに分かりきっていることだ。始めからそれが分かっている以上、どうにか頑張って彼女を振り向かせようなんて考えることもない。負け戦はしまい。
ただし、夢を見るなら一向にかまわないだろう。宮本と恋仲になれれば幸せだろうなあという夢を見つつ、でも所詮それは夢だと弁えて現実を過ごすのだ。
……今後とも、宮本と共に図書委員の仕事をするのを楽しみにしていよう。
というわけでやり切れない気持ちが収束して、ふう、と一息ついたところ――。
「なに一人で溜め息なんかついてんの。辛気臭い」
そう言って、すっ、と僕の座るベンチの隣に女生徒が並び立つ。
西日の照射を受けてできた彼女の影は長く伸び、俯く僕の視界の中を斜めに切る。
僕は顔を上げつつ、答えた。
「……いや別に。ちょっと考え事してて」
「ふうん」
心底関心がなさそうだ。
クラスメイトの宮本有紗のことを考えていたなどとは言えない。隣に立つ彼女もまた同じクラスメイトであり、しかも彼女は特に宮本と仲が良いから。
「ていうか、なんであんたがこんな時間に帰ってるのよ。いつもは授業終わったらとっとと帰ってるのに」
「委員の仕事があって」
「ああ、そういえば有紗が言ってたわ。今日、図書委員の当番だって」
彼女は線路の方に目線を遣ったまま、淡々と言う。
それ以上、特に会話が広がることはなく。二人の間に沈黙が訪れる。一人増えたところで依然として閑散なこちらのホームに対し、向こうのホームの喧騒はなおも止まない。
僕が乗り降りしているこの路線は、この大きな駅舎の中で一番端の小さなホームだ。同じ学校の生徒で、他にこの路線を使用している者は少ない。――その少数のうちの一人が、今、僕の隣に立っている彼女なのである。
少しして、僕らが待つホームに電車がやって来た。きいいい、と甲高い音を立てながら徐々に減速していき、やがて停車する。
「さ。乗ろうよ」
短く言って、彼女はさっさと歩き出す。幼い頃から変わらない、後ろ頭に垂らしたポニーテールがふわりと踊る。
クラスメイトの高槻凛に続いて、僕は電車に乗り込んだ。
/
見慣れた景色が右から左に流れていく。僕は電車に揺られながら、何気なしに窓の向こうの景色を眺めていた。
木々や家々が通り過ぎる瞬きの合間に、陽光が車内に差し込んでくる。チカ、チカチカ、とリズムよく明滅する光は、まるでモールス信号のようだ。僕はモールス信号なんて読めないが。
凛と、並んで座る。
たまたまホームで会ったのでそのままの流れで一緒に乗車しているが、普段は凛と一緒に下校することはない。そもそも下校時間が被らないのだ。
凛は、うちのクラスの学級委員長を務めている。
担任教師の意向によって各委員の担当はクジによって決められたわけだが、さすがにクラスを取り仕切る委員長をクジで選ぶわけにはいかないので、前もって立候補が募られた。そこで颯爽と手を挙げたのが彼女であった。
凛は一年のときも委員長をしていた。いや、高校に入ってからだけではない。彼女は昔からよくそういった場面で率先して名乗り出るような人間だったのだ。幼い頃から一緒にいた僕はよく知っている。
さらに現在は学級委員長だけでなく生徒会にも所属しているようで、何かと忙しいようである。下校時間が遅いにもそのせいだ。放課後になったらさっさと教室を出て帰宅する僕とは違う。
隣り合って席に座るが、特に会話はなし。
沈黙の中、がたんがたん、と車両の揺れる音だけが聞こえる。気まずいとは感じない。凛は鞄から取り出した文庫本に視線を落とし、僕は対面の窓の向こうで流れる景色をぼうっと眺める。
「凛と一緒に電車乗るのって、久しぶりだよな」
ふと、呟いてみた。
本に向けていた視線を僕の方に向けて、凛が応える。
「だってあんた、いつも朝は授業開始ぎりぎりの電車で来るし、放課後になるとすぐに帰ってくじゃない」
「あ、はい。ごめんなさい」
彼女の強い語気に煽られ、自然と謝罪の言葉が漏れてしまう。
凛は咎めるような目つきを伏せ、また視線を手元の本に戻す。それからまた、沈黙。
十分ほど経って、目的の駅に到着した。電車を降りて改札を抜ける。凛はそのまま足早に歩き出した。……僕も彼女に続く。
駅を出て、二人、進行方向は同じである。
線路に沿った道を共に歩く。相変わらず会話はないが、気まずいと感じないのも変わりはない。
僕の少し前を姿勢よく歩く凛。彼女の歩みに合わせ、髪束が右へ左へと揺れる。
ポニーテールとは、すなわち、仔馬の尻尾。それをなぞらえてつけられた呼称である。
凛は、幼い頃と比べればかなり雰囲気が変わった。成長して子供らしい無邪気さなどとうに脱ぎ捨てた彼女であるが、しかしその髪型だけは幼い頃からずっと変わらない。
前を歩く彼女――その後ろ頭で左右に振れる髪束はまさに元気な仔馬のような振る舞い。それが今の凛の中で唯一、子供らしさの名残であるとも感じさせられる。
少しして自宅が見えてきた。駅から歩いたのはせいぜい五分ほどだが、いつも一人でぼうっと考え事をしながら歩くよりは時間が長く感じた。
僕は自宅の前で足を止める。
凛は何も言わずにそのまま数メートル先まで歩いて、隣の家の前で立ち止まった。
「じゃ」凛がこちらに向き直り、短く言った。僕は、「あ、うん。じゃあ」と返す。
僕らはお互い隣り合った家々に入っていった。
僕と凛は、いわゆる幼馴染という間柄だ。
幼馴染と聞いて世間一般が思い浮かべる俗的なイメージと言えば、小さい頃からずっと一緒にいてお互いをよくわかり合っている無二の友人といった具合だろうか。ことさら男女の幼馴染であれば美化されがちだ。
しかし、そんなものは所詮、フィクションの話である。
幼馴染とは、字面から読み取るに『幼い頃からの馴染み』という意味であって、それ以上の特別な意味はない。僕らは、ただその字義に倣った意味としての幼馴染なのである。
挨拶をしても素っ気なく返されるだけ。
他愛ない話で盛り上がることもない。
わざわざ示し合わせて登下校を共にすることもないし、なんなら友人グループがそもそも別々だ。
確かに幼い頃にはよく遊んでいて、それこそ唯一無二の友人という距離感ではあった。だが、それはあくまで幼い頃の話。
高校生にもなると関係性もお互いの性格も大きく変わるものだ。今はただ、『馴染み』のあるクラスメイト――それだけ。
例えば仮に僕が甲子園出場を目指す野球部のエースだったとしても、隣人で幼馴染である凛が心から応援してくれて陰ながら支えてくれて、やがて心を通い合わせ、あまつさえ恋愛関係に発展するとか、――そんなことにはなり得ないと思う。
片方がドラマ性のある立場に立っていても、では幼馴染だからと言ってもう一方が無条件にそのドラマに関わるかと言えばそうではないのだ。
ましてや、この平凡な男子高校である僕の生活にドラマ性などありようもなく――したがって、僕と凛との間に何らかのドラマが生じることなど、あるはずがないのだった。
※次回更新・・・1/2(土)―17:00
――『しかし叶わぬ恋である』。
図書委員の仕事を終えて学校を出た。駅まで歩き、ホームのベンチに座り……さきほど宮本に本気でときめいてしまったことを改めて考えたのだが、すぐにその結論に至った。
ちなみに宮本は徒歩通学で僕は電車通学。
もし同じ通学路だったなら流れのまま共に下校できただろうか。少し思い描いてみただけでも胸が高鳴る。美少女のクラスメイトと共に下校するなんてまるで夢のようだ。
にぎやかな声が、線路を一つ挟んで向こうのホームから聞こえる。僕の乗り降りしているこの路線は、この大きな駅舎の中で一番端の小さなホームである。同じ高校の生徒たちの中でも、こちらの路線を利用しているものは少ない。
図書室の閉館時間はすなわち学校全体の最終下校時刻。図書委員の仕事を終えて学校を出たため、ちょうど、部活動を終えた生徒たちと帰宅のタイミングが重なる。
同じ学校の生徒であるはずなのだが、帰宅部の僕の目にはいっそ別世界の住人に見える。
彼らは、まさしく青春の体現者なのだ。
部活動に所属しているかどうかで優劣など付けられるはずもないが、しかし一方は運動や文化活動に精を出していて、一方は熱意を向ける対象もなくただ無為に日々を消費しているとあれば、どちらかより充実した高校生活を送れているか答えは明白である。
こちらの小さなホームは、静かで、虚しい。
向こうのホームは、賑やかで華々しい。
線路を境界線として隔たるこの二つ。例えば宮本ならどちらにいるだろうかと考えれば、それは当然、向こうだ。
宮本も部活こそしていないが、ただ僕とは違ってしっかりと高校生活の日々を謳歌しているはずである。明るく、優しく、いつもクラスの中心にいる彼女の日々は見るからに華やかだ。
――今、線路で隔てられている二つのホームの様に、僕と宮本とでは、まさしく住む世界が異なる。
その境界線を越え、笑顔を向けてくれるのが彼女の良いところだが、それで心理的距離が縮まったと勘違いしてはならない。
叶わぬ恋なのである。その事実を思い、自分を戒める。
まあ、そんなことは深く考え込むまでもなくすでに分かりきっていることだ。始めからそれが分かっている以上、どうにか頑張って彼女を振り向かせようなんて考えることもない。負け戦はしまい。
ただし、夢を見るなら一向にかまわないだろう。宮本と恋仲になれれば幸せだろうなあという夢を見つつ、でも所詮それは夢だと弁えて現実を過ごすのだ。
……今後とも、宮本と共に図書委員の仕事をするのを楽しみにしていよう。
というわけでやり切れない気持ちが収束して、ふう、と一息ついたところ――。
「なに一人で溜め息なんかついてんの。辛気臭い」
そう言って、すっ、と僕の座るベンチの隣に女生徒が並び立つ。
西日の照射を受けてできた彼女の影は長く伸び、俯く僕の視界の中を斜めに切る。
僕は顔を上げつつ、答えた。
「……いや別に。ちょっと考え事してて」
「ふうん」
心底関心がなさそうだ。
クラスメイトの宮本有紗のことを考えていたなどとは言えない。隣に立つ彼女もまた同じクラスメイトであり、しかも彼女は特に宮本と仲が良いから。
「ていうか、なんであんたがこんな時間に帰ってるのよ。いつもは授業終わったらとっとと帰ってるのに」
「委員の仕事があって」
「ああ、そういえば有紗が言ってたわ。今日、図書委員の当番だって」
彼女は線路の方に目線を遣ったまま、淡々と言う。
それ以上、特に会話が広がることはなく。二人の間に沈黙が訪れる。一人増えたところで依然として閑散なこちらのホームに対し、向こうのホームの喧騒はなおも止まない。
僕が乗り降りしているこの路線は、この大きな駅舎の中で一番端の小さなホームだ。同じ学校の生徒で、他にこの路線を使用している者は少ない。――その少数のうちの一人が、今、僕の隣に立っている彼女なのである。
少しして、僕らが待つホームに電車がやって来た。きいいい、と甲高い音を立てながら徐々に減速していき、やがて停車する。
「さ。乗ろうよ」
短く言って、彼女はさっさと歩き出す。幼い頃から変わらない、後ろ頭に垂らしたポニーテールがふわりと踊る。
クラスメイトの高槻凛に続いて、僕は電車に乗り込んだ。
/
見慣れた景色が右から左に流れていく。僕は電車に揺られながら、何気なしに窓の向こうの景色を眺めていた。
木々や家々が通り過ぎる瞬きの合間に、陽光が車内に差し込んでくる。チカ、チカチカ、とリズムよく明滅する光は、まるでモールス信号のようだ。僕はモールス信号なんて読めないが。
凛と、並んで座る。
たまたまホームで会ったのでそのままの流れで一緒に乗車しているが、普段は凛と一緒に下校することはない。そもそも下校時間が被らないのだ。
凛は、うちのクラスの学級委員長を務めている。
担任教師の意向によって各委員の担当はクジによって決められたわけだが、さすがにクラスを取り仕切る委員長をクジで選ぶわけにはいかないので、前もって立候補が募られた。そこで颯爽と手を挙げたのが彼女であった。
凛は一年のときも委員長をしていた。いや、高校に入ってからだけではない。彼女は昔からよくそういった場面で率先して名乗り出るような人間だったのだ。幼い頃から一緒にいた僕はよく知っている。
さらに現在は学級委員長だけでなく生徒会にも所属しているようで、何かと忙しいようである。下校時間が遅いにもそのせいだ。放課後になったらさっさと教室を出て帰宅する僕とは違う。
隣り合って席に座るが、特に会話はなし。
沈黙の中、がたんがたん、と車両の揺れる音だけが聞こえる。気まずいとは感じない。凛は鞄から取り出した文庫本に視線を落とし、僕は対面の窓の向こうで流れる景色をぼうっと眺める。
「凛と一緒に電車乗るのって、久しぶりだよな」
ふと、呟いてみた。
本に向けていた視線を僕の方に向けて、凛が応える。
「だってあんた、いつも朝は授業開始ぎりぎりの電車で来るし、放課後になるとすぐに帰ってくじゃない」
「あ、はい。ごめんなさい」
彼女の強い語気に煽られ、自然と謝罪の言葉が漏れてしまう。
凛は咎めるような目つきを伏せ、また視線を手元の本に戻す。それからまた、沈黙。
十分ほど経って、目的の駅に到着した。電車を降りて改札を抜ける。凛はそのまま足早に歩き出した。……僕も彼女に続く。
駅を出て、二人、進行方向は同じである。
線路に沿った道を共に歩く。相変わらず会話はないが、気まずいと感じないのも変わりはない。
僕の少し前を姿勢よく歩く凛。彼女の歩みに合わせ、髪束が右へ左へと揺れる。
ポニーテールとは、すなわち、仔馬の尻尾。それをなぞらえてつけられた呼称である。
凛は、幼い頃と比べればかなり雰囲気が変わった。成長して子供らしい無邪気さなどとうに脱ぎ捨てた彼女であるが、しかしその髪型だけは幼い頃からずっと変わらない。
前を歩く彼女――その後ろ頭で左右に振れる髪束はまさに元気な仔馬のような振る舞い。それが今の凛の中で唯一、子供らしさの名残であるとも感じさせられる。
少しして自宅が見えてきた。駅から歩いたのはせいぜい五分ほどだが、いつも一人でぼうっと考え事をしながら歩くよりは時間が長く感じた。
僕は自宅の前で足を止める。
凛は何も言わずにそのまま数メートル先まで歩いて、隣の家の前で立ち止まった。
「じゃ」凛がこちらに向き直り、短く言った。僕は、「あ、うん。じゃあ」と返す。
僕らはお互い隣り合った家々に入っていった。
僕と凛は、いわゆる幼馴染という間柄だ。
幼馴染と聞いて世間一般が思い浮かべる俗的なイメージと言えば、小さい頃からずっと一緒にいてお互いをよくわかり合っている無二の友人といった具合だろうか。ことさら男女の幼馴染であれば美化されがちだ。
しかし、そんなものは所詮、フィクションの話である。
幼馴染とは、字面から読み取るに『幼い頃からの馴染み』という意味であって、それ以上の特別な意味はない。僕らは、ただその字義に倣った意味としての幼馴染なのである。
挨拶をしても素っ気なく返されるだけ。
他愛ない話で盛り上がることもない。
わざわざ示し合わせて登下校を共にすることもないし、なんなら友人グループがそもそも別々だ。
確かに幼い頃にはよく遊んでいて、それこそ唯一無二の友人という距離感ではあった。だが、それはあくまで幼い頃の話。
高校生にもなると関係性もお互いの性格も大きく変わるものだ。今はただ、『馴染み』のあるクラスメイト――それだけ。
例えば仮に僕が甲子園出場を目指す野球部のエースだったとしても、隣人で幼馴染である凛が心から応援してくれて陰ながら支えてくれて、やがて心を通い合わせ、あまつさえ恋愛関係に発展するとか、――そんなことにはなり得ないと思う。
片方がドラマ性のある立場に立っていても、では幼馴染だからと言ってもう一方が無条件にそのドラマに関わるかと言えばそうではないのだ。
ましてや、この平凡な男子高校である僕の生活にドラマ性などありようもなく――したがって、僕と凛との間に何らかのドラマが生じることなど、あるはずがないのだった。
※次回更新・・・1/2(土)―17:00
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
**俺、東大院生の実験対象にされてた。**同居している美人家庭教師のやばい秘密
まさき
青春
俺は今、東大院生の実験対象になっている。
ある雨の夜、アパートの前にずぶ濡れの美女が立っていた。
「家庭教師です。住まわせてください」
突然すぎる申し出に困惑しながらも、なぜか断れなかった。
桐島咲楽、東大大学院生。成績は天才、料理は壊滅的、距離感はおかしい。毎日転ぶ、焦がす、なぜか距離が近い。そのくせ授業は鬼のように丁寧で、俺のことを誰よりもよく見ていた。
偏差値42だった俺の成績は、気づけば上がっていた。でも、それより気になることがある。
咲楽さんが、研究ノートに何かを書いている。「被験者」という文字が、見えた気がした。
距離が近いのは、データのためか。褒めてくれるのは、実験のためか。でも、あの顔は。あの声は。
「データじゃなくて、私がそう思っています」
嘘をついているような顔じゃなかった。
偏差値42の俺に、東大院生の美女が押しかけてきた。ドタバタな毎日の中で、俺の心臓が休まる暇がない。これはドキドキなのか、心配なのか。それとも、もう恋なのか。
不器用な天才と、鈍感な高校生の、やばい同居生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる